D810 + sigma35mmF1.4art

今の時代、youtubeの英語コンテンツのほうが優秀と思われ、まったく使っていない家人の要望でその昔買った、英語教材が背景に写り込みながらですが、パパのサングラスをして準備は完了と思いきや、
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM

2歳になる前に、
青山へ行った時ばぁばに注文してもらった「Aちゃん専用サングラス」という求めに応じて、久しぶりにつけてみました。5DsRと35mm。

D810と35mmと両方で撮ってみたものの、いじりすぎて何らの参考にならない比較。埼玉県にある百合丘幼稚園は、登園・降園ともに、眼病予防のため園児へ帽子に加えて、サングラスを推奨しているそうです。昔と違い、紫外線が目に及ぼす影響を加味しての施策。というように、長きに渡り酷使する目を保護する考えは、今やスマホにタブレット、PCの普及により、ブルーライトの弊害もささやかれ、一段と重要になっているという考え方が台頭し、「子供にサングラス?」「サングラスは目に悪いのではないか」という意見に対して、市民権を得つつある段階まであと少しのところかもしれません。安価なレンズは目によくないので、できるだけいいサングラスが好ましいかと思われます。

所定の場所から関越にて、一眼で連写。三歳になってからはクルマに限らず自分で率先してベルトをすることが当たり前になってきましたが、1歳、そして特に2歳ごろはベルトを嫌がった時期もありました。なぜベルトをするのか、都度説明をしてきましたが、この旅では「慣性の法則」という切り口から、手をクルマに見立て、おもちゃを手のひらにおいて、手をシートにぶつけるとおもちゃが飛んでいき、という風合いに「これが慣性の法則だよ」と説明していると、「どうして慣性の法則は必要なの」と、難しい質問をされました。必要性、という視点はありませんでした。
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次はコンデジで。好みは「小さいから」という理由でコンデジ推奨派のようです。キヤノンコンデジG5Xは「Aちゃん専用にする」と取り上げられました。力学において、慣性の法則がなぜあるのか、あるいは成り立つのか。つまりは地球が自転し続けることも、根本的には説明を仕切れないわけですが、

子供の疑問というものは、先日の「
どうして太陽は宇宙にあるのか」かのごとく、ときに単刀直入的に、あるいはときにたったいくつかなぜを重ねるだけで、人類の英知を遥かに越えることを思えば、いかに人間が知っていることが浅はかなのか、と思い至らされました。子供が後ろでかえるの歌を唄ってくれ、私は関越道から富士山を見ていると、

家人が「あっ飛行機」と見つけると、子供より「あれは自衛隊の飛行機だよ」と説明を受けましたが、実際のところは海上自衛隊に加え、海上保安庁の機体の可能性も感じつつ、我々親は「あっ飛行機」止まりが多いかと思えば、そこまで分別がついていれば立派と思いました。

家人が仕込んできてくれたプリンス・メロンをほぼ一個分を車中にて一人でたいらげて、自宅より持ってたブルーインパルスの玩具を片手に、PAで一休み。

子供撮りのコツは「目線を同じにする」、あるいは人撮りのセオリーの一つして、少しローアングル気味だと足が長く見えて綺麗というのもありますが、これら教科書的な教え通り、子供の目線高さでの写真もよく撮りますが、私はハイアングルで子供を撮るのも好きです。さっと撮れる俊敏性と、そのまま撮れて楽なことに加え、ハイアングルなりの可愛さ、そして今しか撮れない写真、という意味合いも込めて。

飛行機の玩具も仕入れる、飛行機好き。くるま、電車、あるいはプラレールなどよりも、飛行機に対する興味は一段の特段ギアが入っており「リュックも、靴も、洋服も、飛行機で揃えたい」と明確な意思を表示するほどに、飛行機好きという将来は思い出。

家で飛行機ごっこ・空港ごっこをしていると「えっトミカ?」と私が聞き返すと「違うよ、トゥィンカー」とトーイングカーを取ってくれという発音がときにネイティブっぽく分からないことがあります。
陽気なこの曲も大好きでyoutubeの影響です。

