EOS R + EF35mm F1.4L II USM

週始め、キッチン周辺に配備してあるEOS Rにて「あまりに被写体がない日中」を撮ったかもしれず、で過ごし、

この日は朝6時に起き7時登校して公文も行って、我が家で一番、この日も一日がんばっているゆえ、道中「パパ、やっぱご飯だけにしたい。いい?」「もちろんいいよ。好きなように決めて」と眠気のため結局ご飯だけとなりましたが、暗がりでも撮りやすいようにF1.4の35mmがついたEOS Rを持って、

「クラウンエステートでお風呂とご飯いこうよ」と、まずは隣町級の暫定駐車場に止めてある貴婦人を迎えにいくためキックスケーターで出発です。

この辺で一番のイルミネーション、この写真は家側面ですが、正面はもっと盛大で「これはプロがつけたんじゃないの?」「いくらかかる?」を見て、某「野球選手の家もイルミネーション綺麗だったよ。自分でつけてたよ」と情報共有して、前に営んでいた会社の一つにて六本木にあるけやきの木に何本も通りごとイルミネーションのデザインと施工をしたことがあり、その話をしたことがあったので、こうしてイルミネーションを見ると「いくらでできる?」の見積依頼的質問を多くもらい、材料費と施工費そして雑費は別で解説をしています。

下だり坂や十字路等「来ていいよー」と先行調査部隊からの情報を待って、「パパ、みてー」と進軍します。

「これ全部、パパの会社の車?」「そうだよ」と、ここはうっかり視察させてなかったようで我が子初めてだったか貴婦人の仮屋に到着です。ここ数年急速に私自身も人生でこうまで車を購入することになるとは思わなかった、正規ディーラー殿あるいは大型中古車店数店舗分×数ロット以上に在庫を抱えるようになりました。「俺がやる」とママが座るところを準備するため「こっちのほうがいいか」と6:4分割の6のほうを起こし、

「俺がやる」と乗ってきたキックスケーター二台を積み込みます。道交法が適用されない環境にて、一回バックもしてみました。90度の位置から「3に入れる」とまず決めて数メートル出航です。「うわっLXよりハンドル軽っ」と発しながらバックモニターがない中に後ろを自分の目で見てハンドル、ギアを動かし、アクセルブレーキはパパを使者機関にする口頭指示というスキームにて、つまりはすべて自分でやって、一回の切り返しで見事真っすぐ枠内に綺麗にいれました。「小二ですごくない?」とゲームの力です。

貴婦人仮屋は、コスト抑制のため接道も怪しい私道の先に入り組んださらにその先の飛び地にまとまって敷地を借りていますが「あそこで年間300万円?、あっちもあるし、あそこもあるし、幼稚園のほうもあったよね?けっこうかかるね」との評価に「そうここら辺だけでなく、さらに全国各所だからね。例えばここなら2億、3億で買うより借りたほうが安い。会社ってお金がかかることだらけだよ。365日24時間チャリンチャンばっさばっさお金がかかる。お金が出ていく。それをコストと呼ぶこともあります」等、

夜のキックスケーター散歩、クラウンエステートドライブで会話をしながら、ママをピックアップするため自宅に舞い戻って、「あらエスコートありがとう」とママへドアを開けるサービス付きにて、

夜のドライブ、クラウンエステート・ラストラン本編始動です。

「どうしてクラウン乗り心地がいいの?」「この頃のトヨタは足が柔らかいんだよ。LXはちょっとBMWぐらい固いかな。トヨタがドイツ勢から影響を受けて来た」「おれBMWちょっと興味あるんだよなぁ」と質疑応答数度目の乗り心地、すぐに眠りについてしまいました。

「あぁ眠い、ご飯だけにしたい」と餃子へ到着です。

「パパが横」という采配に、餃子イベント会場にて目を見開いて、

「うわあっち」とママがナイスタイミングで撮りました。

「もう一回エンジンかけたい。いい音だなぁ。LXもいい音だけど」と、

しばし食後憩いの時間。

「あっデリカ二台。新しいのと古いやつ」と、旧型のもよく分かると感心しつつ、車への好奇心は強くありながら思ってみると食べ物への興味・好奇心は低い傾向を感じます。パパは20代半ばぐらいからの10年も満たずは、毎晩のように青山や麻布、赤坂だの、今夜は六本木、明日は銀座行こう、ときに京都の瓢亭でご飯だなど、お洒落レストランや 、結局入会せずに通った会員制レストランだので頂いて来たときはありましたが、この期間で概ね飽き、母が作るおふくろの味が染みるようになり、そして今やママが作ってくれるご飯が食べ物としては唯一無二にしみじみ幸せを感じるようになりました。感じるパラメータを思うに同じような道程を経るのかもしれません。

