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ドライブへ行こうのブログ一覧

2025年04月08日 イイね!

我が家にレヴォーグがやってきた。(旧型だけど)|スバル・VMレヴォーグ

我が家にレヴォーグがやってきた。(旧型だけど)|スバル・VMレヴォーグ








2025年4月7日(月)小学六年生となった登校初日。9時半ぐらいには下校してきて、公園で待ち合わせのゲーセンに行ったというひと遊び出かけたあと、春休み旅先からネット注文しておいた新色で正装を整え、





タクシーアプリ2回目な熟練の技を駆使し無事乗車。友達から別荘に誘われたとのことで「いいなぁ新車のポルシェで別荘に連れて行ってくれるそんないい友達なかなかいないぞ(笑」と会話しながら、



D様に到着の我が家のレヴォーグとご対面。かっこいい!!!そして1.6STI乗り込んでびっくり、アウトバックはナッパーレザーと相まって当たり柔らかめのシートなのが、レヴォーグは我が子いわくシートが「木のベンチみたい」が言いすぎでないぐらい、お前は鉄板か!は言い過ぎだとして、すげー硬いシート!けどこれがまたいい感じ。そしてさらにシートのよさを感じることに。なお後部座席は前席に比べて柔らかめだけど固め。優雅で優しいアウトバックのシートもめちゃいいけど、個人的にはこっちのほうが好きかも。硬いシートに背中を押し当てると肩甲骨とか気持ちよい。





あとあとじわじわ「めちゃくちゃいい!面白い!」と育っていく、「いいじゃん!」という第一印象を携えて、ネオファーストミッションドライブに向かえば、スバル純正プレミアム裏メニューオプション・ダブルトナラー。「さ い こ う ! 」。






ワンタワーを整えて、





なんとダブルタワーに育っている酪王村を観光。





「あっパッケージが違う」「そんなわけないだろう」「ほら、フォントの大きさが違う」「あっふぉんとだ」と返せば涼しい目で「なに?」とあしらわれながら、新しい日付のほうが間違い探しに準じる級で字が小さくなっている。酪王エクステリアマイナーチェンジの汽水域に遭遇。なんかわからないけど、ついてる!






これ考えた人、頭いいよなぁ、今までなかったもんなぁすごい、と何度も思うスーパーいなげや様の知恵にやっぱり感心し、




そして、アウトバック納車日に続くいなげや様駐車場の奇跡に脱帽しながら、まるで真ん中を空けて到着を待っていてくれたかのような、今日は集まってくれてありがとうございます!勝手にオフ会ばりな正規ダブルトナラーに満足を感じる瞬間。思えばこの駐車場に初めて来たときもスバルがいて、緊張の面持ちで壁越しタテラーしたのを思い出します。




酪王等をわざわざ荷台に詰め込んで、




頂戴した新型フォレスターのパンフレット「すげー富士山のデカールあるんだ」と拝見しながら、



さすが0次安全、方々視界のクリアランスがよく気持ちいい。他メーカーと比してとくに思うのはBピラーの配置。運転席から横や左右斜め後ろを目視しようとして体を動かさず視界だけ変えれば確認がしやすく、これは安全性が高まっていることは無論に、疲労軽減にもなっていると実感しています。世界中でこんなこと考えてるのってスバルだけじゃないの?すごい。





アウトバックと同様となった、酪王仕入れミッションをパーフェクトコンプのVMレヴォーグ、日々育つ新芽を駆け抜けて一旦帰ります。





無かったから、とパンク応急セットを取り寄せて下さったり、マットや細かい所ではSDカード等、新品にしてもらっていました。さらにはコーティングまでサービスして下さっていて有難い。ご厚意に感謝を致しつつ、各所気持ちよく乗らせてもらえ感謝を重ねます。




触り心地は問題ないもののハンドル一部に擦れが確認できる他は、前オーナーの方は体重が軽かったのかシートにやれも感じず、車内傷もなく、運用管理どうやったらこんなに綺麗に乗れるのか知りたいほどにピアノブラックのところに擦り傷・磨き傷すらないし、内装全般めちゃ綺麗!有難い。




そうしてこうして我が家にVMレヴォーグがやってきました。この子も待ち遠しかった!





レボリューションレヴォーグのおかげで素晴らしき光景、約一週間ぶり。やっと久しぶりの酪王を少欲知足の堪能満喫。これこれ、と一気にワンパック飲み干しました。




「やり方調べて電池交換しておいて」「ボタン電池コンビニで売ってるよ?」とすぐ着手してくれそうだったので「アマゾンでいいよ」というやり取りだけして、





LX570リモコンキーとシャッターリモコンの電池交換、あとはお任せ。ところで新しく建てる自宅につき、せっかくのガレージだから当たり前のようにオーバースライダー方式にするのかと思っていたのですが、なるほどオーバースライダー方式だと天井に照明を取り付けられない、または取り付けたとしても開放時照明を遮ってしまう、とのことに通常シャッターにすることにしました。という置き場ができるまで、着工以降の車両管理が課題です。





前夜タンタンメン店にてお土産にした炒飯と、いなげやで仕入れた総菜。前回試食で気に入った「またあれ買おっと」という鶏肉とお味噌汁だけかろうじて手料理で朝昼食。我が子は朝食に続きママのオール手料理。



「あぁお腹が苦しい。メロン3パック食べちゃった」「えぇぇぇ3個も?」とデザート含めだいぶ腹ごしらえしたあとは「LXも乗り心地いいなぁ」と聞きながら、LX570の車検へ。




車中しょうもない会話「パパが昔キャバクラで毎晩100万円毎月3,000万飲んでいたのはAちゃんのせいだ!Aちゃんが生まれてくるの遅いから余計なお金使っちゃったんだからな。おかげでろくでもないバ〇なお金の使い方しちゃったよ」「(笑)」と責任の所在を明確にしながら、加えて「パパはあのyoutuberヒカルって人のお金の使い方、使う気持ち、わかる気がする。持っててもしょうがないんだよ」と続けながら代車のプリウスに乗って帰ろうとすると「スーパーOいきたい。焼き芋食べたい」とのことで、プリウスプチドライブ。





焼き芋買った後、ママに電話してスーパーだけど何かいるかを聞けば「イチゴとノート買ってきて」ということで、さすがママ。



職人会のいちごがお手頃で売っているスーパーをあとにして、




「あっピンクだ」「これは日光で色が飛んでこうなっている」旨を説明し、




「はいパパ口開けて」で焼き芋を食べさせてくれ、幼稚園の時Gクラス点検時の代車でもプリウスに乗った思い出話をして、




「これは助手席のお前がやれって位置だな」とプリウスの環境と自覚を確認しながら、大通りに出る際止まって入れてくれた方へハザード部隊任務遂行してくれて、





アウトバックに乗ってても、レヴォーグに乗ってても、何に乗ってても「あっアウトバック!」「レヴォーグだ」は親子でまだ維持されて、プリウスの外気内気切り替えがハンドルについているのはうらやましく思い、




「17時なったら出かける」とひと休憩しつつ、タイヤがパンクしないよう土地入口に生えていた根っこの一部をペンチで削る作業を行い、一旦コインパに止めておいたレヴォーグちゃんを眺めて、





いつの間にか貼られていたシールを知って、




ビジョナリーレヴォーグドライブへ行くことに。





きゃー素敵。ハンドリングマシンを保有するなんて、何年ぶりだろう。街の緩いカーブすら楽しい(笑




汁をこぼさないか「足硬いからなぁ」と躊躇していたおでんは、日帰り温泉だけど急ぐ旅ではございません、と2店舗見たものの時期終了にて見当たらず、





「見た感じ、長い間放置されてた感じだね」という、古いスバル、たぶんレオーネかな、が再生される一歩なのだろうと、スバルレスキュー搬送を見て、





ハンドリングマシンゆえ基本はあまり使わないであろうアイサイトver3を、強烈な逆光の中に試してみて、アイサイトXを経験しちゃうと物足りない所もあるけどさすがスバル、安定した十分なそして滑らかなACCスキルを見せてくれてくれました。




アームレストは前後に稼働する優れもの!なものの、前に出すとドリンクと干渉。基本ソロ用なので私の場合は気にならなそう。





柔らかさに包まれた中に硬さがある。硬さの中に絶妙なしなやかさがある。そして足がしっかりよく仕事していて、それがちゃんと伝わって来る。




youtubeで「STIのほうが乗り心地がしなやか」という意見と、「STIのほうが乗り心地が硬い」という意見があったのですが、STI以外分からないものの、私は硬さとしなやかさの絶妙ともいえるバランスを感じ、乗り心地がものすごく気に入りました。いいよこれ、VMレヴォーグいい!むちゃいい!




