3,000m級の山々は眺めるのも素晴らしいと思うコロたんです。
この週末、金曜日に年休取得して1泊2日のソロキャン△に行ってきました。
キャンプ地は南信州の駒ヶ根。
キャンプ地と我が街との間には南アルプスが「どーん!」と横たわってるので、ぐるーっと北側をまいて現地入りという長丁場です。
でも南信州って普段は見ることのできない中央アルプスが間近に拝めるし、のどかな田園地帯が広がってるし、そもそも道中のドライブ自体を楽しんじゃうから気にならないんだよね。
あいにく初日は雨にも降られましたが、総じて良い2日間となりました。(*^^*)
金曜日の午前3時に自宅出発して ひたすら甲州街道を北上。
しばらく弱い雨降りだったけど甲府盆地でキャビンを開放。
茅野市からはモルゲンロートに染まった槍穂高連峰と常念岳が見えてテンション上がりましたよー!\(^o^)/
まだ陽の当たらず冷え込んでる杖突峠から空を見上げてみた。(^^ゞ
高遠城址から国道152号を進み 県道49号で一路 駒ヶ根へ。
この県道49号が朝早いとあって心細い道だったよ... (-_-;)
でも人里まで下ったところで視界が広がって 中央アルプスにファーストコンタクト!(^^♪
正面に千畳敷カールを目にしながら、期待以上に澄んだスカイラインが拝めてホッとしました。
その後 Yahoo!ナビのままに再び林道をずんずんと山中に入ったんだけど、目的地手前5kmでまさかの通行止め!!! (某マンガじゃねーし...)
【路面崩落】の表示にマンガのように突っ切る勇気は持ち合わせておらず、ここは素直に来た道を戻って延々大きく迂回。
で、何とか目的地到着。(^^;)
伊那谷越しの中央アルプスの峰々が絶景だわー! (*^^)v
「悪い子はいねぇがー」(笑)
ヤッホー!!! \(^o^)/
(恒例の地鶏...じゃなかった、自撮り)
千畳敷カールと宝剣岳 (右方) から空木岳に続く主稜線、ほんの数分の間に雲で見えなくなりました...
この稜線も学生時代に単独行で歩いたんですよね。
空木岳といえば、山頂で居合わせた社会人のお兄さんと一緒に下山したっけなー
途中 自生のあけびを採って食べたりとか、名古屋まで鈍行でおしゃべりしながら帰ったりしたんだけど、住所も交換したので手紙送ったのに返信はなかったという寂しい思い出です。(^▽^;)
某原付乗りキャンパーが風にテントを飛ばされた、知る人ぞ知るキャンプ場 (笑)
今日お邪魔するキャンプ場があんなに下の方に見える~ (^。^)
不吉な雲も広がってきたのでお山を下りることにしました。
長野が地場 (?) のスーパーで食材の買い出し。
やっぱりキャンパーさんなのか、他府県ナンバーのクルマもそこそこ居ましたね。
某お寺にもお参りして... (*^^*)
想像してたのより立派なたたずまいなんだな...
で、おきまりの『早太郎おみくじ』げっとん... ってミーハーですか? (^^ゞ
とくりゃご当地グルメの『ミニソースかつ丼』も外せないでしょう~ って、すっかり聖地巡りになっとる!(-_-;)
聞くところによると この辺りではソースかつ丼用のソースを売ってるらしいね。
眠気覚ましのつもりが 熱めのお湯に溶けて 逆に「ほわぁ~」となってしまいました (笑)
温泉楽しんでる間に雨降ってきてる! (^_^;)
キャンプ場に定刻チェックインして 小降りになった隙をみてテントだけ設営したら、ホッと一息の一杯です。
呑むと寝ちゃうからノンアルだけどね (笑)
つまみはチキラーのクッカーでグツグツ温めたおでん。
温泉で温まったことなんて忘れるくらいに冷えてきてたから、ハフハフ言って食べちゃいました。(#^.^#)
キャンプ地のロケーションはこんな感じ。
空は明るいけど、正面に拝める中央アルプスは雨雲の中に隠れちゃってますね、チト残念だな~
でも雲のおかげで “天使の梯子” が見られましたよ。(^^)/ ラッキー!
