
あぁやっぱりいい、アウトバック。

10月の三連休、まだ走行がいくらも回っていない、代車赤いアウトバックで、

『ふふふ、知らなかったのか』と思った、『パパおれ一つ見つけちゃった。シート伸びるよ。けど汚い』とついでに助手席合わせ掃除機をかけてくれて清々しく出発です。

今の我が家は「家族三人で快適に乗れることがマスト」なのでポルシェを検討する場合、パナメーラかカイエンまたはマカンが選択肢になろうかと思いますが、ポルシェを買ったとしても、力をパワーに!の速さよりも、車に優しさを求める認知機能急速放電中の老化オジ、三カ月から半年で売却意欲が湧きそうで、リセールが心配です。

と思っていると、ドラスル出口で見間違いじゃないと思うのですが、疾走してゆくカイエンのタクシーを見ました。検索しても出て来ない、見間違いなのかなぁ。

ポテトとマンゴースムージーのみなおやつ調達。

代車の赤いアウトバックに乗っていると、赤い車に目が行ってしまいます。

『おれ免許取ったらプレリュードもいいかなと思って。パパは一番初め何買ったの?』『うぉぉ感動。パパもプレリュード。同じじゃん。いいじゃん。』

三連休初日を甘く見た。ちょっと出遅れると、みるみるうちに東名の渋滞が延びて行く、そしてそれを回避しよう組なのか、横浜新道あたりの渋滞が延びて行く。

東名の混み方がかなりやばかったので、とりあえず第三京浜へ。

この赤い代車、しかも赤いレガシィアウトバックに乗るまで、長らく忘却していましたが、

免許を取って乗りまわしていたのが、

ワインレッドの初代レガシィワゴンBFでした。

四国からのE300渋い!

BT5アウトバックを買う時にそういえばとドライブライフは「レガシィが筆おろし」だったのは思い出したのですが、

色までは解像度が出力されず、この代車をお借りして少ししてから『あっ。そういえばワインレッドだったなぁ』とさらに思い出すことができました。懐かしい思い出が蘇ります。という意味でもこの代車を当てがってもらい感謝。アウトバックの裏道ナビ、少し1号を迂回して四国のE300を追い越せたよう。

ワインレッドのBFレガシィツーリングワゴン。

16歳のときにお付き合いしていた2つ上の当時彼女が購入しました。

一緒に東京スバル殿の砧店さまへ行って、契約前から一緒にカタログを見たり、本当は本人としては初代インプレッサワゴンを熱望で希望していたのですが、家族も乗るからと残念がって不本意にレガシィになり契約をしたのが懐かしく、当時彼女のご家族と一緒に納車も行って、

さらには納車後のトラブルで、エアコンのドレンホースがはずれてしまってだったか、助手席の足元に水が溜まってダムになる件が、

直してもらっても再発して、何度かスバル砧店様へ一緒に足を運んだものです。

当時30歳前後ぐらいだと思うのですが、ご担当が女性の営業氏で、もう33年前の話ですから、今は60歳を過ぎたぐらいになっていらっしゃるのか、今般ご担当を下さる営業様と接していて、当時からのときの流れや、我が子がこの先ときを重ねていくことを感慨深く思ったりもします。

子供の頃、電車から見えた観音様はこれだったのか、と今さら気づきました。

お昼ごはんで寄った早川駅のくるまやラーメンで待つ間のアウトバック捕捉二台目。どうやら最ピーク時に来てしまったようで、この先食事処が限られるためなかなか待ちました。

そして免許を取る前に、お別れすることになるのですが、

友人として人間関係が続いていくことになり、

免許取得してから少しの間は、いうなれば元カノの車を借りたりして、一人で渋谷をドライブしたり、男友達とドライブに利用させてもらったり、鍵を渡されておいて「学校終わる頃に迎えにこい」と狭い人見街道走ったり、夜にドライブ誘われてオザケンかけながら自由が丘の狭い道運転させられたり、だいぶあっちこっち運転をさせてもらい、そうやって道を教えてもらいました。逆にお酒に潰れた私をレガシィで迎えにきてくれたこともありました。夜の国道20号、後部座席に寝かせてもらって運搬されつつ幡ヶ谷のあたりが吐きそうでやばかった。

BFレガシィワゴンを借りたりする日々が続きつつ、二回ぐらい、こすってもしまいました。

不等長サウンドと言われるあのドロドロ音、柔らかい乗り心地、謎に安心感をくれるインテリアはじめ車内空間、サッシュレスドアの閉まるいい音を懐かしく思い出します。

中学生の頃からメルセデスベンツSL560等のプラモデルはワインレッドに塗るぐらいワインレッド好きでしたが、今にして思えばワインレッドのレガシィツーリングワゴンを乗らせてもらってた影響があったのかもしれません、