アウトバックにしても、レヴォーグにしても、スバル車だと一段と寝つきがよく、到着してほんのわずかもう少し寝かせておいてあげよう、という中にレヴォーグ撮影。



乗りだした瞬間からめちゃ好印象でしたが、



こうして高速含めて、日帰り温泉までの往路に好印象は増していき、そして復路ではまたさらにエクストラエクスタシー。時期的にVMレヴォーグはSGPじゃないと感覚的に思いつつ、お前は散々動画見てたんだろ?な、このときはまだSGPと呼ばれるスバルの新世代プラットフォームであるスバルグローバルプラットフォーム適用車とは知りませんでしたが「SGPじゃないのに、既にこの世代でむちゃボディ剛性いいじゃん。気持ちよっ」と思ったりしつつ、高速ICのカーブもめちゃ楽しい。翌日になってネットを見れば、もうSGPが採用されていたモデルだと知り、なるほどそれで、やっぱりSGP採用前のモデルみたいだけど、ボディ剛性めちゃよく感じてドアの開閉も音がいいと思いました。




噂ですが前後左右に車がいないとき、ちょっとのちょっくら140kmぐらい出してみると、これまた素晴らしい安定性。だそうです。






小物置き場・スマホ置き場まであるじゃんか、パーフェクト。




サンルーフにこだわり候補車はかなり絞られましたが、サンルーフにこだわらなければよりどりみどりの大ヒットした、今なら弾が豊富な車種。奥さん!そして旦那さん!買い時ですよ!




このときママから「アウトバックとどっちがいいの?」と質問された答えは「う~~~ん甲乙つけがたい。アウトバックは快適で、レヴォーグは楽しい。選べない」が、率直な感想です。




タイヤが新品込の認定個体。アイサイトの適正診断や、キーが2個とか、ディーラー整備歴個体で、今般改めてディーラー納車整備など、安心して乗れて、さらには保証も2年間。認定にしてよかった。しかもお買い得だったし、下回りがごっつい綺麗。




同乗者を思えばアウトバックで、運転者だけを考えればレヴォーグなのかもしれませんが、かと言って我が子は「これ買ってよかったぁ」ママも「レヴォーグ気に入った」との声を聞きました。




ロードノイズはそれなりに、高速では風切り音が若干しますが、ぜんぜん許容範囲。先日乗った旧型カローラフィルダー比だとかなり静か、前日に乗ったカローラクロスと同等未満ぐらい、10年ぐらい前のVMレヴォーグ前期音量記憶比じゃ怪しいですが、後期なせいか昔乗った前期よりだいぶ静かな印象。サウナもして瓶牛乳を嗜んでがっしりとしたドアを開け放って少し涼しい風で体を冷ましながらがまた心地よく、お風呂上りにママを待ちました。



福島GSお兄さんのおかげでいくらか安く入れられるようになって、有難いレギュラー170円/Lにて満タンご飯を食べさせて、




「あぁうめー。これこれ」と、まずはオニオングラタンスープから我々もご飯を頂きます。ママから「おバ◯さんなんですか?」と言われること多々ある中に、実はアウトバックを60歳になったら乗る温存用にもう一台買っておこうかと3月末頃けっこう真剣に悩み、アウトバックが納車されてから数日の猶予があるから実際手元に来てから乗って決めようと思っていたのですが、しかしこれを「その必要はなさそうだ」と断ち切ってくれたのが新型フォレスターの出来栄えで、他方このレヴォーグは早々に現行新型に乗り換えようと思っていたのですが、アウトバックと現行レヴォーグの組み合わせなら重複要素が多そうでどちらか一台で十分だとも思うようになり、あるいはそれとは関係なくボディもめちゃよい楽しい車でいやいやこのVMレヴォーグ手離し難い一台に感じました。




濃い藍色から明るいティファニーブルーへとグラデーションしている夕暮れの空を眺めながらツボ湯に入っていると、音がしない光が尾を引きながらすーっと流れ、それは流れ星だった話しながら、我が子はステーキをがっついて、




盛り付けが上手すぎる美味しい「きのこのポルチーニクリームソース」を頂いて、



ライトが点いてエンジン始動。




他の車と比べての意にて「地面が近くなった」をママから何度も聞きながら、やっぱりICの入り口カーブですらむちゃ楽しいと、ちょっとハイスピードで横Gかけながら久しぶりにカーブを走ってちゃってりして高速を抜けて、ママが牛乳の買い物済むまでコンビニでまた撮影会。




色はグレー系で迷いながらアウトバックと同じマグネタイトグレーにしようと思っていたのですが、希望装備在庫では見当たらず、急いで買う必要性はゼロの中に我慢できずのタイミングで、我が子と協議しながらダークグレーメタリックになりました。この色もいい。



年々燃費性能が意識されてエアコンがステルスパワーダウンしてきた中、近年購入した新旧車の中では、旧クラウンエステートが異常なほどずば抜けてエアコンの効きがよかったのですが、それに大きく間があって次ぐぐらいかなのエアコンの効き具合。センターコンソール後部座席にエアコン吹き出し口なくとも、何ら問題ない効き具合に思いました。ただしスバルは窓が大きいので、炎天下ではこの限りにあらずそう。




納車を頂いてから、アウトバックもろくに乗れていない中、レヴォーグ納車週も予定があってあまり乗れなさそう。慌てずゆっくり両車とも乗っていければと思っています。早く安達太良行きたい。



下を擦る心配もあった入口に飛び出していた根っこを取った土地に収納したあと、仲間の車に乗って、さらに「これ面白い」と会社の車に乗って、いろいろな車に乗ることになったレヴォーグ初日を終えました。



アウトバック、


VMレヴォーグ、



鍵が一緒なのでもっと分かりやすくして、スバル味わっていきたいと思います。早速優しいママが安達太良予約しようとしてくれている(早く出かけろってメッセージかな笑)。













Posted at 2025/04/08 21:23:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 素敵な日帰りドライブ | クルマ
2025年03月30日 イイね!

アウトバック納車「これで俺もスバリストか」|新型フォレスター試乗|黄色いフォグ

アウトバック納車「これで俺もスバリストか」|新型フォレスター試乗|黄色いフォグ






2025年3月29日の土曜日。運転席じゃないと撮りたい放題。






今更感満載のタクシーアプリデビューして、ディーラー様へ向かいます。運転手様いわく乗客の6割がアプリだそうで、この近年そりゃタクシー乗り場でタクシー枯渇気味になるわけだ。




まずは素敵な営業様からいろいろ説明等を頂き、「おぉ!!」とちらっと見に行って、




納車を頂くその前に、なんと正式な発売前・受注開始前のナンバーがついた新型フォレスター、しかも前夜に到着したばかりホヤホヤの1番乗りな試乗をさせて頂きました。やったー。そして有難い。というご采配を下さるあたりもまた、素敵な営業様に思う次第です。終止お客様に寄り添いながらのスタイルはあらゆることがスムーズで、尊敬を思う方に売って頂けて、スバルライフがさらに楽しくなるというもので、という意味でも有難く思う次第です。かような営業様、お店様とのご縁をみん友さんから「you 試乗しちゃいなよ」と言われて頂戴した運びであり、かつアウトバックまで注文し、スバリスト一年生になる機会を頂き感謝を重ねている次第です。ご助言がなければ1年間カーセンサーに時間を費やして中古の古いインプか中古シエンタあたりを買っていたと思います。ありがとうございます。




