
2015.9.27
夕刻、羽田空港到着。珍しいシトロエンのタクシーを目撃。今日は変わった日の前兆か。

着いてみれば羽田は厳戒態勢。屋外デッキも出られず。中央のガラス張りのデッキに人が集まって滑走路もろくに見られず。どうやら天皇陛下が帰国されるらしい。政府専用機を撮れるかもと思ったが、第二ターミナルのほうへは来ず。

ほんの少し羽田通いをしたおかげで「あそこは水たまりできやすいよな」ぐらい分かってきました。が、風による滑走路の運用など知らず、考えてもおらず、今日も撮る運用が当たり前だと翌日の羽田三日目まで思っていました。まだまだ初心者もいいところです。

「屋外デッキ再開しました」という声とともに他の人がぞろぞろ移動。人混みがはけてから移動しようとワンテンポ遅らせていたとき、ふと上を見上げてみると満月に飛行機が絡みそう。

しかもこの時、意識していませんでしたが、
中秋の名月。一年に一回のチャンス。けっこうあっけなく撮れてしまいながらもなぜか感動。変わった日であり、特段についている日でした。
秋の独身限定三日間飛行機撮影三昧プランは、
千里川へ飛行機で行って、などと考えていたのですが初日に羽田へ来て羽田の面白さに気が付き、地の利を活かして「羽田を極めよう」と決心して来てよかったです。来年はもっといい条件でカメラに収めたい。先々の楽しみもできました。

このあと満月はあれよあれよ高く上がっていき絡みは撮れませんでしたが、いつ飛行機が絡むチャンスが来るか分からず、思いのほかに明るい月に合わせて露出はマイナスで待機。テストと勉強がてらそのまま露出低めで羽田を撮りました。

エールフランスのシンプルなカラーリングデザインは美しいと思います。

中秋の名月のムーンロードと絡めて。高くなるほどに満月が明るく白くなり、しかしあっという間に暗がりに。

エアカナダ。
この日は日曜日。ふと寂しくなったのか夜の仕事がお休みな夜の女性から「コストコ連れてけ」と入電。すみません飛行機撮影でそれどころではないのです。

チラチラ月を確認しながら、

軽く流し撮り。

前日よりは空気中の水蒸気も少な目で東京ゲートブリッジも、よりクッキリと見えました。空気が澄む冬が待ち遠しいながら、寒いんだろうなと戦々恐々。

羽田通いがはじまってAIR DOが好きになってきました。理由1)へぇ~こういうのもあるんだ、という撮影チャンスをよくくれる、2)機体に白い面積が大きくあり、かつ全体的に明るいカラーリングなので夜でも撮りやすい。離陸スタートしたAIR DOがムーンロードを背に機種を上げる。

ランディングライトの短い光線と、ブラストで出来た街灯りの火の玉。

Bボタンを押したらグラディウスばりにビームを発射しました。このフレア、フィルターのせいな気がしてきました。ネットでみると同じレンズでも他の人はこんなに盛大に出ていません。次の機会はレンズ保護フィルターをはずしてテスト予定。

×
ムーンロードをタキシングする787。
○ムーンロードをタキる787。
△ムーローをタッキーなナッパナー。これはやりすぎました。
覚えた言葉は使用頻度を上げる。成長する定石の一つです。

月が明るくなった分、さらに露出を下げてチャンスを待機しながらの露出マイナス撮影、けっこう難しい。
言葉も露出もさじ加減が大切なようです。

たまには飛んでいない飛行機も。
さじ加減。
さじ加減が絶妙な料理は本当に美味しく、素材の味や香りも活きてきます。そんなさじ加減の絶妙さは、人材育成をしていく上で隠れたる最も難しいコツだと思うわけですが、さじ加減というものはほんの少しの多少のことであり、絶妙なさじ加減を使い分けれられるように会得するには、何度もの失敗なくして、会得なし、と思うところです。とすると写真も同じ。たくさん失敗もしてみます。

それにしても、写りが暗い。前日と比べて、こう撮れるのか、という勉強。

暗くても、追っかける。根暗ゆえに。

JAL・ワンワールドも悪くない。

ビームを出すまで追っかける。

ストロボライトで自らの機影を作るANA。

それにしても、暗すぎた。

いつも撮るよりJAL多め。

昨夜と同じ時間帯、羽田へ帰ってきたスターアライアンス・ANA。

暗いけど、流す。
ナビゲーションライト。「左側の主翼の先端には必ず赤のライト、右側には緑のライトと決められています(出典JAL)」色が違うことによって飛行中にどっちへ向かって飛んでいるかパイロット同士が確認できる。というのも知りませんでした。新しいことを知っていくのは楽しいですね。

