F2.8 ISO1000 SS1/80
先日撮った、唯一行ったことない近所のお寿司屋さん、のれん夜バージョン。明るさを求めてF2.8開放で撮りつつ、ボディとしても
5D3は高感度撮影が非常に楽です。
このカメラ、
1年前に購入し一番驚いたのが「
暗い所でも手持ちでぶれずに撮れる」でした。
しかもフラッシュなしで、自然な風合いで。今までの技術としては、画素ピッチにゆとりを持たせた2000万画素前後のフルサイズ利点の一つですが、画像エンジンなどの進化で広く益々よくなるのでしょう。コンデジの高感度耐性もおどろくほどに上がってきました。
F2.8 ISO12800 SS1/40
似たような写真ですが、これは趣味の悪い写真で、裏路地に入って一段暗くなったところにある人様の軒先です。が、この家の温もりみたいなものを撮りたくなりました。夜と言ってもまだ17時過ぎ。だいぶ暗くなるようになりました。
この写真はもう少し暗く撮ってもよかったかもしれません。寿司屋よりも明るく感じてしまいます。そしてむしろお寿司屋のほうをもっと明るくするべきでした。この写真を見た後だと余計にお寿司屋さんの写真が暗すぎることがよくわかり、常連とお酒と、のような気持ちよさ、活気をまったく感じません。
こうして比較してみるとさらに粗が見えてきます。あとお寿司屋さんはのれんの色がちょっとまずそうにも感じるのでWBを変えてみるのも一考かもしれません。JEPG撮りしかしないので、後のカーニバルです。と言っても、実際の活気度合、それは写せたのかもしれません。
F2.8 ISO250 SS1/80
ちょっとコンビニまで、のつもりでもカメラ。しかも一眼を持って出る気合い、いや自分へのさりげない心遣い。とにかく撮って撮りまくる。20年後どこまで到達できているか。このあたりからコンビニだけ行くはずだった予定を変えて少し散歩。自分の写真を含め、何が良くて、何が良くないのか、あるいはもっとこうしたほうがいい、という感覚がなく、とにかく撮り続けてきましたが、少しずつ「こうしたほうがいいのかな」という感性がやっと芽生え、
自分の写真を批判できるようになったことに少しの成長を感じた
15の夜。
F2.8 ISO100 SS1/200
秋そして冬2015年。
20年も経つと、これらのデザインも懐かしく、あるいは古く感じるのでしょう。
ちょっとぶらぶらして、
F2.8 ISO4000 SS1/40
住んでいるマンションの駐車場へ。思って見れば当たり前にあったこの光景、好き勝手にいろんなクルマをいつでも撮れる状況ではなくなるので、撮ってみることに。まずはRX-8。なかなかニコンのように赤が締まりません。試してみたいことはまだやっていませんが、少しずつやっつけるのも楽しみます。
各メーカー、コーポレートカラーが苦手なのでしょうか。
F2.8 ISO3200 SS1/80
ジャガー。
昔のダイムラーダブルシックスに乗ってみたくて、カーセンサーを徘徊したことがありますが、まだ実現に至っていません。
F2.8 ISO640 SS1/60
気が付けばいつからか、このマンションもレクサスが増えた気がします。
ところで、ふと思ったのですが、
このみんカラ。いわゆるリア充のたまり場かもしれません。
F2.8 ISO800 SS1/60
白いマセラティ。時折見かけますが、いい排気音しています。
私はフェイスブックをやっていないのですが、みなさんはやっているのかなと、合わせてふと思いました。みんカラではオフ会などを通じて同じ属性で新たに繋がったり、日々の趣向や行動を共有したり、これをFBでみんカラのようにやったらそれはまたそれで問題となりそうな気もしました。クルマに乗れない友人もいるでしょう。そんな中でクルマで楽しくドライブや、旅行を楽しんでいる姿を友人知人へ必要以上に伝えたり、あるいは遊んでいる姿ばかりを上司や会社に見られては、人間関係にマイナス要素を与えることもありそうです。
F2.8 ISO2000 SS1/80
シルバーのメルセデスベンツEクラスも恰好よくて、渋いです。
クルマに乗るのすら大変なこの時代。とくに
都心部では若い人がクルマを保有するだけでも「それ勝ち組だよな」、なんて言われる時代になりました。一億総中流意識時代は換言すれば政治と官僚の優秀さもあったのかもしれません。いや戦後多くの人々のがんばりのおかげだったと言ったほうが適切でしょうか。
F2.8 ISO12800 SS1/50
マンションの高齢化と比例して、だんだんとベンツが増えて来た気もする中で、BMWも根強い人気があります。
私もクルマの写真をブログでよく載せますが、みんカラだから違和感なく当たり前で、あるいは許容されることで、通常のブログでやればただの自慢大会にしか見えないことでしょう。
昨夜NHKクローズアップ現代で「
どう変わるハケンの働き方」をやっていたので見入ってしまいました。
まずは職を見つけなければ、という現実がある人もいれば、そのような層が拡大している中で無責任に「若い人にクルマに興味を持ってほしい」とも言えない時代になってきました。我々の親会社たるアメリカが格差社会で進んでいるのですから、系列たるこの国も益々そのようになっていくのでしょう。この日本列島、確実に壮絶な悲鳴が増えていきます、確実に。
