
GFX100S+Otus1.4/100mm
土曜日朝8時に起きて、

夜19時、宿題、お風呂を済ませて泊りにいきました。

EOSR + RF50mm F1.2 L USM
この4年間、大きく価値観が変わり、そして少しずつそれに慣れていくよう、随所に染みわたるよう精進を重ねているところ、

EOSR + RF50mm F1.2 L USM
以前は昭和型の一様的な価値観に基づいて、先輩はただそれだけで偉く、または成功を前提かつ必然とする踏み絵的努力を強いて、あるいは努力という要素と成果とに誰しもが牽連性が必ずあると妄想し「お前もいい人生にしたいんだろ?だったらこれをやれ、こう考えろ、いままでの考え方は捨てろ」とこれを押し付けていました。世の中としても新卒研修ではまず「今まで身に着けてきたものを忘れろ、捨てろ」と多くの企業がそのような価値観を礎にしていたように思います。一様的とは「画一的」「均一的」つまりは「没個性」「無個性」とほぼ同義であり「個性」の対義語と考えてもいいかもしれず、無個性が求められた時代から、個性が求められる時代になっていくと言ってもいいのかもしれません。

EOSR + RF50mm F1.2 L USM
という中に、私はこの三年半、アップデートに留まらない土台の基礎からリニューアルし180度と言っていいガラケーからスマホへ転換するかのごとく、新しい価値観、新しい考え方、新しいやり方で、ときに揺り戻しや知らぬ間に調子に乗っていたりすることもあるはずなので夜な夜な自戒してみてそれに気を付けて修整もしながら、新しく会社を作っているのですが、その中で強く実感を重ねていることがあります。

EOSR + RF50mm F1.2 L USM
微調整もして「はいパパ」とばぁばとの合作でデザートを整えてくれました。

強く実感したこと、それは従前の価値観で作られたマウント系行動目標管理的金太郎飴型汎用的チームよりも、個性を尊重し「未熟だから」「経験が足りないから」「センスがないから」「勉強してないから」「考え抜いてないから」だから「そんな考えをするんだ」と決めつけ思うのではなく「そう思うには、何か考えがあるはずだ」「それぞれ考え方が違う、感じるところ、見るところも違う」と一人ひとりの尊厳を尊重したチームのほうが、何倍も強いということを思うようになりました。1人ひとりが戦闘力だけでなく、発想力、推進力、実現力、信頼感、自発性、そしてこれらの成長力と、これらのサスティナブルそのものと言ってよい生命力、どれをとっても従前型比ボディ剛性300%、ねじれ剛性300%増を達成しました(当社比)、かのような力強さを感じ、それがチームとして構成されていく様を目の当たりにしてきました。それぞれの素養がおありになって、そして私がハンドリングしてきた組織・チーム比に留まらず、社会を見てきた中で、さらには現状競合に留まらず、方々ご支援頂いている取引先様チーム比でも強く思うところです。

一言で表すれば「物事へ取り組む集中力が歴然と相違し、かつそれが自発的という点が特筆ポイント」といえるかもしれません。しかしそれが形になっていると言えるのは、極一部です。これをいかに広げていくかは大きな課題です。

GFX100S+ ニューFD50mmF1.2L
以前は命令、指令、できなければ指導でしたが、これはしなくなり、お願いや「あくまで一つの意見の表明」がベースとなり、あとはあなたの考えを尊重しますというスタンスでいるところ、しかしお願いをしなくとも、示唆をしなくとも、仕事や状況のデータ収集・分析を自ら行い、担当するフィールドに関して「同じ金額をA社へ投資するのなら、B社との取引がリターンが多いと思います」的な投資観や、さらに何も言わなくともしっかりと予算を意識し、かつ折衝までする高く信頼できる仕事やそれらの論法、論拠等ロジック性能そして言い回し、僭越ながら素敵な素性をお持ちであるとしても、お若い方々がまたなんたる成長なのかと、勉強も思いながら目を見張る日々です。率直な心の内として「いやすごい、実にすごい。いつのまに」と思うことしきりの毎日です。

