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2017年01月10日 イイね!

神社仏閣散歩その3 神社の系譜・系列を想像しながら。

神社仏閣散歩その3 神社の系譜・系列を想像しながら。











 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

屋根という稜線に沈む太陽。やたらにエネルギーを感じるこの存在が、意味も解らず毎日登り、毎日沈み、ときに雲に覆われると雨が降り嵐が来ることもあり。昔の人には自然な流れで信仰する対象となりやすかったわけですが、それは今でもご来光と言われます。太陽が神なのかは置いておき、少なくとも太陽がなければ私たちのような姿形をした進化はなかったであろうと思われ、そして科学が進歩しようとも、今の生活もままならないかと思います。


 EOS-1D X + EF50mm F1.2L USM

深大寺、そして日を分けて大宮八幡宮からほど近い、神社仏閣散歩、次の神社へ来ました。こちらの神社も八幡宮ですが、もともとは春日社系だったようで、源頼朝氏の指導により、八幡系へ系列変更したようです。数ある系譜、あるいはほかにも武神がある中で、何故源氏は氏神に八幡を選んだのか、気になります。



 EOS-1D X + EF50mm F1.2L USM

50F1.2、柔らかい描写に向いています。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

マクロレンズは解像力が高いものが多く、精細あるいは固い描写が得意なケースが多いようです。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

神社の起源に、文化渡来のルート、あるいは歴史上の変遷と、


 EOS-1D X + EF50mm F1.2L USM

神社というものはその文化的側面も含め堀出すと深みだけでなく、広がりもあり、カメラと比べるのは失礼にあたるやもですが、それよりも切りがないワールドがそこにあるように思います。




 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

個人的に邪馬台国がどこにあったのか、気になり始めて四半世紀経ちました。ロマンに数えられる一つです。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

ロマンたる邪馬台国の所在と神社を符合させて考察、いや想像してみると、やはり繋がってくる、というような気もしています。古代・縄文からその地に祭場があった神社は多く、主だった神社その所在地が痕跡なのではないか、と考えられるからです。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

神社は、多くの人が身近にあるであろう八幡神社に稲荷神社、地域によっては天満宮に春日さん、というように、幾通りかの名称とその系譜に分けられることと思います。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

加えて、誰もが知っているであろう、伊勢神宮に、出雲大社があり、少々知名度は下がって個人的にはそれに匹敵するほどに古代から飛鳥時代に奈良時代、そして鎌倉時代を通り、歴史上意義があったのではないかと想像している八幡宮の総本社宇佐神宮があり。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

我々日本人のルーツというものは、北経由や南経由などいずれもどこかで渡来してきているのは間違いないと思われる中、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

それがあまりにも近年だとバックグラウンドの相違から文化的摩擦も起きますが、しかし換言すれば早いか遅いかの差だけでもあるといえ、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM
DSC09555
という中で言えば、我々も、我々の象徴たる存在もどこかで渡来してきたわけですが、その頃は日本人や朝鮮人という概念も種族もまだ確立する遥か前だったように思います。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

という前提の中で、八幡宮や稲荷という系譜は、渡来系とされていますが、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

伊勢や出雲も大きな目で見れば渡来文化であるとも思われ、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

邪馬台国と大和の連続性ついて私は「対等級」な合併関係にあったのではないかと思っていますが、大和系、出雲系、どちらが先かという問いに対しては出雲系が先、という見立てのほうが多いような気もしつつ、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

つまりは出雲が古来であり、大和が後からであり、大和が出雲を制圧し、出雲大社が統治および鎮めるために重要な神社として残り、



 EOS-1D X + EF50mm F1.2L USM

とはいえその後の政権は、伊勢神宮を大和、伊賀、近江、美濃、尾張と遷座(せんざ)を繰り返しながら軸としたい中で、しかし全国に広まっていた出雲族をないがしろにすることも平定の観点から適当でなく、伊勢神宮と出雲大社という二つの存在感が今もあるのではないかと想像をしてみています。なお4拍には、出雲の当時の存在感に基づく、鎮める強い願いと、気遣いを感じます。



