こんちは。
昨日の土曜日、しばらく空いていた試乗癖が、ムクムクと・・・・w。
というのは冗談で、雨上がりのお天気に、春の暖かさも加わって、ちょっとドライブも兼ねて。
まずは、昼ご飯を段取りに、市内のベーグル屋さんへ。
このあたり、新しいお店が少しずつ増えてきてました。
“コスプレーヤー”が多いなあ、と思っていたら、なんと、『マチ★アソビ』の小さい版、『ぷち★アソビ』だったんですね。
お店に入ります。
良いお値段しますが、使っているものが違うので、そして美味しい。ここは貴重なお店です。
おいしそうなベーグルなど購入し、郊外で頂きます。
僕は、チョコベーグルと、クルミあんブレッド。
まずはチョコ~から。
堅めだけど、もっちもちの生地。
カカオの香りと、中心にあるチョコクリームが最高です。
次に、クルミあんブレッド。
これも、力強く、しかし、柔らかい生地に、混じりけのない小豆餡、そして香ばしいクルミが最高に溶け合って、鼻と喉を通過していきますw。
こちらは家族の、野菜たまごなどのサンドイッチ。
どれも美味しかったです。
近くの産直で、野菜とお花を頂きます。
春の小さな花たちに、心も明るく、温かくなりますね。
さあ、どれに、し・よ・う・か・な~っ?
この3つ、に決定!
さて、昼からは、僕一人で・・・・・・・羽を伸ばします。
・・・・って、いつも伸ばしてますがw。
カタログだけもらいに行こうと、ルノーへ。
到着するやいなや、この前、cha.さんと行った時には、香川輸入車ショーで留守にされてた社長さん、すぐに出向かえてくれて、そこから、ずっとお付き合い下さりました。
まずは、店内でコーヒーを頂きながら、カタログを出して頂き、歓談にずっとお付き合い頂く。
話していて、その車に対する感覚というか熱というか、想いに、共通点が沢山あることを感じます。
こんな社長さんなら、こんな方から買いたいなあ、と思わせてくれるお人柄でした。
とにかく車は乗ってみなけりゃ分からない!ってなもんで、試乗のシを言おうものなら、『じゃあ、すぐに車回してくるので!』と社長、店員の方、皆さん、動きが早い早い、熱い熱い!
まずは1台目。(というか、1台だけ、と思ってましたが・・・・。)
ルノー 『ルーテシア R.S.シャシスポール』。
ジョンシリウスカラーの『ルーテシア R.S.トロフィー』の試乗車もあって、迷いましたが、現実味があるのは、前者だったので『シャシスポール』にしました。
顔つきが結構いかついですが、気に入りましたw。
乗り込むと、コックピットの赤の装飾や、シートベルトが赤など、その気にさせてくれます。
全体的な第一印象。オートマですが、不自然なシフトアップ感のない1.6リッターの重厚な乗り味です。しかし、軽快さも同時にあり、ひ弱さなど1mmもありません。
イイです。
ルノー以外では感知しなかった、エンジン音と排気音が気持ち良く車内まで響きます。
操舵感も無駄な遊びはなく、思った通りのラインに進んでくれる。
ドイツ車とは違う、硬いけど、細かい凹凸は拾わない、雑味ない、そこに、猫脚のようなしっとり感をプラスした
脚回り。
社長が隣に乗って、クルマに、走りに、対する共通項で会話が盛り上がり、めっちゃ楽しい!
折り返し地点を過ぎ、『R.S.ドライブ』というスイッチがあり、それを押すと、走りの楽しさがまた引き立つ、とのことで、押してみると・・・・・。
まず、メーターの中の緑のインジケーターが点きます。
すると、ギアが高めで加速し、ブレーキングに連れて、まるでマニュアルの如く、エグゾーストが高めに落ちて行きます。これ、最高。
トロフィーでなくとも、これでもう満足でした。
いたく感動し、また、お店で社長と盛り上がります。
で、また表に出て、ステーションワゴン系はどんなんかなあ、と見ていると、『メガーヌエステートGTライン』も良いんですよ~!乗ってみましょ!と、社長w。
意図してない2台目試乗、行ってきましたw。
結論。非常に良かったです。この値段で、このクオリティー。いやあ、クルマって、既成概念と乗ってみたのと、大いに違いました。
総じて、上記、ルーテシアと良く似ているのですが、1200ccエンジンで、こんなパワーとは。
しかも、VWのダウンサイジングエンジンで感じるような、スタート時の違和感は皆無で、終始、2リットル以上のエンジンのようで、非力さのかけらもない。
操舵感もライン通り。走りもオンザレール。足回りも雑味なく、ビシッとしている。
これも、ドイツ車とは違った、硬さとしっとり感が同時存在する良さ。
ドアの開閉音も、重く響き、合わせのゴムで密着感というか『ボフッ』という重そうな音の演出感もない。
荷物も載る。デザインも良い。
なにより、乗ってて楽しい。正直、レヴォ(≠レガ)より楽しかったですw。
社長さんに、かたがたお礼を述べ、お店を後に、この2台の乗車感覚が残っているうちに、試乗してみたい車・・・・VWへ向かいます。
