D810 + sigma35mmF1.4art
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子供たちの歓喜が響き渡った賑やかな夜が明け、朗らかな朝がきました。
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二食目の朝食です。食事中盤あたりからまた子供たち同士遊ぶ歓喜の声に、旅館ご子息ご自慢なピアニカの音が響き渡り、

食後は布団を上げて、これで遊んで、

昼食にまた民宿へ戻るものの、チェックアウトです。

「そんな大量の面積に水を降らすことはできますか、皆さん」と、
サンセットスタジオTV氏雨の撮影編が指摘する通り、何気ない自然現象も実は壮大なイベントかもしれません。雨水や雲、太陽が織りなすコントラストの芸術を感じながら、ツアーお勧め散歩ポイントへ向かいます。自由行動も可ですが、せっかくなので参加します。

樹齢数百年は軽くあるであろう欅。

とある子供向け施設で少し遊ばせてもらうプラン付き。これをやり始めてすぐに「あれ三角がない」と鋭い指摘。生後数ヵ月から触らせはじめ、一歳前頃あたりだったか、このような知育系玩具、はじめはたどたどしくやっていました。子供が一歳乃至一歳半頃までは、意識しておもちゃは片づけをしませんでした。すぐにいつでもなんでも触れる環境を作るためです。片づけをしてしまうと、1)このような玩具もあったの忘れていたと必ず仕舞い込んでしまう玩具が発生すること、2)片付けるのが面倒だから、これだけにしておこうねと一部しか出さない、など、乳児・幼児が広く知的刺激を受ける機会損失に繋がると考えました。できるだけ手持ちの玩具はすべて出しっぱなしで片づけない、を意識することで、常に様々な知育玩具をはじめ刺激を手に入れられる環境を維持してあげようと努めました。女性は片付けたがるものですが「頼むから出しておいてあげてほしい」と家人へ理由も説明し、片付けないという努力に協力してもらいました。

地形の起伏も知育玩具。
先日記した言葉カードの補足としては、高速に繰り返し絵を次々に切り替えながら運用するのが特徴です。学生レベルで例えれば、倍速、三倍速で小難しい理論を理解し、記憶し、という勉強をして脳を覚醒化させることが非常に有用であると経験上考えていますが、これに似ているのかもしれません。はじめは「ピロピロ」という音としてしか認識できませんが、ほどなく聞き取れるようになれました。いずれこの倍速、三倍速で理論を理解する、という学習もしたいと思います。デメリットは、私生活において一を聞いて十を知るかのごとく話しの先が分かっている中に人の話がゆっくりすぎに聞こえ、なもどかしい機会が増えることでしょうか。

これも、我々親からすれば今しかできない、子供の目線からすれば今しかしてもらうことができない、一瞬です。これができる期間が経過したのちは、孫にやってあげる日を楽しみにしたいと思います。なお、両手を持ってぶら下げるのは、個人的身体差で脱臼する危険性もありますが、大丈夫な子にとっては基本的に、肩が伸びてストレッチともなり、体によいそうです。

花の香りは適宜嗅いでみます。

歩き始めや、離乳していく頃も大変化かと思いますが、この3歳という頃合いも大変化の毎日に感じます。日々、まるで階調が豊かになっていくかのように話をすることや表現力が増えていき、同時にこちらは忘却の日々でもあり、記録への欲求に焦りも高まります。

涼しくしっとりと、しかし爽やかな空気に包まれての時間。風景だと基本は絞ったほうがよさそうだと再認識したF2.2ながら、このような柔らかい描写も悪くはないかと思った事後のフィスティバル的感想。

先日子供が1歳、2歳だった頃の写真を見返していました。現在の私としては、写真としてひどいものが多いと感じた中、幾通りかはなかなかいい写真を撮れていてよかったと安堵する気持ち、そして無我夢中、一心不乱で撮ってきたのだなとも回想し、よくぞこれだけ撮ってきたものだとも思いました。サンダルにしておいたほうがよさそうでした。次回へのセルフ提言サービス。

