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2017年01月30日 イイね!

キヤノンを考える。 キヤノンで考える。   [ブラックボックスを作ろう]

キヤノンを考える。 キヤノンで考える。   [ブラックボックスを作ろう]














 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

機材は当面あれだったはずが、沖縄旅行から帰ってきて、すぐに注文した一本のレンズ「EF35mm F1.4L II USM(PHOTOHITO作例)」。ソニーのGMレンズやさらなる広角単焦点など選択肢があり、同じ画角にシグマartの優秀なレンズも手持ちにある中で、これを選びました。





 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

キヤノンの色味。殊に人撮り、さらには二度と戻らないその時々の子供撮りを、キヤノンボディにキヤノンレンズの色味で残しておいてあげたく、シグマのレンズもいいのですが、あるいは色々なレンズを試すうちにキヤノンのレンズは敬遠もしておりましたが、キヤノン×キヤノンの組み合わせは、私の場合人肌の色味が際立って美しく感じられ、さらにはキヤノンレンズの質も底上げされ、各量産メーカーを見渡してもトップクオリティの一つだと思わせるスペックも要するようになったEF35mm F1.4L II USMを選びました。



 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

開放のままでレンズフードに書かれたCanonと下の35mmという表記両方の被写界深度に入るラインが見つかりました。しかし今度は反射が問題となり、「35mm」という文字への光の回り込み量が少なくなってしまいました。難しいものです。






 X7+ EF50mm F1.4 USM + 600EX-RT × flickr
IMG_0575
X7に比較的安価な50mmF1.4でも十分な写りをする、と思えるようになってきました。X7、操作性は少々大変ですが、いうほど悪くもなく。そしてフラッシュをうまく使えば、ISO100で撮ることができる結果、フルサイズ5,000万画素、APS2400万画素など、画素ピッチが狭くともノイジーにならない写真を作ることができ、これをもっと活かせるようにもなろうと思います。





上記、4枚は勉強がてら、写真家イルコ氏が提唱する「ブラックボックス」という状態を作り、フラッシュの光だけで撮ってみました。自分が作り出した光だけで写真を撮ってみる考え方です。なお上記四枚の赤味は部屋の調度品の反射光です。



 7R2 + 2470GM

子供が寝ている夜の間に、せっかくなので手持ちかつ稼働中のキヤノン製品を並べてみました。これらにさらにはサードパーティーのEFマウントレンズも数本。リリースしたキヤノンミラーレス、同レンズ三本か四本に、EFの24mmパンケーキはもうありませんが、丸二年、足掛け三年でここまで増えて、だいぶ気合を入れたものです。



 7R2 + 2470GM

カメラを寝かせて上から集合記念撮影。この二枚は天井からのスポットライトのみで撮影。最近は画素ピッチの課題もフラッシュを活用して解決しようと思いつつ、他にも思うところがあり、5DsRのボディを最メインにしようと考えていた中で、今回EF35mmF1.4を仕入れると思い立ち、当面は着けっ放し級にしようと考えています。






 D810 + シグマart35mm

並べるだけでも一苦労、他の機材でも撮ろうと思ったときに、イルコ氏が『フラッシュはメーカーに関係なく使える』と言っていたのを思い出し試してみることにしました。







 D810 + シグマart35mm

SSも遅くなりほんのりブレてしまいましたが、まずは絞り優先フラッシュなしで撮りました。ISOは1800まで上がります。この状態から、次のブラックボックス状態を作ります。



 D810 + シグマart35mm

部屋の電気は点いていますが、フラッシュをつけないと真っ暗に写る状態です。他の光の影響を消し去って、コントロールできるフラッシュの光のみで撮影する考え方で、光や露出の勉強にもなります。真っ暗な部屋で撮るわけではないので、ピント合わせは問題ありません。



 D810 + シグマart35mm + 600EX-RT

機材構成をご覧ください。ニコンに、キヤノンのスピードライト(ストロボ)が付いて、かつ動いています。ただしフラッシュもマニュアルモードです。こちらもブラックボックス状態を作り、フラッシュの光だけで撮影しました。




 7R2 + 2470GM + 600EX-RT

という流れで、ソニーにキヤノンのスピードライトをつけて、同じくブラックボックス状態を作り、フラッシュの光だけで撮ってみました。こちらは光量を少なめに撮り、シャドウも上げて明るくしてみましたが、ISO100なのでノイズがほぼ上がりません。



 5DsR + EF35mm F1.4L II USM + 600EX-RT

新しい35mmでも撮ってみました。フラッシュの光のみでの撮影です。5D3はストラップがかなりくたびれているので新調が必要です。カメラにレンズではなく、最も影響力があり、最もコスパもよいであろう光を仕入れるという観点にも立ちつつ、平行して50mmF1.2、85mmF1.2のレンズも再考することにし、眠りかけていたこれらレンズをもっと積極的登用をしていこうと思っています。世界一周には遠く及ばず小学校のグラウンドぐらいですが、一周して戻ってきた感覚です。




