α7R II + SEL2470GM
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM
RX100M4

旅行としては二日目、
グアムとしては初日を過ごしたブログから数日が空きました。到着早々からグイグイ場所に位置関係を覚えればどこに行くにも急行で先行し、

夜はママのサンダルを履いて、DVDを確認し、ぐっすりと寝た初日。

そして旅の三日目、グアム二日目の朝が明けました。いよいよ青空の下でプールに海と戯れる日が到来です。何気なく標準ズームで撮った高画素機での一枚。怖い世の中です。拡大してみれば、薄暗い部屋の中、窓があいている部屋は、ベッドで寝ている姿まで分かります。便利ズームでも使えば、さらに問題級な描写性能に思えます。

旅のプラン、朝食付きとしました。

世界各国、美味しくない場合でも乗り切れるサンドウィッチソリューションをもってしても、日本に帰れば「コンビニで買う食パン一つ、柔らかく香りもあってなんて美味しく、つまりは恵まれているのだろう」と思ったパンでした。

「海外いやじゃ、美味しいご飯がいい」という声も、少々舌が肥えた少年から一瞬漏れましたが、それも旅の経験値。を忘れるほどに、楽しい時間と、五感で受ける心地よい時間が待っています。

初日以降はずっと晴れが続く予報で、実際に晴天続きに恵まれました。グアムは冬が乾季で、夏が雨季だそうです。夏場は雨季に加えて、台風に当たる確率も増えるので、行くのであれば冬が望ましいと言えるかもしれません。

観光資源に頼る島、グアム。貴重な雇用先と言えそうです。

雲が掴めそうなほどに近くに見えるときも。と、支度も済んだようなので、

まずはプールに向かいました。少々ゆっくりめに10時半頃、着水です。

米軍や旅客機を時おり見上げながらのバカンスです。

「プールにはじめ入ったときパパ近くにいなかった」と覚えていた、昨夜。

「海が好き、海行きたい」ということで、徒歩10秒か20秒ほど移動です。

2万枚少々撮ったこの旅行での写真整理達成率50%での現在、写真プリント候補324枚。

海岸に到着早々、何かを見つけたようで、戻ってきません。

隣のホテルなテリトリーまで行って乗りたいものがあったようで、

ハイタッチも決めて、ライフジャケットを着させてもらいます。

足で漕ぐ、ウォーターサイクル発進です。

魚もいました。勝手が分かっている海であれば、少々餌やりもして遊ぶのですが。

選定した写真は、すべて印刷するわけにはいきませんので、残りも選んだあとに、最後家人が選別し、大きく候補を減らしてもらう予定です。

グアムのお土産、その一つでありメインとして、写真をばぁばにあげるために、だいぶ時間も経ってしまいつつ、鋭意選定中ゆえ、急ぎの作業でやっていますが、

高画素機で撮った2万枚のデータから選ぶだけでなく、リサイズもして、かつ一枚ずつ色味や明るさの微調整、ときにはトリミングなど加工作業付きです。こちらの写真も手の部分だけにトリミング。高画素機の大きな利点です。旅先で望遠いらずとも言えます。

残り枚数を見れば久しぶりに泣きが入りそうになった作業となりましたが、一枚一枚また出会う子供を見ていると、ときが経つのを忘れ、かつ写真は楽しい、という思いが強まります。

グアムは六泊七日。海へ出かけるごとに持ち出すカメラを交代したました。このときはα7R IIです。

α7RⅡ、このカメラは言うなれば安打製造機に思いました。フレーミングさえすれば、あとはカメラが瞳にまでピントを合わせてくれます。EOSシリーズなどレフ機カメラとの差を例えるならば、クルマのマニュアルとオートマぐらいの差があるように思います。もちろん、この安打製造機、撮影する者のスキルが高ければ本塁打量産モンスターともなりそうです。

瞳AFをするために正確にはボタンを同時に押しながらシャッターを押す必要があるのですが、いずれ任意設定で自動モードも設定できるようになるのかと、ファームアップにも期待したいところです。なお、FUJIは右目、左目、AUTOから選び完全自動で合わせてくれます。

水分補給とランチを楽しみに、海にあるテラスカフェへ。

ソニーα7系を主にEマウントは、近年超高画素機にも対応できる高いクオリティのレンズが整いつつありますが、あえてこれらを、欠点として示してみると、なんと言っても精細に写りすぎる、という点かもしれません。

すなわち、グアムで撮った母と子の一枚に、α7機で撮れたヒット作があったのでパソコンの壁紙に設定したのですが、家人の肌のあらを毎日みることになりました。

ママの足を埋めたり、砂遊びをしたり、

ちょっとお姉ちゃんがくれたナマコも遊び放題。「なまちゃん」「たまちゃん」と命名もされていました。

そんなナマコで盛り上がりを見せる子供達。

譲り受けたナマコの管理権を早々に放棄して、海の遊び再開です。先日購入した「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA SEL50F14Z」は解像感高い描写をAFで気軽に、と思い仕入れました。同レンズ、ネット上で作例が少ない中ですが、女性のポートレートを中心に見ていて抱いた印象は、

