1DX + 24-70F2.8Ⅱ

写真が語る和の心。目をつむり気持ちを穏やかに澄ましてみれば、聞こえてくる、まるでたんぽぽがそわそわする音のように。「満ちました」。そう糸くずのような埃がついていました。栄養価を知りたいところです。
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箱根。こちらは四か月ぶりほどの宿へ帰宅です。いつも多大によくして頂き、感謝の念が堪えません、という気持ちがいっぱいで、マックスです引くことの3+4です。四則計算が軽んじられる、そんなときもあるような気がする、わけですが、四則計算をあなどってはいけません。基礎であるのはもちろん、複雑になれば十分難しいときもあり、四則計算では限界もありますが、しかしそもそも発見した人はすごいわけです。発見したのは知人の縄文人の祖先です。私も引き算とできるだけ新しい被写体を探して彷徨う、人生のように。それが年頃のカメラ心というもの。
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途中の箱根道で、子供がおう吐しました。2~3歳でクルマ酔いがはじまるとのことで、三半規管も鍛えられないか、慣らすことはできないかと思いクルマも多めに乗せてきましたが、そんな中ではじめてのクルマ酔いかと思い、止めて様子を見ましたが少しすると元気そうになったので、そのまま来ました。
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そして家人お風呂の間は、雨も降っておらず散歩。玄関先で次のお客さんを待つその合間に旅館のおねえさんが遊んでくれました。CP+の夜も「本当に女の人好きだよね」という解説が入れば、「おじいちゃんの血だな」と私が一部容認説に立ちながら返せば、「いや血が濃くなっている」と家人とのいつものやり取り、を仲裁してくれた「それは隔世遺伝ですね」という後進の助け船。どの部分が隔世で、どの部分が隔世ではないのか、非常に曖昧になる大人の表現で玉虫色の結論で着地できる、いい語彙持っています。
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ここの施設だと子供のエネルギーを消化し切れなくなっていたので、少し選択肢から遠のいていましたが、気遣いが有り難すぎてまた近々再訪したいと思いました。
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この日は凡ミスしました。玄関から抱っこしてクルマに乗ったところで、イレギュラーに子供の靴を忘れそのまま出発。途中でハッと思い仕入れました。紐靴で履かせづらそうながら、私の趣味で見立てたところ、家人は「ちょっと女の子ぽい」とあまりお気に召さない様子で。しかしこの靴を買って一時間後「素敵な靴だね」とSAで初老の男性に声をかけてもらいました。少しでも人との関わりというインプットがあればそれもまたプラスで有り難いことです。
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最近私が「お、今日もルフトハンザ色だな、スカイマークではないほうね」と声をかける服。いつ何事で汚れるか分からないので予備もある中、着替えたら即座に家人が洗濯してくれています。デルタ、エアカナダも覚えました。精力的に教えればいくらでも吸収しそうですが、得意分野ではないので少しずつ。
G5X

ベランダでコンデジを撮ったり、コンデジで撮ったり、カメラと戯れる箱根。
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この日は雨が降ったり止んだり。来る途中は土砂降りでフロントガラスに大きな雨音がしたのもいい思い出となりそうです。翌日天気がよくなるのを見越して、本来は箱根で一泊し、箱根経由で別の目的があった旅の予定。ウエルカムドリンクのビールは一口二口で家人に没収されたゆえ「もう少しビール飲もうかな」と家人へ言えば、なんでも聞いている子供が元気に走って冷蔵庫へ行きビールを持って来てくれ、いい子です。このとき思えば、このビールだけで、夕食では珍しくお酒がほしくなく、頼んだものを家人へ献上しておいてよかったです。
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ハイキーの練習をしていると、
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この日の釣果で子供と家人が遊んでいたので一枚、つまりまたカメラ。お風呂も入ったりして時間を過ごし、
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またベランダで一枚撮っていると、ご飯の御仕度をさせて頂きますとの声で
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もちろんカメラ。そう私の唯一の友達です、カメラは。
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ご飯の準備中も、三面鏡を使ってカメラを撮れないかクリエイティブモードも搭載。と重大な失言に気づきました。訂正します、カメラ達はマイ・フレンズです、でした。複数形です。友達が思いのほかたくさんいました。嫉妬心ゆえか、この日タイ最高のISO25600をなぜかこの写真でマーク。絞り、次いでSS、少しずつISOへの意識が向上してきました。まだまだSSを体に馴染ませてからISOいじりに向かう予定です。
RX100M4

