9月10日は“道の駅・ノンキーランドひがしもこと”から野付半島を経由して根室までのルートを走行しました。 昨夜予定より一つ先のポイントまで進めたとは言え、それでも300Km以上の距離が有ります。 空撮にも時間が掛かるので多少は急ぎ足になりました。
少なめ目な?(笑)画像54枚と共に振り返ります。
9月10日朝6時のcw号です。 この“道の駅・ひがしもこと”は比較的狭い駐車場に車中泊車が沢山いました。 温泉付きでも無いのに、何か理由が有るのかな?
この日は一日中曇りの天気予報です。
せめて空撮の時だけはお日様が顔を出してくれないかな〜。
爺の朝食9
久しぶりにセブンイレブンのサラダが写ってますネ。
「なんでセブンイレブンが多いの?」とウチ奥にも聞かれましたが。
それは僕が翌日分の朝食を購入する時間が関係しています。
大体が入浴後が夕食後に調達する事が多く、その時間には他のコンビニにはもう殆どサラダが置いてないからです。
小さいけれど綺麗な施設です。
お世話になりました。
日本一周中と表示している軽キャンがいました。
でもこれは車体がサイズオーバーしているので普通車ナンバーでした。
1.4tも有る車重で660ccの3ATだとcw号よりずうっと登り坂はきついでしょうね。
余計なお世話ですが。(笑)
走行始めると道はすぐに峠道になり、15分程で平野部になりこの直線道路が現れました。
でもこの道は有名な“天に続く道”では無く、一本隣の国道です。
広大な北海道では何も障害物がなければ道は直線にするのは当たり前なのでしょう、アチコチにこんな道が有ります。
“道の駅・しゃり”に立ち寄り小休止しています。
ここは一昨年訪れた時に旅中の外人さんに話しかけられた思い出が有る場所です。 今年は地元のお婆さんにキッチンカーに間違われちゃいました。
そこから国道244号で太平洋を目指しましたが、海に出る少し前に『メロディーロード(はまなすの咲く頃🎶)』に寄り道しました。
しかし何も聞こえない! 引き返して走行したら今度は聞こえました。
なんとケチッたのか、片側車線しか施工されていません!
それでここは“野付半島”に入ってすぐの“第二しべつ展望パーキング”です。
一昨年の時は雨が降っていたけれど今年は晴天でした。
スタート時の心配は払拭されました。
あの時は見る事が出来なかった“国後島”にこんにちは。
一応外国?を肉眼で見れる場所って中々無いですよね。
まず“野付半島ネイチャーセンター”に立ち寄って空撮の為の確認を行いました。 案内板にはしっかりと『ドローン飛行禁止』と表示されています。
勿論僕は“Flyers”に委託して関係各所への届出や確認は済ませていますが、一応念の為に窓口で書類を見せて再確認しておきます。
「飛行範囲はあくまでも海上と道路上までです」と念を押されました。
申請した離陸場所までcw号を進めます。
ここは道道950号線始点で、もうこれ以上車両は進めません。
この先関係者以外車両侵入禁止と立て札有り。
見えてる灯台の先に建物が散在していますが、漁業関係の建物なのでしょう。
指定された離陸場所の海岸へ向かって歩き出すと!
“稚内”では見なかった立派なツノを持つ鹿さんがお出迎えです。
cw号が止まっている駐車場を視界に入れながらドロ君を上昇させています。
止めた時には居なかったキャブコンやバイクが来ています。
灯台を低高度でかすめて撮影したら高度を上げていきます。
この半島の特徴的な輪郭をカメラに収めたいですからね。
段々と半島が細くなり、先端が見え始めています。
この辺で離陸場所から約2000mと言う所。
今回は伝送距離も問題なさそうだ。
あと2000m頑張ってあの先っちょまでGO!
これが正真正銘の“野付半島”の先端です。
が、ここで伝送が途切れてしまいました。
僕のドロ君、どうしても4Kmの壁を突破出来ません・・・。
そしてこの時点でバッテリー残が残り45%になっています。
実はこの少し手前で「バッテリー残量が少なくなっています、機体はリターントゥホームします」との警告を無視して進めたのです。
戻りはどうやら向かい風の悪条件も加味されます。
最高速での帰還中、刻々とモニター上のバッテリー残量数値が減っていきます。
難着陸に備えて、回収可能な陸地の上を選んで飛行させます。
そしていよいよ残量が無くなったところで「機体は緊急着陸します」とアナウンスが! 最後はカメラを真下に向けて砂利道の端っこに着陸させました。
(もし漁業関係の車が走ってきたら踏み潰されちゃう)
それからはモニターに出ている着陸地点を目指して徒歩で回収に向かいました。
1km程歩いた道の脇でLEDを点滅させ、ビープ音を発しながら僕を待っているドロ君を無事に回収出来ました。 ふう。
バッテリーを換装し、今度は半島付け根へ向かいながらの空撮です。
この辺が一番狭くなっている場所です。
空撮すると後ろ姿ばかりなので、たまには前からパチリ。
この道、海側には何も無いけれど、湾側には電信柱が並んでいるので自動追跡撮影には注意が必要です。
最狭部を高度100mまで上げて撮影しています。
ド真ん中のcw号が米粒の様。
すれ違ったライダーが不思議そうに見上げていました。(笑)
最後に前方上空でホバリングさせて向かってくるcw号を撮影して終了です。
野付半島
赤○が最初に撮影した第二しべつ展望パーキング
黄○がネイチャーセンター
青○が950号始点
赤線が空撮飛行経路
半島付け根からは又沿岸部を南下します。
“道の駅・おだいとう”にも立ち寄っています。
本当にこの日は空が青かった!