 EOS-1D X + EF50mm F1.2L USM

とするならば、全国に2万とも4万社あるとも言われる、今でいうならコンビニの数に匹敵するほどの社の数で、その中でもセブンイレブン級にトップシェアとなった八幡宮、その総本社たる宇佐神宮はどのような存在なのであるか、という疑問が湧いてきます。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

道教事件と言われる、日本におけるトップ人事に絡んだイベントでも宇佐神宮は伊勢神宮を差し置いて影響力を発揮したことがありました。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

九州に邪馬台国があり、出雲にも一大勢力があり、かつ近畿あたりから勢力を伸ばした小国たる大和政権の前身が連合を作りつつ、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

文化的に近い風土を有していた、まずは九州邪馬台国を6:4ほどの対等合併に近い形で飲み込み、あるいは屈服させ、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

次に文化的には少し距離があった、出雲族を同じく対等合併に近い形で支配下に置いたのではないか、と想像してみています。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

伊勢神宮と宇佐神宮は、系譜は異なりますが、共通点があるそうです。それはしめ縄がないことです。これは中国江南や熱帯亜細亜を起源としているという説があるそうで、とすれば同じ故郷を持つ文化であり文化的距離感が近かったのではないかと想像します。



 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

一方の出雲大社は、非常に大きなしめ縄が特徴的で、これは同じ物と言ってもよい形状で諏訪大社にもあり、のちに綴られた古事記を手掛かりにするまでもなく、関連性があるのは明らかであると思われますが、こちらは北寄りの文化渡来とする説があり、とすれば伊勢・宇佐と出雲は一線を引く文化的距離感があったのではないかと想像します。


 EOS-1D X + EF50mm F1.2L USM

そこで宇佐神宮ですが、伊勢神宮、すなわち正確にはアマテラス敷衍体制となってから、つまりはヤマト政権となってからも、言わば遠くとも他人ではない親戚もしくは仲間、あるいは連帯感があり、ときの朝廷に一定の存在感を認められ、かつ伊勢神宮は高貴向けという背景もあり、




 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

という影響も一つしかし土台にあって、宇佐神宮勢たる八幡神社が全国に広まる下地があることになるのではないかと思う次第です。この写真を見て「ここどこ?」と聞かれたので神社であると伝えれば「神社怖い」という感想を抱かせてしまいました。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

信仰が馴染みやすかったとするならば、農耕民族とより馴染みやすいであろう、あるいは庶民に最も支持されるであろう稲荷がトップシェア、もしくは登録神社としても断トツにトップシェアになってもおかしくないと思います。というように、神社と歴史を思ってみたり、



 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

日光東照宮の系譜は最も新しいと言ってもよく、同じように天満宮も神社史の中では若い方のようです。


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

春日大社系は藤原氏系なわけですので、鎌足氏の子孫に貶められた菅原氏とは相性が悪いやもしれず、とするならば、春日神社を大切にする人は、大宰府系ではお参りしない、あるいはその逆などと、解釈をする人も出てくるやもしれずですが、




 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

出雲の例を見れば、けして相反するものではなく、鎮めるために、あるいは融和するために、敵対していたものでも神社となれば、広く相互に人も行き来するようになり、という解釈も可能であるとも想像してみたり、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

ちょっと写り込んでしまいましたがよしとして、あるいは無用な争いをしない国民性が、無意識にも神社は神社であって系譜をあまり意識しないという術になっているのではないかとも、考えすぎてみたりもしながら、


 α7 II + MC-11+ EF100mm F2.8L マクロ IS USM

神社仏閣散歩をしてみる、カメラも歴史もど素人。


またいつかの神社仏閣散歩へつづく。


神社仏閣にドライブ散歩へ行こう。
Posted at 2017/01/10 10:44:30 | コメント(4) | トラックバック(0) | 神社仏閣ドライブ・散歩 | 日記

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「最近、安達太良来ると雨が多いかも。けど梅雨の雰囲気、香りまたよくて雨も素敵。気象庁発表の関係で明日が正式な福島梅雨入り、本日この雨が事実上の梅雨入りそして3〜4日で明確な梅雨明けないまま夏日だそう(空ネット)。30度後半とか勘弁だよね。6月半ばからの夏は長い。車中泊お預け期間。」
何シテル?   06/14 20:37
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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