

概ね、明けない夜はない、止まない雨はない、の朝が来て、止んでも雨はまた降り注ぐのか、

「あぁ~ここ住みたいなぁ」「パパも」と、

有難い素敵な朝食です。

一か月半ほど経った最近も「今井浜の朝ごはん、ごぼう美味しかったなぁ」と前日はあった大のお気に入り大量に頂いたごぼう入の筑前煮が、この日は肉じゃがでしたが、

コーンスープに、サラダ用コーンを投入したり、

ネギは立派な野菜であるという一般論に従い、彩り豊かに貢献してもらいながら、おかかご飯が食べたくなってそれが実現可能である等、合わせ有意義な朝食を頂きました。

朝食後、チェックアウト前は、

海辺の散歩と運動です。

そしてあっという間の二泊三日目「ポールダイ伝説の源(みなもと)」と意味不明な呪文を聞きながら、

「俺が持つ」ということで、チャックアウトと記してしまうこと早何度、チェックアウトに向けて楽をさせてもらいます。方々多くのことが楽になりました。そしてそれは有難く嬉しくもありちょっぴり寂しくもあります。

D様のお陰で比較的早く乗らせてもらうことが叶っており感謝致しつつ、ガソリン車だとなんでも現状3,000万円に達しているというランクルを先に整えて、荷物を仕舞い、ママが遅いので様子を見に行くと、

自ら仕事をして収入を得ているわけではない中に、方々の旅行関連はプラチナ会員やらダイヤモンドメンバーになっているママのおかげで随所特典を賜れる機会が多く、それと関係あるのかは分かりませんが、正式予約受付開始前にプールサイドのスペース含め我が家のツアコン、夏の予約をしていました。

次回はベーブマットを持参しようと決め、前回に引き続き就寝中に虫刺されに遭ってしまい、このあと頬と耳が大きく腫れることになります。

とはいえ、大事になることもなく、この子が
1歳半の頃に行った新潟自然の中にあるホテルでブヨに刺されたのが我が子でなく、私であってよかったとしみじみ思い出し、これから先もハチや海洋生物等、自然のリスクには気を付けたく、

最近も「あぁ今井浜行きたいなぁ」と言えば「確かに。あと横浜ベイも行きたいんだよなぁ。コンチも泊りたい。ちょっとだけ建物古臭いんだけど朝食のメロン美味しいんだよ」と、我が家のホテル評論家2021年11月頃コンチに泊まった時「バイキングのメロンなのに美味しい。バイキングでは一番美味しい」と言っていたのを思い出します。こうして一つひとつ要所ごとに思い出が重ねられていくのか、幼少期にたくさん出かけるほどに思春期での脳の生育にもよいと聞きましたが、それを信じて信じなくとも旅路3日目は湯河原方面に向かいます。

「あんなに食べたのに小腹がすいたよ」とくるまやラーメンに寄りました。
くるやまラーメン創業者ご子息インタビューを拝読していると興味を持ってきたので説明しみれば「元祖ニュータンタンメン始めた人は?」とさらに企業研究が広がります。

そうこうしていると、大粒の雨が降り始めた湯河原に到着しました。

寝室は防音・吸音、加えて断熱ボードがしっかり隙間なく入っているのか、雨音も聞こえず、空調もよく、

雨を気にすることなく、グランピングが楽しめるオープンしたての施設でした。「世の中にこんなグランピングがあるとは」などと言いテンション爆上がりの中に、

「ほんとだよね。人生たのしもうぜ」とキャッチボールしてみると「そうだね。まぁ宿題とか少しは大変なこともあるけど、楽しいことのほうが多いからね。」「生きていくのはけっこう大変なんだよ。だからこそ楽しむ。そして楽しさの中に大変さがあって、大変さの中にまた楽しさがあって、かなぁって思うよ。レゴでもなんでもそうじゃない?」と言えば「確かに。ぱぱの教えは有難い」などと返して来て、全区画個室温泉付きのグランピング施設です。

今井浜で虫に刺されたところが徐々に腫れてきていますが、この日の湯河原では雨のおかげで虫が皆無であり、雨の音を聞きながら梅雨を先取りするかのようなしっとりとした空気の中、

「いいこと思いついた」と煙が目に染みない対策で、大笑いのひとときをもらい、

「あぁここ二泊がよかったなぁ」「ここもいいよね。でもママがゆっくりできるのは、ご飯を作らなくていい今井浜のほうだから、ここが一泊でよかったかもよ」「たしかに」と想いのキャッチボールをしながら、