 5DsR + EF35mm F1.4L II USM + 600EX-RT

光量の調整だけで、もう一枚。メーカーごとに良さもあれば、難しさもあるかと思います。ニコンでいえば多くの人の人的センサーに基づけば、好みの色味に持っていくのにひと手間要し、キヤノンであれば物撮りや風景の質感を出すのにひと手間要する気もしています。という一方で合わせて平たく言えばもっと光を知れば、機材はあまり関係ないような面もあるような気がしてきました。いや機材たる道具も大切かと思いますが、それ以上に光が大切な中で、機材ばかりに目が行くマーケット特性にサーフィンのごとく乗ってきましたが、メーカーにも都合よく、つまりは市場に資してきたとも言える中でそこから少し脱皮を図りたいとも。


 5D3 + EF50mm F1.2L USM + 600EX-RT

光りはほぼそのままな風合いに、機材を変えて。50mmF1.2になると光の捉え方が優しくなるような気がします。キヤノンのシステムは全体として優秀でありつつ、加えて、キヤノンは私のような素人が素人なりに撮っていても物撮りや風景ではとくに満足いく一枚に巡り合える率が低いようにも思います。そしてそこがまた妙味な面白味であり、この時代に、独自かつトレンディではない味を持つ85mmF1.2、50mmF1.2、20年以上も販売し続けている50mmF1.4などのレンズが現在進行形なラインナップなのも、懐の深さに思えるようになってきました。換言するならば、誰でも簡単に綺麗に撮れるだけでない、遊びを用意してくれている、かのようなメッセージに思えて。マーケットの方向性や企業規模、シェアを思えば、キヤノンにしかできないラインナップとも言えるのではないかと思います。




 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

APSに開放がF4のレンズでもブラックボックス状態を作り、フラッシュの光だけで撮ることを試してみます。ちなみに写真の1DXに85mm、さらに600EXという大き目なフラッシュライトを装着して、色々と光を試していると、それはそれは重いことで、かなり腕が悲鳴を上げます。


 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

まずはほんのり暗めに撮ってみます。


 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

次はフラッシュの光量を落としてもう少し暗めに撮ってみます。


 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

暗めに撮った画像を持ち上げて明るくしてみました。APSに暗いレンズでも、ISO100ゆえノイズは増えません。しかし光りが回っていないところはディテールが潰れてしまいます、というように多くの勉強にもなるやもしれません。


 7D2 + EF24-70mm F4L IS USM + 600EX-RT

同じ写真のシャドウを思いっきり下げ、コントラストを上げてみました。まるでロゴが発光しているかのように見えます。




 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

暗い写真ばかりではなく、明るい写真も、ということで次は朝の光とフラッシュを混ぜて撮ってみました。白黒写真を撮ったときに思った、色ではなく光りの諧調、あるいは影のグラデーション。自然光、フラッシュ問わず、しかしフラッシュであればコントロールもしやすいながらの、周り込む光や反射光にヒントがありそうです。




 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

写真。子供を撮るために、その一心でやってきました。絞り優先しかしたことなかった中で、飛行機撮影に出会い、SSやISO、流し撮りを通じてまたいろいろと考えさせられ、カメラを一歩教えてもらった気がします。さらにはあとあとSSのコントロールは、フラッシュを使った場合、遠くの明るさをコントロールできるということも知りました。とにかくたくさん撮るという、物量を経験値として、かつ物量を増やすことでリスクを減らし、今しかない子供という存在を前に、少しでも急速にカメラを上達させようと、何でも撮ってきましたが、さすがに子供撮り以外は飽きも来ました。ちなみに解像感というベクトルも飽きやすいような気もします。



 1DX + EF85mm F1.2L II USM + 600EX-RT

知りたいという気持ちがいつしからか、子供撮り以外の飽きをごまかすように機材も投入し、あるいは極めねばというセルフ鼓舞もしたりしましたが、ここに来てキヤノンの深みを味わってみようと思うと、写真への飽きを克服できそうな気がしています、という取り組み。広く撮っていくことで上達を担保することはしていきたく、さらには中井精也氏の次としてイルコ氏の考え方に感性も学んでみて、合わせてマンネリを打破し、マンネリのさらに向こうにこそ、何かがあるわけですので、それも楽しみにしながら、光を今一歩探求し始めたいと思います。影のグラデーションができました。



カメラに飽きないように諸策取り組んでみよう。




Posted at 2017/01/30 00:48:57 | コメント(5) | トラックバック(0) | カメラ | 日記

プロフィール

「最近、安達太良来ると雨が多いかも。けど梅雨の雰囲気、香りまたよくて雨も素敵。気象庁発表の関係で明日が正式な福島梅雨入り、本日この雨が事実上の梅雨入りそして3〜4日で明確な梅雨明けないまま夏日だそう(空ネット)。30度後半とか勘弁だよね。6月半ばからの夏は長い。車中泊お預け期間。」
何シテル?   06/14 20:37
ドライブへ行こうです。 子供と出かけた全記録です。 よろしくお願い申し上げます。
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