5DsR+ EF35mm F1.4L II USM
RX100M4&G5X

九州新幹線さくらと白い特急ソニック(白いかめもver.)に乗ったあとは、宇佐神宮へお参りに来ました。

13時を半分ほど回っており、まずは腹ごしらえをし、

参道を歩きはじめます。F6.3とF1.6。「フジカラーで写そう」子供の頃から多大に見て来たCMを思い出します。

前日入口まで来たのは除き、人生三度目の宇佐神宮になります。はじめて来たのは四半世紀前、高校生のときでした。帰りは九州から東京まで、暑い夏にエアコンが故障した新幹線を8時間ほど乗ったような気がします。途中、鴨に「お腹すいてますか?」とお話して、鯉にも餌をあげて、歩を進めます。

大きな声で何度も「おにいちゃんまってー」と知らない少しお兄ちゃんへ声もかけて。なぜならば走る子供同士、負けなたくないから、という負けん気の強さ。「負けんな」とすると標準語のような、「負けん!」とすると九州が語源のような気もしてきます。高松の方言である、というのも目にしました。拝殿に神木もお参りし、

瓢箪型の絵馬、子供に儀式を取り計らってもらい「そういうことしないの」とママに怒られながら、隙を見て二回目の奏でる打楽器。

自ら先頭だって進軍を重ねる「カルタゴ軍ハンニバル将軍」、スターフライヤーの機内で見た番組を思い出しながら、我が家のボスも突き進み、小さい画像では見えないほどに。快走ぶりに周りのお兄さん達に「すごい、すごい」を連呼してもらえば、あとで「Aちゃんがすごいって言われると、パパも嬉しいでしょ」などという、感覚も持ち始めたようで。再度、鯉に餌をあげ、春を確認し、

お店のマダム、観光するマダム、七名、八名ほどに囲まれ気味に「可愛い」を連呼され、大好きなアイスクリームを食べるのも忘れ、照れて固まる我が家の氷川きよし氏。邪馬台国九州説、宇佐神宮はその関係性があるということを支持したい気持ちで、ここをあとにして、

途中自衛隊の演習場も見て、湯布院の宿に到着しました。GW、ママ友関係の飲みやらで過ごしていますが、そのような中、銀座でカラオケデビューを果たしました。動画にも収めましたが、数曲、陽気で素敵な振り付けと堂に入った構えで披露してもらいました。

「これすぐ壊れちゃう?」と少しずつ繊細な感性も持ち始めたのを確認し、私はフラッシュに四苦八苦し。

「こっちおいでー、こっちにも花あるよ」あるいは、ばぁばが教えた花の香りを確認して楽しむことは、相変わらずリストに入っているようで「いい匂いするよ、嗅いでみ」とささやかな想いの連絡網。幼稚園の緊急連絡網、朝から家人がそのテスト運用に参加していたり、子供の頃を思い出すようなフェーズに突入してきました。

そしてお待ちかねのビールを、浅漬けのきゅうりのように温泉につかりながら旅の疲れを癒した後は、

久方ぶりなように感ずる宿料理の時間です。ここでも九州のお刺身、特段に美味しく思いました。つい先日、「これいつのかなぁー?」と、子供がテーブルの隙間からたくあんを見つけました。たくあんに目がないので、食事中、食べ過ぎないよう家人が隠してすっかり忘れていたようで。旅館でもお新香が見つからないように、隠し気味に過ごします。その探索能力たるや、1mmでも見えると「いいのみつけちゃった」とにこやかに進駐してきます。

食中散歩も誘なわれながら、フラッシュの有無を試したり、練習に余念も持ちながら、つまりは本日から順次新機材が到着しています。1DXとotus85で2.5kgに比べれば、少しは軽量ですが僅かに2kgを越えたシステム。年初より、検討を重ねて来た結果、当初の3kgが見えそうな予定より788g軽量化を計りながら組み合わせ、動画用に一眼を揃えてみる決心をしました。写真を撮るにはその持ち運びがあってもさして重さは気になりませんが、動画は「撮り続ける」ため、重さが身に染みる度合が違いますゆえ、2kg心配です。

夕食中「ななつ星を見に来たのですか」と問い質され、その存在を知ることになりました。聞いてみれば翌日チェックアウトして、ほどよい時間に由布院駅に来るようです。なお、
湯布院観光サイトによると、湯平町を含む場合は湯布院、含まない場合は由布院となり、ICは湯布院、駅は由布院となるようです。こうして翌日を楽しみにして、湯布院の夜は、数度のお湯も楽しみながら更けていきました。