我が家のシェフ、耳を腫らしながら焚火と共に夕食のしらべに取り掛かります。

ブイヤベース、

アヒージョ、

ステーキに、

「レモンかけてみていい?」「うわ、ひっこんだ」と活サザエ、

鉄板焼きシェフの真似をして、TTTP(鉄板技徹底的にパクる)にて肉側面焼き、

「うぉぉ、生きてる」活あわびにと、

お米も焚火で炊いて、食事中「涙が出るほど美味しい」などと言い「トリュフソースだけでなく、パパいろいろ食べなさい」と指示したり「ママ焦らなくていいからね」とマネージングしたり、

さらにはソースを塗って、

焚火下に入れて焼くピザまで、ビールも飲み放題の中に、

うどん等もあったのですが、手が届かず、家族三人心地よい時間の中でお腹いっぱい頂きました。

「症状が悪化した」と彼らしい語彙を組み合わせた表現で自己診断しながら、虫刺され腫れがピークに向かう温泉に入り雨音と雨の香りを楽しみます。
GFX50R+GF50mmF3.5 R LM WR

ところで、脱サラ組や地主系に拘わらずコンビニオーナー業は大変であり、それと同じように大よそオーナー業というものは傍からイメージするよりも難しさや大変さがあるかと思います。何事も傍から見るのとは違うのかもしれません。かような中に、世の中、どの仕事も職業も皆さんそれぞれ大変だとは思いますが、個人的に最も級に「割に合わない仕事」が、総理大臣と社長業ではないかと考えています。
X-Pro2 + XF35mmF1.4 R

何をやっても、言うなればyoutuberと同様にアンチが発生し、得てして概ね何をやっても非難批判の的になり、その割には評価されることも極めて少なくつまり直接的な精神的報酬も乏しく、皆や全体のことを考えなければならず、推進エネルギーやリーダーシップも莫大に要求され、ストレスも段違いな職業の一つに思います。
GFX100S+GF110mmF2 R LM WR

という意味ではオーナー社長業というものは「オーナー業」と「社長業」二重に大変で、これを23歳ぐらいから30代半ばぐらいまでは一応がんばったのか、器量が狭小なおかげでなかなかにストレスフルな日々だったように思い返され、ここから「社長業」という一つが取れている日々、加齢による劣化の中にだいぶ助けられていると思います。そしてこれは周囲に公言していますが「社長業なんてマジきついから、できることなら二度としたくない通過点だ」と伝えています。その代わり裏返せば、最も鍛えられる、一面では千日回峰行以上の荒行ではないかと考えなくもありません。この修行を若いうちにある程度クリアする形でやり抜くことは、人生において有意義なのではないかと考えています。
X-Pro2 + XF35mmF1.4 R

夜が明けました。先日お昼にホームセンターへ行けば「パパはいいなぁ、いつもこうして好きなときにホームセンターいったり、日帰り温泉いったり、いつもこんな生活して。おれパパと同じ生活したい」、夜に寝る時も「パパみたいな生活したい。いいなぁパパは夜寝る時間も自由だし、朝起きる時間も自由だし、昼は仕事行かなくていいし好きなときに出かけらるし自由で」というので「20代終わるまでは思いっきり仕事して、勉強もたんまりやればこういう生活できるよ。しかもただがむしゃらに働くだけではダメだ。コツがある。」

「仕事したこともないのに、こうやってくださいとか教えることできないんだから、まずそれを20代で学ぶ、そして3年間で1,000冊は本を読み、それを『ぉぉこれやってみよ』って日々実験する。1年は何日だっけ?」「365日」「そう、じゃあ三年間で?」「えっとサザンが九、サブロク十八だから1,080日ぐらい?」「そうつまりだいたい1日1冊読むんだよ。途中から知ってることばかりしか書いてないから段々速くもなって読めれる」と会話しました。パチッパチッと小さな音が響きながら、朝が来て、

焚火を起こします。「年を取ると想像以上に体力や気力、記憶の定着力や集中力、好奇心などあらゆることが落ちていき、また今度ゆっくり書いて説明するけど脳の電気回路も強く固定固着されるケースがほとんどだから年重ねたときに学ぶより、20代が終わるまでか30代半ばぐらいまでにいかに学ぶか、そこで学べば一生その差が埋まらないものが身に付く。そういう大事なときにキャンプやら、釣りやら、音楽やら趣味だとやっているようでは話にならない。原始人みたいに三日も野営して何が楽しいのか、キャンプの悩みなどせいぜい「火が起きない」程度だけど仕事の悩みはその比ではない、大事な時期に火を眺めてどうするのか、パパには刺激が足りず、好きなように人生送り愉しめばいいけど、そしてそれはパラメータに紐づく要素も大きいとは思うけど、20代遊んでいると手に入らないものが出てくる。20代はとにかくわき目も降らず働いて、勉強するといいと思うよ」