新型フォレスター、とても、そしてかなり好印象で、全体的に乗り心地もハンドリングもなめらかで上質な感じで、このあとすぐ乗ることとなったアウトバックと比して質感的なところや静粛性もまったくもって肉薄しているというか、将来アウトバックから買い替えても各所違和感ないレベルの仕上がりに思いました。最終アウトバックではなくフォレスターを選択するのもありかもしれない上質感みたいなものを十分に感じました。スバル各車種年々確実にベースアップされていて、来年2026あたりのレヴォーグフルモデルチェンジがまた楽しみになります。そして今般アウトバックを購入するにあたり、エアコンフィルターやキーなど至るところがトヨタとここまで部品・部材共用化されていているのかと驚きましたが、水平対向は無論のこと、各所独自性はなんとか守って大切にしてほしいとスバル新米ユーザー、僅トヨタ党もどき新米スバルファンとして思いました。




雨の中、信号一つ手前でタクシーを降りてしまい、降りたところが公的機関のイベント会場で数名から「こんにちは!」とお声がけ頂くもののそのイベントに行かないので「あれこないの?」みたいな怪訝な表情をされたのも思い出に歩いていくと、雨の中傘をさしてご担当様ともうお一方がお店の前で待っていて下さってそれもすごいと思いつつ、ディーラー様へ到着しご説明を受けた小一時間の道中ぼそっと「これで俺もスバリストか」なんて聞こえきたので「スバリスト1年生だな」と返しましたが、面白い思い出を重ねられて、オードメーター8kmからスタートです。





忘れたと思ったETCカードの予備があったので、我が子がスマホでささっとETCのありかを調べてくれてタイヤが転がり出して、スバルあるあるのスバルトナラー、勇気をもって正式デビューしました。もう少し納車日程がずれていれば家族を連れて一泊安達太良までひとっ飛びしたかったところですが、月末は旅行を入れられない春休み日程。あるいはアウトバックで旅できない春休み全般スケジュール。この日行くところがまだ決まっておらず、





4月にレヴォーグなめこおじさんを目指すプロジェクトの前哨戦サポートをこうしてアウトバックからもらいながら、





栄えあるアウトバック・ヴァージンミッションは、酪王の調達業務です。私のスケジュールを熟知してくれているかのようなジャストな在庫数。





「俺の酪王」と名付けられた、最近お気に入りスーパーいなげや殿のカットメロン。




レジの段になり「やっぱりあれ買う」と試食で頂いた鶏肉をダッシュで取りに行ったのになかなか来ないと思ったら、作り方の説明を受けてました。




スバル純正トナラーデビューの感無量を、




粘っこく噛み締めて、




人生初めての納車経験をもらいました。それはホイールだけでなく、なんとグリルや、フロント・リヤのバンパーガードまで、いやいや交換して不要になったカプラー関係に至るまで、オプション注文してはずすことになった標準仕様品や不用品までを基本持って帰ることができる(処分をお願いしてもいい)そうで、いやこんなメーカー・ディーラー他に聞いたことないぞ(他にあるの?)、なんかすごい。お客に選択権を渡す等、善良感に溢れています。





なんでも躊躇なく捨てる派のママからホイールまで「使わないでしょ。いらない」と言われながら持ち帰り案強行すれば「ピットガレージに売りなよ」とも言われつつお持ち帰り満載なんとか3人座れるように整えて下さいました。「あのスバルも納車時は何かを荷台に載せて帰ったのだろうか。スバル一台ごとにドラマ有り」と思わせてもらいながらさっそくスバル車の後ろについて、一旦帰宅することにします。





ホイールが意外と軽かったことに追加で驚きつつラゲッジルームから降ろして、私は朝ご飯がまだだったゆえお腹空いていなげやさんで余計に買ってしまいましたが、結局ブラジルから渡航してきたであろう焼き鳥と朝にママが作ってくれたスパム一個だけを朝昼食として腹ごしらえしている間、



同じくいなげやさんで買った石焼き芋等を食べながら、早々にスバルBT5アウトバック純正標準グリルの綺羅を飾っていました。




車載タオルを整えたり、




スバルアウトバックのシモンズ性能に、




手舞足踏で「ラゲッジルームの腕立て伏せ心地」の確認まで執り行ってました。




アウトバックのラゲッジルームが筋トレルームになることも確認して、




「あっ、これもつけておこ」と家を出たり入ったりアウトバックと行き来しながら、アウトバックご納車ブログのみんカラで拝見した、シートとコンソールの隙間を埋めるアイテム装着。





あれやこれや堪能しながら進水式が整って、





いざ処女航海、いよいよ我が家公式ファーストドライブへ。




「おやつにマックでも買っていく?」「マックのポテト食べたい。あっでもやめておく」「気にすんなよ。買っちゃえよ。パパもポテト食べたい。あとマックシェイク飲む」とドライブスルーに寄って「新車でマックって(笑 しかも納車日」と助手席から聞こえてきながら、納車したてのアウトバックに盛大なマックの香りが充満する多少の背徳感がまた心地よく、




日帰り温泉ドライブプランにて、箱根天成園へ向かいます。




「あっあのポルシェ前にみたやつだ」「ほんとー?おなじやつ?」「ほら」と写メを見せてもらい「あのクラウン念のため確認してよ」「大丈夫、おじいさんだった」というやり取りも楽勝のアイサイト走行。



システムを過信する等、油断はできませんが、渋滞で隣の車を秒見つめれば黄色くメーターが光って「前方注意」、ちらとスマホに目を落としてみるとメーターが赤く瞬いて「居眠り注意」をピピピという警告音とともに促すアイサイトドライブを試しました。




「俺のiPhoneも三眼だ」と、最新のスバル車は50km以下であればほぼ自動運転とも言えるハンズフリーが可能、51km以上(実際には加速シーンでは58kmぐらいまでハンズフリーモードが維持許容される)ではハンドルに手を添えておくだけなところ、検知の仕方がトルク式ではなくて、静電気式なのがかなりいい。信頼性を筆頭にこの分野では間違いなく世界トップレベルのひとつなのだと思います。




短い渋滞を抜けましたが、アウトバック(快適)×アイサイト(安逸)のひとつ大きな欠点とも思ったのが、快適安逸過ぎて眠くなる(笑 無刺激車5thレンジローバーも運転していてかなり眠くなる一台だったのですが、アウトバックアイサイト走行時も負けてない。この10年、何台かの半自動運転みたいのを試しましたが、「ベンツってすげー」と思ったのが最新ベンツは分からないものの10年前2014年頃のメルセデスSクラスの半自動運転が実は何気に一番よかった感想だったのですが、今回完璧に上書きされました。




多くの制御が、自動追従の時点で前車速度変化に全依存のブレーキ踏みまくり、あるいは設定車間を機械的一律に適用が多いと思われ、これに比して人間は前車その先の状況を判断してアクセル抜いたり、スピードを調整して不要なブレーキを踏まない、不要な加速をしないという調整ができるわけですが、



スバルは前車依存で判断はするものの少し人間の感覚に近づいているかのような、たとえば多くの車種がちょっとでも車間が設定より近づけばもしくは前車速度が少しでも下がれば設定車間を維持しようとしてすぐブレーキランプ点きまくりという様相かと思いますが、スバルアイサイトXは前車速度が下がったり渋滞では設定車間を一番遠くに設定していても人間的ともいえる適切な車間で少しつめたり、緩やかに加減速がされたり、最新のスバルアイサイトXは動きにファジーさを持っているというか、人間の感覚的な制御により近いものがあるように思い、




まだまだ自分で運転していたほうが楽しいと思える主観を持っていますが、ついつい使ってしまう、頼ってしまうシステムであり、もっと秀逸にまとめるとすれば「ハンドリングのよさと高いクオリティが両立している点がホントに凄いシステム」とみん友様の頭脳をお借りしまとめとして思う次第です。





ほとんどがドライバーアイサイトXで到着です。あっあとこの車、ドアを閉める音がなかなかにかっこいい!



