D810 + 35mm F1.4 DG HSM

趣味はカメラです。もしくはカメラが趣味です。人生はじめての趣味ゆえに、どう表現するべきか、二時間悩みましたが、前者は主張が強すぎるきらいを感じます。
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

ゴルフにサーフィン、釣りなど一通りかじり、中には用具も二回以上も揃えたり、専用の車を購入したこともありましたが、まったく趣味らしいものができませんでした。
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

雨よりも薄く撮れるのか、同じような構図で試してみて。目指すところは写真を趣味にすることですが、まだその入口にも立っていません。
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

カメラ趣味、最高の利点は、シャッターを押すだけ、という簡易性です。
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

一所懸命に造るわけでもなく、一生懸命に打ち込んだ結果でもなく、それらを人差し指をほんの1乃至2mmほど動かして撮るだけです。
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

人生ごとに、多岐にわたる趣味がありますが、私の場合は「仕事が趣味」と言い切れるほどに、そういわれて相手は取っ付きにくく、あるいは会話の発展性という観点からも褒められるものではないと自覚しつつ、
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

それにのめり込み、これほどに奥深いものもないと思い、何よりも楽しいと感じた結果、様々なものにトライしても他に趣味らしいものができませんでした。
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

趣味と実益が一致してきたパターンともいえ、実利の観点からもけして悪い趣味ではなかったと思いますが、
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

世の中には「不動産が趣味」「ビルを建てるのが趣味」という方もいるわけで、
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

もう少しそのような趣味にしておけば、あるいは趣向が働いてくれればよかった、とは少々後ろ髪が短いながら引かれる思いはあります。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

別の日、ボディ違いでレンズは同じにしてみて。このレンズを仕入れた頃は、何を思ったのか同じ物をマウント違いで揃えるほどに、カメラを知りたいという欲求が強くありました。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

レンズは資産、と言われ、確かに掛け率は動産の中では悪くないほうだと思われますが、銘玉と呼ばれ、かつ限定品や個体が少ない希少品でもないと下落の一途であり、殊にサードパーティは下落率も高く、際立って資産性が低い部類になります。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

冷静に考えると、解像がよいだの、暈けが綺麗だの、笹井さんが些細だと言うのであれば、極めてそうであるということに、間違いなく、それらに散財する愚行であるという一面は否定できません。平たく言えば、さして変わらないことに馬と鹿が来賓級となり得る事態です。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

葉の質感を捉えようと、構図は捨て去り、渾身で撮ったはずが、質感も甘く。そんなときも自らを許すのがカメラのオタクです。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

ところでこのレンズ、最近になってかなり気に入っています。別のカメラにマウントコンバーターをかまして付けたところ、すばらしい描写性能に感じ、それをAFで手にできるのは大きいメリットに感じました。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

このレンズ、寄れるのですが、それは選択肢が広がり、つまりは暗い楽しみも広がります。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

カメラを本格的にはじめた当初から、最近のトレンドに反する、寄れないレンズばかり仕入れてしまったため、
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

寄らないで撮ることが、体に染みついてしまった気がします。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

これだけ数だけは撮ってきていても、今更「これだけ寄れるんだ」と感じることが少なくありません。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

あとで見るとブレている。まるで呼吸と同じほどに、日常茶飯事です。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM

明るいレンズで開放ぎみにすれば、高感度でノイズが少なくなることに大きな一助となりますが、風景全体を撮ると甘くなってしまい、しかしこれがピントを一点にすればよい子供撮りでは威力を発揮してくれるようにも思います。
EOS 5D Mark III + 35mm F1.4 DG HSM
少し前にあった灯篭イベントとは異なり、ライトが明るいので調子が狂います。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

この日は、カメラもレンズも変えてみて参上。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

表参道の電飾はじめ電球からLEDへ多くのライトアップが置き換わり、情緒的な要素が減少しているようにも思いますが、かと言って蝋燭では暗すぎると主張して初めて気づく、単なる下手の横好きなカメラオタクの、単なる我儘。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

「今週末がクリスマス」という一文をブログで拝見すれば、もうそのようなときかとの思いと流れがミハエルシューマッハ氏のようで。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

このコーナー、子供たちに大人気のアトラクションでした。鋭いバンク角、アウトから遠心力と戦い抜き去る柑橘系。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

子供撮りは、案外に撮影するバリエーションが広く、明るいレンズは一つあったほうがよい、という記述をみたことがありますが、そのように実感しています。かと言って、MFはやはり向いてなく。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

幼稚園など顔を出し、親御氏の顔ぶれを見ていると、自分たちを含め晩婚化あるいは晩産化を強く感じ受けます。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

結婚して約20年、44歳にして初産の方もいらっしゃり、そのメンタリティにも驚愕ですが、
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

私と同い年の友人も、44歳時の子であると聞けば、その時代に高齢出産も驚愕に思い。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

経済的ファンダメンタルな先行きを思えば、子供に選択肢を与えておくのが親の務めだと思い、
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

米国での出産を希望していたのですが、35歳初産は高齢出産であり、万が一のリスクも考慮して断念し、より安心できる日本での出産としました。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

公私ともに基盤も移そうと考えていましたが、それを実行しかかり、そして振り返って思えば、多くのことを捨てなければなりません。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

年を重ねたばぁばと触れ合っている姿を見れば、日本で暮らしていくことに大きな価値がある、と思い至るようにもなりました。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

車で30分でも、足が遠くなり、機会が減るというものであり、それを思えば異国へ移さずによかったと思うところです。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

近所のライトアップを二回にも分けてしまい、師走は家族との時間も増やして旅もして、さらにブログネタも溜まる中、本日の打ち合わせに向けた仕事も片付けねばなりません。
EOS 1DX + Otus 1.4/85 ZE

仕事より、写真。カメラが趣味となってのデメリット体感中です。
仕事しよう。
Posted at 2016/12/21 07:19:28 | |
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