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ドライブへ行こうのブログ一覧

2016年03月08日 イイね!

ブレイクタイム。木の香りを聞いて、蕎麦を頂いて、一日一善を目指して。


成田空港後編の前にドライブ休憩です。

  5DsR + 100mmマクロ

85mmF1.2Ⅱレンズの後玉。


  5DsR + 100mmマクロ

久しぶりにマクロレンズを着けてみました。そういえば戦車を注文したことがありました。ときはバブルに向かう日本経済。換言すれば小学生の頃、同級生らといたずら電話で、ヘリコプターも注文しました。営業担当が本気で緊張してカミカミだったのを思い出します。大人を愚弄して愚弄し倒してた男の子が、こんな立派なカメラ好きになるなんて、しかし暇つぶしという観点でいうとさした違いはないかもしれません。


  5DsR + 100mmマクロ

ところで被写体としてのカメラを思ったときに、

  D810 + シグマ35mm

例えば先日散歩中に撮ったミノルタ機(minolta SR-T101)ですが、これと比べても、


  5DsR + 100mmマクロ

現代のデジイチは電子化・オートメーション化が進み、相反してマクロだとなかなか味のある撮りどころが減っているように感じ、難しく思います。まだまだトライもしていきたいと思っています。




  5DsR + 100mmマクロ

この日はマクロレンズを着けて、撮ってみようと思ったものがありまして、まずはカメラを被写体にしてウォーミングアップと思いましたが、比べ物にならないほどに、ある意味では過去一番難しい被写体となりました。


  5DsR + 100mmマクロ

難しいと思った被写体がこれです。使っている最中ではなく、これ単体をどう撮るか。外や自然の中に持っていくわけにもいかず、生活じみたところでどう撮るか。とりあえずマクロで撮ってみよう、と思いましたが、非常に難しく完敗でした。


  5DsR + 100mmマクロ

これは香木と言って、知っている方も多いかもしれませんが、簡単に言えば木のミイラみたいなもので、高級なお線香にもコンマ数%入っている原料の一つでもあり、熱すると香りがする木です。白洲次郎氏の婦人や、孫正義氏の父親が好み収集もし、あるいはアラブの王様は香水代りに焚き、もしくはお寺などでもよく使われます。正倉院など由緒が正しいとされるようなところでないと、そうは高級なものは焚けないとも思いますが、住職氏の胸三寸なのでしょうか。



  5DsR + 100mmマクロ

いずれにしてもお寺で焚くことがあるとしても日常的には安価なものを焚くと思います。成分を調べると近年では発がん性物質も見つかったようですが、野菜も食べすぎると体に毒であり、塩は取りすぎると死に至り、と同じような程度のことと思っています。が、子供がこれの香りに強すぎる執着心を持つようになってしまい、それはちょっと危険だと感じてセーブしています。



  5DsR + 85mm

私が持っている香木の中で立派なもの三つです。左の個体が一番ずっしりと重量があります。大きさはあまり関係なく、香りと重さで値段が決まるのですが、小さな香木は無数にあり、また安いものも所持しています。価値が分からない頃は贈り物でだいぶ放出もしましたが、この三つは眠らせてありました。台座代わりにエクステンダーを付けたままの100-400mmと大きさを比較してみました。大きな原木でも質がさしてよくなければ大砲レンズ程度のお値段なものもあり、ピンキリの世界です。写真のものは一つで私が乗っているクルマよりも、もう少しお値段がする個体になります。これをほんの少し削り香炉で焚いて香りを楽しみます。香道と言いまして、香りを聞くと表現し、香りが部屋いっぱいになると「満ちました」と発します。


  5DsR + 85mm

グラムあたり金より高価なものを燃やして終わる世界で、どのような道楽よりも、最後に行きつく究極の世界と比喩されることもあります。最高級品クラスとなるとコンデジ一つの重さで200~300万円、いや実はそれ以上することもあります。ちなみにネットで購入したこともありますがいい物はありませんでした。一本1000万円クラスの香木を自宅のたき火に5本投げ入れ、近所から「くさい」とクレームをもらった人がいまして、その方から昔に頂いたものです。どこかのやくざの親分か戦艦の艦長と思うような親分肌を持った、某半官半民企業を役員まで勤め上げた方です。「やくざ過ぎてあなたが100人いたらさすがの会社も潰れます」といつも比喩しています。とてもじゃありませんが、自分で購入する気はおきません。しかしながらこの立派な個体はもったいなくて使うこともできません。いつもは廉価なものだけを焚いています。鑑賞もできるように個体別に彫られた台座もついていますが、飾りなどせず、仕舞い込んであります。いろいろな世界があるものです。


