
2018年夏休み、ハワイ3日目。

常時ジープ索敵モードスタンバイまたはオン状態。オフがない、という意味では経営または変態と同じかもしれません。

変顔で頂くさわやかな朝食。

「パパ、いよいよ明日だね」注文から24日間、ご担当者様のインフルや、保証継承もあったりのせいか中古車としては十分長いと思われますが3週間、案外に子供のほうが落ち着いていましたが、Gクラス待ちに待った納車から1週間が経ちました。乗らない日は今のところありません。「ママ、今まで買った車で一番最高だよ」「これは買ってよかった」「いいのを選んでくれたよ」と何度も家人へ伝えてしまうほど、私も気に入りました。

この週末は大好きなHちゃんが乗ってくれることになったGLと一緒に、二人の経営会議含め温泉へ行ってきました。

そういえばFJと旧G。奇遇にもなのか、2018年に販売または生産が終了された共通点を持つことになった組み合わせとなりました。ライトが丸い点も共通項です。今週末の旅でもNゲージ、4両目のSLを仕入れれば「電車はSLが一番かっこいい」と、我が家の5歳児どうやらクラシックなデザインや風合いが好きなのではないか、と気がついたような気がしなくもなく。

加えて、概ねどちらの車も大きいか大きく見える割には、全長もホイールベースもけして長いほうでなくの中、最小回転半径は両車6.2mという数値上の取り回しの悪さも共通項ですが、FJはまだ慣れてないのもあるのかもしれませんが曲がりくねった小道は苦手に感じ、方やGは取り回しの悪さは感じず、むしろベンツ的な運転しやすさがしっかりとある一台に思いますが、ハンドリングが鈍いのは現代車と比すれば緊急回避の点で内在する問題かもしれません。

FJやGを運転して改めてS400に乗ればハンドリングは巡行、取り回しともに感動ものですが、FJもけして嫌いではないどころか、好きな様相に思いつつ、Gは直安定性の悪さなど数々の難点を吹き飛ばす魅力溢れる一台に感じています。Gはハンドルの切れ角はそこそこある中「Gはハンドルいっぱい切るの?」と横で何気によくみています。

いずれにせよ、どのような車でも、経営あるいは人生のハンドリングに比べれば、どれも快感級の傑出作という感覚で間違いないと思います。

先週納車前の土曜日はGスタンバイを一旦忘れ、岐阜から来てくれた友を自宅にお招きさせて頂いていました。

Gのジの字、も忘れて友と過ごした5時間近く、楽しそうでした。

「ちびっこ?」と確認もして、「しっつれいじゃない?」とママの発言にモノ申しながら、

春休みに会う約束をして、見送りに行った駅で、10回20回いや30回以上か、手を振りながら「バイバイ」を言い合い、見えなくなってもお互いに「またねー」と「ありがとー」という幼い友情に感動をもらいました。

友人のパパはナチュラルに生きている方で、その点も尊敬をしていますが、

とある大手企業にお勤めの中、その会社のお話を聞いていれば「なんと厳しい」と思うルールや評価、取り決めを改めてお伺い致し社会勉強もさせてもらいました。

この年も「ABCストアでしょ」とABCマートを訂正されながら、ABCのはしごをして、先週末に来た友と、この帰国後岐阜で会う予定となっていたこのときお土産も仕入れます。

お酒を飲みたい欲求がまったくこの半年ほどか無くなった中に、出会ったあとから知ってみれば同じ店が行きつけだったこともあるせいか、このパパ友氏といるとお酒を飲みたくなる不思議を思いつつ、東京に戻ってきますように、とお祈りもしてみながら、

今年はキャンプも致しましょう、ハードル高いですが、と約束もして、我々親にとってもとても楽しい時間となりました。お互いにGWの旅中、
セントレア空港でばったり会った奇遇の奇跡も合わせて、子がくれた不思議な縁に感謝です。

オーナー業は辛いよ、フリテンのどら次郎ということで、

「いや~まいった。(帳簿上の)利益が出過ぎた」と言っていれば、「まだ言ってんの?しょうがないでしょ。」とごもっともな指摘を家人からもらった決算が過ぎ、

詳細は割愛しますが、貸付と相殺したり、つまり社が成長するほどに、一切利得がなくどころか、これだけ社が成長したにも関わらずオーナーである我が家はマイナスしかあらず、とんだ誤算ですが、