初めて買ったのは2.2L DOHC VTECを積んだ四代目プレリュードで、これもワインレッドでした。マニュアルで、7.8万キロ、140万円の中古でした。

町田に中古プレリュードや中野区に中古三菱FTOを見に行ったりしつつ、結局当時分厚い冊子のカーセンサーで見つけたのは足立区のホンダ中古車店で売っていた一台でした。今でいう認定中古車制度にまだなっていない様相だったかと思いますが、ご担当ITさんというお名前もほくろの位置も忘れません。あれは絶対に事故車だったと思います(笑)単にアライメントが狂っていた可能性もありますが、とにかくまっすぐ走らない(笑)そんな時代。

というワインレッドのプレリュードと、ワインレッドのレガシィワゴンを、『ねぇドラのプレリュードと私のレガ美、数日間交換しない?』と元カノからの要請で交換して乗ることが何度かありました。きっとスポーティーな車やハンドリングが好きだったのかもしれません。

車を交換したあとは「お互いとにかく事故は気をつける」以外に約束はなくお互い何にどう使っているのかは干渉しませんでしたが、当時ようは元カレである私のプレリュードで、男性とドライブに行き、

その男性が無免許で、ドライブ中警察に捕まり、

私のところへ警察からご連絡を頂き、車の引取だけでなく、保護者的に二人の引受人になるみたいに、私が迎えにいくということが、

二回もありました(笑) あぁ思い出してきたぞ、その男性も私が運転して自宅まで送り届けるみたいなだった(笑)明け方の中に、あの車内の変な空気まで思い出してきた。

二回とも違う男性です。二回目は水上警察署だったかな。しかも連絡来たのが深夜3時頃(笑)始発の電車で引き取りにいった気がします。

一回目は夜に警察から電話がかかってくるのですから何があったんだとびっくりしましたが、二回目は『またかよ。何やってんだよ』と慣れ始めている当時18歳の私がいました。

すっかり忘却していたわけですが、なんていうような記憶までひっぱりだしてくれました、この赤いレガシィ。少しずつ平均燃費がよくなってきました。

ですので、このとき赤いレガシィアウトバックのハンドルを握っていると、

何かどこか、若い気持ちにまでさせてもらったような気がしました。

伊東園熱川殿に到着です。三連休前日に思いつきで旅を画策。勝手に別荘と呼んでいる今井浜はシーズンなんて高くていけなくなってきたけど改装で休業中、

あっそうだ、伊東園!と思って、みん友様お勧めの部屋からの眺めがよいという、西伊豆は土肥にある伊東園殿へ行こうと思ったのですが、

三連休で満室、少しずつじゃらんで伊豆の伊東園殿を南下して行ったら、熱川伊東園殿に空きがあり、

しかも「カニ食べ放題プラン」があるじゃありませんか。さらにしかもなんと安い。お義母さんによると、新聞折り込みチラシプラン+地元自治体の補助金+あと何かの値引きで、伊東園カニ食べ放題プラン4,000円ぐらい(←AIでも教えるの無理)で行けて、お友達がよく利用しているとのこと。案外にデジタルライフよりもリアルのほうが、いや「デジタル社会よりも主婦の知恵」のほうがすごいかもと思いました。

プールもあって、夏は運用しているのかな、眺めもいいし、悪くありません。お風呂に入ることにしますが、一つだけ納得いかないのは、電子蚊取り器を換気扇直下で運用している点ぐらい😅

アウトバック契約時に、免許取得後レガシィ乗らせてもらっていたことだけは思い出したわけですが、

そのとき思ったのは、私がワゴン好きなのは、はじめに自由に楽しくわくわくで運転させてもらったのがワゴンだったから、というのがあるのかもしれず、

10代はRVブームでしたので、憧れながら雑誌をむさぼるように読んでいた影響もあるかもしれませんし、そうした初めに運転する車と楽しい思い出が織り合う初期値の影響は否定できないかもしれない、と思いました。

その後購入した2ドア、2+2シータのプレリュード、

のちにママと出会ってドライブにいくようになるまで、何人かの女性を乗せたり、よく峠たまに首都高行ったりでドアも開かないボコボコになっていくのですが、男友達とまぁよく徹夜で夕方からとか深夜から朝までひたすらドライブをしました。

