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去年9月のオープン以来、上田市周辺に旋風を巻き起こしているお店。



訪れたのは去年11月以来、2度目です。平日でしたが12時台に通りかかった際はそこそこの行列。時間調整の上、昼営業終了間近の13:45ころに到着。外待ちは3人、後客なし。並びましたが程なく店内へ。



前回は無かった「代表待ち禁止」の貼り紙。



前回は提供前だった煮干しメニューの中から“ワンタン煮干し中華そば(1,050円)”を選びました。こちらではワンタンは外せません。



一口目からパッと広がる煮干しの旨み。思わず声を発しそうになります。雑味がなく非常にクリアながら煮干し油で重厚感もあります。



麺は手揉みの多加水麺。テボで上げたあと平ざるで湯切りされていました。プリプイブルンと暴れる力強い麺。スープに対して一見強そうにも思えましたが、これが意外と調和。とはいえ細麺でも食べてみたいと思わせます(笑)。ワンタンは、大葉や軟骨など風味も食感も異なる3種。どれも絶品ですが一番シンプルな生姜で味付けされたものが私の好みかも…どれも個性があって甲乙つけがたいです。

厨房よりも客席側の方が目線が高く、厨房内の一挙手一投足を見せる造りは修行店の教え通りでしょうか。そして無言でも意思疎通を図りながら動くスタッフの接客も隙なし。写真を撮っていたら店主から「ツイッターですか？」と。本当によく店内全体を見ていらっしゃいます。



店内には4/13(水)から一部メニューを値上げするという告知が貼られていました。

おととし6月以来およそ2年ぶりの訪店。



周辺の開発によるテナント建屋取り壊しのため5月末で閉店予定。現在移転先を探しているとか。



そういえば以前は「桃太郎」と言わず「熊本ラーメン」という店名でしたね。



オープンは11:30ですが、5分ほど早く覗いたら営業中でした。店主1人で切り盛り。このあと正午前には満席＆満車…閉店前の駆け込みも多そうです。



前回は“とんこつヤキソバ”だったので、ラーメンをいただくのはなんと6年ぶり。



いわゆる全部乗せの“ももたろうラーメン(900円)”。



今回はさらにトッピングの“メンマ(150円)”を追加。無料サービスのライスもいただきました。



別皿で出されたメンマを乗せるとこんな感じ。豚骨と馬油の香ばしさがたまらないスープ。見た目の印象よりも口当たりあっさりですが、グイグイ進むやみつきになる独特な味。



細めのストレート麺はやや軟らかくしなやか。



ライスに角煮やチャーシューを乗せ、スープを少しかけてオリジナルミニ丼を堪能(笑)。



ぜひとも移転先が見つかりますように…