先日、フレンディーのユーザー車検に行ってきました。
今年は何かと出費がかさむので少しでも経費を抑えるために…
毎回やることを忘れてしまうので忘備録として
事前準備からいろいろとやってきたことも合せてまとめました。
*なお、以下の内容は現在の広島運輸支局のもので検査場によって検査の順序が違うので
内容はあくまで参考として
まずはユーザー車検を受ける前準備について
【点検/整備の実施】
当然ですが事前に車に点検整備を行っておきます。
点検内容は、点検整備書についている定期点検整備記録簿について点検整備し、
記録簿へ記入。
今回の点検、整備内容はこちら↓ (といっても今回はエンジン、下まわりはほとんどみていませんが・・・)
・バッテリー交換
・フロントブレーキパッド交換
① ② ③ ④
【必要書類の準備】ユーザー車検に必要な書類の手配
・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証(現在加入しているもの)
・自動車税納税証明書
・定期点検整備記録簿(上記24か月点検実施、記入済みであること)
・印鑑(申請書で印鑑を押すところがあるため)
以下は広島運輸支局での内容となります。
【ユーザー車検の予約】
○自動車検査法人の
自動車検査インターネット予約システムで車検場に予約する
検査希望日の一週間前からネットで予約することができます。その場合、返信メールで「予約番号」が送られてくるので当日に番号を忘れないように。
(電話での予約の受付も可。この場合、機械音声による自動応答となっています。)
さて、いよいよ車検当日について
広島運輸支局へGo!場所は山陽高校を過ぎてマリーナホップ手前のこの看板を左に入る。
【受付手続き】こちらから棟へ入り左側へ↓
まずは運輸支局場内に入りユーザー車検受付の窓口へ行く。(だいたい女性の方が受付対応してくれます。)
ユーザー車検受付窓口に書類一式を提示します。受付時に以下の3枚を配布されます。
・案内用紙(これに受付の方が赤鉛筆で記入しながら手続き内容を説明してくれる)
・自動車重量税納付書
・自動車検査票
*ちなみに今回が初めてですか?と尋ねられることがありますが、私は毎回「はい…」と蚊が鳴くような声で答えてます。(その方が親身に接してくれるので)
【購入手続き】隣の棟へ移動↓
以下の各窓口にて必要なものを購入する。ほとんどの必要な経費がここで支払われます。
⑫番窓口で以下を購入
・継続検査申請書(ORCシート)→30円
・自賠責保険24か月分(新規加入) →27,840円
*自賠責保険は保険代理店やディーラー、中古車販売店、板金修理店などの取り扱い店であれば事前に加入できます。
当日、少しでも負担を減らしたかったら事前に加入しておく方がよいかも。
⑮番窓口で印紙を購入して書類へ貼る(下記金額は今回のフレンディ-のもの)
・自動車重量税納付書 → 43,200円分の印紙貼り付け
・自動車検査票 → 1,800円分の印紙貼り付け
*大金がただの小さな紙切れなので飛ばされたり紛失しないように注意!
【書類の提出】もとの受付場のある棟へ戻る
棟へ入ってすぐ左側の机に備え付けてある見本などを参考に以下の3つのシートへ必要事項を記入する。
あと、継続検査申請書(ORCシート)と自動車検査票に現在の走行距離を記入するので事前にひかえておいた方が良いです。
・継続検査申請書(ORCシート)→ 鉛筆記入
・自動車重量税納付書 → ボールペン記入
・自動車検査票 → ボールペン記入
書類が整い準備ができたら、ユーザー車検受付窓口に行き書類一式を提出します。
書類のチェックが終わると、検査に携行する分を返却され検査ラインへ並ぶよう指示がある。
【検査実施】自動車を検査コースに移動する。
自動車検査票を項目ごとに検査していき、その都度、合格印を押していきます。なお、不合格項目があってもそのまま最後まで進む。
○排気ガス検査
基本、担当の検査官の指示に従う。今回、ユーザー車検ですと伝える。が、毎回「今回が初めてなんですぅ」と言ってます(笑)
まず最初に排気ガステスターのプローブをマフラー内に差し込む。(エンジンを掛けた状態で)
○外観検査・同一性の確認
車体の外観、灯火の機能、ウォッシャー液&ワイパーの機能、クラクション、タイヤの状態を確認後、ボンネットを開けて車体番号、エンジン形式などが確認される。
フレンディ-(V6)の場合、エンジン形式の確認は助手席の下を開ける(これが面倒くさい)
問題なければ検査票に印がもらえる。
○サイドスリップ・前後輪ブレーキ・サイドブレーキ・スピードメーター検査
ここからは機械による検査。駆動方式によって順序が異なる(駆動方式の選択ボタンを押す必要がある)。
