5D3 + EF24-70mm F2.8L II USM

大井川鉄道きかんしゃトーマス号(C11形蒸気機関車)。
トーマス塗装・改修、大井川鉄道のこだわり。
5D3 + EF24-70mm F2.8L II USM + セピア+ノイズ追加

新金谷駅にはSLをはじめ
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数両の機関系車両もあり見学もできます。10時38分新金谷発よりも、少し時間に余裕を持って到着するのがお勧めです。30分前では心もとない、1時間前では時間が余り気味になる、そんな雰囲気です。つまりは10時ごろを到着の目安にすると程よい気がします。
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大井川鉄道ではトーマス号運行期間中もSLの運行が同時にされているので、蒸気が出ているアクティブなSLをカメラに収めることもできます。昭和10年代に製造された蒸気機関車が4台現役で走っているそうです。
SL運行日本一の大井川鉄道
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到着時は霧雨でしたが、雨も上がり、大雨の予報だったものの、なんとか一日天候が持ってくれた日となりました。おかげで涼しく気持ちよい気温で過ごすことができました。晴れもいいですが、次回予定は7月のため炎天下もしくはうだる湿度が心配です。
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トーマス号に乗車できる絶対数が限られているので、さほどの混雑は感じませんが、見学や改札への行列など、記念撮影をする方が多いので進み方がゆっくり目です。すべてワンテンポ遅らせると驚くほど空いてスムースになります。
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フレームアウトしている下側にはトーマス号と一緒に記念撮影しようとスペースが空くのを待っている方が多くいます。カメラをやっていると知恵が付いてきまして、手前に配置した家族という被写体で後ろの人を消し去り、変に人がいなくなるのを待ったり、わざわざ並ぶよりもいい写真が撮れると思います。うまくズームも使い多少圧縮効果を作りながら撮るとバランスがよくなるかもしれません。いろいろなところで応用できます。
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石炭は改良されていて、昔のものよりは煙が少なくなっているそうです。昔の蒸気機関車は窓を開けたままトンネルに入ると顔が黒くなると聞いたことがありますが、少なくとも窓を開けたままトンネルに入ってもそのようなことになりませんでした。煙の匂いを嗅ぎながら、旅情を感じ、いい経験となりました。
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乗車もだいぶ進んだ中、普通電車も出発したりと通常ダイヤもアクティブです。薄緑の車両が南海、シルバーは東急から購入した車両だそうです。
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我々も席に着きました。
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子供が記念撮影をしてくれて。よく撮れていました。
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窓を明けて風を感じて。しっとり雨の写真、嫌いではありません。
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後から塗ったであろうペンキが剥がれ、下地の木が見えた座席の手すり。昭和初期のレトロ感漂う客車です。
RX100M4

トーマス号、そろそろしゅっぽっぽ出発です。
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片道約1時間15分。到着する千頭駅での滞在約2時間20分。その後また1時間15分かけて新金谷駅に戻ります。次にクルマを運転するのは約5時間後ゆえ、栄養ドリンクを一本頂きます。子供はジュースでみんなで乾杯して鉄道の旅を味わいます。個人差がありますが350ml1缶ならば三時間空けると抜けて大丈夫だそうです。ビールの販売は行きのみでした。このあとおもちゃにお菓子のお土産販売、そして写真撮影に、じゃんけんゲームもあります。
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お弁当を予約して車内で食べる方もいますが、我々は到着先の千頭駅(せんず)で昼食を食べることにしました。お弁当はかなり少数派だったように思います。
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急行扱いなので、ほとんどの駅を通過していきます。通過するたびに駅や近くの道路で手を振ってくれる人がたくさんいます。撮り鉄系の方もちらほら。
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途中の停車駅では、一度トーマス号のチェックをするようです。蒸気機関車の運用には多大な手間がかかりそうです。
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ビールはとうの昔に殻ですが、ほろ酔い加減に、涼しい風、緑と石炭の匂い、蒸気の音を聞きながら、今までに経験したことがないにも関わらず、懐かしさもこみ上げてくる心地よい時間となりました。大人のデートであれば、お酒を飲みながらSLに乗るのも一考だと思います。
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鉄橋を越えるとき、温泉施設に入っているおじいさん達が裸のまま手を振ってくれます。
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トーマス機関車三回往復の代金が6万円。取れてしまったものはしかたないとして、一回2万円とはけっこういい値段がするものと思っていたら、大人往復で本来は一人約5千円でした。家人の計らいでボックス取りしてたゆえ価格が少々高くなっていました。しかしこれが極めて価値ある空間となりました。
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昔はこのような光景をよく見た気がします。駅でよく売っていた白い半透明な小ぶりのボトルに入っていたお茶も懐かしいアイテムとして思い出します。
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ボックス取り、要は向かい合って四席分の確保です。大人2名幼児1名のようなケースで大人2名分だけ取ると、向かい合って、しかも狭いスペースで相席状態となるために、けっこう疲れると思います。1万円の追加で快適で楽しく、体力的にも楽な鉄道の旅となります。
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外気が好きでない方が多いのかと思うくらい、閉めたままの人も多くいましたが「エアコンがないので自由に窓を開けてください」とアナウンスがあります。トンネルではとくに煙の匂いも少ししますが、それも旅情や昔を感じ、心地よいものです。
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きかんしゃトーマス号内限定発売のおもちゃ。電池要らずの自走式でなかなかの秀作です。おもちゃが落ちないように窓を一旦閉めました。
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あじさいと絡めて撮っているカメラ愛好家、同小僧だけでなく、仕事を受けたらしい助手付カメラマンの方たちも含め、カメラ組もちらほらが続き。トーマス号だけでなく、SLや他の大井川鉄道車両をあじさいやら、絡めて撮ってみたくなります。
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車窓に風に音に、飽きることなく、大井川やその支流とともにときが流れていきます。そしてこの日もフルオート多用。フルオートの難しさは次回。
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千頭駅に到着です。ここまでで旅の疲れはありません。やっとついた、という感覚もなく、あっという間でした。まだ乗っていたかった気持ちよさです。
大井川鉄道にドライブへ行こう。
Posted at 2016/06/25 17:00:24 | |
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大井川鐡道トーマス | 日記