まずは飛行機好きに朗報です。
成田空港「
空港の見える丘公園」が整備中です。2016.3完成予定とのことでドライブ先がまた一つ増えることになります。「
千里川のようになる」 「いや千里川のようにまでは期待できない」、と意見がありますが、いずれにしても楽しみです。

久しぶりにマンションの地下駐車場のほうへ行き家族用のクルマで出発。けっこうクルマが入れ替わってました。他の住民のクルマを一枚、二枚。赤と赤、そして影の共演を撮りたかったのですが、立体駐車場の柵もあり、かつナンバー消すのも面倒なんで手抜きしながら、構図がなかなか決まりません。
ところで、
若者世代だけでなく、都心では年配層も着々とクルマ離れがはじまっています。私が住んでいるマンションは、だいぶ年齢層が高くなっており、停まっているクルマが年々小型化していくのはもちろんながら、駐車場が三分の一近くも空いています。

そして日に日にクルマを降りる住民がいて、さらに空きは増えています。世帯数からすると年間で5%ぐらいクルマに乗ることを止めている状況です。駐車場の表が貼ってあるので時折空きを数えているのですが、二年前で53台だった空きが、今や90台になりました。クルマ離れが加速しているようにも感じます。
若い世代が多いファミリータイプマンションだと駐車場に空きがないとも聞きますが、一つ時代の反映を感じます。あまりに空きが多く、立体駐車場のメンテ代を削減するため平置き化する議案もマンション理事会にて通ったようで工事がはじまるようです。ポツポツ外国の人も増えてきました。多くのマンションの未来を示唆しているかもしれません。私が長年占有してきた平置きも早々に抽選で他の人へ決まっていました。お待たせしました。
何枚もこんな写真を撮ってる場合ではありませんでした、家族でお出かけです。

この日は転居先の掃除へ。水ぶきぐらいしておこうかと。が、ほどなくして、根をあげました。ルンバ買いましょう。そんなわけで、どこかに行くかもしれないと予想して用意してきた35mm単焦点を着けた軽装備なD7100活躍の出番です。

向かうは、東京都武蔵野市吉祥寺にある
井の頭公園。

私の求めにより、
吉祥寺駅前を家人が一枚。ここの駅もなんでもあります。無いものがない状態。住んでも楽しそうです。あっ「
ねぎし」だ、今度食べたい。

駅前から気持ち歩いて、井の頭公園へ。

少し日が傾いてきたころです。

いろんなバックライトで撮ってみる。

この状況だとAFが少し迷いました。もう少し
毛状を精細に撮りたかったのですが、置いて行かれるのでこの辺で諦め。なお毛状は単細胞、多細胞の両方あるようで、面白いものです。人と同じですね。

お初にお目にかかります、象の
はな子さん。1947年、タイ生まれの68歳(2015年現在)。象は超低周波が得意ということでできる限り低い声で話しかけましたが、象からすればまだまだハイトーンだったようでほぼ無反応。

4WD SPORTS。書きたい放題です、という程に遊具もとても充実。ちょっとした遊園地です。
住みたい街ランキング長年一位は、駅前の充実だけでなく、このような環境も整った住環境もあり、ファミリー層の支持も厚くあったのでしょう。先般、一位の座を恵比寿に明け渡しましたが、晩婚化、シングル・ディングスの増加という世相を反映しているのかもしれません。
他のサイトだとまだ吉祥寺一位ダントツですので、WEBサイトの注目を集めるための宣伝か、あるいは恵比寿の新築マンションを盛大に売りたいのかもしれませんが。

秋の薔薇。一輪、真っ赤な薔薇を夕焼けをバックライトにして撮りたかったのですが、柵があって入れず。こういうときは望遠があると近寄れるのですが、この日はシグマの単焦点35mm。APS-Cと合わせて52mm換算での活動。久しぶりの50mm単焦点、これで撮るという基本に戻ってみる。

