NRS-Tのブログ一覧

ショップ（マイスター安城店）に一時預かりの”Sinfoni Appassionato”がデモボードに取り付けてあったので試聴してみました。


ショップデモボードに入ったユニットは、取り付け位置が高く、どれも今一な感じですが
そんな悪条件の中でも”Sinfoni Appassionato”は中々バランスが良く、聴き心地の良いサウンドを響かせてますね♪

流石、音楽王国イタリヤの製品だけのことはあります（＾＾

一宮店のYさんからの誘いを受けて、オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ 2019に行ってきました。

本格的なホーム用ハイエンドスピーカーの音を知らずに、カーオーディオサウンドに満足するのは道端の水溜まりで遊ぶ蛙みたいなもので

大海の雄大さを経験してみることにいたしました（＾＾

まずはデンソーテンのタイムドメインスピーカー

　コンテストでお世話になっている評論家の小原さんが講演するというので、朝一から先頭ど真ん中の席を確保して、聞いてきました。但し残念ながらシアターのサラウンドがメインの講演だったのでハイエンドサウンドは少ししかありませんでした（＾＾；

・DYNAUDIOブース

自宅でもマイカーでも聴き慣れたサウンドなので、特に感動もなし(笑)

・REVEL ULTIMA SALON2

本日最も感動したサウンドで、非の打ちどころなしヽ(^o^)丿
6個のスピーカーが見事にシンクロし素晴らしい音響
また下3個のスピーカーのエッジが面白いように同期化し、まるで踊っているみたい。音だけでなくエッジの動きを見ているだけでも楽しめます(笑)

値段も1本180万円とリーズナブル？でさっそく注文しようと思いましたが、注文生産で納期が4か月～半年だということで残念ながら断念（＝ー＝；？

・AYRUM VULKAN 9

見た目通りの迫力と個性的なサウンドです。先頭の真ん中で聴いたので、左右のホーンスピーカーから放射されたサウンドが中央で重なり、パイプオルガンを近くで聴いている感じ？特定周波数帯が強調されて、ダクトから放出された音を直接聴いている感じで少し聴き疲れするかな・・・（＝＝；

途中で後ろに移動したが、少し下がり過ぎて物足りない。リスニングポジションが合えば素晴らしい音響を堪能できそうです（＾＾

・SONY　DMP-Z1


今話題のデジタルミュージックプレイヤーですね
試聴させていただきましたが、流石ですヽ(^o^)丿
ただ、思った以上にでかくて、ﾊﾟｲｵﾆｱのｱﾝﾌﾟ PRS-D800を一回り大きくしたﾃﾞｶｻｲｽﾞ！

また基本的に家庭用100V電源で充電した後に、バッテリーで使うのが最良の音が聴けるみたいなので車載用には向かないね（＾＾；


他にも色々と視聴させていただきましたが、写真撮り忘れました。
たまには超高級スピーカーを聴くのも良いものですね（＾＾

・オリビア　ワン(Olivia Ong)のアルバムです。amazonからMP3音源で購入
2010年のLIVE録音されたものですが、録音用マイクのセッティングとレコーディングが秀逸で感動的なサウンドを満喫できます。

スタジオ録音の「A girl meets bossanova2」は、パワフルで濃厚なサウンドが魅力ですが、LIVE盤はLIVE特有の広がりのあるステージ感と楽器やコーラスの配置感・質感、そして魅力的なOLIVIAの歌声は感動ものです。

他のアーチストのアルバムで15曲前後収録されていると、数曲は必ずスキップしてしまいますが
歌声のない間奏時でも楽器の音色が素晴らしいので、このアルバムに関しては全曲フルに聴いてしまう。

通常イヤフォンで聴くと耳元を基準に横に広がる音響で奥行き感が乏しくなりますが、それが全くなくて奥行き感と広がりのあるサウンドが聴けます。

その理由として考えられるのは、録音用マイクのセッティングが、必要最少限の主要ポイントだけでなく、楽器すべてにセッティングされているのではないか、それもドラムには4～5本位セッティングしているのではないかと感じる分解能で見事な３Dサウンドに仕上がっています。
※後日改めてLIVE映像で確認し、ドラムの所に見える範囲だけでも5本のマイクがセットされていました。
王儷婷 Olivia Ong - Stand by Me Live HD 720P


スタジオ収録時に大量のマイクがセットされた画像は見たことはありますが、MUSIC LIVEでこれだけマイク密度の高さは驚きです。

このアルバムを聴いてしまうと、今では台湾や中国の方が丁寧な録音をするように感じてしまいますね。

なおこのサウンドを100%満喫するには、高音質DAPと4極バランスヘッドフォンが必要で、一般的なアンバランス型ヘッドフォンやカーオーディオでは、殆ど気が付くことのないバックコーラスの声が、絶妙な距離感・質感で堪能できます。

試聴環境
　・ONKYO製DAP DP-S1(MP-3⇒176.4kHz32bitｱｯﾌﾟｻﾝﾌﾟﾘﾝｸﾞ、ﾊﾞﾗﾝｽﾓｰﾄﾞ=ACG）
　・ｲﾔﾌｫﾝ（Pioneer SE-CH5T-L）

このサウンドをなんとか車の中でも再現できないかと奮闘しましたが無理でした(笑)

Yahooを眺めていたら、評論家の小原先生の名前が出てた。
「逮捕されたの？」
「WANTED」のビラに出てそうな顔だもんねぇ」
「そだね～♪」
うそ、ごめんなさいｍ（＿ ＿）ｍ

記事の内容は「音作りにこだわり　最新カセットテープを聴いてみた」

愛用のｽﾋﾟｰｶｰユニットは「TAD Reference one」
金額は、なんと700万円（税別）だそうな(＠◆＠;)


デッキだのなんだのでｼｽﾃﾑ総額は、うん千万円レベルだろうね

そんな耳の肥えた方々からするとｺﾝﾃｽﾄで審査する我々の車両の音を聴くというのは
ほぼ拷問に近い作業だろうねぇ（＝＝；

小原先生の審査基準が、対ﾎｰﾑｵｰﾃﾞｨｵ～対ﾗｲﾌﾞｻｳﾝﾄﾞである一片が垣間見えた記事でした。