Leica M9 + フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4

フィルムカメラとデジタルカメラの狭間にあるカメラ。

ネットでそう形容されている方がいて「もっともだ」と思いました。

フィルムとデジタルの汽水域、淡水魚もいれば、海水魚もいて、フィルムライクであるデジタルカメラ、ライカM9。

デジカメで撮ったデータは「画像」、フィルムで撮って現像し印画紙に焼き付けしたものを「写真」とそれぞれ定義したとしても、

けして画像と割り切れいないどこか写真感をもたらしてくれるカメラかもしれません。

ライブビューがなくシャッターを押すまでどのような写真が撮れるか分からないプロセスと、「カシャッ・ジー」というシャッター音がまた写真の世界観を彷彿とさせてくれます。

フィルム → CCDセンサーでデジタル化 → 現在の主流方式であるCMOSセンサー全般、という流れの中に、ライカの場合はM8にてCCDセンサー搭載デジタルライカとしてデビューし、

2009年9月この
ライカM9からフルサイズCCDセンサーとなりました。

Kodak社製のCCDフルサイズセンサーを積むM9系は、センサー剥離という現象があり、経年変化等でセンサー表面のコーティングが剥離またはひび割れのような状態になります。

これの対策品へ交換されている個体は2021年12月現在50~60万円ほどの相場が形成され、未交換品は剥離の程度などによって15~30万円程度で取引をされているようです。

このM9は対策品未交換の個体となり、剥離は若干少ないタイプかと思われますが、絞るとそれになりに目立ちます。

これに3万円台で手に入る、ノクトンクラシック40mmF1.4のレンズを付けた描写がここのところ散歩スナップ用としてお気に入りとなっています。

カメラが
ローパスレス仕様となることもあってか、

写真の世界観へ向かっていくためにはまだまだ写り過ぎているような気もしてくるようになりました。

このカメラにはライブビューがありませんので、Mマウントのカムに対応していない数多くのオールドレンズを試すことが、なかなか難しく、

Mマウントまたは互換性あるマウントではない場合、レンズ目盛を合わせて距離感で撮るか、撮影した画像を見ながらピントを合わせて何度も撮るか、などのようなプロセスを経ることになります。

粒状感いや、デジタルで付加されたノイズやグレインエフェクトのようではなく、優しく淡い階調が織り成す繊細なドット感が欲しくなってくるとフィルムへの第一歩なのかもしれませんが、そこへは足を踏み入れないように注意したいと思います。

レンジファインダー泣かせの被写体でした。

マニュアルレンズたるライカM型レンズ、準じて互換マウントであるコシナVMレンズ、末永く使えるような気がします。

ニコンの最高峰モデルZ9が2021年12月24日発売されましたが、
大手量販店での納期見込みが2022年10月上旬というアナウンスや、

SONYにおいては
デジカメの売れ筋数機種が受注停止または一部生産完了と、

半導体不足が猛威を奮っているようです。

各所冬将軍の短期的占領が進んでおりますが、先日山梨へ行った際に、

単身赴任や転勤などアパート住まいをされている方が、慣れておらず
給湯器の凍結で配管が破裂して故障という事例が散見されるそうです。

現在は給湯器の供給や修理部品もままならないと聞き及び、より一層の注意が必要そうです。

自動車メーカーからの減産アナウンスは重ねて発表が続き、

そのほかにも、一部の建設資材・部材、多くの電化製品、凡そ製造に関わる全般、品不足がまだ続きそうで、メーカーは無論のこと、

売り物が不足する販売店へも売上減の影響が見込まれ、2022年少なくとも上半期中は、なかなか厳しい情勢が待っているのかもしれません。

ただでさえ先進国中1人負け級の小結1人相撲的なところに、もう忘れられようとしている消費税増税ボディブローがあった中に、

早二年が経とうしているコロナのパンデミック、

リーマンショックや東日本大震災ではなかった経験を私たちはすることになりました。

一日も早いコロナ収束、経済の回復が強く望まれます。

所用で少しナナマルを走らせて、

みっちり一時間は、

暗渠散歩。

そして暗渠の分かれ目。

明日も年の瀬に暗渠散歩をするつもりですが、レンズは変える予定です。

本日は社会に出てからもう二十年来となる友人が、

相談と報告があるとのことで、一献頂くことになっています。

何年前か某大手から某大手へ転職したときに、誰よりも、奥方よりも先にご教示を頂いたというときがありましたが、

当時、転職先の大手とある部門にて、業界ランキングを一人で塗り替えた男、今般はどんな内容なのか。

最近、新しいマンションが建つのかと思っていたら老人ホームというケースがかなり増えていることにまた一つ時代を思いつつ、

下戸飲み過ぎないように、西に住む友のことも気がかりですが、今宵行ってきたいと思います。
1DX + ZEISS Milvus 1.4/50

ミルバスで撮った一枚、僅かにだけトリミングしましたが、なかなか寄れて、色乗りよく、解像よく、コントラストよく、階調よく、トルク感よく、オータスの影に隠れてこのレンズをあまり使ってこなかったことを反省しながら、最近は常用レンズの一つにしています。
Leica M9 + フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4

何度かの
沼津夜遊びゲーセンで鍛えた腕か、同じく行きつけの沼津トイザらスにて買ってすぐ「楽勝だよ」と1位を獲っていたレースゲーム「あっちゃーなんでここできないんだよ」と難易度が上がっているであろうゲームデー。
Leica M9-P + LIGHT LENS LAB M 35mm f/2

明日予定のレンズ。
Posted at 2021/12/28 16:12:21 | |
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