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2019年09月09日 イイね!

エギゾーズトバルブマネジメント(EBM)のスイッチ設置・・・構想断念?

エギゾーズトバルブマネジメント(EBM)のスイッチ設置・・・構想断念?ここ何回か整備手帳に記載してきた、「エギゾーズトバルブマネジメント(EBM)の実装」の最終作業である、「④ 運転席におけるEBMスイッチの設置」について、ようやく作業実施の目途が立ってきました。

まず「どういうスイッチにしたいか」という話ですが、基本的にノーマル内装を維持することがポリシーなので、「見た目として何も変えず、でも機能的なスイッチを増やしたい」 という無いものねだりの構想をどう実現するかで悩んできました。


そこで目を付けたのがここです。(写真は借りものです)


黄色い四角で囲んだボタンは、本来はサスペンションのモードを切り替えるボタンですが、私のベースグレード車にはそういう贅沢装備は付いていないため、このボタンは押しても動かない状態になっています。つまり「空きボタン」な訳です。
これを生かすようにして、EBMの切替スイッチに仕立て上げよう!というのが私の構想でした。

このダミーボタンの中に回路が入っているのか/いないのかで選択肢が分かれます。

選択肢1.ボタンはダミーだけど実は回路が存在する場合
ボタンを動くようにすればON信号がこのモード切替パーツから出るようになるので、(どうせ今までは流れなかった信号なので)それを横取りしてリレー経由で電流をトランクに送る

選択肢2.ボタンの下に何も回路が無い場合
写真のような回路を埋め込んで切替スイッチとして機能させるようにする


どちらにしろ、オリジナルのモード切替パーツを壊してしまう恐れがあったので、その中古品をずっとeBayを中心とした海外サイトで探し続けてきました。
そして苦節1年半、ようやく以下のパーツを入手することができました!


シフトレバーのパネル(モード切替スイッチ付き)です。
左ハンドル用は山のように出品されているのですが、右ハンドル用がさっぱり出物がなくて、こんなに時間がかかってしまいました。
銀色の部分はプラスチックかと思っていましたが、アルミのダイキャスト製でとっても重たいです。

モード切替スイッチ部分を分解します。


やはり、スイッチは固定させてあるだけであり、基盤側にはちゃんと対応する回路が存在していました。ということは採用する手順は 「選択肢1」ということになります!

裏面を見ると8本のピンが出ているので、どれかがプラス/マイナスで、あとの6本のどれかが5つのボタンに対応していて、スイッチオンで電流を流すのだろうな、と想定しました。


よし、あとは各ボタンがどのピンに対応しているか調べるだけだな~と思っていたのですが、ある事実に気づきました。以下の写真はこの8本ピンに刺さっているコネクターなのですが、、、


なんと、ケーブルが3本しかありません!
ということは、ボタン1つに配線1本を消費しているわけでは無くて、何かしらデジタルな信号を送ってるのだと分かりました。
ということで選択肢1は採用できません。裏に回路が存在するので選択肢2も採用できません。
ということで、この「空きボタンを活用する」という案は手詰まりになってしまいました。。。

もう素直にスイッチ追加するしかないかな・・・

Posted at 2019/09/09 18:44:45 | コメント(4) | トラックバック(0) | EBM | クルマ
2018年08月20日 イイね!

エキゾーストバイパスバルブをコントロールしてみよう

エキゾーストバイパスバルブをコントロールしてみようマセラティやフェラーリなどには排気の音量をコントロールするための回転バルブがマフラーエンドのタイコ近辺に備わってたりします。これによって普段は静かだけど、スポーツ走行をする際のみバルブオープンすることでエグゾーストサウンドを楽しんだりすることができるようになってます。



ギブリの2017年式までは、スポーツモード & 3,000回転以上の場合にバルブが開くように設定されているので、普通の道ではほとんどバルブオープンすることはありません。街中での騒音対策という意味では正しい動きだと思いますが、これが任意のタイミングでコントロールできたら良いなぁ、と思っていました。
※2018年型以降は、スポーツモードにするだけで回転数に関係なくバルブオープンするようになったようです。うらやましい・・・