GFX100S + コシナ アポランター50mmF2
新卒会議では「数社のリクルーティングページを見たのですが、お取引先様のサイトはとくに分かりやすいという点においてデザインが素晴らしく、しかし内容的にはアマゾン社が方向性も似ていてよいと思いました。『個性を活かす会社です』と明記もあります」「個性を活かす会社だから成長している」という自社の方向性と合致し参考になると思います、とこれらすべて自発的に行動と考察を頂き、メルクマールを見つけてきてくれました。

GFX50R + Minolta MC ROKKOR-PF 58mm F1.4
その一方で、ほぼ無意識に、という場合も合わせ価値観を押し付ける分かったつもりになってしまっている、時代の趨勢に対してアップデートがまだこれからと言っていい私含めた昭和世代も組織各所の随所十分います。多様性を知り理解を進め、個性と尊厳を尊重すること、それを活かすということはどのような意味なのか、あくまでも個人の意見として表明し、何度も確認し、方々事例や考え方、あるいは人のふりだけ見て、我が振り見えずであることを、私自身が己を見つめ直す機会ともしながら、要職の方々へ伝えていく日々です。

GFX50R + EF50mm F1.4 USM
かと思えば、なんたる柔軟性に寛容力、と思う50代の方もいます。皆に慕われている兄貴的存在になった、2年ぐらい前に競合にてお仕事をなさっていたところをお声がけしてみた元お客様先社員の方です。ある本社勤務のお若い方が北関東でとある仕事をピンチヒッター的にしていると、それを聞き付ければ何も言わずさっと東京から担当の社員を連れて駆けつけて「お前の仕事じゃないだろ、帰れ」とランチ代まで渡されて本社へ戻されたというケースがあり、これら困っている人やトラブルを見捨てないどころか、率先してトラブルは解決し「困った人を助ける」という今の時代にはあまりいないと言っていいであろう方がいて、逸話にはあれやこれやしびれるばかりですが、30代の私であれば、このような素敵な50歳の方であっても、いかにして「服従させるか」「支配するか」「コントロールするか」「手なずけるか」「考え方に同調させるか」でなければ左遷、降格、という視点であり、個性を活かすなどとは程遠い手腕だったと振り返り猛省点と考えています。

GFX50R + コシナ・アポランター50mmF2
他方で、同様に、西を築き今では事業本部として全国を統括してくれ、秋からは新分野を担ってもらう我が友とも、若いときであれば仕事を一緒にしようものなら、おそらく一ヵ月ももたずに割れていたと思いますが、

GFX50R + Leicaズミクロン
R 50mm F2
あるいは「さした成果がないくせに、そして勉強も重ねない中の考えのくせに、そんな偉そうなこと言ってるのか。はずせ」的な、もしくは微塵でも体制批判しようものなら「あいつはいい年してわかっていない」面倒で同じく「はずせ」「きれ」とこれらの判断基準が私を支配していましたが、

GFX50R + Leicaズミクロン
R 50mm F2 最短
体制批判があれば「それは申し訳ございません。言って下さって御礼申し上げます。」と心から思い抱きしめる気持ちで、そして躊躇などなく感謝はして伝えるようになり、言ってくれる方は貴重であり、そこにヒントや答えがたくさんあり、そもそも支配しようと思わなくなり、支配などということは非効率でありそして面倒であることも今では知り、そうやってだからこそそれもまた一つ個性を活かして頂く環境が出来たのではないかと考えているところ、

Leica M10モノクローム + フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4 S
その50歳の方は我が子幼稚園時代からのパパ友殿との相性もよく、相互に不平不満も聞いたことなくどころか尊重し合っている節を感じ、一緒にチームを組みたいとおっしゃっていただき、この人だからこそ、そのパパ友殿もさらに活きる環境へ、そしてより生きやすい環境なろうかというところ、一人の個性が活きると、また次の個性が活き、花がまた一つ咲くように思い、

Leica M10モノクローム
あるいは思うように成果がでない環境であれば、その本人が最も苦しみ、つまりは毎日苦しみが増えて生きることになりますから、第一に「この人の個性はなんだろう、いいところはなんだろう」と探し、次に「それが活きるのはどの仕事、どの役割、どんな環境、どの人となら相性がよいだろう」と勘案し、未来はこれがDNA解析で適正や相性までもがAIを絡め確度高く分かるようになるやもですが、