「お前またやってんのかよー。何度間違えるんだよ」と叱られながら、クラウンの給油口ボタンはプッシュ式なところ、間違えてボンネット用のレバーを引いてしまい、

「俺が開ける」と上げたボンネットを「俺が閉める」と、オフの親方サービス残業です。

「D4エンジンっていうんだよ。直列6気筒」とこの先必要になる知識ではないかもしれませんが伝えてみて、

結局、翌日合わせ3回ガソリンスタンドに寄ることになりますが「えぇもう終わり?」と1,500円ずつチビチビ給油していきます。

あっという間に、ドライブへ出かけて帰りが遅い日、そのまま泊りの日、やがては自分で生活していく、というタームが訪れるのであろうと、想像すればいつものように寂しさも募る瞬間。地方から東京に出て行く子を持つ親御様の気持ちを思うと胸が張り裂けそうだと想像しながら、預かっているお若い方々と接する日々です。

子が座る目線になってみると、このボンネットにある車幅灯みたいなのが見えないことに気が付き「ほら見てみ」と教えてみました。「Gクラスにもあったよ。もっとデカくて、滑り台みたいな形のやつ」と言われてみれば、あったかもしれません。

こうして我が子との、家族での、

クラウンエステート・ラストラン、翌日のソロドライブに備えて近くに停めて、ママからは「10回ぐらいしか乗ってないでしょ?いや10回も乗ってないな」とご指摘を頂きつつ、

「そうだチャイルドシート降ろしておこっと」と、車検取得含む諸費用込みでの価格と同等での下取りを頂き、最近の中古車市場全般の値上がりおよび車種としての緩やかな希少性の恩恵を享受できたのか、束の間の三カ月ぐらいでしたが2,000キロ少々のクラウンエステートライフを頂きました。

翌日暫定フードが届き、

28mmを装着したカメラを持って、クラウンエステート・最終ラストランとなるソロドライブへ出発です。
LEICA M9 + コシナ フォクトレンダーULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical Type I VM

私たちは表層的なイメージだけで判断している事項が多いのかもしれない、総理や社長、芸能人、一見華やかそうに見えるあるいはどのような職業でもそのイメージとは裏腹に他者にはけして分からない地味なことや辛いことが付きまとうと思いますが、「ハッハッハ、メリークリスマス。よい子のみんなこれからプレゼントを届けに行くよ」という仕事裏で「おいおっさん、ちゃんと仕事しろよ。遅刻までしやがって」「ひぃぃすみません」というのがサンタさんの実態かもしれないと思うパワハラ案件を見て、

現代技術の粋を集めた事前情報では一般道にて2.5時間ぐらいでの到着のはずでしたが、

「ウィング付きウィンダム、語呂も悪くない。いやスポルトもいいな」と哲学の道を、渋滞なきにもかかわらず、行けど暮らせど到着予定時刻が「残り2時間」「残り2時間」そして1時間走っても「残り2時間」から減らずどころか、ときには増えて、

結局行きの片道は、下道4.5時間コースのドライブをすることになりました。

これが大マゼラン雲への旅路でなかったからいいようなものの、

これがアンドロメダであったとしても一歩間違えば、誤差数千年等、命にかかわる事項です。というクレームが発生する未来がいつか来るかもしれません。

この辺り「もっと近場の湯でいいか」とこころが折れそうになり、

緑の案内「圏央道」の文字が目に入ることがあれば、一般道でいく絶景秘湯シリーズ頓挫の憂き目をおもいながら、

このあたりの市街地、意外と渋滞が多いことを感じつつ、

高さがある車庫および三台は停められる環境に憧れ、

「コンテナ24」は「こんてな・にじゅうよん」「こんてな・トゥエンティ―フォー」どちらの呼称なのか、前者は日本において言語学的に優位と考えられるが、あえて後者でいきたい、と考えながら、上空、

