
水陸両用分担X(エックス)。

お風呂で謎のキーワードが飛び交うこともありますが、

今宵のお風呂は「パパはばぁばからどういうことで小さいとき怒られたの?」という会話からスタートしました。

「えぇ覚えていないなぁ、Aちゃんはパパから叱られたの覚えてるの?」

「覚えてるよ、えっとね自分のことだけ考えるな、お菓子食べすぎるなって怒られたことあるよ。」

「教えてもらったことや連れて行ってもらったところは絶対忘れないよ。」と聞いて「なんでおぼえてるの?」「わかんない。」とやり取りしながら、ちゃんと話を聞いているのかとも思いながら、行ったところもなんて気まで使ってくれたのか、あるいはどこか感謝の気持ちに似ているようなニュアンスも伝わってきて、思わずお風呂の湿度も上げそうになるぐらい感慨深く嬉しさが込み上げてきました。

飲みの帰りにばぁば泊中の寝顔を撮りに寄ったときの一枚。

サーキュレーターをかけたまま眠りにつきたく、我が子が整えてくれてあった寝床で寝ることにします。

翌日の帰宅もご機嫌ノリノリリズムです。

1DXの修理&OHの旅、出荷を整えてくれ、

「パパ、これオーバーホールしたよ」とドライバーで全部はずして磨いて戻す、こちらもOH作業。

姿勢がよいのはママ譲りです。そういえばパパは姿勢が悪いと子供の頃に叱られたかもしれないと話し、

今宵のお風呂、自家製アイスを食べながら「今日はさ、パパから一つ相談があるんだけど」と会話は続きます。

我が子が4泊5日いなかった間に、生活困窮者の方々、そこで生きていく大変さをyoutubeで食い入るように見ておりまして、リーマンショック当時の動画もあり、失業し職を探すもなかなか電話で断られる連続に都の施設に入るも一週間で出なければならず、しかしなお仕事が見つからずホームレスになっていく過程なども視聴し、あるいは弊社へのご高齢者の応募をみれば同じような人もいるのか、と思い、

知らない世界を知ってみたいと職人系、現場系、あるいはペンキ屋殿やエアコン工事事業者業殿の動画も多分に見たりしながら「高齢者にできる仕事はないだろうか、そのようなビジネス、仕組みは作れないだろうか」と考えていたところ、警備業の社長氏が社会性に乏しい方を寮に入れてまで、自分が現場を教えたりまでして、そうやって社会貢献している姿もみて、私もそのようなことをしてみたいと思い、

「パパの会社で高齢になった人やおじさん達が食べていけるようにしてみようと思うんだけど、どう思う?おじさん達はなかなか仕事が見つからない人も多いんだよ」と聞いてみれば、

「おじさん達たくさん雇ったら会社潰れちゃうよ?」と第一声返ってきて、泡を食いました。「パパの会社は何歳ぐらいの人が多いの?」と続けて質問され年齢ゾーンを答えてみれば「じゃあさ、Tさん達みたいな若い人がいいんじゃないの?、いってもパパとかママぐらいの年齢までの人にしてみれば?」と具体的アドバイスまでさらに間髪を入れずに投げてきます。

この子は社会やビジネスのそのような深みをどこでいつ知ったのだろうか、どこからそう感じたのだろうか、率直に驚きました。しかし私の驚きはそれで終わりませんでした。

湯舟の中の経営会議、アイスを頬張りながら私は食い下がります。「でもさ若い人みたいにいっぱいは仕事できないだろうから、ちょっとだけ仕事してもらって、その分ちょっとだけお給与払うようなことしてみようと思うんだけど、どうかな?」と、言えば

「そしたらさ〇〇の仕入れ分の売上稼げないんじゃないの?」と即座に指摘され、あれま、それも確かに。と、困っている人の役に立ちたいと偏って考えてしまっており、思ってもみませんでしたが、言う通りです。甘い考えでした。経営歴22年の44歳、まだ小学校に1日しか登校していない6歳に完全一本取られる会話をしてしまいました。

おっしゃる通りですと非を認め、続いて「ねぇパパ、20歳になったら一緒に仕事したい。」と嬉しいことを言ってくれ、議題はこれ以上話すことないよね張に経営会議閉会の運びと〆のお言葉に移っていき、

「もっと早くにも一緒にしたいな、みんなより早く手伝いたい。」と意気込みも伝わって来る言葉もくれて、

「もう手伝ってもらっていますよ、しかも驚くほど助かっています。」と事業の選択と集中において、なかなかできないスーパージャッジを幼稚園児でくれたと思い、しかも理由も染み入り、パパもナチュラルに自分を見つめなおし反論を買わないようないい方で、合わせて突き抜けてずば抜けて秀逸な感性をくれて、この子のおかげであると感謝をしており、

