5DsR+ EF35mm F1.4L II USM
RX100M4&G5X

大分の朝がやってきました。朝食前に散歩です。5DsRのクロップをはじめて使ってみました。1.6倍で1960万画素になり、35mmを装着中なので、換算56mmになります。クロップを用いると、旅に二本の単焦点を持っていくかのような気分になれるかもしれません、いやなれません。なお5DsRの場合は1.3倍クロップ(約3000万画素)もすることができます。

こちらは散歩中の写真をトリミング。クロップとトリミングの差は、撮影時に中央を切り取るか、あとで任意の構図で切り取るかの差といえ、撮影時に構図を作るか否かの差が決定的に異なる、という意見が有力説と言ったところでしょうか。

パパのパパが40年前に乗っていたクルマを見つけました。GT-Rなども乗りながら、ジャガーを小まめに乗り換えていたようです。一度、保有してみたかった思いもありつつですが、整備面や安全性を勘案すればなさそうなのが、切ないところです。

HDR撮影しました。HDRは露出を変えた写真をカメラ内で合成してくれる写真で、多重露出は一コマに複数の露出を重ねる相違があるとのことで、多重露出はまだ一度も撮影したことないので、トライしてみたいと思います。

散歩を終えて、ビジネスホテルの朝食です。グアムのそれと比べて、柔らかく、香りも立ち、風味もよくなんと美味しいことか、と思いました。日本のよさ、日本という環境の有り難さ、日本で生きる幸せを噛み締めます。

朝食を終えて、もうひと散歩。朝の清々しい空気を心地よく吸いながら。ジョイフル恵利社、この赤坂店に依頼して、ハワイはセントアンドリュース教会というところで挙式をしました、ということなども子供に伝えてみて。ちなみに話題の重婚ウエディングは親戚として列席を賜りたいとのオーダーを受けたことがあり、挙式は沖縄、披露宴は横浜にて、新郎親戚として新婦のご両親など全親戚へ「もう会うとこもないだろう」という内心を抱えたまま「これからよろしくお願いします」と挨拶と手酌回りも遂行した経験があったような気がします。漫画のような出来事です。

「ここ大分センチュリーホテル?」と聞かれながら、待ちで撮れば表情はよかったものの、ピン抜けに顔が暗く、想定よりも手前を横切り全身も入らず、トンボを撮るかのごとく、思い通りにさせてくれません。

部屋に戻って積み缶の斜塔。ものによっては、残留液体あり。

部屋に入った第一声が「マロウドホテルみたいだね」だった、こちらのホテルチェックアウトです。

機械式駐車場を不思議そうに眺めながら、出発します。

当初二泊の予定なつもりだったゆえ、別府はいい旅館が空いておらず、大分を起点に翌日は温泉へ行こうとしていたところ、

せっかく来たからお義父さんと一杯やりたいな、という思い付きで、昨日来た道を引き返すことにして、二泊目もビジネスホテルを予約しました。案外に残りわずかでした。このハートで記念撮影した、別府SA。

おかしな天候でした。ここのSAも遥々東京からのドライブで寄った懐かしさがこみ上げてきます。

日が差しつつも一気に気温も下がり肌寒く、風も強くなり。

ナビでこの日の最終目的地までの所要時刻を確認しつつ、

「あっ同じ車だ」と認識はしていることも分かり、

私の希望で八幡の総本社「宇佐神宮」へ寄っていくことに。こちらの売店で買い物もしておらずなのに大変お世話になりました。売っているのに傘を貸してくれ、九州の真心か、この子に九州の血が流れるよしみなのか。

雨の粒が大きくなってきたので、防塵防滴ながら即席レインコートカバーをこしらえる材料を頂き、子供が欲しがったけん玉だけ買い、

アーケードを少し歩いたところで、寒さと雨でこの日の宇佐神宮は見合わせることに決定し、ネギ焼きを仕入れて、先ほどの売店の方が少し遊んでくれ、翌日に食事をしにくる約束で退散しました。

大分に泊まった意味が分からなくなりそうなカムバックを果たし、この日泊まるホテル前にある中津唐揚げを仕入れ、「どうぞどうぞ」とホテル無料駐車場に早めに止めさせてもらい、

