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昼はラーメンなど、夜は居酒屋として営業するお店。3年ほど前に開店して以来何度か訪れており、記事化してた気がしてましたが未アップでした…。名前の由来は【無】化調で、食材がハーモニーを【奏】で、【天】然素材を使い…みたいなことだった気がします。広島風の“汁なし担々麺”が看板メニューで、去年の冬限定“炙り鴨つけ麺”も気に入ってました（今年は良い鴨が入手できず断念したようです）。



その“汁なし担々麺”ですが、広島でのブームの火付け役「中華そば くにまつ」の味を楽しめるのがウリのようですが、「くにまつ」は元々松本で営業されていたんですよね。結構ハマったクチなので、ここで再会できるのはとても嬉しいです。



今回はそのアレンジバージョン、“汁なし味噌担々麺(\750)”をいただいてきました。辛さの耐性が低い私は「１辛」で。まずは全体をしっかり混ぜ合わせてから実食。見た目はノーマルのものと見分けがつきませんが、食べると味噌の甘みがほんのりと感じられます。味噌が前面に出るわけではないのでしょっぱさもなく、マイルドなので食べやすい。とはいえ、花椒（ホワジャオ）のシビれる辛さと、あと口の爽やかさは健在。「辛いけど箸が止まらない」をストレートに感じます。半分ほど食べたところで酢を入れると個人的にツボな味。温玉やネギ増しも相性良いでしょうね。

期間限定と聞いていましたが、POPを見るとレギュラーメニュー化したようです。ノーマルと２つ並べて食べてみたいなぁ(笑)。それと、店舗横の一方通行出口周辺が現在工事中でした。そのため一方通行が解除されていますので、駐車場から逆走で出るかたちとなっていますのでご注意を（工期未確認）。


塩尻市大門八番町３−４
11:30～14:00、18:00～23:00
月曜日定休
https://m.facebook.com/musotensei.shiojiri

本日11/29は「いい肉」の日…ということで、こちらのチャーシューメンが真っ先に思いついたのでお昼にお邪魔してきました。松本市の同名店の暖簾分け。国道19号沿いから現在の位置に移転した当時に食べて以来なので10年振りです。



カウンター席についてすぐさまオーダーしたのが“チャーシューメン(\928)”。大盛りサイズの器の周りにグルリとチャーシューの華が咲きました(笑)。数えてみると14枚！ 移転前に食べた際は16枚だったので、15枚前後という感じでしょうか。若干の値上げはあるものの、相変わらずお得感があります。



スープは白濁とした豚骨スープですが、臭みの無いさらりとしたライトなもの。そこに胡椒と焦がしネギの風味が加わります。食べ始めは軽めな印象ですが、しょっぱめのチャーシューをスープに沈めながら食べ進めるといい塩梅になるんですよね。そのチャーシュー、食べても食べても減らない…肉の日をしっかり満喫です。麺は真っ白な細いストレート。多加水でツルツルとしていますが最後までダレません。





オーダー時に薬味が提供されました（昔は無かった気が？）。紅生姜・おろしニンニク・胡椒味噌の3種類。ニンニクは途中で2さじ入れましたが、家系とはまた違った魅力アップ。そしてピリ辛の胡椒味噌も少し試しましたが、こちらも相性が良いですね。カレーや納豆も受け止める不思議な魅力を持つスープです。

以前は単品でもすごいボリュームで名物となっている“唐揚げ”も頼みましたが、2軒目ということもあり回避…でもやっぱり食べたかったなぁ。


塩尻市広丘吉田3353
11:00～15:00、17:00～22:00
第2・第4火曜日定休

今月30日までの期間限定店。２度目の訪店です。



下旬に入り限定メニューが出ているかな…と覗いたところビンゴ。「数量限定」と大きく書かれた“浅利出汁の鶏潮そば(\800)”が登場していました。食券機で同価格の“煮干しそば”の券を購入し、渡す際に「浅利で」と告げます。