行った先々の思い出に日常の回想はもちろん、何よりしみじみ子供が「このようなときもあった」という感想に加え、光陰矢の如し、その実感や、あるいは目の前で見る現在の印象が強く、もしくは変化具合に私の脳がついていけずということも手伝ってか2歳の子供を見返しても「このような顔をしていただろうか」と思うことも少なくありません。

この3年半だけを振り返っても、たくさんの思い出もあると思う一方で、電光石火のごとくでしたが、成人した子を持つ親御氏の「小さい頃が昨日のようである」「あっという間、本当にあっという間だった」という言葉を見たり聞くにつけ、これから先の速さを思うと恐ろしくもなります。お兄ちゃんが見つけたカエル。

一方で私と同世代やその付近で成人した子を持つ人もいれば、私のようにまだこれから20年ほどというケースもあり、人生いろいろですが、早くに子育てを済ませて後半謳歌するのも一興であろうと思いますが、先に広範にやり倒して、あとは子育てに注力するという楽しみをとっておく、というパターンも悪くないように思います。子育てと子供に紐づくこと以外はやりたいことがなく、従ってやりたいことを我慢して子育てをする、というストレスがありません。

若い頃よりは経済力もあり、精神性含め心の余裕を持って子育てをできることは、つまりは子育てをじっくり日々楽しめる気がします。という晩婚化に晩産化のメリットを思う時も。という愉しみを味わってもらいたいとも思いつつ、早く子供を、つまりは孫を作ってももらいたい歯がゆさ。

まだまだ長生きもしてもらいたいですが、じぃじやばぁば、残念ながらいつの日か旅立つときがきます。そうなると私たち親のレイヤーとしてはさした縁が日本にはなくなります。

10年後なのか、20年後なのか、それ以上なのか、到来する未来の長短によっては子のレイヤーでは、縁が増え続け、状況は変わっていく中ですが、米国への移住を選択肢の一つとして考えてみたいと思っています。

子が生まれる前は、北米に公私ともに土台のどの字ぐらいは作りつつ、出産も米国でと考えていましたが、家人の年齢とリスクを考え日本の出産としつつも、

じぃじにばぁばからもらう愛情、教えてもらう事、知的刺激も盛りだくさんに享受する環境をある日思えば、子が生まれてすぐから米国で生活しなくてよかった、としみじみとも思いましたが、

それが無くなる日がくれば、日本にいる理由も希薄します。

文化や街並みを味わいたいのなら、欧州に住むのも一考で、治安に日々の安全、清潔感やめぐまれた社会インフラを享受したいのなら日本は世界一であり、

しかし米国は経済的に主戦場であり、地方から東京に出て勝負するかのごとく、

桁が違うビジネス環境で、経済的主戦場でこの子の将来、その礎を作ってあげたい、という思いがどうしても強く湧き出てきます。

見えない差別、いや見える差別も多分にあります。

米国用にBMWを購入したことがありました。州や地域によって異なるやもしれませんが、ディーラーで保証サービスに入るか、クルマのセールス氏とは別のセールス氏から営業を受けます。お国柄かドアパンチも保証されるサービス内容です。

「私は日本語が大好きだ」「日本はすばらしい」「あなたの名前は今まで聞いた日本の名前の中で、一番音が好き」と調子いいことをいいますが、その保証サービスを契約しないと理解したとたん、

存在すらも無視するかのように、手のひら返しです。あるいは街で紳士な男性も、車道ではクラクションを鳴らし、車内でジェスチャーしながら怒鳴るという光景も少なくない、アクティブで内に秘めるアグレッシブさも強烈な土壌であり、競争心は日本の比ではなく、けして楽な環境ではありません。