使わなくなった棚田を活用した広々としたキャンプ場なんで、水はけもいいし プライベート感もソーシャルディスタンスも確保されてます。
もちろん炊事場やトイレではマスク着用だけどね。(^.^)
雨もなかなか止まないので薪割りでもしてますかー (^▽^;)
さすがに暗くなるのも早いですね。
雨雲も切れて少し星も見えてきたので、焚火でもしながら晩ごはん作っちゃいましょう... って食ってばっかですね~ (^^ゞ
今晩はジュージュー言わせながらステーキ焼いちゃいますよ~ (^^♪
メニューは 黒毛和牛ステーキ (ガーリックバター)、ベーコン&コーンの炊込みご飯、そしてサラダです。
炊込みご飯はおしょう油の入れ忘れに気付いて途中で投入したけど 少し味が薄かった... (^^;)
食後は焚火見ながらまったりと過ごす... はずだったのに、結構本格的な雨降ってきちゃって気温もぐんぐん低下、仕方なくテントに逃げ込んで 湯たんぽ抱えて寝袋にくるまれてぬくぬくするという事態に。
で、「昼間読めなかった本でも読むか...」と本を出してみたものの、ページをめくる前に寝落ちてました (笑)
翌朝は4時に目が覚めました。
まずは深呼吸「すぅぅぅーー、はぁぁぁー」「うっ!さぶ...!」
テント内は9℃あったけど、外は3~4℃かな? めっちゃ冷え込んでます! (^_^;)
まだ他のキャンパーさんの姿は見えないね。
まずはブランケットに包まって 熱~い目覚めの一杯、うま~♪
しばらく神聖な朝を楽しんでたんだけど、めっちゃ冷えてきたので朝ごはんの準備。
いつものパンではなく 今日はうどんにしてみたよ! (^^)/ ヒガシマル、マンセー!
かき玉子とかき揚げで『かきかきうどん (仮称) 』← 命名センス無し
「アツアツ」の「かきかきうどん」で「つるつる」「ホカホカ」「うまうま」 (^▽^;)
朝7時半頃、ようやく陽が射してきて まわりの景色が暖かい色に変わってきました。
中央アルプスには雲多めながらも爽快な青空が広がりましたよ!
のんびりと片付けも楽しみながら、一段落したのでお気に入りの一本。
でも 飲んでしまってから「ホントにノンアルだよな!?」と缶を見直してたのはここだけの話です。
仮にも酒だったら帰れないもんねー (^_^;)
てことで、午前11時 素晴らしい眺望に名残惜しい気持ちを抱えながらキャンプ場を後にしました。
帰りの道中も妥協なしに楽しむべく、南アルプスの鋸岳や甲斐駒ヶ岳を望みながら気分良くオープンクルージングちぅ...♪
伊那谷の中心を流れ 太平洋に注ぐ天竜川、大きな川ですね~ (*^^*)
刈り取り済みの広大な田んぼの中を行き...
前日とは反対方向で杖突峠アタックを目指して...
でも お昼の時間なんで 沿道の “幟” に釣られて ちょい脇道へ。(^^?
轍深いけど標準車高の “軽オープンSUV (笑)” だからこその走破力ですわー
山小屋風のお食事処みたいです。(^^ゞ
付近で今朝収穫した野菜をふんだんに使った『揚げ鶏の香味ソース御膳』とやらをテラス席でいただきました。
メインの鶏肉が霞んじゃうくらいの付け合わせの新鮮さ!!!
かぼちゃって何も付けずに生でこんなにサクサク食べれんのかよ~ (^。^)
トマトの味が驚くくらいに濃い~やんか♪
「じゃあ いつも食ってるのは一体何なんだ???」と思うくらいに美味しかった!
新鮮な野菜って それだけで立派なごちそうなんだね... (^^♪
食堂は小さな牧場の一角にあるので 食後にちょっぴり牛さんを冷かしておきました。(^^;)
おなかも満足したのでオープンクルーズ再開。
杖突峠の下り途中からは 少し雪化粧したいつもの八ヶ岳連峰がよく見えました。
いつ見ても素晴らしい峰々ですよね~ (*^▽^*)
国道20号沿いの通りすがりの駅で鉄分補給 (笑)
人身事故でダイヤ乱れてたみたい... 運転士さん、ご苦労さまです。<(_ _)>
普通列車の走るこの辺りも もうすぐ錦に染まるんだろうね。(*^^*)
“小熊の国” まで帰ってきました。
まもなく甲斐駒ヶ岳の向こうに陽が沈みそうです。
「数時間前はこの向こう側に居たんだよな...」と思うとちょっと感慨深くなったり。
夕日に赤く染まった八ヶ岳連峰に背を向けて...
正面に霊峰富士を拝みながら キャンプの余韻とオープンの歓びを五感で感じるマジックタイムです。(*^^)v
混雑する甲府市街地は勝沼まで高速でワープして、その後は慣れ親しんだ我が町までの道のり、もちろんすべてオープンで。(*^^)v
帰宅は午後8時前、終日の好天でまた日焼けしたみたいで 顔が火照っちゃいました。
そんなカンジのソロキャン△、終わってみれば “山を眺めて食ってるだけ” みたいになっちゃってましたな。
でも楽しいと感じることはやめられない、すべては気の向くままです。
クルマは屋根なしで、キャンプ場では屋根ありで...
どうせならハンモックで泊まれば究極のオープン仕様なんだろうけど、さすがに雨と寒さは生命の危険を感じそうなんでやめときます。(;^_^A
あー、やっぱりマイペースで (「テキトーに」とも言う) やりたいことが自由にできるソロはええね~♪
以上、キャンプとドライブで日本の山々のすばらしさが存分に感じられた二日間でした。
ではブロ~♪