ビジュアルは「ひづき」らしさも感じる立体的で華やかな盛り付け。ただ、具材が多いため見た目の良さと反比例して全体的な味の印象は雑多。表面の鶏油とチャーシューの上に乗った焦がしネギ＆油、そして辛味のある白ネギで支配されてしまってアサリ出汁の存在感がスポイルされてしまっています。



これ以上アサリを投入すると苦みが出てしまい、ハマグリなど大味の物を使うと原価が上がってしまうというジレンマもあるのでしょうね。１つ１つは良いだけに、むしろここから「引き算」をしていってシンプルに食べたかったかも。ただ、いろいろトライしている印象は受けるので、サテライトショップならではでしょうか。実店舗でブラッシュアップされるのが楽しみです。

食後、その実店舗について店主に尋ねたら「まだ物件を探している最中」とのこと。今冬オープンとのことでしたが他人事ながら間に合うのでしょうか…（汗）

「信州まつもと空港」近くにあるたこ焼き店です。実に７年振りとなる訪店。たこ焼き屋さんなのにラーメンも提供する不思議なお店です。今年の夏から通し営業がなくなったようです。平日の13時過ぎだったからか、前後客ゼロで貸し切り状態。





メニューが若干増えていますね。そして価格が外税になったものの頑張っていらっしゃいます。お店の名前を冠した“のまどのラーメン”は値下げ。今回はシンプルな“中華そば(\734)”を頼んでみました。





オーダー後、ランチサービスということでミニサラダが出てきました。そしてセルフながらコーヒーのサービスも。



ほどなく提供されたラーメンは、たっぷりのモヤシが目立つくらいでオーソドックスな見た目。はじめから胡椒を効かせておりシャープな印象です。麺は縮れのかかったもので滑らかながら最後までダレない。大きめのチャーシューが２枚乗るのは嬉しいですね。厚みはほどほどですが噛み応えがあり肉の旨味も程よくなかなか。メンマは市販品っぽいかな。



『当店ならでは』と「たこだし」が仕上げに加えられているそうですが、モヤシの上にかかっていたのがそれだったのでしょうか？私には残念ながら「たこだし」がどんな味なのか想像できず、感じ取ることができませんでした。ただ、１杯のラーメンとしては鶏がきっちり全面に出たしっかりしたもので、雰囲気的には〆のラーメンっぽさもある王道中華そば。優しいラーメンでした。


松本市空港東9084-6
11:00～21:00（LO20:00）
平日は15:00～17:00まで休憩
（おみやげカウンターでのお持ち帰り商品販売は営業）
※月曜日は15時閉店
火曜日定休

オープン時以来、ほぼ１年振りの訪店。リニューアル工事が終わり、カウンター席が増えたほかテーブル席も新設。そしてメニューが大幅に増加し、食券機が導入されていました。メニュー数が多いのでお店に入る前に少し考える時間が欲しいところ。



つけ麺狙いだったので迷わず“鶏つけ麺(\900)”を選択。美しいビジュアル。長方形断面の麺は１本がとても長く、粘りの強いネットリとした食感。つけ汁は鶏感ばっちりで、ふくよかで丸みのある醤油とよく合います。かなり熱々で提供され、麺に絡む少し香ばしい鶏油が食欲を一層盛り上げてくれます。おそらく麺がくっつかないようにと麺の下には結構な量の水が残っていましたが、温度低下と味が薄まってしまう副作用が仕方ないとはいえ残念。とはいえ、強気な価格設定ながらなかなか好みで満足度は高いです。



食後、フロアの女性スタッフに「スープ割りできますか？」と尋ねたら「え？スープ割り？やってないですね」と言われ、仕方なく残りを２～３口飲んだところで席を立った瞬間「やっぱりできるそうです」。知らなかったんでしょ？裏で店主に聞いてるの聞こえましたから(笑)


安曇野市堀金烏川4244−2
11:30～15:00、17:30～21:00
火曜日定休