  5DsR + 100mmマクロ

マクロついでに、靴なんかも撮ってみました。若いときは茶色も履き「そんなの履くなよ」と人生の先輩に言われたこともありましたが、いつからか黒オンリーになりました。いろいろな靴を試しましたが、私の場合はこのサントーニというメーカーに落ち着きほとんどがこの靴しか持っていません。ゴツイ系が好きな方にはものたりないかもしれませんが、まるで履いていないような心地よさ、というとオーバーかもしれませんが、軽くてしなやかで柔らかいその履き心地に魅了されました。これをよく買っていた百貨店に、真のデパートマンと思える人がいて、その人がいたから購入していた、というのもあります。値段に関係なくこれが一番作りがいいと思うと、話していたのも大きな影響を受けました。今は退職してお店をやっていてたまにお邪魔します。周りへのプレゼントとしても購入し、あまりの購入ぶりに「外商紹介致します」と言われましたが、当時狭いマンション住まいでそれもないかと。何よりそんな時代でもない上に、「今日はこのネックレス3,000万円を五本もらおうか」とか買う身分でもありません。


  5DsR + 100mmマクロ

こちらはいい靴はじめの一歩、マグナーニというメーカーで、もう15年選手ぐらいです。どの靴もメンテに補修もして長く使います。数も増えていくのでローテンションもゆとりができてより長持ちしていくようになります。とある百貨店は、年間の購入金額に応じて特別メンバーになる制度があり、たとえば特典として休日に長い車列を作る駐車場渋滞に並ばなくて止められる、というものがあります。知人がこの特別メンバーなのですが、その昔、その名前だけ語ってメンバーカードは忘れたで通して、駐車場に並ばずに入れたことがあります。私はポイントカードを作らなかったので、何のメンバーにもなりませんでした。これも今思うとポイントが勿体ないことです。そういえばカメラを立て続けに買ったヤマダ電機はプラチナ会員にすぐなりました。つい先日会員費月額300円掛かっていると知り、慌てて普通会員に戻してもらいました。


  5DsR + 100mmマクロ

この靴だけは失敗しました。若いときに調子に乗って派手目の靴をと思い、いつも購入する百貨店ではなく、某伊勢丹で購入したのですが、1DX一台分くらいしました。技法と作りが凝り過ぎて歩くと「ギシ・ギシ」と音がします。つまり靴は値段だけではないんだな、と教えてもらった靴でもあります。これを買った当時雑誌に300万円の革靴を見つけまして「こういう靴を履く人はお迎えのクルマに、着けばふかふかの絨毯に、地面を歩かないんだろうな」と思ったことがあります。そんな靴履く身分でもないと思い、手は出しませんでしたが、これまたいろいろな世界があるものです。


  RX100M2

いろいろ凝ったり、様々な経験もし、ぎらついていたころもありつつですが、今一番はまっているのが、カメラ、そしてビール鴨せいろです。このお店は二回目の訪問です。私にとっては救世主でした。


  RX100M2

しびれます。天ぷらとフライその中間に位置するかのようなウィンナーの揚げ物がお通し。いや本当に悪くありません、このアットホーム感。


  RX100M2

はじめて訪問した前回は仲間たちと来ました。この日はビール鴨せいろをしようと思いその旨を家人へ告げると、食材やら日常の買い物を頼まれ結局八袋になる人使いの粗さ、は勲章だとしても、買い物終わってみれば、どこのそば屋もなんと中休み時間。「やられた」と思って諦めず三軒目に寄ったここだけは開いていました。絶望の中に見た光です。そして撮り放題。


  RX100M2

客は私だけ。流行ってない感じですが、嫌いじゃありません。「中休みないんですか?」と聞くと「ないよ」と店主。少しずつ距離は縮めますが、この日は改めてまずは敬語から。そしてビールを注文。


  RX100M2

御年80歳の店主の母、遅い昼食中。この後クリエイター系と思われる男性客がお店の雰囲気を察知して「まずった」という表情をしながら二名来店。「すいませーん」と男性客が呼ぶも返事なし、お母さんも微動だにしないので、「お客さん来たよー、お願いします」と私がさも常連のように呼ぶと店主が「はいはい、すみませんね」とオーダーを取りへ。


  RX100M2

そんな傍らでハイコントラストモノクロモード。リッチトーンモノクロと何が違うか調査。普通のモノクロモードでは蕎麦が白とびしています。


  RX100M2

リッチトーンモノクロモード。蕎麦一本一本の輪郭がはっきりしました。こちらの店主はちょっと遅いかなと思い、いつも行く店よりビールが大目に残った段階で早めに鴨せいろをオーダー、正解でした。