トゥーラン試乗あるかと聞いてみると、残念ながらまだないと。
店内の実車を見ます。
ルノー見てきたとこなので、比較しやすい。
今までのトゥーランよりも派手になったインテリア。ちょっと落ち着かない。
ドアの開閉音。固く重い、ドイツ車音。
今度、乗ってどうか、という感じですね。
で、帰ろうと、また路上に出ると、いつもお世話になるスバルDラーの近くの三菱。
PHEVのアウトランダーはどんなだろうと、通る度気になってたもので、今日は時間はたっぷりあるということで、これ、試乗してきました。
やはり、ルノー → VW → からの、国産車のDラーは、また独特でした。
まずは、試乗に当たって、アンケート&住所を書きます。
ホワイトの最上級グレードに乗せて頂きました。
写真は撮る余裕ありませんでした。
シートはブラウンのレザー。
ボディラインは伸びやかさで良さげ!ボディカラーのパールホワイトと相まって、高級SUV感を感じさせてくれます。前後に流麗なデザインで、ヴォリューム感もスマートに感じさせてくれます。
しかし、ホワイト、良い色です。
乗り込んで、インテリア。
ゴテゴテしてなくて、シンプルですが、ピアノブラックなど高級感のある素材でまとめてて、高級SUVという感じ。
まあ、値段も値段、乗り出しで、もう少しで諭吉さん500人に届く勢いなので、当然と言えば当然かなw。
さて、アクセルをわずかに踏み始めると、スッと出る感じはまさに電気モーター。
平地コースを10分、結構な坂道を5分と走りますが、終始ガソリンエンジンは不使用。静かです。
きつい上りも、まるで平地を走っている感覚です。静か。これ不思議な感覚。頑張っている感なし。
我がたんたんは、こんな上りはしんどそうで、ガソリン沢山消費している感が半端じゃないものでw。
ポイントは、このようなエンジンとその駆動力ですね。
それ以外の足回りとかブレーキングは、残念でした。ロールも普通に大きく、ブレーキは“もぐり感”というか、踏むと瞬時にボディの頭が沈むというか、ガックンとなるというか。
営業の方は一生懸命アピールしてくださったので、とにかく、エンジンフィールについての良さは一緒に盛り上がりました。
お店に戻って、荷室や2列目のたたみ方など見ます。
2列目の座面を持ち上げ、1列目側に持ち上げて倒し、元座面があった場所に2列目の背面シートが下りて、荷室から連なるフラット面が出来上がるしくみ、いわゆる、レガシィのフラットシートを作るのと同じ仕組みです。
2列目の座面を持ち上げたところ、ペラッペラの座面にまずびっくり。これ、諭吉さん500人近くの高級車?と。
さらに、その座面の根元の取付部分が、ヘナッヘナで、今にも捻って折れそうな構造。恐る恐る扱います。
目が点になりましたが、受けた衝撃は表に出さぬようにして、カタログを頂き、お礼を言って帰ろうとすると、良かったらこれを!と。
なんと、潮わかめと、テフィッシュBoxでした。
始めてにもかかわらず、このようなものを頂いては~、と辞退しようとしましたが、是非!と。
Dラーさんの必死さを感じつつ、少しでも、クルマの弱い部分を改善されることを祈ってお店を後にしました。
帰り道、大通りの渋滞の中、対向してきた同色のレガシィTW GT-B E-Tune!!
こちらは止まってて、向うはのろのろとすれ違い。じっとドライバーを見つめていると、僕より年上に見える方、横の奥さんと微笑みながらこちらを気にしてくれてました。ちょっと勇気入りましたが、去り際にちょこんと会釈してみました。
そして、いつものスポットにある本屋さんで、月刊誌買って。
その時、立ち読みで、スカイラインの旧車を大切に乗っている方々の雑誌を見て、甚く感動しました。
自分たち、レガシィと同じ、こういう方がおられるんだなあ、と。
帰宅して、カタログをじっくり見ました。
同じ日に、これだけ、多彩なクルマに乗れて、良く分かりました。
それぞれのいいところ。
限られた予算の中で、何に想いを託すか、何を優先するか。それは車の質や性格にもよるし、アフターサービスや、修理費の高低など、Dラーの店数など、多岐にわたりますよね。
それはひとそれぞれなんだなあ、と。
だから、いろんな車が世に出ているのであって、自分の好みはそのうちの、わずか一部に該当するだけなのだな、と。
沢山、車があるからこそ、いろいろ選ぶことができるんだなあ、と。
車というもの、自分に合うクルマに、今乗れている歓び、そして、他にも楽しいクルマがあるということを知った喜び。
これは、車好きには共通であって、この喜びをこそ、みんな車種は違えど、分かちあうことが大事なんだなあ、と。
そう思うと、それぞれが大切にしているクルマを、純粋に見せてもらって、一緒に楽しめるって最高だなあと。車好き最高だと改めて思った次第です。
で、今日、花たちをプランターに移しました。
まいど、最後までご覧いただき、有難うございました。