レンジローバー引取り納車の旅等、いくつかの旅記録を、加えてこの先もいくつかの同日記、未整理が続きそうな気がしつつ、

人生のカオス予報を40%は下げてくれるであろう、すなわち厚みあるシートに座れば深みある安堵で体を受け止めてくれながら、しっとり潤い付きで優しく心の平穏をくれるこの一台、サードレンジと伴走しながら、ばぁばのところへ向かいました。

前夜「ほら、ばぁば外に出ろよ。いま月食いいところ」と追加の電話をしながら「ばぁば、明日土瓶蒸し食べたい。あと枝豆ご飯」「さんまも焼いておくわね」と予約を入れていたディナーを頂きにレンジローバーとランニングで参上しました。
友達が遊びに来てくれて、ばぁばのところで夕食をしたあと「あらお尻が喜んでる。シートの座り心地も車の乗り心地もいいわねー」「ばぁばこの車はね、長距離も楽だよ」と会話しながらばぁばを乗せて近所を一周し、いつの間にか
上級コースとなっていた習い事へ向かいます。

手持の状態的でいえば、ざっくり中央値的中古車相場900万円前後のレクサスLX570、同じく350万円前後BMWX1、同200万円前後アウディA6オールロードクワトロ、あるいは同様に500万円前後ランクル70、同1,500万円ランクル300ZX、同100万円未満となるサードレンジローバー前期。私の場合はA6が最も心にフィットしていましたが、20年前の3rdレンジローバーが我が家に降臨し、トップ交代が起こり、いや私的な車歴上最たると言ってもいい、しかも突き抜け飛びぬけ乗るたびに陶酔が深まるほどにジャストジャスティス。言いたいことは、最安なほど好みが深掘りされ、これらの関係性につき価格とはなんなのか、と思わせられる謎ファクターの出現です。

レンジ三世代を辿ってみよう企画としての第一弾。当初は4thレンジで大満足するだろうという下馬評でしたが、「私より若くて綺麗な人いるわよ?」と言われてもいやいや「あなたで十分、ではなくてあなたがいい。あなたじゃなければだめなんだ。あなた以外考えられない」かのように、ここで終着としたいぐらい、あるいは4th5thが来たとしても、貴方をホールドし続けたいと思うほど恍惚し、このレンジを労わるために近所の買い物もできるもう一台が傍らにありさえすれば、あとは車はいらない、と強く思わせられる一台です。

「コンビニ寄る?」「行かない」とゲームしたげに「じゃあパパ1人で行ってくるよ」と我が子を家で降ろしコンビニへ向かい、こっそり古ギャルとデートかのように、しばし荷台に座って何かのご褒美的にカフェラテを頂きました。帰れば「遅かったね。もう宿題終わったよ。ささっと宿題終える方式に変えた。」「おお偉いじゃん。ちょっと荷台でカフェラテ飲んで来た」「えぇずるい。なんだよ、それなら俺も行きたかった。」と言われましたが、もちろんいつでも一緒に行くとして、

たとえば荷室ゲートの裏側もこの通り錆びや汚れ等一切なく、なんと綺麗なことか、

別の日に撮ったタイヤハウス内ですが、こちらも泥一つなく、どうなってんだこの車はと思う同様に下回りも汚れや錆びが一つもなく、

塗装も、本当に20年前の車なのか、再塗装しているのではないか、と思うほど美しく保たれていて、という意味では、柳沢慎吾氏もしくは菊池桃子氏ぐらいの変わらぬ若々しさを保っているとでもいうべきか、

その日は突然来るのかもしれませんが、少なくとも現状走っていて極めて気持ちよく爽快でもあり、壊れる気がしない、不安をまったく感じない機関周りを思いつつ「どうせ半年ぐらいしか乗らないだろうから、車検だけ取って現状のまま乗ろう」とレンジ購入後受け取り前はそう思っていましたが、しかし「ばっちり整備してもらって、長く乗ろう」へと心があっという間に変貌しました。

