
「こんなんで心にぽっかり穴があいただなんて、どうするの」と家人に言われた昨夜。

「今日一人でお泊りする」と発し、ばぁばのところに一人でお泊りに行き、その結果我が子がいない家に居ても寂しく、切なく、つまらなく、私のほうが落ち着きませんでした。

朝から自分で自転車を漕いで近くの公園でラジコンをして、児童館へ行き、

ばぁばのところでお昼を食べて自転車は置かせてもらったまま、商業施設の屋上へパパと二人で散歩で向かい、小6ぐらいのおねいちゃんが気に入ったようでお尻をさわり、おっかけごっこをたくさんしてもらい、

そのあとはおもちゃ売り場で鉄琴とおさるのジョージなDVDを仕入れて、ばぁばの家で「今日一人でお泊りする」、という流れな一日となりました。

ママは家のお掃除、パパは面接を少々こなし、

仕事の帰りに寄ろうかと思えば、早々に寝たらしいその寝顔だけこっそり見に行きました。そして翌日土曜日もパパが面接を終えたら一緒にボートに乗りに行こうと約束していたのに、

タクシーで公園へもう向かったとのことで、

迎えに行けば、自転車も持参しており、なるほどそれでタクシーかと。

「僕の仕事だから」とボート、おそらくはスワンだと思われるそのペダルを半分は漕いだらしく、

帰りにアウトドアな荷物を満載したバイクを見れば「シートも持ってこれからキャンプにいくのかね」と、知識に推察にこれも日々成長を感じます。そしてボートも足で漕いだ今日は「会社行きたい」というので、午後からは合計散歩数時間、一緒に出掛けてきました。

何度もカメラを変えて、

探求は続くカメラオタク。
一年前に、グラムに行った頃、いや行った時。最もカメラに悩みました。

自分になりに努力を重ねて枚数も撮ってきたものの、あるいは世界最高のレンズその一つも投入しても、どうしてこの子の魅力がこうも撮れないのだろうか、と悩みましたが、結論としては本当の魅力は切り取れない、本物にかなうわけがない、という結論に達し、気が晴れました。

その頃が最もカメラがつまらなく感じ、次いで昨年夏ころは子供を撮る以外一切の興味がなくなり、機材にも興味がなくなりましたが、

それを乗り越えると、

また楽しみが以前よりも増したようにも感じています。

ストロボなし、

ストロボあり、と慣れてくるとストロボなしでは満足できないようになってくる気がしつつ、

このときは持参しませんでしたが、少々立体的でかさばる逸品ながら
HAKUBA クリップオンストロボディフューザー、たった1,700円のこのアイテムが非常に子供の魅力を増してくれるように感じています。

小さい子供は動き回り、方々と出かけ、移動の連続で、荷物も他にある家族連れのパパカメラマンは、多灯やらラジオスレーブというのは現実的でない中に、クリップオンができうる最大限の現実的な選択肢と思われますが、

カバー式と、先のクリップオンディフューザーを合わせて使うとかなり光が優しく柔らかくなり、そしてカメラも楽しくなるような気がしています。

最近、otusのすごさというものを薄っすら感じるようになってきましたが、

クリップオンながら先のディフューザーの柔らかい光と組み合わせると、本人が持っている魅力に近づけていっているのではないかという所感を持つようになり、癖になっています。家の中ではできるだけ、というよりも自然とotusが増えています。

一度は売ろうと思っていた機材群、レンズ群ですが、とりあえずそのままホールドしていくこととしてみることにしました。

その中でもう一つ、魅力的に感じるようになったレンズがPlanar T* 1.4/50 です。

レンズの質感、小さいサイズ、けして総重量は重くないものの、ずっしりとした質感、というレンズの存在感もよく思いつつ、

ボケのざわつきにさえ目をつむり、あまり気にしないことにして、しかし主役の存在感をしっかりと作ってくれるよいレンズに感じるようになりました。

MFですがピントの山も分かりやすいように感じます。

大人の玩具としては、中古で三万円代でコンパクトなPlanar T* 1.4/50 これ一本、もしくはDistagon T* 2/35も魅力的に思いつつ、これらがあれば十分なような気がしてくるほどです。

夕食前の散歩。

「子供のうちしかできない100のこと」という海外ドラマの邦題意訳を援用する場面。

本日夕食前に「パパ宇宙の反対側はどうなっているの?」

「宇宙の一番上はどうなっているの?」

人知を超えている分野。答えようがありませんが、パパが小学校高学年か中1の頃か、思った疑問を年少で、

宇宙論やビックバンなど簡単にすら話したことがあるわけではないので、自分で考えて疑問にたどり着いたのだと思われますが、親ばかとしてなかなかに思います。ただ単にGクラスの玩具にお湯を掛ける男なだけではありません。

そして宇宙に反対側がある、すなわち宇宙の向こう側ということを意味しているのだと思いますが、この概念、新鮮にも思いました。あるかもしれません。

一人でばぁばの家に走っていくようになり、一人でばぁばの家に泊まるようになり、

ばぁばの家で「どこか行きたいところあるか」と聞けば、ばぁばのうちがいい、と多くの公園や遊園地を差し置いてばぁばの家が大好きな4歳。

そんな4歳を迎える瞬間が来ました。後進兼同志の家族と宴の開催です。

大好きなHちゃん家族とご対面の瞬間です。

妹のように可愛がり、それがこの先も続くよう願いながら、

気を遣わせてしまいましたが、誕生日プレゼントももらってよい思い出となりそうです。

できればリゾートにでも連れていってあげたいですが、幼稚園もあり、一泊では箱根あたりがよいところという気持ちもありましたが、

しかしこうして振り返ってみると、美味しいスープも頂いて、

素敵なお椀で、

さらに大好きな美味しいスープが続いて、

料理はもちろん、

食中の散策も、

一緒にお祝いしてもらえるこのひと時も、有り難く幸せなことと感謝です。

男三人、子供禁止のバーにちょっとだけ入れてもらったり、

数年前に後進にあげたカメラにレンズ、アダプターまで、まだ大切に使ってくれていて、

それを数年後こうして撮らせてもらう機会にも恵まれ、

それも有り難いことと感謝いたします。

この頃、新しくスタートアップした今の会社を立ち上げて半年頃。

後進の骨休め、後進奥方の出産後の気分転換を兼ねての招待となりましたが、

次は新しく仲間になったパパ友家族と、三家族でわいわいしながらの骨休めに行きたいと考えています。

そして暗くなりハッピーバースデーの歌とともに、大好きなMちゃんがサプライズで誕生日ケーキを持ってきてくれました。

驚きと喜びのあの一瞬の表情。カメラではなく動画で撮りましたが、パパも一生忘れることができない表情に思いました。

Mさんに記念撮影も撮ってもらい、

楽しいひと時をすごしました。

部屋に戻り、

もう一つもらったプレゼントでも遊び、

ケーキと夜食が届けば、パパおにぎり食べな、いま冷たいの用意してあげると、フォークも添えて整えてくれ、

パパケーキも食べな、はいとくれ、

朝風呂をしていれば「パパ、はいコーヒーだよ」と入れてくれ、

そして一緒に入ってくれ、

ジープとゲレンデにも遊んでもらい、

楽しい思い出となる誕生日になりました。朝食前の散歩へ。
つづく