朝食を済ませ、散歩もし、お風呂に入りながらも、光りの入り方に回り方、加えてフラッシュや構図の探求に遠く及ばない一人写真学校を続けるひと時。九州印刷候補541枚で私の作業分としてはフィニッシュしました。ここから10枚ほどに絞ってもらいたく思います。

被写体との距離はもちろん、その場の光量や周りの素材、ミックス光具合で自然なフラッシュに近づける様相が変わってくるので、これらの経験を積んで直感的かつ感覚的に設定を理想に近づけられるようになりたいものです。「パパお風呂はいろー」「ふぅ~きもちい」とこの旅お湯の〆も認めて、部屋出口の段差有る敷居。「押してだめなら引いてみな」を自ら体現しながら、階段の前まで20キロのスーツケースを運んでくれました。

結果論として200乃至300機はあろうかと思われる盛大ながちゃがちゃ店と旺盛な韓国・中国人旅行者に交じるため、由布院観光スポットである金鱗湖方面へ向かいます。広げた両手がパチンコに興じるおじさんに見えなくもなく。

湯布院、あるいはその観光先。韓国人が5割強、中国人が3割少々、日本人観光客は2割を切り、いや1割いればいいほうだ、との声も聞きました。GWや夏休みの大型連休時しか日本人観光客は押し寄せないそうです。九州はそのロケーションから大陸に近いため、その要因もあろうかと思いますが、時代を感じます。

先日は久しぶりにインド人と打ち合わせをしました。とあるシンガポールの会社を買収したいとのことで、提案を受けました。インド人でありながら、日本を基点にアジアでビジネスをする、野心を燃やす、ハングリーさを感じつつ、至る所、経済的社会生活にまで多大に押し寄せる中国人の波も思い返してみる、日本人。湿地帯に入って、靴が濡れてしまいました。サンダル購入です。

湯布院出身のお嬢な人力車に乗せてもらいました。どこに行ってもこのお嬢は地元で知っている人が多く、皆に大切にされている様子でした。人力車、大いに気に入った様子で、後日も乗りに行きたいとのことで。ところで、最近とあるチェーン居酒屋店で、頻度が増えながら打ち合わせを重ねています。次へ向けて新たな仲間とスタートを切る構えの仕事ながら、10年振りほどに入ってみたチェーン居酒屋、美味しくてびっくりしました。お嬢に由布院駅で降ろしてもらいます。

当然的に離職率も高いのでしょう、その会社に採用された新入社員のうち、その基幹級店に配属された20から23歳前後の若者38名余りとのことで、その新人に仕事を教えている、マネジャーとおぼしき人が中国人でした。時代であり、今後この傾向は加速されていくものと思われます。ななつ星へのご対面までしばし電車を見て過ごします。

そしてスタンバイOK、来ました、ななつ星が来ました。一泊間違え、三泊目にこの地に来て、宿で教えてもらいという偶然的にお目にかかれる運びとなった、JR九州の意欲作にして所蔵作品、寝台特急ななつ星。

あとで家人が撮っていた動画を見れば、振り返ってくれたのは「カシャ、カシャ、カシャ」と三連写の一瞬だけ、本当に一瞬でしたが、丁度で絡めてフラッシュ有り無しで、かつ表情違いで撮ることが3枚できました。

別段の鉄道好きでなくとも、東京にもその存在は名を轟かせているななつ星、最後部車両が由布院駅へファイナルアプローチするのを見届け、韓国人旅行者、中国人同が満載の黄色い車両も見送り、

近くに行って、観賞するとと致します。本日ニュースでJR東日本も高級寝台列車、その名も四季島を披露することになったようですが、このななつ星の作りには遠く及ばないような気がしました。壮麗でいて、光彩陸離と言ったらよいのか、まるで今まで出会ったことのない美女にあったときの違和感のような、その存在感は、鉄道とは思えない別物に思いました。

ただでさえ長いブログですが、せっかくなのでピン掲載を続けます。一つひとつの装飾品に、

調度品、造りが違うように感じます。

この凝りよう。車両価格、新幹線の50億円に匹敵する勢いかと思うほどの、製造コスト、いや建造費、いやいや総工費30億円とか。

そこらあたりの小さな雑居ビル換算、軽く10棟以上の建築費を凌駕する代物です。なお小田急ロマンスカーで17億円、ゆふいんの森で8億円だそうです。すべて一編成あたり。

