注:タイトルと画像は関係ありません m(_ _)m
カロXの音響が好きか嫌いかと言うと、ハッキリ言って苦手です。
パイオニアのデモカーや第1回ハイコンカロX入賞車両、最近ではRS-A09x×3枚搭載したダイアトーンのデモカー含めて、数多く試聴した車両全て、私の魂(こころ)を揺さぶる車は1台も存在しなかった(==;
※パイオニアさん、カロxユーザーのお皆さんごめんなさい。m(_ _)m
S/N比を追求するが為か、はたまた透明度の高い音響を追求し過ぎているためか
覇気が感じられず、まるで魂が抜けた優等生?
話は変わって
オーディオ仲間のNさんから”某オクで中古のRS-A09xを買ったんだけど、問題無いかチェックしてくれない?”と頼まれて確認開始
まずは面倒なので、ETON PA-800.4の上に仮置きしてテスト
先日のHさんのRS-A99xとPA-1600.2の組合わせでは、可もなく不可もなくそこそこの相性でしたが
RS-A09xとPA-800.4の組合わせは最悪、とても聴けたものでは無い・・・
Nさんもその音聴いて顔が青くなり”不良品掴まされた?”と不安顔
それは少し気が早いかも、と先日テストしたHさんのアンプがまだ手元にあったので
今度は手を抜かずにETONアンプを外して、RS-A09xとRS-A99xを装着
取り合えず、ETONと同じセッティングDATAで試聴開始!
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す・凄い!!
カロXアンプも調整次第では、これほどの音響が出せるのか!!と、伴忠太並みに感動しましたヽ(;◆;)丿
鬼太鼓座の”太陽の馬”では

大太鼓の前方右側で小太鼓の音が軽やかに鳴り響いている
その質感が生々しく立体的に聴こえる!
数年前、先輩の定年送別会の時に呼んで演奏してもらった、和太鼓楽団の生演奏を彷彿させる生々しさ!!
これがRS-A09xの実力かと、あらためて感動するとともに見直しました。
引き続き試聴した、Peggy Lee の 「Smile」

左側で、Peggy Leeが艶やかに歌い、中央でドラム、その右前方でアコースティックギターのメロディが控えめに優しく鳴り響く・・・
その時に若干違和感?と言うか不思議な聴感・・・
今までは民族打楽器みたいなものを掌で叩いているとばかり思っていたが・・・
何だか違う感じに聴こえる・・どうもドラムのタムタムなどを掌で軽く叩いているようですね(^^
凄い!ここまで質感を表現できるとは!! 恐るべし!!!Pioneerの技術陣
秘めたる能力を本当に秘めていたとは、と言うよりは、今まで誰も引き出せていなかった??(^^;
次の曲、Priscilla Ahn の ”I Don't Have Time To Be In Love”と” Leave The LIght On”

彼女独特の耳元で囁く様な歌声が特徴的ですが、
それが私の膝と彼女の膝が触る感じの距離感で耳元で囁いてくれるヽ(;~;)丿トリハダ ~~~!!
それと前回のA99x時に感じた高域の伸びの物足りなさが全く感じない。
Beauty and the Beastのアルバムでは高域を更に欲しくて春先にリボンツィーターを装着していたが
その必要性を感じないほどに艶やかで伸びのある高域が出ている!!
まさかミッドローをRS-A09xに替えて高域まで改善されるとは!? 不思議大発見!!
もっともメーカーの異なるアンプ同士では音響特性が変わるので
A09xでなくてもA99x2枚でも良く似た結果が出たのかも(^^
この音聴いて、Nさんも感動!! 即行で某オクの受取完了をしていました(笑)
ただこのRS-A09xのセパレーション特性グラフを見ると本領発揮するのは1kHz以上

となるとスコーカーかツィーターにRS-A09x使ってA99xをミッドローで使うか?
でもDFの数値上では、ミッドローに使うのが理想的だし・・・
取り合えず試しに、ツィーターで試みようとしたが、どう頑張っても初めの組み合わせを下回るサウンドで断念(==;
A99xとA09xは兄弟機種かと思ったが、全く別物
やはりRS-A09xの実力を100%発揮させるには3枚必要です。がお金持ちにしか出来ません(笑)
いつかNRS-T技法でA09x3枚を調整したサウンドを聴いてみたいと、つくづく感じる今日この頃です(=ー=゜゜゜
それと本日の大きな収穫として、同じスピーカーであればアンプを他社製に換えてもNRS-T技法の”Reference Data”がそのまま使えることが解ったヽ(^o^)丿
サンプリング数が少ないのでNRS-T研究開発が思う様に進まないが、来年春以降に大輪の花を咲かせそうです(^^
Posted at 2018/12/03 11:56:10 | |
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