という大変さ、人によっては過酷さ、もありますが、それでもトライしてみたい、という気持ちも強くあります。

美味しい日本酒をお土産にエトセトラ、などということも出来なくなりますが、状況をみながらゆっくり検討してみたいと考えています。

いつもPCなどの画面を見るときはかなり遠くから見せて来たのでその癖がついています。ある日スマホを近くで見ると「どうして目が悪くのか」と聞かれたので、視力を調節する筋肉が硬直化して云々と子供に説明すると「どうしては」止み、分かったと発した後に「もっと離してよ、眼が悪くなる」と納得をしていたようでした。「なんで」に「どうして」。通る期間があるかと思いますが、我が子の場合は特段に多いようにも思います。年少クラスでは我が子のみ、先生に都度「どうして」「なんで」の連射砲をしているようです。手はかかり、迷惑もかけますが、いいことだと考えています。

遺言書的に、もしくは遺書に準ずるように、あと何十年生きられるか、それは全うする前提でもわからないことですが、ここに記す思いは、書けないことのほうが多いながら、行間から読み取ってもらうか、いずれもっと本音を記すときが来るやもですが、子へ伝えたいことも、感じ取ってもらいことも、薄氷に頭突きする気持ちで、少しずつ記してみようと思います。

空以外の建物などはすべて真っ黒でしたが、持ち上げてみました。

散歩も済んで、民宿に昼食を頂きに戻りました。

一泊三食の三食目。白米にトン汁だけですが、お替り自由で、これが美味しく、ご飯は釜で炊いてくれたもので、ご飯にトン汁ともに二杯ずつ頂きました。

怒涛の「なんで」」に対して、「どうしても」「なんででも」「そんなことどうでもいい」という回答をするようになると、好奇心が薄れていき、疑問を持つことをやめ、考えることも大きく減退していくように思います。旺盛な好奇心に付き合うことはエネルギーもいりますが、旺盛な好奇心をさらに宇宙の広大さほどに育むぐらいの感性が大人の対応として求められ、かつ役割のように思うゆえ、役割の一つを全うする気構えを意識して持ち続け、他方でどのような質問が生まれて来るのかを楽しみにもしています。

端的に言えば、一つひとつ丁寧に回答していくことが大切に考えています。昼食も済んで、皆に別れを告げて、道の駅に寄り、鯉の稚魚、写真で1,000円。仕入れても育てる池がありません。

丁寧に答える。便器は汚い、どうして?、いろいろな人のおしっこがついているから、と会話をすれば「どうしておしっこは汚いのか」という疑問を投げかけられます。これも答えていく丁寧さの努力を忘れずに歩みたく。

おしっこが汚いという説明、これは案外に難しくも思いました。健康な人から出た尿は無菌であり、微生物学的にはけして汚いわけではないからです。便器を触ってほしくないゆえ、ここもしっかりと説明をしたいところですので、少し勉強と思案をしようと思います。

理解して、納得しないと行動に移さない、という特性が強く見受けられ、頭ごなしに「皆と座って話しを聞きなさい、そういう場だから」という説明だけではけして納得せず、これらは私はよいことだと捉えています。幼稚園で先生に指示を受けても「なんで」の連発系。先生にはご迷惑を多大におかけしていると思いますが、本人が納得することを大切にしていきたいと考えています。

ある夜はパパのお腹を叩いて「太鼓だよ」と発し、つづけて「太鼓はねぇ、みんなで神社で見た」と年始の光景も覚えているかと思えば、「Nちゃんのママはミルクティー好きなんだよ、そうやって話してたの聞いた」と、何でも耳にしていく中で、昨夜は若い可愛い子が後進とよい出逢いをしたと思われる横で私は65歳のママに言い寄られ、触られる精神的疲弊に負けない心が欲しい今宵、と思った日もあったような夜の出来事を家人に報告していれば、それも聞いているやもしれずですが、大人な夜の世界も飛び級で教えていきたく、
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM

同じように、人としておごること、調子に乗ること、見下した態度、それらは人として未熟ゆえしかたない年齢もあるかもですが、しかしその恐ろしさも早い段階から伝えていきたいと思います。ゆえに頭を垂れる稲穂であることが、実利上も望ましいとも。キヤノン機、ポートレート設定。

