α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
RX100M4

満開の桜、夕暮れ時。

同じく。

入園の前、本格的な旅としては九州にてルーツに触れ、鉄道を楽しんだとして、その数日後小さな一泊をしてきました。行先は家人の実家です。

甥っ子達とも一緒にみんなでお好み焼き屋へ。私も20歳だったころからお義父さんに連れて来てもらってきたお店です。移転前も含め半世紀もやっているとのこと、頭が下がります。
α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

総料理長たる、可愛い可愛い甥っ子達が作ってくれた、明太もんじゃをつまみに、次はお好み焼きを作ってくれ。綺麗な円で作り、性格が出て面白いものです。写真は引き算、おしぼりを入れてしまいました。デジイチ、50mmのF2。
RX100M4

二人とも優しく育って、私とはえらい違いようで、かつ同じ年の頃で比べてみても非常に真っすぐに育っていると思いました。コンデジ換算24mmのF1.8。

中学三年になる上の甥っ子が、もう180cmに届きそうなほど大きくなり、部屋撮り50mmでは全身入れるのが難しいほど成長しましたが、まだ三歳の頃に私はいたずらをしました。電動トランクをリモコンで開けて「絶対に誰にも言っちゃだめだよ、あれはロボットで変身するんだよ」と。クルマを呆然と見ていた姿も懐かしく思います。それをおぼろげながらに覚えているらしくですが、二人とも大きくなり、そしてあっという間に時が過ぎ去って来たのだという気持ちなります。

子供は「ビール下さい?」と注文してくれ、甥っ子達にはたくさん遊んでもらって、優しくしてもらって、みんなでこのお店に行くのが好きらしく「またみんなで行きたい」とよく言います。なぜか「草津行きたい」も連呼気味です。

家人実家にて、甥っ子と子供、義妹がお風呂に入っていれば、義妹がバスタオル一枚だけ巻いて「子供達が可愛いから撮って、撮って」と出てきました。そのようなオープンな性格がまた魅力な可愛い可愛い義妹です。高校生の頃から知っていますが、自転車をピンクに塗りお義母さんが嘆いていたのも懐かしいときの流れ。比して家人は毎夕5時にはピタッと同じ時間に帰ってくる真面目な性格だったようで、姉妹でも大きく性格が異なるから面白いものです。

宿泊は近くのホテルを取り、義妹に送ってもらいました。小6の甥っ子が「ここ大島てるに載ってたよ」と、今の時代を思いました。そして部屋に入る前に今度は三歳の我が子が入ろうとする部屋を指さし「だれかいる!だれかいる!」と騒ぎだし。これらを差し引いても、今まで泊まった中で断トツに、薄気味悪いホテルでした。

家族も寝静まったところで「明日は雨で散っちゃうでしょうね」とフロントの人が言う通り、今年最後の満開であろう夜桜を撮りに。ちなみにバッテリーの寿命を少しでも長持ちさせるために、充電器は急速タイプをできる限り使わないようにしています。

フラッシュ有る無しで撮り比べたりしました。自然な風合いでフラッシュを活かしたいところですが、奥行きがあり、かつ花で陰影もできやすく、非常に困難です。

街灯の光。

この日手元に来たばかりだったニッシンのフラッシュi40。地面にバウンスさせたり、いろいろ試しますが、また来年の宿題ということにして。

オレンジ系な街灯をバックライトに。

そこへフラッシュを入れてみたり。

ピントを奥にしたらどうだろう、と試したり。

さくら、あっという間でした。

小腹も空いたので、

ラーメンでも行こうと思うも、牛丼店に変わっていたのを忘れていました。中本のカップラーメンへ、チンジャオロースを投入で凌いでみることにしましたが、なかなか歯ごたえもよく、美味しい結果。

そして朝が来ました。桜咲く小雨の街を眺めて。薄気味悪いホテルであっても、ビジネスホテルであっても、あるいは温泉に食事が美味しい旅館や夜景が素敵なホテルであろうと、どこに旅しても子供と過ごす時間であれば、それは最高の時間に思います。このホテルはもう来たくないですが。

甥っ子達に遊んでもらいに、家人実家へ。お面の上下。大人から見ると反対かと思いきや「ううん、こっち」と、よく見れば子供が正解で、子供というものはそれを瞬時に判断できる要素があるのと思ったところ、これを作ったその大人にもそのような感性があったのであろうと、関心が芽生え。

小6になる甥っ子のランドセルを背負って、フライングでランドセル姿。6年も使っているとは思えないほどしっかりとしていました。今のランドセルの耐久性は一昔と違いそうです。

もう10年くらい前に私が甥っ子に買ったおもちゃ。まさか子供がこれで遊ぶとは。とはいえ、あまり面白くないらしく、そこそこで切り上げて、かつ箱の綺麗さが同じ感想であったであろうことを物語っています。

近くにショッピングセンターに行きたい、ということで行ってみることに。

夜のお店で子供がいる女性に聞けば「送り迎えが大変」という声も耳にしますが、世のお母さんというものは、どう思っている人が多いのか少し気になりました。朝ご飯に、支度に、子供のサポートにやることがてんこ盛りの朝に送りは大変であり、これは想像に難しくありません。もしくは歳が僅か離れている子供を持っていると、迎えの時間が異なるので、朝と合わせて三往復、あるいは夕方の時間も取られるので、家事が大変、その後、夕食にお風呂を済ませて夜の仕事、ということも聞いたことがあります。中には朝に新聞配達し、昼は家業を手伝い、自分の子供に加えて、兄弟の子供、親の看病も、さらに加えて自らの病気とも戦い、という大変な苦労人であり努力家の子もいました。

私は朝食を作るわけでもなく、気楽に送り迎えだけ、というのも多分にあるゆえか、なんたる幸せな時間なのだろう、と思い感じてしみじみ過ごしています。旅行するよりも、幸福感はあるやもしれません。

幼稚園がはじまってから遠出が減り、つまりはめっきりガソリンを入れる機会が減りました。しかし送迎だけの割には燃料の減りが早い、とある日思いグーグルマップで見てみれば、片道5キロ弱、一日2往復するので、20キロ、計算すれば、三年間で12,000キロ、時間にすれば1200時間、子供がクルマに乗っている正味時間が600時間となる計算になりました。三年間、幼稚園の行き来なクルマの中だけでも600時間、何を話しできるかな、という発想が芽生え、この時間も大切にしようと思った次第です。

もう一度実家へ寄らせてもらってから、帰路へ。ファミリーで過ごす、楽しいひと時でした。ママが卒園記念にもらったこぶし、今年は散ってしまい、
昨年のように咲き乱れる満開には一日、二日、間に合わなかったようでした。家人も幼稚園での係も決まり、GW明けからお弁当がはじまります。

この日帰宅してちょっと目を離すと、洗面台が水浸し。頭まで洗っていることも。昨日は家人の注文してあった自転車を取りに行き、ママ友との飲み再度でした。本日は体を休める日として新機材と格闘しています。GW中に数千円程度の安価なテントを仕入れて、公園へ行って、アウトドア第一歩を踏み出したいと思います。これから三年、ドライブに旅行は減りそうですが、あわただしい、あっという間の毎日が続いていきそうです。
Posted at 2017/05/03 14:27:02 | |
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