各所予算は上げながら、加えて多くの方に潤いがあればまたそれでよくとも思いつつ、家族のためにも資する土台としていかねばと考え今期はしっかりと回収できる環境を整えて、別法人を作ることもベースもペースもアップを行うこととして、社名は「ゴーゴーカンパニー」という候補も出てき乍ら、1社我が子に決めてもらい、という5歳の経営参画の第一歩ということになるのか、

このままいくと経常が下半期あたりから30%、経営効率がボリュームの拡大とともに上がる結果、放置すれば来期は40%ほど行ってしまいそうなので、成長曲線、着地、納税、償却、そして次期の同じく、とどうしたものかイメージが付きませんでしたが、

下半期に稼働していくであろう不動産部門合わせ、おぼろげながら頭の整理がついてまいりました。少なくとも目の前の予算は各所倍増級にして、投資系経費の厚みが増しており、業容拡大とクオリティ向上の二本立てで、マリオブラザーズのスターを得に行くかのような、すなわち無敵状態を目指してまいります。

無敵状態といえば、かの昔、周りでジスロマックサワーが流行っていたことがあったのを思い出しました。

クオリティという面では、既に顧客から評価を頂きはじめ、顧客社内報によりますと弊社と他2社だけが質的要求を一部達成しているということで、しかも他2社はかなりのスモール企業ゆえ濃くできる中に、一定の規模を持つようになった中では弊社だけであり、つまりはボリュームとクオリティを高次元で両立して価値のご提供ができるのはオンリー状態になりつつあるかもしれません。気を引き締めて駒を進めます。

利益構造に目を戻すと、効率的な経営ができてしまうこと、実質価格競争がないこと、多少とある仕入れ予算を上げて個別のコスト率がいくらか上昇しても、向上している利幅実数からすると、むしろ全体的にはこの点のコストが下がり等々、異常な経常率かもしれず、私も経験をしたことがありません、いや経験がありましたが遥か昔で忘れました。なお個別に見るとコストを上げても、全体として見ると当該カテゴリーのコストが下がっているという現象に気づき「考え方の優先順位を変える発見」というのに気づき、この気づきがなければ次のタームで苦しんだかもしれません。

というわけで、どうしても納税という最大最強コスト、すなわち無敵のコストと呼んでもいいかもしれない、これとどう経営環境とを調和させていくかは、最たる論点その一つになりそうです。その昔は偶々的にMAした先の赤字で納税を合法的に免れてきた経験がありますが、最近はそれもできずらしく、一方で零細らしく20万円の経常あたりに落とせれば節税にも奔走したいと思いますが、今期はそもそも節税という概念に関することをしても雀の涙にもならない様相なため、いや高IQの束である歴代の財務官僚殿が知恵を積み重ねてきたことの抜け穴を探そうと考えることは自然の摂理に反することに等しく、

すなわちどんどん納税して、さらに予納なども増えながらも、償却がありながらも、もろともしないような環境を作るべく、すっきりした気持ちで取り組んでいこうと考えています。

従前経営してきた会社では常々「ディフェンスとは常日頃からするべきものである」という持論を、机上の空論として唱えていました。つまりは何かあってから対処するのではなく、常にしっかりと整えて適正に行っておくことが最大の防御であり、労務や近年ではネットでの風評も考えなくてはなりませんが、ここでは一例として税務調査を挙げるとすれば、調査が入ってから慌てて対応対処するのではなく、

常日頃から不正を行わず、税務調査が入っても何らの問題ないように適正にしっかりとやっておけば問題がなく、それが最良の防御であるという持論です。

しかし私は約20年、ピーク時は20社、道中合併した会社も合わせれば30社あるいは40社以上かもしれませんが経営をしてきた中に、つまりは税務調査が入る間口がかなり広いにもかかわらず、

実は一度も税務調査というものを受けたことがなく、この点は経験がまったく不足していました。

初めて税務調査を受けたのは、実は一昨年です。今の税理士殿にも「それは奇跡ですね」という評価を頂きます。

子会社の一つに税務調査がお越し下さりました。「絶対にここから親会社や関連会社など軒並み調査が広がります」というのが税理士殿のご意見でした。

調査に来た税務署殿は「こんなしっかりとやっているところ見たことありません」と、即時と言ってもよいほどにお引上げになった、という経験をしてやっと、机上の空論が地に足が着いたときでした。

