
え~、今日は”オチ”に期待する一部(多数?w)の方をガッカリさせるべく頑張りました。(^^ゞ
オイル下がり修理として、(横着して)ヘッドを降ろさないでバルブステムシールを交換しようと。
まずはこの赤いハイリフトロッカーASSYを外します。
はい、外れました。

この時点で、通常ではありえない(やってはいけない)状態なんですよね、じつは。
ロッカーポストはヘッドボルト(ナット)と共締めなので、ロッカーASSYが外れているということは、必然的にヘッドが手前の5個のナットだけで締め付けられている状態です。
良くないのはわかってるんですけど、このハイリフトロッカーを付けたときもこのやり方で平気だったんですよねぇ。
で、はい、continue。(笑)
なんでロッカーASSYを外したかというと、もちろんバルブスプリングを外してバルブステムシールを交換するためです。
ここで登場自作のSST1号。

ロッカーASSYの代わりにブロックを付けて、そこにアルミの棒を渡します。
いきなりバルブスプリングを外すとバルブがシリンダー内に落っこちて不幸なことになるので、ここで登場新兵器。(この時点ではもっと不幸な事態など想像もせずw)
プラグホールにエア圧を掛けるチャックを取り付け。
さらに自作SST2号

見ておわかりと思いますが、テコを利用してバルブスプリングを縮めようというわけです。
スプリングを押さえる部分の中にはマグネットを仕込んであるので、ヨイショっと押し下げると勝手にバルブコッター(スプリングを固定しているツメ部品)が外れるという素晴らしい先人の知恵。
エアを繋いで、ハイヨイショ!
ギャー!!!!
スプリングは外れたけど、緑の液体(爆)がそこら中から噴出!(激驚)
考えてみれば、
そりゃそうやわな、な事態。(大汗)
ヘッドナットが半分しか付いてない状態でエア圧掛けたらあきませんよねぇ。(ToT)/~~~
ロッカーASSYをバラして、ロッカーアームなしのポストだけを戻して、一旦ヘッドを規定トルクで締め直すべきでした。
が、時すでに遅し。(笑)
ということで、(切り替え早っ!w)←いや、かなり脱力しましたが。(笑)
横着は諦めてヘッド取り外し。

しかし去年と違ってエキマニを外さず。<(`^´)>
ショップさんにマニホールドのスタッドボルトを抜けばいいと教えてもらいました。なるほどね。
ヘッドを降ろしてから、残りのバルブスプリングも取り外し。

テコが使えず、体重を掛けるだけでスプリングを縮めないといけないのでめっちゃ大変。
もう腰が限界です。(>_<)
折角バルブを外したので、バルブガイドの内径をチェックしてみました。

すべてのガイドで7.125のピンゲージがスルッと通るくらいなので、7.13mmってとこでしょうか。
バルブステムの径も測定。

1番 EX:7.05 IN:7.09
2番 EX:7.07 IN:7.10
3番 EX:7.07 IN:7.10
4番 EX:7.07 IN:7.09
EXが全体的に緩い目でしょうか。
折角ヘッド降ろしたので、エンジンスペシャリスト的なショップさんに持ちこんで見てもらうことにします。
とりあえず、”ヘッド降ろさず自力バルブステムシール交換”は頓挫ということで。(大汗)
はぁ、くたびれました。(@_@。
Continue (笑)
Posted at 2014/11/30 18:33:55 | |
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