軽井沢アウトレットへの日帰りドライブ路の一枚。
上信越道、
碓氷橋(うすいばし:1267m)総工費100億円の下りからの眺め。
軽井沢アウトレットは、自然の空気と共生しながら、芝も多くあり、池もありで、散歩コースとしてもいいですね。連休は混み過ぎ、かつ標高約1000mなので天候も時折変わりやすいのがたまにきずですが。

この日の夕食はお蕎麦。
ささくらへ行きたかったが残りは予約客分しか蕎麦がないとのことで断念。
星野リゾートが運営するハルニレテラス内にあるそば
川上庵へ。まぁまぁでしたが、やっぱり麺だけ食べても美味しい、ささくら食べたかった。
なお、蕎麦粉の料理っていうのは、世界的にも少ないながらあるわけですが、ここまでよく蕎麦粉を食べる国は日本だけかもしれません。
蕎麦よりうどんのほうが軽く見られがちですが、本来小麦のほうが美味しく栽培もしやすいのでこれだけ世界中に主食としても広まったともいえるわけで、また蕎麦粉は本来痩せている土地でなんとか栽培できるものを的に作ってきたような節もあるわけです。
そんな蕎麦をどうやって美味しく食べるか、そして実際に掘り下げてきた国民性がまた面白い、なんていうことも考えられるかもしれません。
ガラパゴスな食文化、まぐろや海老・蟹、すじこ・いくらや松茸に、ふぐなどなど、しかりですね。
北欧では近年まで外来種としてタラバガニを水揚げしていても捨てていたそうです。近年になってようやく輸出用として本格的に蟹漁をするようになったそうです。
蕎麦の香りも蟹もまぐろも。私は好きです。ビバ!ガラパゴス島民。

こちらは
熱海ビーチラインからの一枚。
この日は湯河原温泉と、伊豆の中でもちょっとマイナーな東伊豆にある
大川温泉へ二泊の旅路です。
湯河原での一泊は一休に掲載をはじめたばかりの宿を予約してみました。
はじめて利用した宿だったのですが、ちょっと残念だったので割愛します。
そもそも
湯河原は文豪が愛した的にイメージだけがいいところもありますが、箱根と熱海に挟まれて、温泉街としては中途半端で売りにも欠けるところだと思います。
明治の頃までは山越えしなくともいけれる温泉であり熱海より近く、というのが一つの強みとなっていたのではないかと推察します。やがてモータリゼーションが起きて、湯河原は段々と時代に取り残されていくことになったのでしょう。
現在では観光客が少なったことにより、静かにすごすために別荘を構えるところには最高のところなのだと思います。
温泉の栄枯衰退から時代の移り変わりを見るに、箱根越えと言われた昔と比べて、さも当たり前のように、今では御殿場までも気軽に日帰りすらできるようになった現代は有り難いものです。
伊豆大川温泉のほうは、熱海、伊東を越え、さらに伊豆高原を少し南下したところにあります。

二泊目、大川温泉の宿は、駐車場に着くとまず旅館の小さなケーブルカーに乗り、ぐいぐい登っていくところからはじまります。あまり人数が乗れないので混んでるときは面倒なのですが、子供は喜ぶと思います。
そして旅館敷地内はこの全自動カートで移動します。徒歩でも可です。

宿は
ここです。料理も美味しく、施設もいいのに、けっこう割安です。マイナーで集客に困っているからでしょうか。利用者からするとお得感すらあります。
何よりすばらしいのは、どの部屋に泊まっても、
部屋風呂からの眺めが最高なことです。
泉質は伊東と同じように、無色透明無臭ながらしょっぱい塩化物泉の泉質で、湯加減の丁度よいお湯です。

お風呂から夜の景色。風呂に浸かりながらたまりません。
この部屋からは赤沢温泉や伊豆高原も見えますが、月夜に照らされたムーンロードが見えるフルオーシャンビュー的な部屋からのさざ波をただただ見つめながらのお風呂も素敵です。
どこか哀愁がある冬の太平洋を眺めながらのお風呂もお勧めです。

翌日は
伊豆高原大室山と
伊豆シャボテン公園へ寄りました。

大室山山頂からの眺めです。
大室山(581m:総工費0円)は
大室山リフト(長さ305m、高低差139m、総工費不明)で登り、山頂を一周散歩できます。
四方伊豆を見渡しながら小一時間の散歩で丁度よい感じです。
伊豆シャボテン公園では園内放し飼いなリス猿の歓迎を受けました。サボテンや動物を見て、小一時間散策できます。
大室山山頂一周とシャボテンコース両方いくと、けっこう疲れます。