食事中、子供が珍しくまた吐いて、なんかいつもより元気がなく、お腹も下しているようで、朝一で帰ろうか、と話していると私の胸でそのまま寝てしまいました。
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よし、カメラで遊ぶか、いや友達と遊ぼう。友達が出来て一年少々なので友達と呼ぶのに照れがあるのかもしれません。寂しい人間ではありません。ピントは手動で星にしっかりと合わせず、SS優先、SS6秒にてあとはカメラ任せなF2.8、ISO500。
G5X

「あっ他のカメラでも撮ってみよう」ということで、条件1秒短くなってしまったものの、SS優先、ピントもカメラ任せで5秒、F1.8、ISO400、画角はフルサイズが24mm、1インチが換算24mmで同じながら、三脚は所持しておらず、手すりにカメラを置いてレンズの下に物をおいて固定ゆえ一眼とコンデジでは構図も異なりながら。
RX100M4

同じ条件でISO800をカメラがチョイス。RX100はキヤノン機と同じ色のような絵を出したり、このような青系が強い色の絵を出したりWBが安定せずでした。と、またしてもやってしまいました、露出が不統一でしたので、気が向いたときにまた。
線上のものは飛行機で、写真によっては最高5機がフレームインしていました。さすが航路近くです。車で眠る一期一会システム7D2verⅡを翌朝取ってこよう、と高鳴る旨を抑えるのに必死でした。
1DX + 24-70F2.8Ⅱトリミング

また吐く可能性もあると思いバスタオルも敷いた布団でスヤスヤ寝ていた子供が、突然起きて、これまた珍しく大泣きでなかなか泣き止みません。いろいろ聞いても原因が分からず、「おうちにかえろうか?」と尋ねると、いつもは元気な声で発するところ、このときはかなり弱弱しく「うん、ゴーゴー」と家に帰るという意思表示をしました。「明日朝に大好きな仲居のおねえさん来るよ?いいの?」念のため何度か確認するも変わらず「ゴーゴー」。「よし、分かった帰ろう」というと泣き止みました。体調が悪く我が家が恋しいのだと思うと、居てもたっていられません。すぐにフロントへ電話し大変迷惑ながらチェックアウトを頼みました。サービスまでしてもらい感謝御礼です。
RX100M4

クルマに乗ると帰る安堵に包まれたのかすぐに寝付きました。そして箱根の道をゆっくりと下りました。ゆっくりゆっくり下りる途中、夜も気持ち深まった時間帯、クルマも少ない中、数台が後ろから走ってきました。見通しがよくなったところでハザードをたいて、減速徐行すると、抜いていくわけですが、4台中4台ともがお礼ハザードを。日本です。
1DX + 24-70F2.8Ⅱ

そうやって湯本駅まで下りてくると、電車のライトが見え、私も少し安堵を覚えました。
G5X

夜のひと気も少ないパーキングエリアで休憩しながら帰りました。翌日携帯忘れたと何度も探してもらったところ、クルマのシート隙間から発見。携帯を見てみれば何度も鳴らしてさがしてくれたであろう履歴がたくさんありました。忙しいところ申し訳ない気持ちです。いろいろとイレギュラーな一日でした。
7D2+100-400Ⅱ+1.4

ちなみにこの旅、来る道中の港北PAにて。常備していた7D2が唯一シャッターを切った一瞬。本当は翌日に多少なりとも活躍する予定だったのですが、同じ道程・予定を近々したいと思います。
RX100M4

結局はロタウィルスだったようで、翌日にはだいぶ元気になり、翌々日は家人がひん死、私はというと、「分かる分かる」と誰にでも実感できるような表現をさせて頂くと、言うなれば即身仏がどうしてもお腹いっぱい焼肉を食べたいと、慣れない焼肉をたらふく食べて胃もたれしたような、言ってみればその程度で済みました。旅館では多大にお世話にもなり、迷惑もかけ、アルコール消毒をしてくれていましたが何よりロタがうつってないか広がってないか心配な旅となってしまいました。
体調に気を付けて
ドライブへ行こう。
Posted at 2016/03/05 12:46:22 | |
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箱根ドライブ | 日記