運転席からアクセスする帰りの駐車場ゲート式精算機。窓を閉めると盛大だったアナウンスの声が一気に聞こえなくなる静粛性にびびりました。ロードノイズも静かな部類だと思います。しかしyoutubeで言われているほどは静かには思いませんでしたが、全体としてはしごく快適な車だとすでにメロメロです。





さりげなくマエラー。




箱根からママとロマンスカーに乗り、それを私が車で追い掛けて、小田原まで一駅楽しむ方式にて、我が子6年ぐらい前の幼稚園までは、当時現役ロマンスカーは制覇していたのを懐かしく思い出します。




サウナにも入って、よく寝れそう、いい湯でした。そしてこの黄色いフォグランプ。今どき黄色いフォグが純正であるだけで珍しい気がしますが、今の時代で白いフォグと黄色いフォグに切り替えられるって純正だと類例ないんじゃないのと思います。黄色いフォグ、降雪多い夜に重宝しそうです。



恵みの雨、雨降って地固まるの雨。と考えて、そういえばランクル300納車のときも雨だったのを思い出しながら、アウトバック雨の納車、アウトバック雨のドライブを楽しみましたが、高速でのフロントガラス雨粒音、屋根に落ちてくる雨粒音、濡れた路面の水をかき分けるノイズ、どれも気にならない快適上位な車に思いました。






雨がコントラストのつまみを引き上げてくれて、雨の夜桜。





これもよき思い出となりそうな、一瞬だけプチ撮影会。






iPhone15proにて素敵な一枚を撮っていましたので借用。ナンバー処理の仕方が私より丁寧です。




CB18と名付けられている、1800cc水平対向4気筒ターボエンジン。




中低速のトルク・加速がよく、高速域ではけしてパワー感があるわけではありませんが、十分以上の性能を感じつつ、特筆するべきが「むちゃくちゃ気持ちいい」と感じる回転フィール。CVTも何も問題ないどころか、いいじゃん!これという感想。やっぱ水平対向いいね、と思いました。



往路は「大丈夫?こわっ」とカーブもハンドルを預けているときに聞こえてきましたが、雨の夜中央車線が薄くなって前車もいないような小田原厚木道路二車線でも、アイサイトしっかりとハンドリングをしてくれた帰路は「今の世の中ってすごいんだね」と感想が聞こえてきました。






高速域で高速道路のつなぎ目を越えたとき、ディフェンダーのそれとはまた違うのだけど、快感が感じられる乗り心地。



あと「なにが違うんだよ?」と思う、ライトがめちゃくちゃ明るくて遠くまで照らしてくれて夜の運転がしやすい。




最終BT5アウトバック新車の香りが、34年前に香った初代(1989〜1993年)BF型レガシィの新車の香りとほぼ同じなのには驚きましたが「ランクル新車の香りに似ている」と言われれば、そんな気もしてきました。




このアウトバック、案外にな「スバル初の日本専用チューニング車種」とのことですが、100km/hあたりではもう少しだけ足が硬いほうが良いと思う方もいるであろうような優しい懐深い足回りに思います。好みに応じてタイヤで調整するとまた絶妙が待っているかもしれません。あと想像ですが120~140kmあたりでは絶妙な心地よい足になると思いました。





次はレヴォーグ。アウトバックと比して、硬い足だと思われますがこれも楽しみです。




箱根あたりでまだあまりお腹が空いていないとのことで、小田原市のくるまやラーメン早川店はまたの機会に譲ることとして、都内のデニーズ飯にすることにしました。





デニーズ到着しちょっと忘れ物を取りに行けば、ママが後部座席ライトつけっぱでした。めっ!




ビールと殊に私のだけやたら鈍行の遅延でやってきて、炭水化物を頂きます。




「アウトバックまじかっこいい!!!」「子供はもっとスーパーカー、スポーツカーとかを格好いいっていうんじゃないの?」




「それも格好いいけど、別ジャンルでアウトバック格好いいんだよ」「おじさん好みのデザインなんだからな。それを格好いいっておじさん要素あるんじゃないか」「悲しいことは言わないでくれ」とやり取りしながら、




運転席に座り、エンジンをかけ、各種設定をいじってみて、お会計&持ち帰りのコーヒーを整えてくれているママを待ちました。



盗難率トップクラスLX570を土地に野ざらしに置いてきて、アウトバックをしばし止めてみることにしました。運転席から助手席に移動しなくとも、そのまま右ドアから降りられる!ちょっとの差でこうまで違うのが不思議な全幅のスケール観。スバル殿に負けじとグレー好き、自宅の仕様もグレー系が多いこと。




アウトバックで行ったいなげやさんで買ったカットメロンを頂いて、




ペイント用に使う、アマゾン殿から届いていた納靴の開封動画を撮っているところを撮って、




翌朝だいぶ早く目が覚めたので明るくなったあたりで、




そうだと思って、納車初日どれぐらい走ったのか見に行けば、丁度200kmを走った納車初日ドライブの距離を確認し、




ディフェンダーは常にアクセスモードと言って、ドアを開けると車高が下がる設定にしてあるのですが、というディフェンダーとLX570は車高を下げてガレージへ格納しているのに、横見ると高くそびえ立って見える。という車に慣れた感覚からすると、アウトバックであっても十分重心を低く感じられ、ハンドリングもむちゃ楽しく思えます。あとサイズも小ぶりで運転しやすく感じます。と思えるのもあと何年なんだか。




アウトバックで行ったスーパーで仕入れた新潟県産のなめこでお味噌汁だけ作ってもらい、




どんだけ芋好きなんだよな、アウトバックで行ったスーパーで芋別メニューを買っていたようで、それらを朝食のデザートで食べて、アウトバックで自宅打ち合わせ4時間にでかけた日曜日。今年25%が消化される3月が終わって、四月になろうとしています。







Posted at 2025/03/30 22:00:37 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月28日 イイね!

ディフェンダーと築60年解体に向けて。

ディフェンダーと築60年解体に向けて。








いつものようにエンジンをかけてもらって、友人宅がポルシェを買ったのでその影響を知ろうと思い「もし仮にディフェンダーを入れ替えるとしたら何がよい?」と聞いてみれば「う~~~ん、Gクラスかな。でもこのディフェンダーのほうがいい」と想定外なアンサー。




目線がかなりハイポジションなのに驚くほどバランスが計られているボディ・シャシー、なかなか長いホイールベース、我が子こだわりのホイールサイズがもたらす厚みあるタイヤも含め、独特な際立ってなめらかさをくれ、かつエアサス車の中でも類例ないような乗り心地のディフェンダーを格別に気に入っている旨を発すれば、「俺も」に続いて、意外な人物(ママ)から「私も」と聞こえてきました。そして「対向車に白いディフェンダーいた」「おっまた対向車、白いディフェンダーだ」なんて会話していたら後ろにも白いディフェンダー。ホイールやナンバーの特徴から後ろのは近所に止まっている個体だそうで、



コンビニで朝ご飯調達のエロ本越しにマイディフェンダー。という満3カ月ぶりのブログ。記録が「なにしてる」頼りになっているのですが「あれいつだっけ?」の検索性が滅法使いづらくて記録には不向きかもしれません。将来性も心配ですが。




いよいよアウトバックのご納車を頂くのを前日に控え、保有してから記せばいいのですが、アウトバックを試乗して衝動的に発注をしてしまったのは、この大のお気に入りとなっているディフェンダーとたとえばボディ形状からして相違点だらけではありますが、





乗り心地や乗員に与える雰囲気みたいなもの含め方向性が似ているというか、ベクトルが同じというか、乗り心地大ジャンルとしては同じところにあるというか、私の場合は加齢してきて、「ゆったり乗れる」が好ましくなってきたところ、我が子も衝撃的に気に入って、ママも後席「いいよ」とアウトバックという一台が我が家にジャストミートした様相です。本当はシエンタ支援センターのような小型車を探していたのですが、つい。義妹パートナーから缶コーヒーをもらってほのぼのゆっくりスタート。





昨日のこの日築60年のお義母さんの実家を、みんなのセカンドハウス、みんなの別荘として建替えるにあたり解体、その下準備で数名男手に集まってもらいました。甥っ子が夏タイヤ交換で、ジャッキを上げたりレンチを回させてくれました。