「これ
マロウドホテルのバス?」と、言われれば似ているかと思っていましたが、確認してみると、ほぼ同じ線が入っています。マロウドホテルと関越道の地理的立地関係に、ホテルの規模感、成田空港とホテル間のみを送迎するという性質を考えれるように、説明も軽くしつつですが、大人の先入観かもしれません。

昨夜は瀬戸弘司 氏というユーチューバーのコミカルな、しかし完成度が高いと思われる「
ミツアキTVラップ」この曲を一回聞いてお風呂に入れば「ユーチュー」「ジャスティース」などとさっそく口ずさんで、楽しいお風呂となりました。日本語だと「ユー・チュー・ブ」と三音、英語だと「ユー・チュー+小さいヴ」で二音であり、同曲はその点含め、ジャジーなコード進行やリズムの妙、韻あらゆる点ですばらしい秀作である、という
瀬戸弘司氏の「ミツアキTVラップ」がいかに素晴らしいか、おれが解説してやるという動画もあり、で楽しみながら、音楽の見識も広がりそうです。

「関越?」と質問され、「そう関越だよ」と答えると、「関越自動車道?」と聞かれ、富士急と富士急ハイランドのごとく、略称と正式名称どちらを常用するべきなのか、あだ名に準じて考えるように話してみるのも一考かもしれません。

農業体験の地、新潟に到着です。「参加者が写り込んでいる写真はSNSなどでの利用はお控えください」ということもあり、趣旨としては問題や影響がないと思われる写真のみにしつつ、念のため詳細な場所は差し控えますが、世界一という表現は各国のお米に対する好みが違いすぎるので適当ではないかもしれない中、日本一は間違ないとされている米どころの近辺です。

13.5度。涼しく、マイナスイオンに包まれたかのような心地よさ。

「パパのビールも入れて」と気遣いも多分に入れてくれ、

この日の宿となる民宿に到着です。六畳の一部屋のみ、水場もお風呂も共同です。学生時代から人生を共に歩んできたにも関わらず、案外に家人と民宿へ泊るのははじめてゆえ、新鮮に思いました。

ママが作ってくれたお弁当を食べてから、

玩具も広げて、一緒にトイレも私の清潔基準も満たしながら上手にこなしてくれました。家では子供から、いわゆる連れションに誘われ、トイレ内で私が便座、子供がオマルでダブルですることもありますが、頼んでもいないのにオマルの掃除までしてくれるのはいいのですが、ヒヤヒヤしながら見守ります。

幼稚園のトイレでは1)便器にさわらない、2)トイレ内では他のところも触らないようにする、3)手をよく洗う、理由)とても汚いから、という重点的指導を念のため何度も継続的に行う、潔癖症の伝播も視野にいれ、集合時間。

この旅、楽しみの一つにしていた軍手もつけて、小雨がちらつく中、出発です。

道中、自然を楽しみながら、他の参加者なお兄ちゃんが捕まえた、カタツムリを見せてもらったりもしました。カタツムリは寄生虫がついていることがあるので、手で触ったあとはよく洗ったほうがよいようです。

お兄ちゃんと競争もしながら、心地よい空気を吸って、テンションは上がる一方です。

途中、独走体勢も、しかし呼び戻しながら一緒に歩いて。

しっとり幻想的ともいえる空気の中、いい思い出にもなりそうです。

今回の旅は、一泊三食付きで大人一人数千円と破格ぶり。

このようなツアープランがあることすら、知りませんでしたが、旅の充実感は値段など関係ないと教わり、楽しい旅となりました。

都会で生活しているこの子のみならず、私たち親も貴重で楽しい体験をいろいろとさせてもらうことになりました。

近所にできる公園。寄附された敷地をぐるっと外周してみれば、恐らくは5億はくだらなく、下手をすると7億はいこうかという規模に思いました。寄附された土地の向かいにはマンションが建設中で、かつそこよりも前面に恵まれた角地ばりのロケーション。マンデベに数億で売れたであろう社会奉仕の心に富んだ資産家です。

