α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

出発前にダノン四連開けコンボ。もったいないので、私がこれを飲み込んで、

わざわざ雨の中に、箱根を目指します。

しっとりとした空気を感じながら、霧の箱根路を登っていきます。
箱根は本2017年1月以来な久しぶりの箱根登山鉄道にお目にかかりました。
昨年の梅雨はあじさいとも絡めて撮りました。少し遅れてやってくる箱根のあじさい、今年の梅雨時期も行きたいものです。

私は「あっ西武バスだ」、子供は「ここ翠松園の近く?」と、どちらの精神年齢があれなのか不明瞭になる一コマ、何度か行っているとしても、その旅館の前を通ると、
昨2016年9月以来行っていないところの場所を把握していました。温室育ちの軽度のお坊ちゃまだとしても、これには少々おどろきました。

そしてこちらは
昨2016年の11月ぶりな旅館に到着です。

チェックインが重なり忙しそうです。定宿と思っていましたが、だいぶご無沙汰し、かつ他へ旅行したりでそもそも箱根が久しぶりでしたが、幼稚園もはじまり頻度がガタ落ちです。

にもかかわらず、スペシャルスペシャルと2回記してしまうほどの、お気遣いを頂戴しました。

草津と、失礼ながら子供が「Mくん」と呼ぶ、そして我が子が歩く前からになるのか、その頃より知ってくれている支配人の旅館へ行きたい、というオーダーの元、こちらをチョイスしました。

「ただいま」と懐かしくも思いながら、部屋に入ります。こちらの旅館は特段にいつも感謝御礼の気持ちです。

お風呂も懐かしい。

この旅、14回入ることになる、湯加減の下調べな調べ。

懐かしき、もう思い出と言ってもいいほどに、小さい頃から遊んでいる三面鏡。

新参セットに、ストロボと、久しぶりの箱根。写真の探求心が摩擦熱で刺激され。

「下にクルマ見えるんだよ」と、教えてくれました。前までは下にバスが通るのを楽しみにしていたのも懐かしく思いますが、成長したのか今回はとくに見るわけでもなく、興味を示しませんでした。

せっかくのしたたる雨。前に撮ったような一枚を撮り、

幾多かに滴る水たちが演じる四方八方を撮ってみて、

今度は優しさを加味して写真に収める結果論。

ゆっくりビールを飲んで、

甘味で運転の疲れを癒したいところですが、温泉に到着と言えば饅頭という、期待していたそれとは違ったようで、

「パパお風呂はいろー」と、14分の1となる修行のスタートです。ストロボあり、

体の露出は多めながら、光の露出は控えめのストロボなし。

ストロボの光というものは、太陽光を基準に作られ、つまりは太陽光に非常に近いとされており、かつ、そのままでは固い光りになりやすいとされている中、人物撮影などではディフューザーなどを使い柔らかくすることが好ましいとされてるところ、「ストロボの色が好きでない」という意見もありますが、

正確には「使い方が難しい」、さらに具体的には「光りの調整が難しい」、あるいは部屋などで撮るとミックス光となるので本来は色がついたカバーをつけたりするべきところ、これの加減も難しく、もしくは面倒になるのだと思いますが、本来は自然な光の色であり、その物質が持つ、反射する色を引き出してくれるアイテムに思い、修行中です。

そして人権と人格に配慮したトリミング掲載の入浴、そのシーンです。つまりまたお風呂です。自分の姿はさらさないのに、子供の姿は裸体までも、という意味では50歩な散歩ですが、自らの顔はぼかすのに、子供の顔は吊るすという考えをどう理解するべきか、気持ちは分からないではないですが。同じくたまたま写った女性の顔を揶揄するのは、それを偶然見た本人、そしてあるいは親の気持ちになれば、なぜに記すのか、同じくな結論は一つかと思い。

0歳児に読むといつもケラケラ笑って喜んでいた一寸法師。を思い出して、一寸法師ごっこ。シャワーでママ鬼をやっつけます。

今回はやたらに熱めのお風呂に入りたがり。

α7R II にPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAのセット、AFポイントをフレキシブルスポットSにすると、泡と液体の境目あたり、迷いに迷ってまったく合焦しませんでした。主にレンズが原因かと思いますが、描写性能は格段によくも、24-70GMと比べてAFが、弱いところも散見されつつ、シャッターチャンスを逃してしまうこともなくはありません。

久方ぶりなこちらのお食事、途中お風呂に3回入ることになりつつ、スタートです。

「冷えるの時間かかるんだよねー」「なんでだ」と着眼点、悪くはないような気がします。ニュースも聞いており「沖縄すごい雨だって」「雨雲ってなに」など、NHKのニュースは子供の教育材料としても、特段によいと感じています。いつもばぁばのお家でニュースで自然と勉強時間となっています。

家人と何かを話し込んでいると突然「パパ、ママ、二人ともこっち向いてピースしてー。Aちゃんもカメラマーン!やるよ」と、水平も取れた写真も撮ってくれていました。

「さざえも海で採れる?」と質問を受けつつ、ストロボはまだまだ修行の入口ですが、絞りやSS、ISOを理解したら早晩に取り組んだほうがよい、分野に思います。光を探すことから、光りを作りコントロールする領域となっていくので、はじめは取っ付きにくいですが、これに目が慣れて来ると、人撮りにおいて自然光だけでは限界が狭く、顔が暗い写真、影で肌の色が暗くあるいは黒い風合いとなるケースがどうしても満足できなくなってきます。

とくに子供撮りにおいては、子供が動き始め、または歩き始めるようになってから、言うことも聞いてくれず動き回りますから、光を選んぶことが多くのケースでできません。子供が小さい期間こそ、ストロボが最も必要な時期かもしれません、という所感を持つようになりました。しかし赤ちゃんの間は避けたほうが好ましいとも思います。

電球下では自然な風合いがなかなか難しいですが、こうした失敗も重ねて、部屋にいる時間が長いのが分かっているわけなので、次回は色温度を調整するオレンジ色のカバーも付けてみようと思います。

「ピンポン・パンポン、本日は羽田空港をご利用頂き、ありがとうございまして、次の便はANAでして」というアナウンス、今しか聞けないと思って、微笑ましく噛み締めて拝聴気味に。空港の雰囲気が大好きなようで、空港アナウンスがただただ流れているだけのyoutubeも時おり視聴しています。

ここにたどり着くまでに、到着から5回目ほどを数えるお風呂をこなして、こちらはヘトヘトです。「お風呂が嫌いなよりはいいですね」と食事を運んでくれている宿の方。

布団でパパと遊んで、ママに撮ってもらい、私のスマホを抱いたまま寝入りそうになれば「はいパパ」と渡してくれ、箱根の布団で1日が終わっていきました。
つづく
Posted at 2017/05/17 23:51:14 | |
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箱根ドライブ | 日記