このみんカラで画像UPするときにサムネイルをクリックするわけですが、全部黒い画像で大変です。

みんカラに思うこと続きで言いますと、このみんカラはユーザビリティが随所で悪いように思います。無料で使わせもらっている一方で、みんカラからすると人件費がかからずトラフィックを増やせて、かつ自動車に興味あるもしくは自動車ユーザーな属性の人たちをデータ資産として持つことができ、

つまりは互恵関係が出来ているわけですが、なぜにユーザビリティがけして良いとは言えないのに、一定数のユーザーがいるのか。自動車というジャンルに特化する戦略が功を奏していると思われ、そして戦略や方針の重要性も再考させられるわけですが、それにしてももう少しユーザビリティ向上をして頂きたくお願いいたします。コンデジで一枚。

いずれみんカラでもURLを貼るつもりでいますが、飛行機用のブログもスタートしてみました。写真貼り付けただけですが。よその使ったらここまでユーザビリティを考えているんだと感心するほど、あまりに快適なユーザビリティで、薄々思っていたみんカラのユーザビリティの悪さを強烈に思いました。知り合いが働いていたり、ビジネスでお世話になったこともあるみんカラですが、あくまで一ユーザーとしての思うところでして・・・。

このような構図はもう少し露出を上げて、綺麗に追いかけて撮ることに加えて、

もっと近づいて撮りたいわけで、つまりはもっといいレンズが欲しくなってきます。年老いるまで手持ちで行くつもりなので、今のレンズが重さの限界と思っていましたが、それよりも、だんだん写欲が強くなってきます。

どういうことなのか分かりませんが、この日の中秋の名月は、日曜日にも関わらずカメラを持った人は少なく、翌日の月曜日スーパームーンのほうが大挙して人が駆けつけていました。大きい月のほうがいい、という単純な理由と考えていいのでしょうか。

第二ターミナル内にある、
ウエストパークカフェでハンバーガーを夕食に。「空いていますからカメラをどうぞ隣の席に置いて、広く使って下さい」と店員さんが優しかったです。ハンバーガーも美味しく頂きました。けっこうお腹いっぱいになります。

レギュラー満タンで活動再開。まだまだ帰りません。

疲労感ゼロ。

漲るやる気と元気。

怖いものはなにもない。私は虫が苦手なのですが、写真を撮るようになってから虫が気にならなくなってきました。虫やクモの巣を気にするより、写真!

虫がどうこうよりも、こういう一瞬を見たくなり、そしてもっといい一瞬に出会いたくなります。根暗は。

シュールな光景でした。現場として異様にすら感じました。ポケモンがというよりも、この垂直尾翼に描かれた、にこやか過ぎて無邪気な笑顔が、離陸したあとに都会の夜景と暗闇に消えてゆく光景はまさにシュールとしかいいようがありません。

ディズニーランドの花火と787。
こういう一瞬は嬉しいものです。ご褒美です。そしてこうやって羽田を一つずつ詳しくなっていくことができるのも楽しいひと時です。

せっかくなのでディズニーランドの花火と、なんとかライトとを絡めて。
アンチコリジョンライト(赤い衝突防止灯)の名称がなかなか覚えられません。

この日は3,800枚超撮りました。このペースで行くと、あっという間にメーカーが保証するシャッター耐用回数を超えていきそうです。道具なんで気にせず、でも有難く使い倒したいと思います。

そろそろ移動します。そうだ!あそこに寄って行こう。

羽田空港を思うばっかりに、すっかりと存在を忘れていた
城南島海浜公園。

ついてすぐクルマからAIR DOが見えました。たしかAIR DOだったはず。しかも初心者の私が知っている飛行経路ではありません。城南島からあんな経路で見えるのか?なかなか次が来ず、夜は城南島上空はあまり飛ばないのかな?ぐらい知識がありません。

初老のご夫婦に話かけられ、デカいカメラを二つぶら下げているのに何も知らない見掛け倒しの私にいろいろ教えて下さいました。飛行機が東京湾をどうやって周るかや、風による運用など。すると突然頭上に飛行機が。どうやってここを通ったんだ、と分からない状況。これが精一杯。スマホで見てるともう一機くるかもしれない。たぶん第二ターミナル前の滑走路を飛んだ飛行機で、かつ北海道行きだと通る様子。

ちょっと話している隙に、あっという間にまた頭上に。離陸を見逃した。急いでカメラを向けるもこれが精一杯。離陸灯の光線がこれまた綺麗。次回はもっと綺麗に撮ろう。

また次への課題が出来ました。課題ができるのもまた楽しい。この日はこれが羽田国内線ANAの最終便でした。時刻は22:12。ここまで粘った。そして撤収することに。よし明日は城南島から攻めよう。城南島さんすっかり忘れていてごめんなさい。千里へ行ってどこか調子に乗っていました。
お気に入りの空港とその周辺を極めに
ドライブへ行こう。
まだまだこれから。