
筑波・富士のショートを走った後の写真です。
まずはご覧の通り、羽状摩耗(フェザーエッジ摩耗)しております。付着したタイヤカスで見辛いですが、アローヘッドパターンも一方向に歪んでいます。肩も削れて丸まっています。
運転云々もありますが、これはおそらくタイヤの特性と関係があるように思います。
悪く言えば、ブロック剛性が弱いからと言えそうですし、
良く言えば、コンパウンドが柔らかいからとも言えると思います。
なので、その通りの感触です。
そして慣れるまでにしばらく時間が掛かりました。ただそれは、前のタイヤ(Z-1)とは明らかに違った性格だったからなのであって、このタイヤの問題ではないと思います。
グリップはとにかく○。ある意味、このグリップが曲者かもしれません。
粘っこいと言うより、ウレタン的というか、ドライな粘り?
そんな印象を受けます。(ボロボロと擦るみたいな、実際には違いますが)
スキール音も甲高くなく、どちらかと言えば鈍く、だから余計にそういう印象を増長させます。
但し、ウェットコンディションでは噂通り。
ドライよりかえって安心?して遊べます。非常に分かり易いし唐突感がないです。
慣れてきたのと、多少減ってきたのと、コースコンディションやブレーキ、足回りとあれこれ試行錯誤して決めたセッティング、そして自分の運転とが上手く噛み合った時にやっと、「お~!?」みたいな。
これって、このタイヤに限ったことではなく、全てのタイヤに言えることなのでしょうけど。
それがやっと結果に表れました。運転していて、まさにJust Fit!。そんな感覚で、「あ~、これは行けるね」と、妙に冷静に理解できました。思った通りのラインで曲がってくれますし、恐怖心をほぼ感じません。タイムも見ずにくるくる廻っていて、赤旗でピットに戻ってタイムを確認すると、これまでの自分の紛れ的ベストタイムを軽く更新! しかもほとんどコンスタントに、という嬉しい結果でした。\(^O^)/
もちろんタイヤの恩恵は大きいのでしょうが、まだまだあれこれと試行錯誤中です。逆にもう少し試したいことが色々と出てきてしまいました。この次の課題になりました。
ただ、明らかに減りが早いので、運転次第ではあっという間に減りそうです(その前にボロボロになりそう?)。
それに最初から溝が浅いですから、もともとスリップサインが出るのが早いということです。
街乗りでは完全なオーバースペック=勿体ないです。
参考までに、筑波での天気は晴れ、気温は10℃から11℃、路面温度は16℃から18℃でした。
まだ終わってはいませんが、とにかくもう一度新品から履いてみたいタイヤで、次回はなるべく荒らさないように扱えるように腕も磨かないと。(^^ゞ
それと何だかんだ言っても、細かいながらもやはり「セッティング」は大事だ、ということを実感させてくれました。
Posted at 2007/03/02 00:18:42 | |
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パーツ:タイヤ関連 | 日記