マーケットには任意のバルブオープンを実現するためのアフターパーツがちゃんと存在し、オーナーの方々はそのパーツを付けるのが半ば常識となっているようです。私もギブリ購入と同時にそれを付けようかと思ったのですが、パーツ代だけで6万円近くすることがわかり、二の足を踏んでいました。

しかし、お金が無ければ頭を使おう!ということで、まずはどのような仕組みでバルブオープンが実現されているか、調べてみることにしました。

以下は外国のポルシェチューナーのホームページに有った図です。
概略を掴むには丁度いい絵なので拝借しちゃいました。
(基本原理はポルシェもフェラーリもマセも同じみたいです)


まず、バルブの開閉を行っている動力源は電気ではなく、”吸気の負圧” であることがポイントです。実は、普段の回転バルブは「オープン」している状態で、エンジンがかかり、吸入負圧が発生することでバルブが閉じられている、というのが基本的な動作になります。

・負圧が発生しない=オープン=爆音
・負圧が発生する =クローズ=静か

ということは経路を遮断して負圧の発生を止めれば、バルブがオープンすることになります。それをコントロールしているのがECUとソレノイドになります。(つまりここが電動の部分)

ソレノイドは無通電時(ノーマル)クローズなので以下のようになります。
※通常運転時、常にソレノイドが電源ONになっているのは想定外でした。
・ソレノイドOFF=負圧を遮断=バルブオープン=爆音
・ソレノイドON=負圧が発生=バルブクローズ=静か

ということで、販売されているアフターパーツは、このECUの命令を乗っ取ってソレノイドバルブを任意にON/OFFさせることで排気バルブのオープン/クローズを実現させている、ということになります。

ここまで原理が判れば、自前でエキゾーストバイパスバルブをコントロールすることができそうです。やり方は2パターンあると思います。

パターン1.既存のソレノイドバルブの操作をECUから乗っ取る
アフターパーツと同じ方法になります。通常ソレノイドバルブは車体後部のマフラーのそばにあるので、運転席の手元スイッチから有線で車体後部まで配線する必要があります。もしECUの命令信号と共存させるのであれば、ちょっと配線上の工夫が必要になりそうです。

パターン2.ソレノイドバルブを追加する
自分で管理可能なソレノイドバルブをバキュームの経路に1個追加する方法です。
これならば、ECUによるソレノイド管理がどのような状態であれ、自分の意思で強制的にバルブオープン(負圧経路の遮断)を行うことが簡単にできます。エンジンルーム内にある負圧タンクの直後に取り付ければ、手元スイッチとの配線距離も短くて済みそうです。

最初はソレノイドがノーマルオープンだと思っていたので、ECUとの共存が容易なパターン2.を採用するつもりでしたが、ノーマルクローズだと判明したので通常通りのパターン1.で行います。(なぜそれぞれでECUと共存し易いか、は説明を割愛します (^ ^;)

今後の作業
① トランクルーム内からフロアにあるソレノイドまでのコントロール配線の敷設
https://minkara.carview.co.jp/userid/201520/car/2465141/4994682/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/201520/car/2465141/4995733/note.aspx

② ソレノイドに対する割り込み配線の追加
https://minkara.carview.co.jp/userid/201520/car/2465141/5002140/note.aspx

③ トランクルーム内から運転席へのスイッチ配線の敷設
https://minkara.carview.co.jp/userid/201520/car/2465141/5305662/note.aspx

④ 運転席におけるEBMスイッチの設置
https://minkara.carview.co.jp/userid/201520/car/2465141/5507848/note.aspx
Posted at 2018/08/20 21:29:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | EBM | クルマ

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「フリマに出品していると値下げをお願いされることが良くあります。
「xxxx円になりますか」なら分かるのですが、みんなが見れる方法で「いくらまで下がりますか」と聞いてこられるのが最近多い。
これって変だと思うのですが、、、私の感じ方がおかしいのでしょうかね?」
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あんまりお金は無いけれど、カッコイイ車に乗ってみたいし色々自分で手を入れてみたい! なので、少しでも安くなるように頑張ろう、出来ることは自分でやってみよう、と...
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