ちなみに、その赤いバラがこれ。濃い赤、眩い赤、そのグラデーションと質感。近づいて撮りたくなります。遠い存在、高嶺の上沼さん(後述)。

黄色組が緑組を押しのけ始めています。結果は分かっているけど、劣勢な緑組がんばれ!とよくわからない応援心、求められていないのに。

黄色くなったイチョウの葉と、太陽のバックライトはやはり息をのむ美しさ。まさに圧巻。語彙が乏しいゆえ、例えて言うなら上沼恵美子さんに照明があたり眩い存在となったようなものでしょうか。
5D3のデビューをしたのが、そんな黄金色の銀杏でした。今年で銀杏を撮るの二度目になります。もう少し色づいてから行けられたら何か所か撮りにいきたいものです。
そういえば「
上沼恵美子のおしゃべりクッキング」にて安田美沙子さんがゲスト出演していたときのこと、上沼氏が5分ほど映り続け、その間、安田さんがまったく映らないので「これは放送事故かもしれない」と思い、テレビ局へ問い合わせしそうになりました。と冗談はさておき、年を重ねてもパワフルに第一線で仕事する、すごいと思います。なかなかできないことです。

西日とニコンイエローに染まる、白い花。これが肌で出てしまうと興ざめですが、このような場面ではいいかもしれません。そういえばコーポレートカラーも黄色でした。

どこもかしこも秋の風情。もう2段ぐらい絞って、毛状に包まれたつぼみも
被写界深度に入れたかったのは後の祭り。

なんとここ、鹿もいました。鹿と、夕日で伸びる鹿の影。望遠でもう少し近寄って撮りたいところですが、しかたありません。というように望遠だと「もっと寄りたい」、そして寄るだけになるので、構図を考えなくなりがちです。特に飛行機なんて寄ってなんぼです。実質50mmだから考える、なのがいいのかもしれません。
と自分へ言い聞かせても、あの鹿と伸びる影に寄りたいと思ってしまう望遠癖。

足元を見てみれば、落ち葉だけでなく赤い実も。いろんな形で種を移動させる、意思なき意思。
前に来たときは、知る由もありませんでしたが、ペンギンまで。すごいぞ井の頭公園。

ちょっとした区よりはアドレスイメージもいいわけですが、区内にこだわらなければ吉祥寺に住むと、人生の充実度がUPしそうです。ちょっと駅周辺は駐車場も限られて、祝日なんかは駐車場に入るまでも時間がかかり、クルマを走らせにくいのが玉に瑕ですが。日中であれば新宿・渋谷へ15分、東京駅まで30分、JR、私鉄、地下鉄乗り入れと交通機関も充実。晩年井の頭公園のすぐ近くとかありかもしれません。

まじまじと木を感じてみたく寄ってみました。そういえばマクロレンズ、ぜんぜん使っておらずお蔵入りしています。今度引っ張り出してマクロレンズもトライ。マクロといえば、
壮絶な絞りF40の使い道に先日興味を持ったのですが、センサーのゴミを見つける他には、マクロ撮影に使うこともあるようです。他にもあるのでしょうか。などということを考えたり、知ったりするのも楽しみの一つです。

このレンズのいいところは、解像度が高い精細な写りはもとより、加えてけっこう寄れる(最短撮影距離、つまりセンサーの位置から30cmなので、レンズフード先端からだと約14cmまで寄れる)ところです。被写体に寄れることによって暈けも作りやすくなります。キヤノンの単焦点だと最短撮影距離45cmというのもあり寄って撮りたいときは、けっこう難儀することもあります。

吉祥寺、バス網が発達しています。
吉祥寺通り(別名公園通り)を渡って、池などもある公園メインの方へ。

せっかくの明るいレンズなのでF1.4で開放遊び。
APS-Cだからボケにくいとネットで見ることがありますが、結論を言えばむしろAPS-Cのほうがボケを大きく写しやすい場合もあります。
詳しくはこちらのサイトを見るとフルサイズとAPS-Cのボケについて書いてありますが、
簡単に言いますと、明るいレンズで、開放気味で、被写体にできるだけ寄り、かつ背景との距離を設ければ、寄れないレンズで明るい開放フルサイズで撮る場合より同等以上のボケを出せるケースも多く作れます。構図など制約は多少出てきますが。
写真のように背景との距離がなくとも、開放すれば十分暈ける印象なのですが、それでも足りないということ、はないはずだと思います。APS-Cはフルサイズを実質トリミング状態で約1.5倍になるわけですが、要はボケも1.5倍されることになるので暈けを作りにくい、ということは実用上ほぼないはずです。なお、カメラをはじめてから知りましたが、この暈け(ぼけ)というテクニックは日本発祥だそうです、ほんとかな、とも思いますが。