「パパはこういう会話をみんなとしたいんだけど、大人でもなかなかできない人が多いんだよ。」と伝えてみて、

おじさんをたくさん雇うと言い出した私の血迷った加減に心配となったのか「もし今の会社がさ、もしだよ潰れたら、またみんなでやろうよ、みんなとやりたい」とその心配に及ばないもののなんでそう思うのか聞いてみれば「だってAちゃんが大人になる頃には会社古くなってるじゃん」と、経年劣化、あるいは時代の変異変遷を思えば可能性ある話である中に、有難い心意気を感じました。この根性があれば大丈夫とも思いながら。

「Aちゃんの仲間もこれから出会って増やしていって」とお願いすれば「うん」と一言返事をくれて、アイスを食べました。

お風呂をあがれば「優しいパパと優しいママのところに生まれて幸せだよ」とリップスーパーサービスにも拍車がかかり、心地よい夜風にハイテンションまでくれます。

という、いつの間にこのように成長をしてきたのだろうかと驚くお風呂の今宵でした。

本日日曜日は、自転車の修理に行きたいとのことで、付き合って、部品取り寄せに1週間ほどかかるようで、もう一台も同じく修理を出しに行くピストン輸送を行い、

最近やたらと「夜遅くのローソン行きたい、あの雰囲気と風が好きなんだよ」と声をかけられるお昼のローソンにしてもらい行き、公園に寄って、

二人であじさいを眺めて、

もう一台は自分たちで直そうと、がんばってみるものの、手に負えず、

三台目は押して持ち込み、

最近はコロナ前からつまりは相続絡み系な売り物件に空き地がやたらと増えてきた印象で、庭が大きい家がいい、アメリカ人みたいにバギーも庭でできる家と言われながら、ばぁばが大きい家はよくないっていってたじゃんと応酬しながら、

三台目はすぐにその場で直ったサイクリング。

最近よく指摘するようになったのが「これってもっと安くしたほうがたくさん売れるんじゃないの?」というコストリーダーシップ戦略的な主張。

車系youtubeとヒカキン氏から感じ取った感性のようですが、それにしても立派だと思う次第です。千や万の情報と触れ合ってきている中に、その感性をピックアップし持ち帰ってきて、会話にしてくることが一つこの子の感性だと思うからです。という視点でも褒めます。せっかくなのでヨツバもまたいで自転車一気乗りして乗り心地の比較もしてみた梅雨前の小雨あと。

過日の箱根、楽しみにしていた一大イベント「大好きなばぁば達二人に挟まれて寝る」ところにママに腕枕されながら寝る準備段階かと思っていると、直前に隣の部屋にいた私のところへ来ました。

「ねぇパパと寝たい」というので「うわー嬉しい、パパもそうしたい、けどこんな機会そうはないんだから、ばぁば達と寝てきたら?」と返してみると「うん、そうする」と隣の部屋に戻っていきましたが、

後日成り行きを説明し「へへへ、ばぁば二人に勝ちましたよ」とママに自慢してみれば、「そりゃよーござんしたね」とカノッサの屈辱を与えてしまったかもしれません。

「パパは〇〇とおれどっちが大切?」と最近事細かに確認をしてきます。

「そりゃもう比べ物になりません、Aちゃんです、Aちゃんにしか興味がありません」と伝えます。

いつも伝えている「Aちゃんいないとパパは生きていけないんだからね」ということを「Aちゃん死んだら、パパ生きていけないの?」とよく確認してくるので「そうだよ、生き甲斐だから。他に何も興味ないから、Aちゃんいないとパパは生きていけないんだよ、だから命は大切にして命にかかわる危ないことはしないでね」と伝えれば「パパが死んだら俺も死ぬからね」と会話のルーティンは〆となるのですが、

子供ができればパパ達がいつかあの世にいっても寂しくなくなるから、という説明とともに「だから早く子供作ってね」と付け加え「わかった」と返ってくるのも毎度です。

ママの夕食業務お休みのためのついでのおすそ分け的ピザをばぁばのところにも届けて、間引きをしなければいけないあさがおはばぁばのところに植えることにして移送し、そのあと帰宅して自転車で向かい、作ってあったご飯ももらって、

ママがお迎えに行って、帰って来ました。

いろいろ毎々自分で整えるのですが、過ごしやすい・心地よい「環境を作る」という性質は、特段にいい個性とも思い、

はしごはほとんど使わず、ジャングルジム化もしておりますが、筋トレにもいいと思うだけでなく、常識ばかりに捉われない登り方を日に何度も自然に体現しているかのようでと、拡張解釈も入れてみて、

私ははしごで落ちないようにがんばりながら35mmではなかなか入れにくくなってきて、昔はテレビを軸にリビングというもののレイアウトを考えたのかと思いますが、その時代も変わってきたと感じつつ、

今宵の経営議題、社会福祉方面の要素も少しずつ取り組んでみたいと思うゆえ、明日ももう少し食い下がってみたいと思います。本年の折り返しももう見えてきた六月になりました。