それを見学していたら、義妹パートナーもいつの間にか交換してました。





そして叔父さんお手製のカーポート移設をしました。




ジャッキと板を上手に使い、車輪を一人で取りつけてくれていて、2人いれば十分だったぐらいの手軽さにしてくれていて男手数名で押せばすぐに終わってしまいました。昨日は3月下旬だというのに半袖で心地よく、新潟では30度を記録したところもあったそうですが、おいおい夏大丈夫かよと心配になってきます。




ビルダーさんによって、オール全部やってくださるところ、たとえば外構ノータッチのところがあったり、解体はノータッチというところがあったり、範疇外のグラデーションも様々、性格が様々で、この2ndをお願いするビルダー様は、解体は施主がやるようで、絡みで合間に役場殿へも行って、寛容なご対応、ご指導を頂戴して、助成金含め概ね手続きが完了した感触。




あと半月ぐらいかな、いよいよ解体着手の日が近づいて来るわけですが、




お義母さん達にとって、寂しさが募るところです。解体初めての経験ですが、壊すだけでなく解体清祓というらしい、神社の御祓いも近々執り行う予定です。





農家としてお米を作らなくなって、ご近所さんから買うそうですが、昨年より値上がって、しかしそれでも60kgで数千円という、えっそんなに安く買えるのなJA殿がどれぐらいの利権なのか脱帽です。



現状での将来プラン、ディフェンダーをディフェンダーに入れ替える時、この色もいいかもと眺めて、





若手組、年配組にテーブルが別れて9名でお昼。そのまま我が子はママばぁばのところに単身お泊りに行くことになって、




何もすることないので、やきとりを買って帰ることにします。



ちょっとした汚れているトンネル並みな黄砂のエアクオリティ。




四国の柑橘ジュース6種飲み比べ企画。




夜はママと食料調達でお出かけ。



広島焼きを調達。




4本かって870円ぐらい。1本50円とか80円、そして長らくは100円ぐらいの時代があったのに、マジか。





今日はパパばぁばが5分で終わる目の手術(数年ぶり2回目)だっていうんで付き添って、前回もそうだったんだけど視力がよくなっちゃうので、ばぁばが一番目がよくなるという笑える珍事も起こる時代、



我が子はママばぁば・じぃじとデートでランチや、じぃじの釣り道具を買ったり、




そしてこちらは遅めの朝昼食をママに用意してもらい、冷蔵ラーメンファミマで220円ぐらい、セブン産おにぎり180円ぐらい?、という中にやきとりが440円ぐらいかな、この経済バランスと値上がりに、この先の円パワーに戦々恐々したりします。



昨日は珍しい車も見ました。そしてふと「なんでワゴン2台買ったんだろう」と思ったのはまぁどんまいとして、ソロ用ハンドリングマシンVMレヴォーグの納車日も決まりました。4月に入って、少ししたら安達太良温泉楽しみに。あっそうだ、ママが自分の服を「安達太良の匂いがする」と、洗濯機で移ったのだと思われ、かつこれだけ時間経ってなのに・・・すごい。もう一泊させてあげたいところだけど、納車があるのでこのあとはお迎えです。





Posted at 2025/03/28 16:24:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 家づくりドライブ | 日記
2024年12月25日 イイね!

幸せなお葬式とライス計画

幸せなお葬式とライス計画




香木。



白洲次郎氏の奥方様や孫正義氏の父上殿が滅法好きだったというそれは、2024.11.27現在、金が1g14,278円なところ、香木は値段が有って無いような世界ですが安価なものだと1g2,000円から、高いものだと1g80,000円超という金より遥かに高価なブツもあり、そのような価値の物を燃やして終わらせるゆえに究極の世界と言われることもある分野。私のは頂きものですが、世にはいろいろな趣向な方がいるものです。曾ばぁばのところで香木を焚いて来たので、久しぶりに我が家でもといことで、我が子が焚いてくれました。





曾祖父のときも、曾祖母のときも、仲間御親類のお悔みごとでも、お通夜に焚いたり、ご焼香に投入したり、棺に入れ火葬の際に香りに包まれて旅立てるよう香木を添えるようにしています。そして翌日はお葬式に向けて、出会ってから29年目にして私よりママのほうが腕が長いと知ったりしながら、前泊前入りです。夕食を済ませて、




香りがだいぶ古臭い築33年のRCにて、あぁお腹いいっぱいの図。築が古かろうが何だろうが、今後コストや採算面から殊にレジデンスのRCが建てられないエリアが増えて行く中、いかに既存RCを大切に100年運用していくかを考えて行かざるを得ない地域が散見されていくような気がします。




翌朝はホテルで朝食だと慌ただしいので、コンビニおにぎりとからあげという、これまた幸せなセットで朝食。






ちょうど一年前に曾祖父の葬儀でした。その一年後、なんとまぁ臨終時間が分単位まで同じで、曾祖母が虹を渡っていきました。



二人とも90歳を過ぎて「来世も結婚するんでしょ」と言われてると、顔を赤らて照れるような夫婦でした。




そういえば生まれた年で守本尊様が決まっているのを思い出して、一緒に確認してみればこの子の世代は勢至菩薩様でした。




曾祖父のときは農協の葬儀施設で葬式を執り行ってもらいましたが、曾祖母はご近所の高齢者も足を運びやすい最寄りのお寺さんで執り行ってもらったのもあって、お寺が用意してくれた椅子が足りなくなるほどなんとたくさんの方々にご参列を頂きました。




前々日ぐらい、泣いている叔母さんを抱きしめてよしよしして抱き合っていたかと思えば、喪主を務め葬儀の手配をしているママの叔父さんに「おつりはいらないから」と2万円の花代を渡しているのに笑えました。




葬儀中は後ろから前に座っているじぃじとばぁばの背中や腰をマッサージしてあげたり、蚊がいたのでじぃじを叩けば、じぃじが撫で声で「どーしてたーたくのぉー?」なんて発したり、と思えば後ろからじぃじに足でカンチョーしたり、昭和の威厳あるおやじ風で来たじぃじがこの世で唯一甘え、スキンシップをし、じぃじに唯一甘えるのがまた我が子だけなのですが、そのような光景が微笑ましく思えます。火葬のときは泣くばぁばを、曾祖父のときよりも身長と包容力が増した様子で「よしよし」をしていました。





昭和の威厳あるおやじなじぃじだけでなく、実はパパも我が子に日ごろから甘えます。義妹が昔甥っ子達にそうしていて、素敵な子育て方法だなと思いオマージュさせてもらっています。寝るときにベッドで背中に顔をくっつけて甘えるときもあるのですが「勝手に甘えてろ」風な対応がまた頼りになる魂な存在感。



曾祖父のとき、火葬が終わると「大きい骨をお持ちの方でした」「この骨は腰ですね」とかお言葉を下さったり、説明をしてくれて「曾祖父の骨を最期の最後にお世話してくれた人だ、お礼を言っておこう」と伝えたことがあったのですが、それを覚えていてその方とすれ違えば「あっあの人、骨のお世話してくれた人だ」、今回は違う方が最後骨の面倒を見て下さったのですが「今回は解説なかったね」とか、言われてみればと思うよくまぁ覚えているなぁがまたあって、曾祖母が骨になって家に戻って来ました。





「ほれ、描いてみ。いいよ好きに描いて」とよく曾祖母が言ってくれて、土間に落書きをさせてもらったことを思い出して、画伯入魂作を認めれば、従兄が似すぎ。



似てなくて、うまく描けず消されたのはママの似顔絵。記念にもう一枚。あと、そういえば生前曾ばぁばをFUJIデジタル中盤で撮った写真が遺影に採用された初体験をもらいました。葬儀が終わり、曾ばあばの家でママが「建て替えるとき、じぃじとばぁばにお祈りできるステージを作ろうよ」「みんながセカンドハウスに来る理由にもなるし、いいなそれ」と会話したり、