「わかった、おれがんばるから、パパ教えてよ?」「もちろん、全部教えるよ。でもすでに立派な経営判断もしているよ。パパより上だ。パパは色んな人見てきた上で思うけどAちゃんなら大丈夫。」と、今のところこの点についても良好な関係を築けているのか、この先も大切にしていきたいと思いつつ、そして朝食のしらべです。

我が家のアウトドア、殊にキャンプ系はここでいいのではないか、

夏、今井浜のあとに「ちょうど四ヵ月後?」と質問されながら同じくここに寄るコースにて予約するつもりでいたのですが、

ここは大人にとっても、子供にとっても、我が家としても最高ながら、

別のグランピング施設のほうには、人工的な小川があったり、芝が広がるスペースがあったり、しっかりと温泉もあったり、子供達同士が遊ぶにはそちらのほうが楽しいだろうということで、

ここはまた家族だけで来たいと思います。こちらも最高に素敵な時間をくれました。ところで日系大手企業における40代以上への退職推奨感が強まっているように思います。電通の40代社員業務委託選択式化、はたまた私の身近なお一人は43の頃に地方に飛ばされ約6年、そしてつい先日次の異動先がまた地方、これで6年は戻れないことが確定したそうで、もう一方は上場企業部長氏、働き方改革で副業OKとのことで業務上の客先へブローカー業のようなことを始めましたが、これら会社としては「辞めないかなぁ」と待っているように思えてきます。

あるいはメガバンクのリストラも囁かれる昨今、この流れはこれから先強まっていくと考えられ、人質ならぬ事質だった保証も怪しくなってきた中に大手に入り20代、30代耐えに耐えが40代も50代もとなり、今の若者が「できればそりゃFIRE狙いたいよ」というのに頷けるだけでなく、いまの子供達は、さらにもっと生きる力が必要になるかと思い、昭和のいつからか家の中で仕事の話しをしないという風潮が支配的であったように感じますが、多くの生物が餌の取り方を親が教える中ですから、我々ももっと親が社会や仕事をテーマに家庭内でトークし伝承してもいいのではないかと思いつつ、食後は「ジャングルのなかにひとつだけある宿みたい」と自然をほんのり感じ、ジュースを味わいながら雨音を愉しみ朝風呂です。

腫れを冷やす用にと前夜から凍らせていた氷水で寒暖遊びをすることにして、

アイスクリームも食べ放題ゆえ、スペシャルサービスお風呂で一つずつ頂いて、

一緒に歯磨きして、この景色が最近大好きで、

ほんのり軽く片づけチックに整えて、

「あぁ楽しかった。また一緒に来てね。幸せな時間だったよ。あぁあまりに幸せで将来お別れくるのが寂しいなぁ」というと「そんなこというな」と返されて、

「ママ早くー!」「いま準備してる!」と私が強い口調で言うと強い口調で言い返す妻とのやり取り「まぁまぁ二人ともケンカすんなって」と、場をコーディネートするリーダーシップを感じて、チェックアウト、小3になる前の春休中小二2としては最後の旅。感慨深く楽しみました。

この頃は、お手製ハンコンもどきを作るということで、

途中からママに手伝ってもらい木を切ってフレームを作ったり、幼少期に遊んでいた電動カー粗大ごみ処理に伴いハンドルとシート、ATゲートの流用、およびしっかりとドリンクホルダーまでつけて、両腕のジェスチャー付きで「そーりょーむーりょー!そーりょーむーりょー!今なら三億三千三百三十三万万三千三百三十三円でございます」「高っ」と新手の通販モデルを聞いて、

「パパ見て―うまく撮れたよ」と光もよく上手に撮れて等、創作活動も旺盛に

画伯をしたり過ごしていたかと思えば、

ママから「せめて2mmしなよ?」「やだ1mmにする」と思ってみれば、髪型一つとやかく言われがちな自由がない世の中に思いつつ、

こだわりの1mm体制を敷き、これに見慣れてくるとそれはそれでまた愛しさが増す日々が到来してくることになりました。そんな時期でした。

この旅で撮れた一枚にプロフィール画像を変更し、長らくプロフィール写真として使っていた幼稚園のとき棚を作ってくれたときの一枚を記録に残しておきたいと思います。