Leica M10モノクローム
苦しみのために生まれてきたわけではないという理解を前提に、加えて「なんで成果が出ないのだ」と責める考えではなく「成果を出さないように」「苦しみは増えるように」などご本人が望んでいるはずはありませんからこれも理解を言語化して、日々少しでも苦が少なくなるようにと思い、そうやって日々営み、会社という環境は対内的には少しでも人が生きやすくなる装置としてあるべきじゃないのかと考えてみています。もっとも成長した分隙間が多くなり歪みも発生し、時間が立つだけでバランスというのは変動しますゆえ、日々事にあたりあるいはじっと待つときもあろうかと考えています。この朝はラフにモノクロームで撮りたくなり、絞りF8でママと一緒に準備しているところを撮った一枚をトリミングして、絞りF16で登校姿の笑顔を撮り、高ISOで拡大すればモノクロノイズの盛大がまたいい味となっていて、学校に早く行くとこの日は6時台におきて、7時15分には家を出ていきました。

M10モノクローム + アポズミクロン m50mm f2.0 asph
我が子は学校そして公文、私は仕事を終えて、夕刻に会えば、私がいないときに「これ、パパの匂い嗅いでた」と、「よかったね、この世でそんなことを言ってくれる人、この子だけだよ」とママから言われ、まったくもってそうだと思い、

M10モノクローム + アポズミクロン m50mm f2.0 asph
今週は無二の友が一週間東京とのことで、あと10年も経てばお互い年を重ねたなりの心境となるであろうゆえ、少なくとも40歳半ばの気持ちではこうして飲んだり過ごせなくなると思い、

RX1R
行きつけのアットホームなお寿司屋さんで多少の酌み交わしもありながら、はたまたお寿司屋さんのおねーさまが「ちゃんと消毒しましたからね」と巻き巻き作ってくれる日があったり、このお店で7年余りそのような人間関係となってきたことにも感謝を思いながら、

RX1R
スタートが20時以降になってしまった日はお店が開いていないので事務所飲みし、お互い20年以上何らの後ろ盾なく社を営んで来た者同士でこその胆識感じる経営を語り合ったり、社についてこうも真剣な目で話ができたりするご縁をもらえた幸せが体中を駆け巡り敬意を思いながらひとときを頂いたり、友は知らぬ間に彼女が増えて、本宅、愛人宅、シフト制かつ入れ替え制の方々と戯れる部屋まで認識していましたが、さらに彼女が各地港ごとに4名増えVSこちらは異性への気持ちなど枯れた身、という構図の中に精力的な筋トレ男との意見交換、私も気力を振り絞るかのように話し、とそれもネタにし笑いながら挑みますが「パパはものすごく優しいけど、でも1%だけ本当はものすごく怖いのを年長さんの初め頃から感じているよ」と我が子から言われ「ボスは本当はものすごく怖いの知ってますから。だって昔知ってますもん」と、共に無上に大切な存在からときを同じくして言われる一致を不思議に思いつつ、そう思わせてしまっていることも自戒の反省を致しつつ、

GFX100S + Otus100mmF1.4
もう15年も前にまだ幼かったご子息が私のカメラを触ったときに「いいよ、いいよ、触ってみ」と私が言っていたらしく、そのようなたった一瞬数秒のことを覚えていてくれ、ゆえにそのような細かいことを気にしない性質と、めちゃくちゃに運があるボスだから着いていっている、と、それが私のことでない話しと考えても、かような感性を持って、そのようなことを発する方もまた少ないと思い、毎々この友へ敬意を重ね刺激と心のエールももらい、しかしどのお子さんでもカメラを触っても気にならないのは、何でもどんな機会でも感性を養う機会にしてほしいという願いであり、15年前から変わっていないのかと自己確認にもなる機会を頂き、