と、間近で見学していると、運転手氏が降りて来て、帽子を貸してくれました。これも小さなドラマを頂き、せっかくなので何カットか撮影させてもらい。

この塗装もすばらしい。まるで漆塗り、いや琥珀かのような品を兼ね備えています。しかし磨き傷が気になり、私がオーナーであれば、へこみそうです。

連結部分もオーラーを感じます。適当に撮っても、どこか絵になってしまう迫力を質感が醸し出しているかのようです。

この製作のために、指揮を執った責任担当者の妥協なきこだわり、それを許容した上層部、実際に作った職人一人ひとりのプロ意識、それらの結晶に見えてきました。

しかし、それらがビジネスとしての成功に繋がるかは、また別問題であることが、物事の難しい所縁に思います。

由布院駅に入ってきたときはホームの端でもう一人撮っている方がいましたが、その他はおらず、しかもこうして近くで見ているのは我々だけでした。当初の熱気はどこえやら、とも思い。それにしてもサンダルで近づくことが似合わない上品さに高品位さです。

そしてこの駅でななつ星から下車した乗客、2組ほど。

湯布院の観光に向かうお客氏を、駅の外まで、かつタクシーが見えなくなるまで見送るハイクオリティサービスの徹底ぶりですが、当初の抽選するほどな活況が終わればアジア周辺の富裕層をあまり取り込めていないのか、もしくは熊本地震の影響もあるのか、

あるいは、アパレルに時計屋などで働く夜の子に聞けば、報道よりも爆買いがまったくなくなった現場の声を教えてもらい「いいものを安く買いたい」というニーズを感じるとのことで、そのような変遷もあるのか、いやしかし東京オリンピックに向けてまだいいはずとも思いながら、厳しさも感じました。

各地で食べた蕎麦含め、お蕎麦ベストスリーに入る近所のカフェで食べるお蕎麦。店主がトップクラスに美味しかったという蕎麦がこの近くにありましたが、長蛇で諦め、温泉卵に誘引され入店。ゆっくりしていると思いのほか、フライトの時間がありません。

タクシーに乗って、おとうさんから飴をもらい、東京へ旅した時の話しも聞きながら、駐車場へ急ぎます。

日本人が少ない湯布院に別れを告げます。居酒屋チェーン店で中国人が上司たる光景が、さも当然かのように見えた同じ日、友人と帰りに新規開拓のスナックに寄れば、

ビルのオーナーが中国人で、テナントとビルオーナーが揉めているという話しも聞き、これもまた、そして同日にそのような光景に出会い、時代を感じた次第です。東京青山の土地など、一等地も中国人オーナーが今日も増えているように思います。ソラシドエアのカウンターではシールをもらい、そういえば湯布院在住だった知り合いの商品を空港で見つけ、がんばっている便りに見え、飛行機ごっこでは成田、羽田に加えて「大分空港に着陸しますよー」という声も聞こえ始めた、この地をあとにします。

もちろん、搭乗の儀式も。機内持ち込み手荷物の関係で今回は密かに執り行い。

沖縄、宮古島、沖縄、北海道、グアム、九州の往復で12フライトを数えました。次はいつ乗れることでしょう。仕事としては、新たな仲間とのビジネスに、新旧のメンバー反りの問題も発生しつつ、これとは別に後進に新たな旗揚げもしてもらうかとも思案し。従前は強引に反りを修整していましたが、度量を広げるために、考え方を変えてやってみたいと思っています。フライトから間近に飛行機雲を生産しながら飛ぶANAとすれ違いましたが、間に合わず撮れませんでした。なかなかの迫力でした。

我が子は近所の豪邸を見れば、特段いや一切その類の話しはしたことがないにも関わらず「Aちゃん、これよりおっきい家建てるんだー」と野心は持っている様子で、住まわせもらう確約はもらっています。クルマは車庫にジープとFJクルーザーの二台持ちをするとのことで、その組み合わせはどうなのだろうという野暮な感想はさておき、野心やハングリーさも大切に育てて、たくましいこと上段者たる中国人にも負けん気で一歩も引かぬ大人になってほしく思います。

鼻水が出ない方法も教えてくれました。1)スースー、こうやって吸うんだよ、2)なめる、という方法もあるそうですが、会話の楽しみも増えてきつつ、2キロの機材で心配している中ですが、20キロのスーツケースを体重をかけて引き下ろし、行きはスターフライヤー、帰りはソラシドエアゆえ、ターミナル相違でバスにも乗れて、帰りはばぁばのところに寄って、食事もご馳走になり、牛しぐれを情緒性豊かに撮ってみて、

宴もたけなわ、ブログは冗長、トリミングではありますが、ヤクルトの三本締めで旅を終えたいと思います。