眠くて眠くて、信号で「青まで寝かせてくれ」とか「5秒寝かせて」とかやっていたのですが、それでも限界でシートを倒せるだけ倒しても寛げるほどシート倒れないし、形状がバケットチックもどきでどうあがいてもとにかく体が休まらない(笑)っていうか若い体をもってしても辛い。

その後他にも2ドア車は買いはしましたが、このとき「2ドアは辛い」「2ドアは休息すらできない」「徹夜で運転して休息できなくて、気持ち悪くすらなってくるのが2ドア車(笑)」「あと稀にホームセンターでデカ物かったとき、車のくせに載らなくてくやしい(笑)」というネガティブイメージが脳裏へ刻印的に強烈についたかもしれず、未だに敬遠気味なのかもしれません。

その後の長い車選びに、初期の経験値が無意識に影響を与えていくこともあるのかもしれない、と今般思った次第で、

2ドアの使い勝手の悪さを初期に知る、同じ道歩め(笑)とこっそり思っています。

なんていうことを奇貨として

歴代レガシィツーリングワゴンの動画を見まくっていたら、三代目レガシィツーリングワゴンBHが無性に欲しくなってきてしまいました😅 今ならまだだいぶお買い得のターム。マジほしぃー

幼少のころの動画を見て、

ホテル前駐車スペースが空いたので、お風呂ついでに、

あとで荷物をラゲッジに放り込みやすいよう第二駐車場から移動のモーニング極プチドライブ。

BT5アウトバックに乗るようになって幸福感を感じる中で、この車は「セロトニン系」だと思うようになりました。

というアウトバックで伊東園制覇ドライブもしたいところですが、

他方で同じメーカー、同じワゴンでありながら、レヴォーグの幸福感はドーパミン系もしくはエンドルフィン系だと思いました。

ポルシェをはじめ、ハイパワー車やスポーティ車の多くはドーパミン系を主成分とする幸福感のような気がして、

ゆえにモアパアーメンタルに傾きやすく『なにぃーーーい!700馬力が出ただと!?』『0-100が2秒台!?それはくやしい。いやそこまでいらないだろ。いやほしい!』と、より刺激を求める方向になりやすく、

平穏の維持みたいなのとか、変わらぬ温もりとか、このまま幸せでいたい、というような安定系のセロトニンだと、モアパアーになることもなく、もっと刺激がほしいとか、変化を求めない、

この車に乗り続けたい、という傾向になりやすいのかと想像してみました。

自動車のモデルをセロトニン系とドーパミン系で分けてみるのを面白いと思ったわけですが、

運転をセロトニン系とドーパミン系で分類してみると、

セロトニン系の運転だと例えば譲ることが多く寛容的でおだやかな運転となりやすい。これが裏目にでるとトロイ運転と見えることもあるかもしれません。あるいは漫然運転のようなデメリットを引き起こすことがあるかもしれません。

ドーパミン系の運転は、攻撃的で排他的になったり、より刺激を求める結果、速度超過しやすいということがあるかもしれません。逆に集中力を持って機敏に運転行為をすることで事故リスクが低減する、あるいは動的本能や内心が活性化され仕事もバリバリやるという社会活動の積極化などのメリットや効能を考えることができるかもしれません。

なぜこんなことを考えてみたかというと、レヴォーグとアウトバックに乗っていて、

車に詳しくない人からすれば同じようなタイプの同じメーカーのワゴンに乗っているだけように見えるかもしれませんが、

相反する方向性の車両を交互に乗っていて、私の場合はストレスを感じるようになってしまったからです。

正確にいうならば、子供が生まれる前は完全ドーパミン系、子供が生まれてからは数年かけてドーパミン系回路からセロトニン系回路の運転になってきて、

レヴォーグ2.4STIの快感的ともいえる旋回性能を動力性能と絡めて楽しんでいると、セロトニン系回路が駆逐され始めドーパミン系回路が強化されてきて、

大らかな気持ちでアウトバックに乗っていたのが、アウトバックに乗っていても前の車が遅く感じてそれをストレスとして感じてしまう揺り戻し的変化、昔返りみたいな様相を感じ、それはなぜなのか考えてみて、セロトニン系とドーパミン系で分けてみるとその正体が掴めるのではないかと思った次第です。アウトバックのブリジストン製エアサスシステムの扁平60タイヤ、これがまたコーナーを攻めようとすると、扁平45タイヤ履いたレヴォーグの7掛け速度でもズルズルのカスだけど乗り心地はミルキーウェイ。