1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

かなり暗くなったにもかかわらず、まだ滑走路に誘導灯が点きません。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

という心配をよそに、誘導灯、この日は遅いということでしたが、日の入りからほどなくすると点きました。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

アンチコリジョンライトに照らされて、誘導灯も赤く染まり、伊丹空港近く、千里川土手に煌びやかな夜が訪れました。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

まずは望遠。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

着陸機。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

離陸待機中。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

粘着的で澄みません。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

ライトに照らされた機体の模様が美しいと思いました。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

400mmで撮ったのが少ないゆえ、少々連続写真を掲載します。数枚だけ現像してみました。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

こちらは撮って出しですが、現像の利点としてWBも一通り見ることができました。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

後ほどRAWで撮り慣れていないためにCFカードがフル状態となってしまい、望遠を置くことになるわけですが、
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

暗い中でF4から試し始めたので、560mmF5.6が試せずでした。現像パターンはいろいろ試してみて。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

加えて、望遠後半は200mmF4のワイド側が多く、これなら200F2.8通しのほうがよかったではないか、という写真ばかり撮ってしまいました。夜に400mm以上で撮るとどのような光が機体に反射し、どのような構図になるのか、頭にイメージがないために、暗がりでびびってワイドに引いてしまっている状態といえます。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

写真下に無用な黒いスペースができています。AFポイントを下にして、もう少しレンズを上に向けて撮り、遠くの灯をもっと入れるべきでした。中央AFポイントは暗所に強いために真ん中に一点でおいていますが、飛行機しか見えていない余裕のなさ、とも言えます。次回の課題とします。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

こちらは撮って出しのISO25600をノイズ処理。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

ベテランの方曰く「悪くねーんだけど50じゃ腹しかうつらねーんだよなぁ」という感想があるようです。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

本来は下のラインもこれぐらいに合わせて、着陸機を撮りたいところです。左右に移動しながら撮ってみています。こちらはISO10000での撮影データを現像。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

ISO25600で撮影し少々色味を変えて現像。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

こちらはISO25600の撮って出しJPEGをノイズ処理。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

A滑走路にアプローチしていく機体。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

飛行機や空港のライトはかなり強いので、フレアも出やすい環境と言えます。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

驚くべきはAF性能です。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

ここも
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

ここでも外さず追い続けます。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

ISOやSSをいろいろと試している中ですが、
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

と、言っても画一的でベストな正解はないと知りました。無難なラインはありそうですが。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

つまり、同じ現場で撮っていても、構図やちょっとした光の入り方で同じISOでもノイズの出方が全く異なってきます。8000でもノイジーに思うときもあれば、25600でも驚くほどにノイズレスな絵が出来上がることがあります。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

カメラごと、メーカーごとのISOの感覚値を掴んで、狙う絵にどれぐらいの光が入って来るのか、ノイズが目立ちやすい背景にならないか、など
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

現場ごとでなく、絵ごとに判断する必要があると知りました。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

あるいは、現像を視野に入れて、ここではISOを高めに撮って、あとでノイズを目立たないように現像すると、いい頃合いになる、というところまでトータルでイメージでき、考えられると、さらに歩留まりが上がって行くのだと思いました。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

その前に、構図をもっと考えねばならなそうですが、現場慣れも必要そうです。次はもう少し冷静に余裕を持って、反省点を潰していきたいと思います。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

また夜の千里川堤防へ行きたく、台湾ラーメンで家人を釣っているところですが、旅行候補が複数あり、次はよくて8月9月あたりになりそうな予感。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

で、あれば気温も、そして湿度も、秋のほうがよさげな、という見方も。間が空くと場慣れ感が薄まる一方なので、早めに行きたいところですが。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

ISO25600。フィルム時代では考えられない数値であり、撮れない現場だったのでしょう。
1DX + EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×

ISO25600のまま試している間に、CFカードが終了となりました。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ここから85mm。ISO6400
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