F2.8 ISO2000 SS1/60
大事に乗られてきたであろうボルボ。
ボルボ乗りの人は、一台を大切に乗り続ける人が多いような気がします。仕事上付き合いある方でボルボは20年、鞄は30年、大切に使い続けている人がいて素敵だと思いました。普段あまり絡みがないと思われる信託銀行という業界に勤めている人です。そういえば信託銀行というものは個人でいくらから口座を作れるのか、とふと疑問に思い聞いてみたことがあるのですが、個人で最低でも1億からだそうです。なんでも聞いてみるもので「担当した中で一番資産多かった人はどれぐらい?」と聞いてみれば、
なんと個人で預金だけで8000億の顧客を担当したことがある、とのことでした。そこら辺の法人どころか、下手をすると大きな企業よりキャッシュもしくは現金同等物を持っている人もいるわけですね。ちなみにその顧客は香港の方だそうですが。
F2.8 ISO800 1/80
白いSLKもいい雰囲気出ていました。この車名がなかなか出てきませんでした、加齢を感じます。
いろんな世界があるという中でいいますと、比して知り合いで預貯金だけの資産で200億円ある人がいるのですが、この人は地方銀行へ預けているそうです。メガ系に200億預けても大切にされず、地方銀行だと非常に大切にされるそうです。どれぐらい大切にされるかというと、どんな話しでも頭取案件になるそうです。先の話を思えばうなづける話しです。メガ系なら大手法人顧客だけで8割の資金量取り扱いとなり、
億単位を預金していてもどれだけ小粒なんだ、という話なのでしょう。そういう次元、そういう発想もあるのですね。面白いものです。いずれにしても桁違いです。一極集中の多くは遥か昔から、かもしれません。
F2.8 ISO2000 SS1/80
ブルーのBMW、暗いところでも映えます。
ちなみに200億預金がある氏は一年で80億円溶けたことがあるそうです。溶かしたのはいつも東京タワーが見える方で遊んでいるドラ息子氏。使いすぎだろ。と、思いつつ、恐らくそのドラ息子氏もけして幸せではなく、むしろ辛く、教育を間違えるととんでもないことになり、そしてお金があるからと言って幸せになるとは限らないものだとも思います。200億円貯金あるご子息なので
夜でも頭取に電話します。そんなさすがなドラ息子氏はいい目しているんですけどね、自信を持たせてあげたかったのですが、その機会には恵まれませんでした。いろんな世界があるのを知るのも面白いものです。
F2.8 ISO12800 SS1/80
アルファロメオ。この住民もクルマが好きなのでしょう。
いくつかの大手企業創業家を知っているのですが、とある保険屋さんは京都に住んでいて、この方は特段莫大な資産を持っているわけですが、上京した際に泊まるホテルはビジネスホテルに毛が生えた程度のところです。「
体が贅沢になるから、安いホテル取ってくれ」が口癖のように。長い年月栄える家というものに違いを感じます。
F2.8 ISO12800 SSが1/25
シャッタースピード違いで一枚。
他方で、ピーク時は年商400億、現在はなんと年商50億にまで下がってしまったオーナー家があります。先代が制定した、ここの家訓の一つに「クラウン以上、乗るべからず」というものがあります。つまりは、目立つべからず、ということです。ここの先代はとにかく遊んでいました。しかし血縁者として指名した後継者には遊ばせないわけです。当時年商100億だったころに、ここの後を継いだ社長が運転するクラウンに乗せてもらったとき、ベンツのEクラスが横に並ぶたびに、ため息交じりで
「あぁ~あれ乗りたいなぁ」と言っていたのをよく覚えています。
まったく後進には感性を磨かせない一家もあるわけです。
F2.8 ISO800 SS1/60
堅実さと、感性を磨くために学び遊ぶこと、その狭間の堅実寄りぐらいに、極みな方々の答えがあるのでしょう。ちょっとコンビニのはずが一時間カメラ散歩。楽しいです。帰れば夕食、悪くない時間の過ごし方でした。ライトにピンを合わせて一枚、自宅に戻りました。以上、5D3でした。
5D3 +
EF24-70mm F2.8L II USM。キヤノン機としては、多く好まれる黄金コンビ的な組み合わせの一つです。5D3購入時は手ぶれ防止機能付き
EF24-70mm F4L IS USMの
レンズキットを購入しましたが、今思えばもっと便利ズームの
24-105mmレンズキットにしておけばよかったです。
変わって昨夜。

こちらは
まさに鮨。食べログにも載っていない近所の美味しい鮨を食べさせてくれるところです。家人とよく二人で行ったり、後進と大事な話をした思いであるところです。人がいなくて出前できないというので、取りにいきました。久しぶりに行って気が付けばおやっさんもだいぶ年でおかあさんは見当たらないし、心配です。

家人も疲れ気味なので家でお鮨。これがまたきりっと辛口のビールとよく合います。転居後もたまには食べに行きたいと思います。
次回はクローズアップ現代でやっていたハケンなんかも考えながら、この先を思い、秋のライトアップされた紅葉を撮る予定でいつつ、
しばし半月ほどお休みします。
ドライブへ行こう。