LeicaM10モノクローム + アポズミクロンM50mmF2 asph
「今日飲みあるの?」「誘われても断ってよ」「キャンセルしてよ?絶対にだよ」と言ってくれる存在がまたいてくれて、一日学校に習い事、宿題で疲れたのか眠り込む我が子と同じように、私もお酒が入り帰宅してお風呂だけ済ませそのままソファで眠り込んでいれば朝に小さなキスで起してくれ、

LeicaM10-R + SUMMILUX-M F1.4/35mm ASPH.
パパの大切な友である、と胸を張って大切な子供に伝えることができる存在がいてくれることにまた有難みと感謝を重ねながら、社のお若い方々同士のように小学生で、はたまた中学や高校で人生の友ができることもあれば、パパのように社会人となってそういう出会いがある場合もあることを話したり、

GFX100S + Otus100mmF1.4
来週は福井にむちゃくちゃ美しいママがいるから来てくれないかと写メを見ればこれは今まで拝見した方の中で最たる美しい方だと思い、はたまた近々は熊本どうですかと抜群の信頼関係を保有するに至ったという、社内随一お客様から好評を頂くようになったチームを見に来てほしい、という有難いご要望を頂き、思ってみれば参観と同じ要素があるのかもしれないと思い、

GFX100S + Otus100mmF1.4
皆様のがんばりを敬意を持って、感謝して、拝見してこようと考えています。「ワンシャッター2万円、1現場100万円で仕事を出してほしい」と冗談も言いながら、久しぶりの撮影にも出向く機会をもらったり、あれやこれやこうして引っ張り出してもらい仕事を頂けることは生きることの張り合いを頂くことであり、これも当たり前ではなく、有難いことであり、深々と深謝致すところです。

EOS R5 + RF85mm F1.2 L USM DS
登校ベースではこのとき残り8日ほど、あと僅かとなった小学1年、あっという間の今を、今だけと噛みしめて「飲み誘われたら絶対断ってよ」と言われながら、この日も送り出しました。

GFX100S + Otus100mmF1.4
1枚1億画素のRAWデータを16枚合成して4億画素の写真をつくる、GFX100Sの機能ピクセルシフトマルチショットをやってみました。RAW1枚1.3ギガバイトのオリジナルデータから、画質80%で書きだした4億画素のJPEG一枚、このケースでは26メガバイトになりました。なお通常1億画素のJPEGデータはスーパーファインモードにて40~50メガバイトのケースが多く見受けられます。

GFX100S + Otus100mmF1.4
ピクセルシフトマルチショット4億画素のトリミング

GFX100S + Otus100mmF1.4
ピクセルシフトマルチショット4億画素をさらにトリミング

GFX100S + Otus100mmF1.4
GFX100Sピクセルシフトマルチショット4億画素の等倍トリミング。

おとなしくゲームしているところならいけるかもしれない、と思ってピクセルシフトマルチショットを試みましたが、呼吸していたり揺らいだり、16枚撮るのでどうしてもある程度は動いてしまい、人撮りはやはり無理でした。16枚撮影中にカメラを見た数枚中の1/16枚、もこうして別個に現像可です。なおFUJIの無料ピクセルシフトマルチコンバートソフトで合成してから、DNGデータをライトルームまたは無償版もあるフェーズワンで現像をすることができます。この機会に
FUJIサイトから
フェーズワンもDLしてみました。

関東エリアのリーダー会議に足を運んでみました。創業してまだ三年半とは思えない、いつの間にか社の成長を思い、ここを統括する王子様の賢弟殿、十分立派なひのき舞台に見えました。みんなで若い人を育てましょう、と50代の方もおっしゃって下さり、若い方々の育成を進めて頂きたいところです。合わせて5年後に全国の支店長を新卒採用からの着任で50%の比率まで持って行きたく、そうやって企業としての生命力を上げるためのDNAバランスを計りながら作っていきたいと考えています。そして今の若い方々を採用モデル、キャリアアップモデルにして、今の若い方々に自分たちの手で新卒の方々とのご縁を作って頂き、育ててもらい、礎を作っていくことをして行って頂きたく考えています。

GFX100S + Otus100mmF1.4
俊足な束の間、この光景が見られるのも今だけでありそしてもう僅かかと思うと切なくも思い、想いを幾重にも重ねます。