  RX100M2

レトロモード。このお店けしてまずくないのになぜ流行っていないか分かりました。1)夏メニュー限定、という張り紙がしてあり、つまりは行き届いていない、2)単位は「組」で二組から店主がテンパりだし、80歳のお母さんへ「何やってんだよもう!のりは?ノリはどうした!」と怒鳴り散らす。衣がなくなった剥き出しのアットホーム感。これも嫌いじゃありません。


  RX100M2

なぜか食後の写メばかりを撮っている女の子がいたのを思い出しました。こうして撮ってみるとそれも一つかもしれません。



  RX100M2

ほろ酔いで気持ちよく歩きながら、電線を撮ってみて、これも大事なインフラであり、これなくして、ろくな生活はできなんだなと思ってみたり。


  RX100M2

そしてこの日、夜が更ける少し前二回目のビール鴨せいろへ。ここはよく来るお店です。鴨汁が熱めでゆずが効いています。思ってみればこの日二回共に、左端に陣取りました。オセロで言うと美味しいポイントですが、将棋で言うと香車の気持ちが分かりました。右に見える人はライバルの焼酎お新香親子丼派です。将棋で言うと一手進んだ桂馬に位置し、角ではないはずだと思い、条件さえ整えば私の方が早く成ることができます、そんな対抗心。そして日に二回ビール鴨せいろをして、やっと理解できました。「一日一善」の意味が。


  RX100M2

一日一善。私も伊達に苦労してきてないので、一日一機撮るという意味かと思っていましたが、その意味は日に蕎麦を二回食して、ご飯は一膳に済ませなさい、という意味かもしれません、と字すら違いましたが、一方で字が似ている観点に立てば答えからそう遠くはないはずです。


  X7 + 50mmF1.4

雨が降る日、たまにはX7と、買っただけで使っていなかった50mmF1.4を着けて実家へ。


  X7 + 50mmF1.4

こうして比べてみると、靴のドアップ写真は息苦しく、同じアップでもこのような写真のほうが気持ちよく感じます。


  X7 + 50mmF1.4

育てているという春蘭なんかも撮ってみて、そしてそのまま子供を実家に預かってもらい、



  X7 + 50mmF1.4

少し早めランチ。昼ビールの基本形ラーメンへ。蕎麦でなくラーメンでも一日一善の道へと繋がっているのか研究です。と百花繚乱どころか一輪挿しの花にも失礼なくだらない話しに花が咲いたところで、久しぶりに家人とラーメンビールしました。これも悪くありません。


  X7 + 50mmF1.4

瓶ビール大を二本ほど。大は633mlとはじめて知った中年。そして二瓶目のお通しは、ずっとあそこに忘れ去られ。細かいことは気にしませんが。


  X7 + 50mmF1.4

非常に評判が高い行列が絶えないお店で、たまたま空いているときだけ入るのですが、どこがそんなに評判なのかいまだに分からず。


  X7 + 50mmF1.4

家人には先に実家へ戻ってもらい、しばし雨のスナップを、楽しんで。


  X7 + 50mmF1.4

X7と50mmF1.4の組み合わせは少々こってり写る気がしますが、何よりこの軽い組み合わせは武器です。F1.8のほうが軽いですが、F1.4のAF速度や質感を思うと、こちらの組み合わせの方が撮っていてその気にさせてくると思います。APSに付けていますので換算で80mmになります。2002年の発売から14年1993年の発売から23年、そろそろ新型への移行が噂され、カタログ落ちしそうなので買っておいてみました。L単もいくつか更新のうわさがあるとのことで楽しみです。50mmF1.4フォトヨドバシ作例


  X7 + 50mmF1.4 トリミング

戻ればこっちもカメラ。私は実家で一寝入りさせてもらい、


  X7 + 50mmF1.4

夕食ももらって十分に時間を取って帰りました。


ドライブはブレイク、カメラで遊ぼう。

Posted at 2016/03/08 10:38:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | 街でカメラ散歩 | 日記

プロフィール

「外人の男の子2本のちくわを覗くと、両目にちくわをつけた我が子がいたり、部屋のポスターが我が子ふざけて描いた変顔の絵がでてきたりな面白動画編集うまい!を見せてくれながら外気浴したり、部屋で雨音聞きながらゆっくりしたり👍️昨夜は岡崎、堺、川口、広島ナンバーと各地から愛されてる湯。」
何シテル?   06/14 14:06
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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カテゴリ:静岡お店
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