頻繁な飛来を目にしました。見えないところで、安全保障が履行されているのかもしれません。

チビチビした給油ついでに、安かったのでシャンプー洗車をすることにしました。

「洗車機の水しぶきかな」と思うほど、洗車機から車が出た瞬間、

雨です。なんとついているのでしょうか、地球が洗車機、仕上げに無料純水すすぎ付きで、拭き取りいらずです。

この日何度目かの踏切を越えて、

公園バイキング活動家の私は、濁点の有無一つでえらい違いだとハイキングを楽しまれる方々を見習いたくなり、

途中電話で合計30分程度はナビの到着予想を遅らせたかと思いますが、

山道へ入り、コンビニもなくかようなところにあるドラックストアのビジネスモデルその強靭さを思い、

1人、抜け駆け的に旅行気分を味わいます。
シアトルの鉄橋を思い出しながら、

どこか
草津への旅路のようでもあり、

どことなく
秋田に似ている雰囲気も感じながら、

あの鉄塔を作った人もいて、作ろうと考えた人がいて、作ると決めた人もいて、

東京から車で4時間半もかけて走る割には、出発からつけっぱなしのラジオJ-WAVEがノイズ混じり程度で、

どこぞの秘境にある秘湯中の秘湯に向かうのかと思えば、

高速なら2時間少々で着く、隣県埼玉県にある秩父方面を目指しています。

すれ違う車、その半分がそれではないかと思うほど、ダンプカーが多い地帯でした。

橋の上で信号待ち中、ダンプが通るたびになかなか揺れるひととき。

久しぶりに見えて来た気がするコンビニ、コーヒーの入れ替え作業です。

ご当地メニュー的に、これをチェアリングにて近場の公園辺りで頂くことに魅かれましたが、しばしがまん。なお「チェアリング」という言葉、覚えたてな上にいま旬とのことで使いたくしかたがありません。

写真が多く、まだ着きません。なぜならば4.5時間もかかっているのです。

少々取り乱してしまいましたが、

かくいう本ログ作成本人も同じような写真の羅列に飽きてきました。

踏切何回目だよ、まだ着かないのかよと思いながら、今日中に着くのだろうか不安にも襲われつつ、道中の山の中にあった「秘湯温泉」の看板に引きずり込まれそうになったのは内密です。

ここにこれだけのテリトリー感で証券会社が成り立ってきた時代の推移を思い、

街の風情を感じつつ、

生保の強さに目を見張り、しかしそれが成り立たなくなっているエリアも出始めた時代の動きがあり、

方々、西洋または北米を中心とした技術と文化の浸食に、この先30年後はどうなっているのだろう、そこで次世代はどう生きていくのだろう、と思わずにはいられません。

だいぶ昔にメルセデスベンツで西日本一周をしたときは、地方で小さな子供や小学生ぐらいが「あっベンツだ」「おっすげーベンツだ」「おいベンツ止まってるぞー」と、声が聞こえて来ることが意外な頻度でしばしありました。

BMWで西日本一周をしたときは、確か一回だけ3歳ぐらいのお子さんが「あっパパと同じBMWだー」といった声が聞こえた来ただけで、ブランド力というものの差異を思ったことがありました。

ここ最近、レクサスに乗らせてもらうようになり「おぉレクサスだー」と振り返る高校生達、「すげーベンツ(G)とレクサス並んで止まっている」と駐車場で聞こえて来るお若い方々、

そして我が子が通う小学校ではレクサスが大人気のようで、我が子へ「みんなレクサスのどこがいいの?」と聞けば「だってかっこいいじゃん」との返答に、

これら若い人、次世代へレクサスのブランドイメージが功を奏している点に注目かと思い、さらにはそれが年齢層によってはブランドとして伝統あるレガシーレベルといってもよいかもしれないベンツやBMWと、比較的短い間に同等レベルにまでなってきているのかと感じ、

レクサスというブランドの構築力、その成功に凄味を思い、トヨタ殿の仕事ぶりに崇敬を思う次第です。

その源流から1キロほどあたりに位置する一台が、このクラウンエステートかもしれません。

LXの質量では通る気がしない、クネクネ道、アップダウン、ときに細い道、

そこを軽快に走るクラウンエステート。