物撮りに景色はニコン圧勝に思います。ビビット設定。
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM

登園途中、いつもは何も言わなかったポイント「あれ今日ベンツ止まってないね」と何気なく見ていたり、あるいはとある神社を見れば、「近いから、ここに幼稚園あったらいいのに、幼稚園移そっか」、大きな木も「ショベルカーで移せば大丈夫」と土木的建設業チックな発想も子は持ちながら、
5DsR+ EF35mm F1.4L II USM

親たる私は、幼稚園の行き帰り、丁度会えば友達の写真も撮るカメラマンのマインドを持ち。友達を撮った一枚が光りがよくハイキー気味に素敵に撮れれば、私としては背景に少々納得いかないながらも、その他は綺麗な一枚が撮れ、幼稚園友達のじぃじばぁば含め大絶賛をもらい、ご家族皆さんが待ち受けにしてくれたとのことで、望外の喜びも頂きました。

残り二年半の幼稚園、その先の小学校と、友達家族の思い出作りその一端のわずか一片程度でもお役に立てれば、単なるカメラ好きとしても幸いです。

幼稚園が貸し出す絵本を一回読むと、ことこまかに絵本の内容を覚えており、先に言う、読み聞かせしようとした親としては黙示録的時間。

幼稚園の面談。他組や他の学年の先生からもよく「あらAちゃん」と話しかけられるのですが、その理由が分かりました。エネルギーがあるゆえ、先生をてこずらせることも少なくない中、想像するに、はじめは愚痴半分もあったかと思いますが、担任の先生いわく、よく他の先生へ我が子のことを話していたようで、気がつけば先生方内でいうなれば著名人となった模様で、これにこの子の愛嬌が組み合わさり、よくお声がけを頂くことになったようです。

早生まれゆえ、5月生まれの子からは手伝いもしてもらうことも多いような中、ムードメーカーでその場をぱっと明るく照らす陽気さと、他のご家族家庭内でも話題によく出して頂けるひょうきんさもある中心的存在感もあるようで、我が子と他の子が衝突したことがあったときも「Aちゃんと友達がぶつかってた」と園児が話していたり、

席替えは頻繁にあるようなのですが「Aちゃんの席、あそこになったよ」と家庭内での報告事項となっているケースも見受けられ、愛嬌も小さい頃からよかったようですよ、と未来に伝えてあげたく。Aちゃんだけ抱っこしてもらう理由も分かりました。ストレートに「抱っこして」と先生に要求するからなようで、かつ先生もある日根負けし、それが常態化し、周りの園児にとってもいつもの光景となった節を感じます。

頭がいいから叱ってもすぐに話をすり替える、と先生が言ってました。これはプレの頃から言われていたような気がします。加えて三児を持つママからは「Aちゃんは頭の回転が早い」と褒めてももらいましたよ。

母親参観、みんなで歌を唄い終われば子供だけが大きな声を発し「Aちゃんが一番上手」、先生が「みんなご飯食べてきたかな」と聞けば「はーい」とみんなが答える中、「Aちゃんはスパム食べてきたよ」とこれまた大きな声で発し、笑いも生んでいたようです。

気乗りしない日もあるのでしょう「幼稚園行きたくない」とは言わず「一回家に帰ってうんちするから引き返して」「忘れ物したから一回戻る」など、変化球を投げてきます。

表情が固い美人なお友達がいるので笑わせておいでとある朝に伝えていたのをすっかり忘れていた夜「笑わせられなかった」とベッドの中で報告をくれ、つまりは覚えていて、かつ履行までしてくれていました。教えた通り、相手の子の名前を連呼しながら踊ったようですが、ポーカーフェイスでクールなその子を時間をかけて攻略してほしいと思います。
RX100M4

靴も汚れ、一足紛失もしたゆえ、翌日の幼稚園のために仕入れた帰路。

冷たいごはんを少し食べてみれば「旨味がある」などと言うようにもなり、旅の荷物も車を二往復して
降ろす手伝いもしてくれるようになり、また一つ成長を感じた旅となりました。