ここに限らず、この辺り一帯は北方領土への拘りが凄い。
ここには展望塔が有りました。
もう80年も経っていたら、アチラでも孫の世代でしょう。
今更感もありますが、叫び続ける事は大事です。
ハイドラのチェックポイントになっている“厚床駅”にも寄り道。
経路から近いと助かります。
“道の駅・スワン44ねむろ”に到着したのは午後1時過ぎ。
“納沙布岬”まで辿り着ければ『あのおじさん』のお店で昼食とろうと思っていたけれど、もうここらで時間切れです。
ここのレストランには美味しそうなメニューが揃っていたけどここは根室の近くです。
根室が漁獲の中心で、有名な花咲かにラーメン¥1500にしました。
あっさり塩味にかにの出汁が効いていてとても美味しかったです。
次の目的地へ向かう途中、少しの寄り道でハイドラのチェックポイントにいけそうだったので向かいましたが・・・。
“旧根室本線花咲駅跡”なのに指定場所はな〜んにも無い線路の反対側。
しかもここへ至る道が草ぼうぼうで、cw号の下回りが草だらけになってしまいました。
一応ポイントはゲット出来たけど、ハイドラよ、もうちょっと位置に正確性を持たせてヨ。
そして次のチェクポイントは“東根室駅”でした。
こちらはスンナリと到着、早速記念撮影しておきましょう。
『日本最東端の駅』に来たと言うことは、これで北(稚内)と西(たびら平戸口)と南(西大山)を合わせて駅四極も到達達成になります。
珍しい板張りのホーム。
東の終着駅は“根室”ですが、線路がカーブしているので位置的にはここが最東端です。
次のチェックポイントに向かうと・・・。
ご覧の様な見舗装路を走らされ
着いた所は閉鎖されている“牧之内ダム”でした。
な〜んにも見る所など無しの草ぼうぼうの地。
「おいおいハイドラいい加減にしてくれヨ」
ここは“納沙布岬”少し手前の“北方領土資料館”です。
この頃になると空が段々と曇ってきていました。
ここでも証明書が貰えます。
東もゲットしました。
残りの2箇所はどうしましょ。 写真を送って郵送してもらうかな?
“納沙布岬灯台”に来ると曇り空と水平線の区別がつきません。
明日は空撮を予定しているので晴れてくれよ!
根室市街地へ向かう途中にもチェックポイントが。
“チャシ跡”ってなに?
cw号を降りて歩いて行くと、ただの草っ原にこれが立っているだけでした。
そろそろ「ハイドラのチェックポイントの意味する所は?」と呆れて来ました。
それでも近ければ行っちゃうんですけどネ。(笑)
途中こんなにガスって来ちゃいました。
まだ午後4時台だけどライト点灯しての走行です。
根室漁港のすぐちかくの“みなと湯”が本日のお風呂です。
ここはシャンプー/ ボディーソープは無く、銭湯の様だけどサウナ/水風呂も有って思っていたより良い施設でした。
地域柄? 体中に模様が入った漁師さん?が数人いました。
¥480
夕食は『北海道三大回転寿司』の第二弾です。
“根室花まる根室店”は本店です。
こちらは注文表に書き込む注文スタイルでした。 ちと面倒。
『茶碗蒸し』『イカ』『ハマチ』『かに軍艦』
『きのこ汁』大きなドンブリで来て、お椀に取り分けて食べます。
これが滅法美味しかった!
比較の意味で同じメニューも食べ比べ。
『昆布〆ひらめ』『山わさびかっぱ巻き』
知らずに頼んだ『つのとろ炙り』
炙ってしまうとちょっと生臭さを感じてしまう。
希少部位なので出来れば生がよかったナ。
全部で13皿、¥4664の夕食でした。
その後は宿泊地になる“明治公園”駐車場へ向かい、午後11時に就寝となりました。
○ 立ち寄り道の駅
しゃり
おだいとう
スワン44ねむろ
○ 空撮
野付半島
○ お風呂
みなと湯 ¥480
○ ハイタッチ 3回
○ 食事
花咲かにラーメン ¥1500
根室花まる ¥4662
※ 走行距離308Km 計2509Km
この日は朝晩は曇りでも日中は晴天に恵まれて、“野付半島”での空撮が大成功となりました。 そして一日中『北方領土』の四文字を目にした日でもあります。 【~_~】