現在立ち上げた会社は、想定外に成長を重ねてきており、どの方も口を揃えて「これだけ伸びれば必ず目を付けられる」とご助言を頂きます。具体的には来年必ず来る、という見立てが支配的です。

ごまかして少ない納税にしているよりも、がんばって結果として納税が増えるほどに目を付けられる、というのも辛いものを感じますが、致し方ないことと理解をし、同時にかなり目立つのは事実だと思われ、より一層脇を締めて小さな節税なども行わない方針にしようと考えています。

世間では「気楽に好き勝手やってる」ように見られがちな、零細や中小程度のオーナー業というのは実は大変なことのほうが多いように思います。お上からすれば庶民層です。

どの仕事も大変ですが、社員という立場も何かと自由が利かずストレスも多い中に、責任という意味では一社員よりも、社長のほうが大変であるという通則も思いつつ、社長よりもオーナーのほうが重い事項も無きにしも非ずの場合もすくなくないように見受けるような気もしますが、

ある日ふと、その籏目で見るよりは大変なオーナー業、そして大粒な気苦労が絶えない経営者に非難の最終処分場社長業、さらには深夜の労働者まで勤め、分業とは真逆に三位一体超合金ロボ並みにすべてを兼務し、気力体力に経済力まで疲弊するコンビニオーナーというものはどれほど大変なんだろうと思ったことがあります。

近所のコンビニオーナーからお伺いするお話としては、深夜アルバイトが飛んだ連絡が夜に来たり、すなわちいつ何時不穏な電話が来るのか気が抜けず、そして実際に深夜連続22日勤務をしたり、という中に今度は日中アルバイトがお休みします、となれば夜勤明けそのまま日勤となるハードな荒行コースも珍しいことではないようです。すべてとは思いませんが、「オーナー」と呼ばれる人達の実態その一つかもしれません。

そのような犠牲もある中に、我々多くの人がコンビニという便利を享受しているわけですが、もう少しだけでもオーナー寄りに世の中がシフトしてもいいのではないかと思うこともあるやもしれません。コンビニに限らず、多くの零細、マンションの一室または数室程度、もしくは地方のアパート一棟含め「オーナー」という一見甘い響きの概念にしてやられやすいような気がします。

固定資産税は賃貸料であり、滞納しようものなら、やがては競売で安く売られ、次の固定資産税という賃料を得る目的で新しい賃借人が決まり、

確かに所有という概念あるいは制度はそれなりの処分権はありますが、所有が本当に自分の物であり好きにできるのであれば、好きなときに好きなように第三者へ譲渡してもいいはずですが、これは事実上一定の制限があるわけで、たとえば相続のときは一定上納し、もしくは譲渡税はかなり高めに設定され、つまり所有という言葉のマジックも多分にあるのではないかと思う次第です。なお所有権とは「排他的支配権・処分権」と定義されていますが、排他の中に権力は含まれておらず、本質的には絶対的処分権など存在しない、ということと同義になるのかと思われます。

最先端の情報を持ち歩く友人に言わせると「10年、20年後、この国は中国人やその他東南アジアを中心にした外国人だからけになる」と指摘します。

住民感情、国民感情からすると土地の所有権が外国人の手に次々に渡っていくことに抵抗があるかもしれませんが、

権力すなわち賃貸人からすれば、賃料を収めてくれれば誰でもよく、むしろ外貨を稼いでいく一端になるやもしれず、そして本質的に所有権制度の有無に関係なく国土は国のものであり、その利用料を支払って国や地方自治体が潤うわけですので、何らの心配もない、どころか歓迎するべき事項と考えてよいのかと思われます。

つまるところこれは貨幣にも同じことが言えるのではないかと思います。

しかしお金の道具性に着目すると、不動産との相違点として、運用しやすい事項もあろうかと思います。「お金は大切に使うんでしょ?」というある日、子供の問いに「他のパパやママと違うことを言うかもしれないけど、お金は大切に使わなくていいよ」と伝えました。

「ビジネスにどんどん使いなさい」「困っている人にどんどん使いなさい」「一人でも多くの人に仕事が生まれるように使いなさい」「稼ぐのが上手じゃない人に稼いでもらえるように使いなさい」と教えてみました。己がまだできていないことを教えるのはなんですが。
つづく