SS1/80、ISO6400。機体をブラさないようにすると、機体が大きい場合のこの距離では、背景のライトが流れます。機体もぶれていますが。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ISOを闇雲にあげるとノイズが増し、ディテールが崩れ、SSを上げると暗くなり、下げればブレやすくなり、でその狭間を探していく作業を繰り返す現場。と言ってもいいかもしれません。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ISO耐性などにもよるので一概に言えませんが、千里川の現場において、概ねの値としては、F4あたりで、明るさも確保しながら大きな機体を近距離で止め、背景ライトも入れるにはSS250が折り合い地点かと思いました。F4の360ぐらいまでになってくると今度は暗すぎるように感じました。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F1.4クラス開放であればSS1/400でも十分明るく撮れる感想も思いました。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F2.5で試してみて、SS1/40 ISO6400。背景がかなり流れ始めます。下は違う機体ですが、参考に並べてみます。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

F1.4 SS1/50 ISO2000。機体を止めながらだと、SS50ぐらいから背景が流れ始める限界かと思いました。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

少しでも深度を稼ごうと、F2.8、iso12800。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ライトがなくなり暗くなるので、明るさを少しでも確保するべく、ピントは神頼みでF1.4。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

で、追いかけて。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

どれかは分かりませんがこの日「775」が来た、はじめて見た、と話し合っている人達が居ました。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

これを撮ってすぐに、待ち構図を作ります。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

左右に跨ぐ手前下にある緑のライト。ここをフレームぎりぎりにするのが一つの構図のようです。かつ置きピンするときは、この緑のライトにピンを合わせるのがベターなようです。追いかけてからすぐに待ち構図にしているので、緑ライトを見ると、ピントが甘くなっています。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

降下していく飛行機に引っ張られて、構図も下がってしまっています。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

雨の千里川ならではなの一枚かもしれません。飛行機のフラッシュで雨粒が照らし出され、その点まったく定番でないながら、ゆえに今回一番気に入った一枚です。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ISO16000で撮って出しJPEGの明るさを相当に上げて、ノイズ処理したのに、この写り。通常ならもっと偽色が盛大にムラになったようなボコボコの写真になるぐらいの調整です。すごいレンズです。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ここからやっといい場所が空いたので、構図を作って待ちで撮りました。誘導灯がある橋の端に登って撮っています。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

構図下、オレンジ系に見えるライトを入れるパターン。とくに高めの位置からこのライトを入れるとフレアが盛大に出るレンズも多いとのことで、嫌われるパターンでもあるようです。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ライトに照らされた雨が見てとれます。中央左の光は、離陸していった機体です。離陸した瞬間に着陸機がフレームインするタイミングもあるようですが、このときはギリギリ間に合わず。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

下のライトも入れることで、全体的に構図が下がるので、機体がもう少し降下しないと見切れます。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

ISO6400 SS1/320 F1.4
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

このノイズレス感。ありえないと思うくらいにびっくりしました。85mmはオール撮って出しです。写真によってはノイズ処理をしたものもありますが、ほとんどがそのままです。失敗もたくさんありましたが、次回は課題を潰すのと、加えて千里川反対岸からも撮ってみたく思います。
EOS 5D Mark III + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE

この日最後に大失敗作。ベテランによると、この日伊丹に唯一来たという773。この日最終便です。羽田からの飛行機です。やってしまいましたピンボケです。タオルを巻いてタオルの上から握っているので、気を付けていても轟く爆音の中、知らずのうちに力が入り、軽いotusのピントリングが回ってしまいます。何機かこれでピンボケで撮ってしまいました。
G5X

翌日は雨脚が強まる予報。もう十分に撮った、と満足も得て、台湾ラーメン食べて東京へ帰ろうか迷うも、
G5X

ホテルに戻り、
G5X

コンビニで仕入れたお好み焼きとたこ焼きで軽く晩酌しながら映画を楽しんで。ジュースはホテルの朝食をキャンセルし朝ご飯代りです。
ピークは越えて、まだ伊丹撮りはつづく
夜の飛行機を撮影しに
ドライブへ行こう。