キヤノンが化粧をして綺麗な女性を優しく撮るのだとすれば、ソニーは人とそれとは別に肌に乗っている化粧品を撮っている、かのような心象を持ちました。化粧品がついた肌を撮っているのではなく、肌に薄く載っている化粧品を別個に撮っているかのようで、あまりに精細に撮れるゆえです。とはいえキヤノンもBRレンズでは、肌のあらも写りやすくなり、光によって肌が硬質になりやすいかと思います。

カメラをはじめて丸二年少々の三年目。当初は欲しいカメラやレンズがなにかも分からずに、ゆえに作例を見てもよく分からず、どころか作例を見てもカメラやレンズの違いが分かりませんでした。難儀したのがカメラの要素なのか、レンズの要素なのかというよりも前に、レタッチや調整された写真です。しかしこれも自分で写真を弄ってみるようになり、こうレタッチされているな、というのがおぼろげ乍ら感じられるようになってきました。

こちらの家族のおかあさんが気に入っていまい、浮き輪のバタ足ながら、泳いで近くまで2回も3回も行く情熱。「あのおねいさん好き」というのでお子さんのほうかと思っていたら、おかあさんのほうでした。家人と爆笑しながら見守ったプール。

プールも海も、砂遊びも、ダッシュにバタ足泳ぎ、そして恋も満喫して、5時間近く元気に遊びまわった疲れで

夕日になる前の16時半寝落ちしてしまいました。

17時すぎ、サンセットのショータイムが到来です。沈む夕日を見せてあげたいものの、本人は夢の中。

そして夜。SS1/160 F1.4 ISO400+フラッシュ。

バスに乗って、夕食へ出かけます。夜は5DsRにスピードライト(フラッシュ)を付けて出かけます。フラッシュを付けるとこのような場面では概ねISOは400止まりとなりました。

このトロリーバスに乗りたいところですが、行き先が異なるので写真を撮影しながら待ちます。こちらもフラッシュでISO400。

高感度に弱い機種ですが、フラッシュを付けることで弱点を消すことができます。その代わり重量とサイズは増しますが。フラッシュなしでISO800。

こちらもフラッシュなしでISO1250。

我が家の優秀なツアーコンダクターのおかげでスムーズに到着できました。SS1/30 F2 ISO320

SS1/30 F1.4 ISO200。ささっと写真を撮って美味しいイタリアンを頂きます。

SS1/30 F2 ISO200。と画素ピッチが狭くとも、あるいは高画素機でも、ノイズレスな環境を作ることができ、ノイズがでやすい機種、またはAPSでもフラッシュでカメラのご飯たる光を供給してあげることは、夜間撮影の強力な武器になりそうです。

他のお客氏のバースデーに拍手して、美味しく楽しいディナーを終えました。こちらはフラッシュなしです。

お店を後にしました。フラッシュ感が出てしまいましたが、できるだけフラッシュを感じさせない方向を目指しています。カメラは光を撮る道具ゆえ、夜に限らず失敗も重ねながらフラッシュ修行していきたいと思っています。

ISO400。私は撮影枚数がかなり多いほうかと思われ、とてもRAW現像をしている余裕はないので、基本はJEPG撮って出しですが、夜の写真でもISOが低く、ある程度光を取り込んでいる写真であれば、そもそもカメラの性能も向上してきている中で、後の修正幅がさらに思いの外、広がります。

家族写真の一つのゴールは、プリントの有無という論点もありますが、「パパ写真上手だね」「この写真綺麗」ではなくて、「この時のこの子、こう言って可愛かった」「このときはこう楽しかった」などの感想が漏れて来るような写真かと思って、日々取り組んでいます。

レタッチの有無という論点もありますが、基本は面倒なのでやらないだけで、あるいは撮影時にレタッチありきよりも、その場を大切にしたほうが撮影のスキルは向上するかと模索していますが、

家族にとっていい思い出を残すために、素人がつまらぬプライドに固執する理由は何もないと思います。トリミングもしかりに思い。

そもそも世界一流なプロの世界ですら、何でもありきです。撮影スキルが一定域あり、そのうえでレタッチも視野に入れ撮影できるのが理想的かもしれません。

何よりカメラにおいて大切なのはシャッターチャンスを逃さないことと、家族写真においては素敵な思い出を切り取っていくことかもしれませんが、などなど肩の力を入れて考える必要もないかもしれません。

一方で、今回プリント用にα7R IIと5DsRの写真をそれぞれ調整していると、その方向性や特性の相違も面白く思いました。

商業施設に行き、おもちゃも仕入れていきます。

ABCストアーにも寄り、飲み物など仕入れて、

夜の街で記念撮影もして、

ホテルのバランスゲームなアトラクションを楽しんで、

釣果も味わって、

動画を撮りながら、グアム2日目の夜が更けていきました。

明けて「えーまずプール行って、そのあとえー、ABCストアー行ってなんか買って、部屋に戻る」とプランを立ててくれている、三日目スタートです。
つづく