だいぶ夕日が赤くなってきました。
ちなみにフルサイズと言っても、今や画素数が1200~5000万画素と大きな幅もあるため一概には論じれなくなってきたとも思います。余談ながら5000万画素機は、広角で木々を撮ると綺麗なのでしょうが、画素ピッチをだいたんに切り捨てた商品でもあるので、高感度ではまるでX7で撮影しているような感覚です。考えてみれば画素ピッチがAPS-Cの2000万画素クラスと同じですから、これって新しいセンサー技術なのかな、とも思ってしまいます。
画素ピッチはそのままに、フルサイズという絶対的面積だけが増えていますから、むしろデータ処理、データ書き込み、発熱処理のほうに技術が求められそうです。つまり
実は5000万画素ってセンサー技術としては新しくない、ということに気が付いてしまいました。結局、5000万画素から2000万画素の中央を切り抜いたAPS-Cとさして変わらない、ところもある、と思ってしまいました。素人考えですが。
言うなれば、フルサイズ5000万画素は2000万画素APS-Cセンサーの特盛つゆだく商品、と形容したら言い過ぎでしょうか。一杯でお腹いっぱいにはなれたり、違いはあるのですが、カメラの場合は割高かもしれません。
と考えると、1インチで2400万画素に画素ピッチを敷き詰めて作る技術も、これの量産技術もあるのですから、フルサイズで1億画素越えは実はぜんぜん目新しいことではないことになるかもしれません。2000万画素のフルサイズよりも、2400万画素のAPSや1インチのほうが技術的には難しそうな気がしてきます。
根本的にはどんなセンサーだろうと、作る、作れる技術はすご過ぎるのですが。

家人が前にも寄ったというお店にて。待ってる間、てるてる坊主の目線になってみようと思った一枚。F2.8ではちょっとボケすぎなので、

F4.5にしてもう一枚。もうちょっと絞ってもよかったかもしれません。本機の場合は、薄暗いところであまり絞りすぎると今度は、高感度に弱いがため、ノイズを抑えるたくISOを低めにし手ぶれに気を付けて撮影するか、手ぶれはさして気にしなくてよくなりつつISOを上げてノイズが増えることを許容するか、という選択をすることになります。
とくに設定しなければノイズは増えるがISOを上げてSSを稼ぐ方向にカメラが自動で調整してくれます。ノイズがあるより、ぶれのほうがリスクが大きいとカメラは、いやメーカーはそう考えてプログラムされているわけですね。
このような場合に、カメラの露出設定を下げると、暗くなるか、暗くして雰囲気を出す、写真となるわけですが、高感度に弱いカメラの場合は、絞りは優先モードであれば、ISOが低くなりノイズが減る、SSが速くなり手ぶれが減る、方向にカメラが調整してくれるメリットも働くことになります。

なんでも揃って、大型駅ビル施設もあり、飲食もフルコースな繁華街と、自然も豊富な井の頭公園に挟まれた、恵まれた住宅街。それぞれ100mたらずですが、住宅街は非常に静かです。左のお宅で少なく見て三億はくだらないと思います。

クリスマスのイルミネーション。もう秋かと思っていたら、もうそんなイルミネーションの時期かと思い、そして気が付けば今度は年末年始な、時節の急行期間。毎年ですね。

豆腐屋さんのピー・・・プーという音色が懐かしい。

ブレブレのピンボケですが、ファミリアのワゴン、でしょうか。おじいさんが運転していました。色も個性的で渋い一台です。

今回のセット、D7100+
35mm F1.4 DG HSM。
雨上がりの公園散歩以来、だいぶ久しぶりに組み合わせましたが、このセットは気に入っています。かなり精細に写すことができるセットな上、D7100のポテンシャルをフルに引き出してくれるこのレンズ。明るいので開放気味に撮ればD7100の弱点である高感度も相当いけます。ISOを低くしてもよし、多少ノイズが乗ってもSSも十分稼いで速く撮ることができます。
重さ1.5kgで重量バランスとしてはレンズの側が重めかなと思いますが、レンズが金属製筒なので質感としてもいい意味で重みを感じる作りです。
カメラは人生が楽しくなる魔法の道具。
以上、
デジカメマーケットが縮小傾向にある中での、カメラ普及委員会・新入会員より、でした。
今宵は今住んでいる街で最後の飲みをしてきます。
秋口の
ドライブへ行こう。