2016年消防出初式。消防出初式というものへはじめて行ってきました。消防・消防団の皆さんとても親切によくして頂きました。話してみると普段はぜんぜん異なる仕事をしている消防団の方々もいて、消防団に入るとこのようなビックイベントに参加できて楽しそうだな、と思いました。

渋滞もなく順調に来れたのでちょっと早めに到着。毎年約8万人の人出ということで、駐車場は覚悟して行ったのですが並ぶこともなく入れました。

何気なく声をかけられ子供が消防服を着させてもらえばこの日第一号ということで、いい思い出になりました。次いで私も半ば強制的に着させられましたが、着てみれば楽しいものです。消防服を着て思ったことは
1)これは夏は暑そう、2)これで重い装備をさらに担いで、しかも走ったり俊敏さも求められ大変そう、3)視界が前しかみれなくるので慣れないと左右の遠近感がまったく掴めない、でした。日々の訓練も大変そうですが、現場では危険もあって、この装備が守ってくれるとはいえ、かなりの重労働といえるでしょう。

この車両が一番恰好よかったです。男心をくすぐるようなデザイン。ハイキー気味に一枚。

ちょっと露出をアンダーにして赤レンガ倉庫と一枚。

横から一枚。
消防出初式では放水が一番メインのイベントと到着してから知り、いい場所を聞いて場所取りをしてみることに。

先にトイレも済ませつつ、船も一枚。面白い光景だったのがSAや花火大会、あるいはライブ会場などでは女性トイレが長蛇の列で、男性トイレが並ぶことなどまずないものですが、ここでは逆でした。女性側は並ばず、男性側は長蛇の列。と言っても進むのも早いですが。あれ来場者は男性のほうが多いのかな、と見渡してみてもそんなことはない。理由は女性トイレの仮設が十分に用意されているため、海沿いで冷えそうなところでも、並ぶことなくトイレに行くことができるよう対策がされている結果でした。
これはすばらしい配慮ではないでしょうか、横浜消防出初式。こんなにうまく配慮をしているイベントを見たことがありません。

まだがらがらだったのが、ほんの10分もしないうちにいきなり人出が多くなりました。イチガン持った方もたくさん。中には脚立を持ってきているこだわり派も。

トイレを済ませて戻ってみれば、家族がどこか一瞬分からず、ぐらいの人出が急に。みなさんどこにいたのでしょうか。

これはトリミング。標準系ズームだけでも、トリミングすれば少しなんとかなります。

まずはヘリの放水。肝心なところでプロペラ流せず。話を聞いていると例年はこのヘリコプターの放水と、プロペラが巻き上げる海水でかなり濡れるそうです。2016年は風も止まりさして水しぶきも飛んできませんでした。

次に船の海上放水。左の船は海上保安庁です。

対岸の放水開始。

すぐ横から放水開始。水しぶきが飛んできます。露出もいろいろ試しながら。これだけの晴天下だとPLフィルター一つぐらいあってもいいかなと思い始めました。フェリーの流し撮りなどかなり白とびで厳しいものがありました。

それぞれが放水し終わったあとは、そしてまた船が放水し、

一斉放水の開始です。レンズが濡れて汚れています。

超広角でないと撮りきれません。ちなみに放水が開始した頃、なぜかコンデジが死亡。電源も入らずうんともすんとも。

海風にあたりながら、隣のマダムに押され場所を脅かされながら2時間場所取りしましたが、あっという間に終了です。観艦式や火力演習と比べてしまえば、非常に物足りない、かもしれません。放水をもう少し考慮すると、ぐっとよくなるような気がします。もっと放水時間を長くして、船もあと2隻追加で密度も上げて、車両からも放水するなどするとせっかくの広報イベント、観る市民の満足度もあがると思います。

放水が終わると、蜘蛛の子を散らすように、沿岸にいた人達が会場各所へ。

放水が終わるのがお昼時もあり、皆さんそれぞれにランチタイム。ラーメンなども販売しているのですがこの時間になると長蛇の列。

冷えた体を温めてくれそうなラーメンに惹かれつつも、会場を一回りして、我々は横浜ラーメン博物館へ行こうということに。

アメリカの消防車。大きさ、つまり迫力、存在感が違います。デザインもいい。

標準ズーム+近寄れなくとも=トリミングでこのような写真も作れる時代。頼りすぎると腕が上達しませんが。

普段は撮れないであろう一枚。
このカメラ、今までのキヤノン機より、よく言えば同社比でクールな色に撮れるのですが温かみがなくなってしまったように思います。風景向き機種だけこの方向でいくのか、全般シフトするのか、前者であることを望みます。私の場合キヤノンレフ機をメインとして選択している理由は1)温かみ、とくに人物撮影において、2)AFと起動の速さ、3)レンズ構成に尽きます。ちなみにこの日会場ではニコンが圧倒的多数でした。

あ、乗ることもできます。整理券もらったり、長蛇の列に並べば。他にも白バイに乗れたり、消防車の前で写真を撮れたり、共に並ぶことが必要ですが、記念品(反射板がついたキーホルダー)ももらえます。

横浜。ブルーライト違いで。

これだけ人出があるイベントはかなり久しぶりで、カメラをはじめてからだと初かもしれません。つまり、

「
2016年消防出初式」の写真がすでにネット上に多数UPされ、日を追うごとに写真が増加していくわけですが、これだけたくさんの人達の写真を見て、見比べられて「なるほど、そう撮るか」「それは思いつかなかった」など、勉強にもなり、そしてこんな楽しみ方もあるのかと、思っているところです。混雑は嫌ですが、そんな意味ではイベントに出向くのも一考です。

水平、建物に対して平行、上下方向も平行、な写真をさっと撮れるようになりたいところです。これはちょっと右が開いてしまいました。

白と黒。気持ちいほどに色が少ない。

建設業界の技術はすごいと思います。こんな重機まであるのですね、な新横浜駅あたり。
ラーメン博物館はスマホで混雑状況を確認できるらしく、家人が見てみれば館内各店舗30分~1時間待ちとの情報で、行先変更。

新横浜駅前。

新横浜駅ビル。

ビル内にある中華料理屋「
點心茶室 新横浜店」へ。
横浜中華街は、リーマンショック後の不景気にだいぶ荒廃が進んだと思います。美味しいお店が軒並みなくなり、ランチで980円食べ放題のようなお店が席巻し、だいぶクオリティが下がったと思います。そんな中でも美味しそうなお店を探して行ってみれば、あまりの味に絶句したくさん残してしまったことも。それ以来選択肢に入りません。そして東日本大震災後の不景気が後押しさらに荒廃が進んでいるのかなと思い、ネットで見てみると、
こんな状況のようです。

ランチセット、黒酢の酢豚とエビチリ、点心を選択。家人たちはラーメンセットで+焼き餃子をセレクト。ランチセットは1,000円少々から頂けます。

プラス500円で半ラーメンも追加。神奈川名物
サンマーメンを選択。はじめて食べましたが思っていたよりもスパイシーでした。
そしてこのブログを記して知りましたが、消防出初式は各地でイベントがあるのですね。東京も。来年は東京の出初式行こうと思います。なお
出初式の起源は江戸時代だそうで350年の歴史あるイベントという側面も。
消防出初式に
ドライブへ行こう。