「あぁ~レンジローバー乗りたい。来週の月曜まで乗る機会ないよ」「たしかに」「パパ、あの車買って本当によかった」と会話しながら、今朝もYAHAMAのオープンで登校しました。

そしてBMWに乗ればやはりハンドリングが滅法気持ちよく、

都心では目が飛び出るほど高いコインパもありますが、先日は1.5時間でつい最近まで900円ぐらいだったところが2,700円の値上げになっていてコインパ恐怖症になるかと思うほどびっくりしましたが、今日は比較的穏やかところに止めて、

「ハイパーインフレ?あぁ来るでしょ」という方や、「この円なんていつ紙屑になるか分からないから」という方や、「中国に何かあれば一気に資金が引き上げられる。そうなったらガタガタだろうね」や、「国債の金利上がるから、金利は上げられないだろうし、もうどうにもならない」、今日は「そうとうの恐慌が来る可能性があるよね」という方がいたり、概ね方向性は一致している中、どう嵐を凌ぐのか、「東芝の一件もあるような中に、いやぁいいところに目を付けたよ」と言ってもらったり、しかし日々切磋琢磨しながら社の口座に貯蔵されている資金がそのまま価値を落とすだけではちょっぴり切なさもあり、これの毀損を最も少なくするために防御策をお伺いしつつ、

会食後は帰宅して車を乗り替えて「これもいい車だなぁ。いやしかし静かだ」と感じながら、D様で車内部品の交換を一つお願いしておいたのを作業してもらい、5年後マイチェン版をぜひオーダーさせて下さい、とお願いしてきて、

元来故障が心配なモデルの20年落ち、恐らくは予防更新合わせ交換が必要なパーツが幾つもあるであろうと思われ「そんなに必要ないと思いますよ」と言われつつ、長く乗る決意の顕在化かもしれない車両購入価格を越える整備予算をお伝えしてでできるとろこまでやってほしいオーダーを伝えレンジローバーの整備予約を頂き、当面はこれが楽しみとなり、

他方で、とある不動産につき小3から「えっ8,000万円の値上げ?その価値はなくない?」と冷静な意見が聞こえてきつつ「まだ交渉の段階だけどトータル考えると同じ値段ならもっと幸せな選択があるかもだね。商売の肝は仕入れ。仕入れで儲けが決まるんだよ」「肝?胃のこと?」「そう胃とかの内蔵の肝だよ」「たしかに。内臓は一番大事だ」と会話して、「いい物件」の定義は人それぞれやり方それぞれ趣向それぞれかと思いますが、まぁとにかくいい物件というものが枯渇しているような気がし、もうちょっとどっしり構えて中期的にじっくり待ってみる探査を行うこととして、

さらに他方で年始は大きな納税やら、通年随所階段を登った予定納税やら、雰囲気としては春頃には事業投資へのアクセルを踏み増したりする様子になってきていたり、

さらに他方で「1億使いなよ。いつがいい?いつでもいいよ」と会社ではなく私個人へ無担保紙一枚でかまわないとおしゃって下さる方がいたり、感謝致しつつ「それだけの信頼関係」と評してくれる仲間もいますが、私は私へ同じようにポンっと出せるのか、自問自答して見ると、やはりこの方の大きさなのだと思い、

「ホイールは変えたいんだよなぁ」と聞こえてきたレンジローバー引取り納車時の写真を交えつつ、備忘録の起工式としておきたいと思います。

今度こそは長く長く乗ろう、いや乗れる限り乗りたい、大切に味わおう、ときおりこれに乗って素敵な時間をもらおう、そう思える一台に出会えたような気がします。

お若い方が今日まで出張に行っている地へ、入替で明日出発で
ママばぁばのフィットを取りに向う11月中旬。なお明日11/11は我が家のランクル誕生日(工場完成日)です。
Posted at 2022/11/10 23:00:13 | |
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クルマ・自動車 | 日記