中津駅に到着です。もうじきで止む予報ながら、ここら辺りも本降りになってきました。

そして来ました、ソニックです。中津駅から大分を目指しますが、その後また中津駅へ戻ってきます。この旅、クルマと電車で大分中津間をただただ二往復半することになりましたが、それもよきテイストです。

ソニックは青い車体と、新しい白い車体があるようですが、このときは青と白の違いも分かりませんでした。

ヨーロッパを彷彿とさせるような、なかなかに渋いデザインです。

連絡で停車中の普通電車もちらっと乗車してから、

このソニックでまずは別府を目指します。

ソニック青の車内風景。

私は春らしくこのビールをチョイス。宇佐神宮で買ったネギ焼きと中津からあげをつまみにしながら、ビールを飲む鉄道の旅、悪くありません。なお、ソニックは全線車内販売がないので、乗車前の購入が必要です。

JR九州、、鹿児島本線・日豊本線経由で運行する特急列車ソニックに大喜びしてくれました。が、まだまだこれで終わりません。

随所にこだわりを発見し。

高級車がずらりの集まり。よそ者としては「福岡っぽい」というイメージがある光景です。

そして次はこれに乗り換えます。時間が諸々間に合って幸いな瞬間。

「特急ゆふいんの森」です。

大分センチュリーホテルにてママとパパがこの日の予定をあれやこれや検討し、空席も確認しての、思い付き即席プラン。

暖簾をくぐって座席へ。なお前の女性は中国の方です。

子供が上を見上げている写真を撮れば、このライト群が綺麗で煌びやかないくつものキャッチライトを、澄んだ瞳に星のごとく作ってくれました。少々盛りました。

別府から大分までたった一駅ですが、経験、そして思い出作りのひと時です。多少のインパクトになってくれるとよいのですが。

女性の車掌氏が「着る?」と聞いてくれ、思わずなご褒美タイムも。揺れる車内、ぶれた写真も多く、連写で対応しました。

こちらもボツ写真。撮っている間、顔を上げたほうが望ましいであろう、という配慮でずっと話しかけてくれています。JR九州、JR各社の中でも小田急ばりの特段に温かさを感じる体験が続きます。

そしてあっという間に大分に到着です。ここでも女性の車掌氏が声をかけてくれ、先頭車両を入れて記念撮影のシャッターを押してくれました。JR九州とそこで働く方々に感謝致します。

普通列車も見送って、

一旦改札を出て、

もう少し大分駅を楽しみたいところですが、鉄道そのものに乗って楽しむ旅として、お義父さんとの飲みがあるので、ドラゴンフライリターンです。

中でおじさんがクルクル足漕ぎで回している可能性も捨てきれないエスカレーターを登り、

帰りも青いソニックです。「白いソニックに乗りたい」という希望は、ママ発案のもうひとプランと絡めて白の運行も調べ翌日実現する運びとなります。

まるでアイルトンセナがポールポジションを獲得するかのごとく、記念撮影の定位置に先に行く大人げなさが出てしまいました。

見たことがない電車も見学しながら、

まるで来世に見るであろう銀河鉄道のステーションと確信し、ゆっくりしたいところですが中津へトンボ帰りの乗車をします。ドラ鉄です。

発車前に展望車両に行ってみれば、白い手袋とその心がリンクしているかのように手を振ってもらい

この旅、4度目に見る別府湾。前夜はこの道を別府から大分に向けて通りました。

けっこう揺れる場面もありますが、他の乗客に当たったり、顔をアームレストにぶつけたりしないか心配ながらも、幾度となく通ってきた走行中の通路にデッキ類。なかなかうまく歩き、ときに走ります。一度だけ成田エクスプレスで転んだ経験有。危ないからと経験させないのではなく、多少であれば怪我は付き物、ましてや男の子です、と心得ての子育て。

自覚なき分身の術を会得することも。

博多方面へ走行する場合は、展望デッキではないようです。運転席を見て。

さらにアップでも撮ってみて。

せっかくなのでグリーン車でもある、大分方面たる展望車両へもう一度。

往復で二時間半の鉄道な旅。子供にはけして短くないので気分転換もかねて車内散歩です。

グアムで覚えたコーラも楽しんで。
長くなってしまいつつ、つづく