大室山ふもとには「
おおむろ軽食堂」というお店があります。
伊豆地のり麦とろ丼セットを頂きました。味もよく美味しく、お店も綺麗でお勧めです。
店舗オーナーの信頼できる人柄が伝わってくるようなお店でした。

帰路は
伊豆スカイライン(40.6km)を利用しました。
写真は伊豆スカイライン途中にある「
峠の茶屋」でとろろ定食などが頂けます。
季節によっては地で採れた自然薯も売っています。
この日はあえなく、というよりも時期ではないため
自然薯がなく、食事もしたばかりだったので寄っただけとなりました。
伊豆スカイラインは交通量がものすごく少ない路線です。
シーズンや週末で国道135号が渋滞で動かないときでも、空いています。

伊豆スカイライン途中にある、
滝知山園地休憩所です。
伊豆スカイライン休憩所の中で、もっともお勧めの休憩所です。
駿河湾と沼津市が一望でき、反対側に回れば熱海も見下ろせ、天候がよければ富士山も見ることができます。
夜景も綺麗です。写真は駿河湾方面。
このあとは伊豆スカイラインからターンパイクを周って、小田原厚木道路のコースで帰ります。
なお
箱根ターンパイクは東洋ゴムからMazdaへネーミングライツの関係で名称が2014年の夏から変わっています。
箱根ターンパイク(15.782km)はもともと東急所管だったようですが、今ではネクスコ中日本の100%子会社となったようです。

Mazdaターンパイクから小田原厚木道路(33.1 km)へ入り、順調に走っていると事故で大大大渋滞のお知らせが。
一区間が1時間とか2時間の表示。渋滞がはじまったあたりで降りました。
降りて正解、この差です。

海老名駅周辺。
すごい数の電線です。思わず一枚撮ってしまいました。

海老名周辺で空と橋。
と、この辺で高速に戻ればよかったのですが、下をけっこう走り、結局だいぶ時間がかかってしまいました。
が、普段通らない道を通り、新しい景色もたくさん見られたのでよしとします。

この日は拡張した
木更津アウトレットパークまで日帰りドライブ。
途中、海ほたるに寄りました。
女性ドライバーが一人でハンバーガーをほおばっていてかっこよかった。

この日は平日でしたががら空きでした。休日はパーキングに入るまでも混雑するのでしょうか。
近くには普通に民家もあって、もともとここに住んでいた方は生活環境が変わってさぞやびっくりのことと思います。

帰りも海ほたるへ寄り、夜景も見てきました。東京や横浜、三浦半島まで一望できます。
東京湾アクアライン(15.1km)の総工費は1.4兆円です。すごい建造物を作ったものです。
後世に残す物としては、手間暇もコストもかかりそうですが、実はピラミッド級にすごい物なんではないかと思います。何千年も持ちそうにはありませんが・・・。

夜のレインボーブリッジです。
こちらの総工費は3000億円、東京スカイツリー(同650億円)の5倍です。
函館をはじめ「100万ドルの夜景」という言葉がありますが、一ドル100円として100万ドルは1億円ですから、この橋だけで3000倍の夜景価値となってしまいます。
と、思いきや、
100万ドルの夜景に使われる100万ドルは一晩の電気代の話しだそうです。
ところで夜景がきれいなところは数あれど、ヘリコプターから見る東京の夜景がきっと間違いなく世界一でしょう。世界一の都市東京ですから。

東名方面が飽き飽きしたときは関越を北上します。

この日は草津へ。
草津はお湯があまりにもいいがために温泉頼りになってしまい、箱根や伊豆のように極上の料理もなく、施設も古いところが多いですが、そんな中でも
ここは比較的きれいな宿で料金もリーズナブルです。雪が降る前にもう一度行きたいところです。
なによりやっぱりお湯が最高です。
万座の湯もいいですが、なにしろ熱すぎて長湯ができません。草津のほうがいろいろと程よくて、温湯に熱湯、間に水風呂など施設も整っていてお湯を楽しめるような気がします。

タツノオトシゴ雲。勝手に命名しました。
縁起よさそうなので一枚撮りました。
ドライブへ行こう。