親族が集まって歓談している外で、私を「お兄さん」と呼んでくれる、義妹パートナーが最近叔父さんからトラクターの操作を教わっていて、それも有難く思っているところに農園拡張プランから、いやいや「お米作ろうか」という話になって「もっと大きいトラクター必要ですよ」「じゃあクボタのディーラー一緒に行こう」、と農家業は体力がいるから少しずつ、少しずつだとして、後年、晩年の楽しみはこれだと思いつつ、






今貸している田んぼの賃料未払いがあったり、借り手がいない田んぼがあったり、それでも固定資産税と水利権の支払いはあったり、これから加速度的に農家・農業従事者が減っていくことになったり、人口減の中に米離れがあったり、15年前の2010年頃に地産地消的カルフォルニアで作られたお米、たしかササニシキだったかな、をシアトルのホールフーズだったと思うけど、のスーパーで買って、当時借りていたシアトルのアパートにてマンスリーレンタルのしょぼい炊飯器でご飯を炊いて頂いてみれば、日本で買う美味しいコシヒカリとそん色ない美味しいのなんので腰を抜かすほどでしたが、という美味しくて安価な競合があったりするけれど、




そういえばパパばぁばが「これからの時代はファミリーが自給自足できる土地を持っておくのも一つかも」みたいなことを言ってたし、体力ないから少しずつ、少しずつやるとして、あと20年はおじさんズでがんばれそうで、



やがて農業部門の跡取りはお前だ!的に下の甥っ子に「Tちゃん、ライス計画やるからな。頼むぞ」というと、元気よく気持ちよく「はいっ!」だなんて聞こえてきて、




その日何度も「なんだよTちゃん、ああいう返事できるのかよ。びっくりした」と嬉しくて呟いてしまい、ママも「言われてみればあんな返事はじめて聞いた」、我が子も「聞いたことなかったかも」と会話になってしまうようなキャラなのに、あの返事が嬉しくて、そして将来が楽しみで、







「よし、農業法人にしてTちゃんを社長にする」と人事案、いや人事構想を我が子へ発表し、



そうした会話含めて、



幸福感に包まれているような、幸福度が高い時間のような、ファミリーが集う温かく柔らかくて優しい時間のような、幸せを濃密に感じる葬儀の一日となりました。曾祖母の人柄だと思いました。ひいばぁばすごい。駐車場で待ってていいよと言われたのですが、行ってみれば余計なものをカゴに入れてしまい、




なんだこりゃ、多種キムチの取り揃え方に驚いて、



また恙無い日々が流れて行きます。




うたた寝を終えてこうしてこのブログをしたためた11月末頃の宵から、あっという間に12月25日になってしまった。今年ももう僅か。




Posted at 2024/12/25 07:48:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記
2024年11月25日 イイね!

首都圏の「建売」高すぎ問題/2024 ┃セブンの上底はまだ可愛いサイレント消費税増税じゃね?

首都圏の「建売」高すぎ問題/2024 ┃セブンの上底はまだ可愛いサイレント消費税増税じゃね?







なんだかんだみんな新車ってやっぱり嬉しいものなんだな、あっ自分含め、と思い日報を拝みつつ、





マンションの高騰ぶりはよくニュースになるものの、じゃあってんで首都圏各地の建売を見ていると、まず23区内だとエリアによりけりながら概ね床30坪5,000~10,000万円が平準的ゾーンのような気がして、エリアによっては「30坪だと8,000万円からだぜ」「30坪?それなら1.2億からぜよ」みたいなところもあり、あるいは17~30坪で1億~1.5億という相場のところもあったり、おしゃれさんエリアだと17坪で1.7億もある様相でお前らは高いほうの注文住宅かよ、と思うレベル。どひゃー。





ひと昔前か、ふた昔前は「1億越えたら豪邸」ぐらいの感覚または定義(正確には上物代だけど)が通説だった気がしますが、30坪で1.5億とか、1.5億で17坪とか、あるいは利便性があるマンションは新築当時より築20年経つ中古のほうが高くなり、はたまた築70年に近づくマンションまで爆上げで、まるで樽に眠るウィスキーが熟成するかのごとく、静かに築年数が増えるだけで値上がっていく異常時代。




じゃあっていうんで、東京都下埼玉方面など少し都心から遠ざかっても、通勤しやすいエリア・駅は25~30坪で5,000~8,000万円の相場で建売がゴロゴロあり、




横浜や海沿い等に別荘地域もある神奈川はまた別格で幅が広く、



じゃあってんで、都心または駅からさらに遠ざかってまだ30坪4,000万円台かよみたいなプロセスを経て、ドアtoドア+乗り換えの急行使って1.5時間範囲まで広げて、あるいは駅からバスで20分で30坪三千万円台という様相な気がします。高度成長突入時やバブルかと思わせる通勤遠方化等、これら驚愕時代。なお神奈川や埼玉のビルダーで働く方に聞いたところでは、お若い方いわゆるパワーカップルは都内や神奈川or埼玉の急行が止まる通勤至便な駅で購入してしまい、埼玉方面だと「埼玉のJR沿線に住みたい」「埼玉Wあたりに住みたい」と来るんだけど、高すぎて「西武線を検討して東武線に変えたり」「埼玉F台あたりに落ち着くことが多い」ような様相らしいですが、そのF市でも5,000万円台がゴロゴロあって、中には7,000万円台も。神奈川だと「Tぷらーざ1億円超え」を検討して「T野などもうちょっと奥のほう」の駅に妥協するパターンと言っても5,000~6,000万円が多いとか、いずれにしたってもう価格がバグっている、かと思うほど。





リクルート創業者の江副氏は著書『かもめが翔んだ日』の中で「あせるでない。土地なんていうものは生産されて増え続けている。埋立地を見てみよ」そして「規制緩和でも増えるのだ」旨を指摘しています。もう20年前に読んだ本なのでちょっと違っているかもしれませんが衝撃的な考え方に思いました。土地なんてものはさじ加減でいくらでも増やせる。たとえば行政が容積や建ぺいをちょっとでも緩和すれば、もしくはロフトの規制一つだけを少しでも緩くすれば、いくらでも床面積は増え、結果として土地がその分小さくても床面積を確保できることで戸数が増えて行くことになる。あるいは容積を緩和すれば土地の価値を意図して下げて行くことだって思いのまま、とも言えます。とすれば、民衆を苦しめるも、楽にするのもさじ加減一つ。権力というものは、国民が住宅ローンや賃料で働き続けるように設計してきた。これから人口が大きく減る局面で社会保障負担が増えてさらに増えようとしている中、不動産部門も楽させてくれようとはしないようです。という見方もできるかもしれません。





この日はミドルメーカー支店長が褒めたたえていたタ〇ホーム様を見に行きました。プランや見積、話を進めるのが早い速い。改めてそのうち詳細を述懐するかもしれませんが、二度目の訪問をしてきたところで契約日まで決めそうになるほど、完璧なまでの華麗なクロージングプログラムを思った次第です。いやほんとエクストラ・クロージング・システムと呼びたくなる「お値引きをご用意しました」→「さらには本日、本社から発表があって〇棟限定での特別条件でご案内できることになりました」→そしてさらに「滅多にいないエリアマネージャーが今たまたまいて、いや本当にいつもいないのですが、ご挨拶させます。挨拶だけでなく値引きさせます」→「さらにさらにキッチン無償でアップグレードします」というアーネストホースト氏かと思うハイパーフルコンボな演出など、ノックアウト寸前に脱帽しました。そのタ〇ホーム殿建売であっても東京アドレスで日野市以西で床30坪に土地がプラス10坪余裕がついて4,000万円から5,500万円あたりがメインとなっている様子。なおタ〇ホーム殿は東京や東日本マーケットでは苦戦し、どちらかというと西日本がメインの戦場となっているらしい中に、赤字転落となっています。





建売住宅、もちろんマンションや注文住宅、中古もですが、高校を卒業して仕事に就いて家族を持ったがんばりやな20代前半の方や20歳で子供いて家作る方とか、家を買う主たる層としては30代の方々とか、そうしたお若い方々がいくら金利が低いとはいえ、やっぱり「なんとまぁ高すぎなんだよ」な戦慄時代。この日は自宅に戻った曾ばぁばに会いに来ました。




