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鉄道写真家、中井精也氏のブログ
一日一鉄に登場するいつもの公園。線路向こう側にある、工場のドラム缶で燃やす塩ビやポリエステルの不愉快な香りが舞い降りながら、優雅に独りランチピクニックです。
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いつもの公園たる埼玉県越谷市にある出羽公園。
一回目、
二回目、三回目の訪問です。
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家人が子供を連れて友人宅へお邪魔している間、送迎担当は撮り鉄でもして待っていようか、という構えでしたが、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

どうも気が乗らないので、ランチを済ませて、他のプラントとすることにしました。
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

離脱前に車のバックカメラに写った武蔵野線を一枚、出羽公園を離脱します。
D810 + 35mm F1.4 DG HSM

分かりづらいのでトリミング。若干の魚眼効果もあるようです。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

埼玉で見かけた近海寿司。お昼は街の寿司屋も一考でしたが、独りピクニック推奨ブログとしてはあきらめざるを得ませんでした。
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出羽公園のあとに暇つぶしに向かった先は、道の駅川口・あんぎょう、または川口緑化センター「樹里安(じゅりあん)」と正式名称がよくわからない道の駅により。安行は植木で有名な地域とのことで、周辺には緑に関する施設が多くある印象です。
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がらくた市をやっていました。本当にがらくたです。直系1mほどのお皿もあり36万円の値札が付いていました。倒産品など仕入れ値はただ同然と思われます。
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そのような中で目を引いたのが、写真展です。こちらが小学生の部、
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こちらが中学生の部。
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こちらが高校生の部。小中高生達の写真を見て、自信を無くし、道の駅を後にします。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

次は川口市立グリーンセンターという未知のスポットを目指すも、駐車場が満車で入れず、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

同じく川口にある、花と緑の振興センターというところへ、
一年半ぶり二回目として行くことにしました。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

曇り空。そこそこ寄れるシグマ35mmはクルマに置いて、あえて寄れないこのEF85mmで、どう撮ってみるか、考えながら写真タイム。とすることで暇つぶしを図ります。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

意識したことは、主役の存在感と、ボケをどう作るか。ボケは玉ボケとするか、色を作るか、と考えてみることにしました。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

とその前に、人生三回目となるホースを主役として一枚。植物達のライフラインとも言えるかもしれませんが、深くは考えていません。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

後ろの色をどう探すか、歩いていると、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

地続きで、隣国の安行園芸センターへ越境です。ここら辺りの決裁権者はAKBの女性たちと同じく、センターが好きなようです。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

こちらもチューリップバブルの再来をそろそろではないか、と狙っているのかもしれません。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

久しぶりの花撮り。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

85mmで撮ったほぼすべての写真はF1.2開放で挑みます。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

挑むというほどの写真ではないのですが、開放でどう撮るか、と一応レベルで考えるのは、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

知恵熱の素ですが、それなりに何か見えて来るような気がして。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

振興センターに戻りました。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

確認その1、曇り、寄れない、開放の花撮り。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

確認その2、存在感とボケにこだわってみる。ボケは玉ボケか色を意識してみる、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

確認その3、緑化センター 川口市立グリーンセンター 花と緑の振興センター 安行園芸センター、とセンター好きにはたまらないエリア。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

という流れで言うならば、この振興センターには梅林があります。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

決めたテーマがあまり実行できていませんが、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

少しでも梅を撮ってみようと思ったわけとしては、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

植えられている梅一本ごとに異なり、136品種あるとのことで。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

無理な体勢で撮ることにしました。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

下から中腰で撮っています。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

というようにして、後ろの色を作ってみることにしました。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

もっとハイキーで撮ってみると面白かったかもしれません。いや小中高生の構図をパクるぐらい覚えてこなかったのが反省点かもしれません。そんな二月中旬の梅。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

もう一度、この辺の存在感にトライして、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

一年半ぶりに再開した、ねじれているあの子をポートレートの気持ちで撮影です。
1DX + EF85mm F1.2L II USM
相変わらずの、ひねくれ屋兼はにかみ屋ぶりです。こうして振興センターをあとにして、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

お隣のお寺へ。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

以前の時も寄ってみたお寺です。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

「曇りなのに撮影だなんて、よほどのやつが来たな」と思ったとのことで、奥に写っているおとうさんと10分ほど、立ち話をすることになります。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

おとうさんはフィルムカメラを散々やり、ツァイスにロシアのレンズと沼にはまったそうで、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

プリントして見比べると、どうしてもフィルムの色がよいらしく、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

殊にデジカメの緑がしっくりこずに気になるそうです。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

同旨の話しを、近所の公園で、やはりカメラ好きのフィルム派な方とお話をしたことがありました。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

いろいろと話していると「絶対に写真コンクール上位入選をする方法」というのがあるらしく教えてもらいました。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

レンズの前玉に少々いたずらをするやり方なのですが、おとうさんに特許権があると思いますので、ここでは差し控えておきますが、私はやらないと思います。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

こちらのお寺は全国でも珍しい抱かれ地蔵というのがあるのですが、
1DX + EF85mm F1.2L II USM

よし、今回こそは撮っていこう、と思うも探している最中にお迎えの指令。暇つぶし散歩終了ですが、トータルするとけっこう歩きました。
1DX + EF85mm F1.2L II USM

最後に、あらかじめオーダーされていた子供たちの集合写真。いくつか考えて撮っています。まず私の左後ろからキャッチライト用にクルマのライトで照らして目の中に光を作ります。次に子供たちが横一直線に並んでいるわけではないので、被写界深度をとるためにF値は5.6、五人いるのでそれぞれ動いたり、表情が変わったり、まばたきをするので連写45枚です。暗くなってきたところに少し絞っていますから、SSも落ちて被写体ブレも起こりやすくなっています。五人ともがしっかりと止まり、いい表情と思えるものは2枚程度でした。加えて85mm中望遠ということで、圧縮効果で密度を作る、という撮り方をしてみました。
旅へつづく