ときおり一瞬ぱらつく雨。サンセットスタジオTV氏というユーチューバーが教えてくれた「
雨からカメラを守る!日用品を使った保護方法」を実践しながら、かつ雨粒が大きいときはタオルもかけて写り込んだ旅路。

身寄りがない知り合いで豪邸に住まれている資産家の方がいるのですが、数年内にやはり地元の自治体へ寄付を考えていると言っていました。このような例が増えていくやもしれません。

今回訪れたこのあたりも、インター近くに650坪売地があったりしましたが、需要と地価も下落基調一直線なのだと思われますが、

等々、余計なことを忘れさせてくれる、自然と近い環境。

田んぼの香りに、小鳥達のさえずり、ゆるい空気。

心身ともにリラックスをさせてくれるのか、充実感と食欲がいつもより旺盛ともなり、

帰路のときも「楽しかった」「また行きたい」という声を車内で発し合うことになりました。

記念の田植え。

冷たい水で足と手も洗いました。

子供は走り回り、

担当分について、ほとんどは家人が植えてくれたものの「案外に集中して楽しく植えた」という感想でした。

宿に戻り、

昭和の香りも楽しんで、

子供は飛行機ごっことコーラを楽しみ、

家人はビールを楽しんで、

私は写真を楽しむ、ほんのひとときの一休み。

このような旅路。懐かしさも思いつつ、これから若干は増えていくのかと思うと楽しみです。

他の参加者の方達と触れ合い、宿の方とくに歳が近いご子息ともたくさん遊び、

宿には、運んだ温泉を入れてくれている大きなお風呂もありつつ、近くの大きな温泉施設へ行くのですが、

そこでもあとにして思えば、微笑みもたくさんもらい、温かさに触れさせてもらいました。

この写真はこう見えて、シーマを撮っているところです。

街を眺めて、
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お風呂ですっきりもして、ご老人や若いお兄さんに子供がうがいしている姿を面白く笑って頂き、

お風呂の帰りは、宿に戻る前にJR石打駅に寄ることに。

水たまり、どうぞどうぞ堪能してください、お風呂後ですが。

上越新幹線開業後は衰退の一途を辿り、2016年現在で、一日の利用客129人。減少ペースからすると2017年はさらに微減し、数年後には100人を切るかもしれません。静かな駅でした。

目的は、もちろん電車を見ることですが、駅ごとの、地方ごとの雰囲気やカラーがまた社会勉強になることを願って。

除雪機でしょうか、ホームにも置いてありました。

タイミングよく上越線、16時43分の上りを見ることができました。「次は何時?」と時刻表を見てくれていた家人へ問うてみると「次は5時27分。1時間近くあとだよ」という会話をしていると、

運よく貨物列車を動力車二連結で見ることができました。「音がおっきい、うるさい」という感想。

静かなはずの石打駅で大迫力の貨物通過を間近で見ることができたという歓迎を受けた、ということにして、宿へ戻ります。
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM

18時のご飯へ向けて、家人へ今は何時か問うてみました。「まだ5時17分だよ」という声を聞いた瞬間、「さっきの駅にもうちょっとで電車来るね」とすかさず、子供が会話へ入ってきたのですが、よくぞたわいもない会話を覚えており、そして駅のアナウンスも響きうるさい中で、電車を興奮して見ていたかと思っていたのに、何気なく聞いているわけで、隅に置けません。遠くでの会話も案外に聞いていることが多いので気を付けたいと思います。
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM

ほんのり宿の外も探索して、カタツムリを捕まえていたお兄ちゃんが、今度は沢蟹を捕まえて見せてくれ、
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM

懐かしい風合いに、給食のようなひとときの夕食をして、大人はお酒を酌み交わし、
RX100M4

家族連れだけの宿は遠慮することなく、気遣うお客もいない中で、子供達は大いに楽しく宿の子供と一緒に遊びまわり、走り回り、玩具も貸してもらい、おっかけごっごに興じて、
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM

私はなぜか35mmを付けたカメラ二台を持って来ていた、自然と触れ合う旅の夜が更けていきました。
つづく