サイドスリップは、前輪のアライメントをみるもので機械をタイヤにあてて計測。以前は踏み板の上を前進させていたが。
ブレーキ検査はタイヤをローラーの上に載せて、電光掲示板の表示に従いブレーキ操作を行う。
ブレーキを踏む時はゆっくり目一杯を心がける。自分は×を2回だしましたが問題はないということでパスしました。
○速度計検査
速度計検査は、駆動輪をテスターに載せ、時速40km/hでライトをパッシングさせる。
速度を安定させて押すのにコツがいります。自分は下手です…
検査票を機械に差し込み、結果を記録する。
○光軸(ヘッドライト)検査
ライトをハイビームにして点灯。光の焦点位置を測定します。(自分は過去2回これでNGになったことがある)
○下回り検査
検査ラインに穴の開いたピットの上に自動車を停止させると、検査官により下回りの検査が始まる。
検査の様子をモニターカメラで見られます。指示により、ハンドルを動かしたり、ブレーキを踏んだりする必要がある。
が・・・ここで
下回りの確認で検査員の方に「ちょっと来てください」と言われ、検査シートに印を押すものと思いきや「関係者以外立ち入り禁止」の下のピットに連れて行かれ、
検査員
「運転席側のタイロッドエンドブーツ破れがてますねえ・・・」
自分
「はぁ・・・?」
なんと
検査不合格となりました・・・
オゥ マイ ガッ!?
本日、修理して再検査リミットは16時までということ
一旦、受付に戻り再検査について聞いてみると、
「検査に合格しなかった場合は、不適合箇所の整備を行った後に再検査を受けることになります。
1回の検査申請による検査コースへの入場回数は、3回までと制限されています。
日を改めての検査となる場合、不適合とされた検査日から2週間以内であれば、不適合箇所に関わる検査項目のみの受検となります。
その場合は別途、検査料として1300円が必要となります。」だとか・・・
今までにも2回ほど光軸で落ちたことはありますが、これはすぐに調整ができるものでした。
しかしタイロッドエンドブーツは部品がないとどうにもなりません。
すぐにディーラーに電話してタイロッドエンドブーツを注文するも納入は16時になるとのこと・・・
9時半までに連絡があれば昼までには納入できたらしい・・・
残る手段は、坂のパーツセンターへ直接買いに行き、交換して持ち込むとしても間に合うのか?
頭の中で想像できることを駆け巡らせるも16時までにはギリギリ間に合うかどうか・・・
しかたなく、その日の再検査はあきらめ、ディーラーに電話で部品を注文して帰宅しました。
帰宅後、その日でなくてもよかったが不合格となったショックもあり一旦、修理に取り掛かり
16時にブーツを取りに行き作業完了。↓
・タイロッドエンドブーツ交換作業
(この間、ブレーキパッド交換時になんで、しっかり見てなかったんだろうと悔やむ。)
そして日を改め前回、不適合の指摘を受けた旨を伝え1300円の印紙を買い限定自動車検査証を
作成してもらいます。
そして再検査ラインへ・・・
検査員へ不適合の内容を伝えて下まわりチェックのところまで(ライン一番奥)行き再チェック。
○総合判定
結果・・・合格しました!
○終了(新しい車検証をもらう)
総合判定で検査票に完了の印鑑をもらったら、再び事務所の窓口に出向き、検査票等の書類を提出し、新しい車検証が出来上がるのを待つ。
名前を呼ばれたら、新しい車検証とその他書類(自賠責保険証、定期点検整備記録簿、
車検ステッカー、納税証明書など)を受け取り、終了となります。
新車検証ゲッツ!
日を改めての再検査は初めての経験だったので少し戸惑いましたが、要領がわかったので
次回からは大丈夫でしょう。その前に再検にならないようにすることが大事ですが(笑)
最後に・・・
【今回の車検に掛かった費用】
<検査費用>
・自賠責保険24か月分(新規加入) 27,840 円
・自動車重量税納付書 43,200 円
・自動車検査票 1,800 円
・継続検査申請書(ORCシート) 30 円
・限定自動車検査票(再検査) 1,300 円
合計金額 74,170 円
<交換部品代>
・ブレーキパッド(フロントのみ) 4,590 円
・タイロッドエンドブーツ(左右) 1,728 円
合計金額 6,318 円
総計 80,488 円 でした。
フレンディは初年度登録から13年経過、重量税(1.5t超)で10,400円増となり、春に来る
自動車税も上がったりでますます維持がキツくなりましたがもう6年は乗ることになりそうです・・・
(よっぽど大事なところが壊れなければですが)
普段からあまりメンテしてなく、洗車以外は触ることがほとんどない車でしたが、これを機に
定期的にメンテしていこうと思います。