五十目前の私が35歳のときに35年ローンを組んでいた場合、まだ15年しか払え終えておらず、あと20年ローンが残っていることになりますが、体力が減ってきた今に20年先を思うと「マジかよ、無理だよ」と思う長さ。あるいは50歳の35年前とは15歳であり、35年という長さを回想してみれば時代の大きな変遷やうねり「どう考えたって35年は長いよ」と思うわけですが、とうとうフラット50と名付けられた50年ローンが出て来た驚倒時代。「建築費の高騰が止まりません」みたいなニュースで流れる、お若い方が住宅展示場を周っている姿を見ると「えらいなぁ」と思うと同時に「ローンを支払うこの先を考えると頭が下がるようなぁ」と思わずにいられません。三菱UFJリサーチ&コンサルティング殿によると、「注文住宅の取得に関わるコストの推移」がこれ。消費税が隠されていますが、プラス10%がまた痛いヨ。




こちらは「注文住宅(持家)の新設着工戸数の推移」。勝手ながらに家を買う30代の代表選手として晩婚化も思いながら35歳を見てみれば、2024年現在35歳の方が生まれた1989年の出生数約120万人。それに比して近年は出生数70万人。今年2024年はとうとう70万人を割る予測だそうで、今に始まったことではありませんが、このさき20年後、30年後の購買層人口がさらに確実に減少し、あるいは仕事を引退された高齢者が後世用の安価でシンプルな平屋を建てる需要もあるようで、これもごっそりこれから減っていくわけで、この先の市場縮小っぷりが恐ろしい話です。なお近年人口は減りながらも世帯数は増加してきたそうですが、とうとう世帯数も2030年あたりから、もしくは今まさに減数に転じ、やがて10年後ぐらいには東京単体としても世帯数が減る様子です。




他方で、そうした業界縮小一途のマーケットを核で支えているのが、中国人投資家・中国人資本家と言えそうで、日本の株式マーケットが多くの外国人投資家で成り立っているかのごとく、中国人富裕層が日本の都心を中心に不動産を買い支えていることで郊外に相場が波及し、ポジションによって「中国人のせいで高すぎて買えなくなった」や「中国人のおかげで不動産資産が下落せずに済んでいる。どころか上がった!」と評価は変わってきつつかと思う、不動産価格の推移。一旦身近に敷きなおすと、たとえば今日買い物したコンビニやスーパー、昨日ご飯を食べた飲食店で、外国人の店員さんがおらず、店の運営成り立たず、そこに店がなかったらお昼に食べた美味しい牛丼や、おにぎりと飲みのもを買うお店がなかったわけで「これらのサービスを享受をしなくてもぜんぜんよい」と思える人でなければ、単純に「移民反対」と言えないような気がしますが、中国人富裕層がいなければ成り立たない業界があり、に留まらない経済不況へのダメージが計り知れないことになるかもしれません。



こちらは住宅金融普及協会まとめによる住宅ローン金利推移。住宅ローンが高金利だった時代に家を買い、家が今もよりも安くとも「総額支払いが家本体の倍かよ、いや倍以上かよ」とそれ以上にバブル時代に購入したケースが上級艱難辛苦コースだったと想像しつつ、みたいな金利脅威時代も大変だったと思います。2000年台以降、2015年頃までに自宅を購入された方が金利が低く、地価や建築費もまだ落ち着いていてもっとも買いやすく、しかもこの頃に購入した方々は分譲マンションを筆頭に含み益となりやすいケースが多そうで、ダブルハッピーアワー期間だったかもしれません。地価、建材に加えここで金利まで上がってしまうと、どうなることやら思いつつ、この金利や建築価格のグラフには乗ってこない項目である、消費税がまたエグイ。2014年からは8%、2019年からは10%が支出に乗ってくるわけで、30坪、少し前に上物3,000万円で買えていたものは消費税300万円だったわけですが、同等物件を今買うと5,000万円で500万円、と消費税という寄生商品は何らの努力なしに200万円増収増益。その差30坪なら坪当たり6.6万円増。5,000万円の30坪物件買った場合、消費税がなかった時代比坪あたり16.6万円が消費税だけでUP。見えざる支払い絶対額が自動的に向上。消費者金融以上な、にこにこパーセンテージシステムが強烈に恐ろしい。消費税も法人税もあるいは総じて税収が過去最高に増えているのに、103万の壁を壊すと税収減だとさわぐばかりがまた怖い会社(国)に思いつつ「インフレは税収が増える」という国視点ではなくて、「インフレは実質増税だ」という消費者目線の世論が欲しいかも。




デフレーターを用いて10年間を俯瞰してのまとめてがこちら。出典元:トヨダヤスシ建築設計事務所様が随時更新しながら秀逸にまとめられていると思いました。





東京都が発表している東京都内新設住宅着工件数の減退ぶりを見ると、さらに恐ろしくなりますが、こうした情勢の中に、訪問した中で、立派な自社ビルにて社屋を構える地場工務店社長氏がぽつりと「今が正念場だと思っている」とおっしゃっていたのが印象に残っています。




建築コスト上昇と都心通勤圏では地価が上がり建てられるサイズがダブルで縮小化。敷地100坪以上の家は無論のこと、40~60坪の家が建っていた土地は街並みが変わるほどにどんどん割らていくのが物語るかのごとく、中には30坪台でも割られて次の程よいサイズとして市場供給されつつも数は減り、あるいは世帯人数の減少でそもそもサイズへのニーズが縮小化し、加えて大きいサイズを建てられる人が加速度的に減少しながらの、住宅着工数減。これら市場斜陽化の中に、ハイブランドハウスメーカーの幾つかは安価路線なシリーズを発表したり、ローコスト・ミドルコストメーカーとの競合をさけるかのように賃貸建築やクリニック建築に力を入れたり、物流施設に舵を切ったり、「木はエコだからさ!街のビルに力いれるぞー」という木造が売りの会社があったり、海外に活路を見出そうとしたり、「今後注文住宅は力を入れません」と宣言する会社まで現れるご時勢。あるいは「うちの平均顧客単価は1.5億です。ほぼ紹介です」とお高く止まっていた富裕層相手の工務店もリノベーション部門に力を入れたり、なのに異業種参入も多いレッドオーシャン。という中にメキメキ業績を爆増で伸ばしている会社もあるから、面白い。





「城を築く」「これであなたも一国一城の主です」と言われて家を建ててきたわけですが、こうした新たに建てにくい背景もあって近年住宅業界でよく言われるのが「家は世代を超えて受け継いでいくものです」「家は親から子へさらには孫へという時代になりました」というセールストークや、100年持つ家、200年住宅みたいなコンセプト。誰も生きていないから、もう言いたい放題。





だいたいが「ヨーロッパは築100年なんて当たり前で、200年300年の建物も多く、むしろ古い程に価値が増して高くなります。それに比べて日本の木造は国交省によると平均26年と言われたときもあったり、実際40年ぐらいで建替える人も多く、もうそれは古い考えですよ」みたいなセールストークもあるわけですが、




少なくとも現状のテクノロジーやコスト環境では、日本で工法を問わず100年住宅を作るのは現実的に厳しいのではないかという気がしています。




正確には「快適な住環境を100年維持できる家」ということなはずですから、100年と言えば孫やひ孫が成人になって家族を持ってもそのまま快適に住める家ということで、それはなかなか厳しいのではないかと思う次第です。




今の家は昔の家と違って、高気密、高断熱、さらには各所素材も進化していて耐久性も上がり、日本の四季や高温多湿にも耐え、十分100年持ちます、という触れ込みです。中にはドイツ基準を持ち込んで「うちは世界基準だ!日本は遅れている」という切り口の会社もあります。助手席望遠ごっこにて、名作劇場。



確かに住宅性能が上がり、ダイレクトな四季による家の痛みというのは減退し、明らかに長持ちするようになってきたと思います。材質だけでなく、24時間換気の法的義務化と高気密化は大きく一助になって家の寿命を延ばし、はたまた24時間換気をONにしておけば長期不在時や空き家期間においても家が傷みにくくなっているかと思います。なお24時間換気システムが2003年以降の建築物に義務化されたことにより、野焼きをするエリアでは、旅行から帰ってきたら家が「焚火臭い」みたいなことになりかねず、注意が必要と最近知りました。地球を走りながら、曾ばぁばに会いに行きます。




しかしこの国は地震国です。20年、30年、あるいは50年、はたまた100年のうちに、幾度となく震度3の小さい揺れや、震度5、もしくは遠隔地で起きた大きな地震の長周期波で大きくゆっくり揺れたり、場合によっては震度6や7で激震が家を襲ったり、これら何度も繰り返し大きな力で家が揺れ揺らされ、かならず大なり小なり家の随所に隙間が生まれて行くと思われ、この点を無視して根本的にドイツと同じに考えることはできず、



その僅かな隙間、もしくは目立つ隙間が出来てしまったりして、結局四季とそれを過ごすための室内環境との外気差で、見えないところに僅かに湿度を呼び、あるいは結露が生まれ、または盛大に結露し、断熱材を痩せさせ、躯体の木を弱らせ、もしくは見えないところにカビを繁殖させ、住宅性能や住環境が低下していく無限ループモード、というプロセスが繰り返されるのが地震国日本の家屋であり、とてもじゃないが100年はどうなの、と思う次第です。さらには白アリの外来種も増えていたり、気候変動でこれが活発に活動するエリアが拡大する恐れもあり、また台風も強くなってより家が揺られやすい機会が増えたり、こうした考えの1/10未満ぐらいをとあるファウンダー会長氏に軽く伝えてみれば「うちの壁は頑丈だから大丈夫。丈夫に作っているから隙間はできないんですよ」という回答でした。初期値だけドイツ並みにしてもそれを維持できない自然環境があると思うわけですが、たとえば金物工法の原点と言ってもいい釘一本が耐力壁の釘穴を広げながら地震のエネルギーを吸収し地震に耐えることを思えば、この会長によるとそうじゃないエネルギー吸収方法があるのかもしれません。





じゃあRCにすればいいじゃん、という考え方もあるかもしれませんが、同様に幾度とあるであろう地震によって、僅かに出来たクラックや隙間から雨や湿度が侵入し鉄筋をむしばんだり、何よりもコンクリは100年持っても配管がもたずなわけで、上水ならまだしも下水配管だと目も当てられないかもしれなと思ったり、




分かりやすい例が、昭和の時代に爆増し今はさびれた大型旅館のRCとか、これは古い全館空調との合わせ技なケースもあろうかと思いますが、古いRC旅館はかび臭い所が散見されるような気がします。高額な免振装置が入った揺れないインテリジェントビルや沖縄に多いシンプルなRCであればいざしらず、




今はやりの高層タワー型の大規模修繕がコストと合わせ課題があるように、どこで水漏れをしているのか、これを突き止め直すのはRCであればなお更に大変です。潤沢な運用資本や十分な積立金があってある程度のメンテ・修繕ができなければ、日本という地震ある地域において、100年後もある程度の快適性を担保できるか、RCにもまた難しさがあるように思います。



共同住宅・収益物件であれば迷わずRCを選びたくなります。築50年の木造、鉄骨を比べられば明らかに鉄骨のほうがしっかりとしていて、築50年の鉄骨とRCを比べれば明らかにRCのほうがしっかりしています。だったらなおさらRCがいいような気もしてきますが、自宅をRCにする場合の大変さというのは、ただでさえ建築コストが高い中に、コンクリートは蓄熱性がありクーラーをつけていても放熱で「なんか暑い」「じわじわ暑い」となりやすく、夏の激暑化を快適に過ごすためには外断熱をする等さらに一段コストが跳ね上がる要素を考える必要があることに加えもう一つあり、それはRCを壊すときなのではないかと考えています。日本各地に壊せずに残っている木造建築もたくさんあり、これからさらに増加の一途かと思われますが、もっと大変そうなのがRCの解体です。これも廃墟化したホテルや温泉街を見れば、後世がどうにもできないか、手が付けられない、どう計算しても壊すことが採算合わないとなってしまう度合いが大きい問題があるような気がします。



沖縄では台風に備えかつ塩害を考慮してRC、東海地方では地震リスクに備えて鉄骨系、あるいは各地個別ハザードごとに適正工法が望ましいところがあるとして、その以外の広く一般的エリアでは木造を数十年単位で建替えて行くスタイルが最も日本に合っているのではないかと思わなくもないところですが、真に100年、200年住宅を作るのであれば壁の中を補修メンテしやすいシステム・商品・コスト環境を開発していくことが必須に思いつつ、100年住宅・200年住宅は日本においてまだ発展途上どころか入り口付近な気がしつつ、さらにここに隠れたりな解体問題だと個人的に考えているのが、吹付ウレタンフォームによる断熱です。



最近は吹付ウレタンフォームも値上がりしてきたようですが、もともとは外断熱などと比べ安価でしかも手軽に高断熱に加えて高気密化もできる一石三鳥であると、住宅業界では壁や屋根、基礎内に発砲吹付ウレタンフォームが増えてきたようです。これの透湿等による長期的な経年劣化や加水分解も気になるところですが、




「これからの家は100年住宅です」、つまりは解体を視野に入れてないことにより隠されて表に出て来ないような気がしますが、この吹付ウレタンフォームは、解体時に木材(またはコンクリート)とウレタンフォームを剥がす作業が発生し、木造なのにRC並みかRCに肉薄する解体費用になってしまうケースが。しかも産廃を捨てる場所がなくこれを主因として解体費用も爆上がり進行中です。久しぶりに秘密のドライブ慣行。




そうすると、費用が高くて解体できない木造が日本中のあらゆるところに蔓延して、だいぶ先ではありますが50年後、100年後、解体できない木造の廃屋が爆増して行くのではないかという気がします。むろん、社会問題化すれば、ウレタンフォームの剥離が容易になる技術が生まれたり、コストが下がっていったり、あるいは法規が変わって剥離せず処分していいように問題解決が図られる可能性も十分あるかと思いますが、



高い解体費用とかいう、そのような負債すら残したくないという思いを強く思ってしまう次第です。でも同じものを坪155万超も安く作ってくれるというところが出てきたのですが、それならまぁいいかとも思ってしまいます。レアなBOX組発見。




いずれにしても最も素敵な解決手段は「吹付ですね?解体費用高いんですよ。」と足元を見られたり、「あぁしかも解体費用が上がる30倍発泡のほうだ」と、ふっかけられて値切られないようにしながら売ってしまう事かもしれませんが、裏を返すと中古にはそのような怖さがあることも思う次第です。あと近年の集中豪雨激甚化で、基礎断熱に吹き付け発泡ウレタンを使用している場合も吹き付けたウレタンの剥離が必要になってきますので、床下・床上浸水があった際は、これまた修繕が大変なことになるような気もします。




「親分、大変だ、大変だ」と騒ぎ煽るしたためとなりましたが、




もっとまるっと、さくっと、先入観を捨て去って、通勤圏なんていう概念を蹴り飛ばして、我が子も提唱の「東京や都会に無理して住宅ローンで家を買うのではなくて、ほどよく自然豊かなところに無理しないで家を構えるのもいいものではないか」が一考に思えてきたり、または通勤圏には小さい家やマンションを購入しウィークデーはここで過ごし、週末は延床60坪で数百万円という住環境豊かなところへ行くセカンドハウスライフが主流の兆しを見せて行くかもしれません。




あるいはこうした時代だからこそ、単に二世代ローンという意味ではなく、いかにして二世代で自宅を整えて行くかぐらいの戦略眼で考えて行く時代のような気がしなくもありません。







Posted at 2024/11/25 20:35:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日常の風景 | 日記

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「『なんか飲むヨーグルトみたいな名前だな』当時はR1なんてなかったんだ!とここは激昂ポイント。しかしなんとか冷静になれた晩御飯仕入れに貴重なトナラーゲット。」
何シテル?   06/14 13:25
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