自作キャンパーイベント参加の為に休止していた夏旅ブログを再開します。
イベントの模様は後日にしましょう。 記憶が混ざって曖昧になりそう・・・。
9月10日は“オトンルイ風力発電所”と共に「今行っておかないと」の場所が含まれた、“道の駅・かみしほろ”から十勝平野を南下して“道の駅・なかさつない”までの記録です。
この日は道の駅での手続きが有ったので、営業開始まで朝はゆっくりとしていました。
“道の駅・かみしほろ”朝7時のcw号
キャンピングカー旅の人達は朝が早いので既に何台かは出発した様です。
下がジャリのこの場所は?
なのです。
この周辺の道の駅は車中泊/キャンピングカーにやさしい所が多く、この様に専用エリアが有ったりゴミを収集(有料)してくれるのが有難い。
場内をお散歩していたら、埼玉から来ているこんなKトラキャンパーさんが泊っていました。
自作でとても軽量そうな作りなので、きっと走りは軽快でしょうね〜。
つまらない(笑)朝食を取ります。 (サラダはセブン派です)
その日のルートをタブレットのナビに入力するのはルーティーンです。
ヤフーカーナビ、もっと経由地の入力を増やして欲しい!
午前9時の施設営業開始にあわせて建物前に移動しています。
この道の駅、まだ新しいこともあってとてもオシャレで綺麗です。
インフォメーションカウンターにて手続きを済ませたらすぐに出発しました。
国道273号を北上して約40Km、“丸山橋”を過ぎたここから林道へ入ります。
“道の駅・かみしほろ”に前もって予約申請すると貸し出される鍵(¥1000)を使って
ゲートオープン。
“タウシュベツ川橋梁林道”は、ここから先は一般車乗り入れ禁止になっています。
“上士幌町観光協会”以外にも北海道森林管理局 十勝西部森林管理署 東大雪支署への入林届けを提出(許可)したり、環境保護センターや管理する電源開発㈱ 上士幌電力所への連絡をしたりと手続きが大変でした。
さてここからは余り整備されていない林道走行になるので、衝撃対策してから進みだしました。 (昨年の“函岳林道”で教訓を得てますから)
時速20〜30キロで「ドッカン、ゴットン」しながら到着しました。
この駐車場所からは徒歩になります。
観光ツアー用のハイエースが先着していました。
この様な道を150m位歩いて行きます。
遂に辿り着きました!
“タウシュベツ川橋梁”です。
この『旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋』は年々老朽化により朽ち果てて来ているそうです。
残っている内にこれて良かった!
しかもこの旅の出発時点では水量が増えていて殆ど水没していたので、来訪時にはどうなっているのかがとても心配でした。
その後の10日間で水位が下がり、半分位?はその姿を現していました。
本当は乾季のまったく水が無い時が見応えがあるのですが、9月/10月でしかドローンの飛行許可が降りないのでその辺が難しい所です。
折りたたみ椅子に腰掛けて、ドローンを準備。
辺りの安全を確認したら離陸させました。
高度を上げてまずは全景を撮影。
アーチの5個めから先はかなり崩れているのが確認できます。
高度を下げて接近撮影。
この様な流木が橋梁跡を傷めるのでしょうね。
しかし、ここを列車が通っていたのには驚きですね。
もっともダム湖になる前はこんな水量はなかったでしょうけど。
東側でも接近撮影。
もうほとんとボロボロですね。
見学者の中にはこの上を歩く不届き者も居るらしい・・・。
僕はドロ君に代わりにに行ってもらいます。
東側で高度を上げてみると、大雪山系“丸山/ウペペサンケ山”をバックに撮影できました。
対岸まで飛ばしてみます。
来る時に走って来た国道273号のタウシュベツ展望台への駐車スペースが見えています。
ここからでも見ることは出来ますが、距離が1Km以上あるので小さくしか見えません。
その駐車スペースから少し歩くとこの展望所が有ります。
真ん中辺に人影が見えています。
あまり近づけると驚かせてしまうので高度は100m以上取っています。
さて、持参バッテリー3個を全て使い切り、20分×3本の映像が記録出来たのでそろそろお別れしましょう。
もっと全景が見れる時に「また来れるかな?」 僕と橋梁の朽ち果て我慢勝負ですネ。(笑)
最後に
画像 ひがし大雪自然ガイドセンターHPより
後ろ髪引かれながらゲートの所まで戻って来ました。
ここで一旦降車してシェル内を確認、養生テープを剥がしています。
ではサヨウナラ!
手続きが大変だったけれど、それに見合う体験(撮影)が出来て大満足の橋梁見学でした。
帰りは273号を逆走、緩やかに下るこの辺だと走行車両の速度は時に3ケタにも達します・・・。
cw号は堪らず左ウインカーで「お先にどうぞ」しましょう。
“道の駅・かみしほろ”に戻って来ました。
お借りしたゲートの鍵と通行許可証を返却します。
「どうでしたか?」「お陰様でとても良い映像が撮れました」
時刻は午後1時過ぎ、施設内のオシャレなレストランで昼食をとりました。
ここ以外にもフードコートやキャンプ用品売り場等が有るとても近代的な道の駅でした。
十勝ハーブ牛のハヤシライス ¥1500をいただきました。
洋食に飢えていたから? とても美味しかった!
ちと量が・・・お替りしたかった。 (笑)
さーて、ドライバーがお腹一杯になったらcw号も給油です。
442.7Km走行して30.3Lの給油だったので14.6Km/Lの燃費でした。
昨日、遅れを取り戻す為にペースアップして峠道を駆け抜けた割には好燃費です。 これはそれまでのクルコンに頼り切った走行を止め、適時アクセルコントロールした成果でしょう。
そしてこの日の林道走行を考慮して先送りした洗車もしてあげました。
思ったほどに下回りは汚れていなかったけれど、フロント部分には夜間の激走の証である虫がベッタベタ状態でした。
さあ、綺麗になったcw号はこれより南下を始めます。
“道の駅・ピア21しほろ”もこの辺では人気の道の駅。
試しに寄ってみました。
いつもならソフトクリームと行きたい所ですが、この日はとても暑かったのでかき氷にしています。
先の“かみしほろ”よりこちらの方が賑わっていた気がします。
この近くには“うりまく/しかおい/しほろ温泉/おとふけ”と道の駅が沢山点在しています。 そしてこの帯広周辺の道の駅はどれも素晴らしいとの評判です。
約40Km走行して“道の駅・ガーデンスパ十勝川温泉”に到着しています。
ここも事前の計画では宿泊地候補にしていた道の駅です。
温泉付きが便利だと思ったら・・・水着着用の混浴施設だったのでパスした訳です。
そこから十勝平野の景色を眺めながら道道15号をひたすら南下、“幕別町”を通過して到着しました。
最後の激坂を登り切って到着した“丸山展望台”です。
NHKの施設の脇には“丸山神社”が。
展望台に上がってみます。
大きなアンテナの下のcw号。
展望台からドロ君が離陸しました。
こんな重要施設?の近くでも飛行許可が取れるのが不思議です。
ここも前出の“Flyers”さんにて申請済みなので安心して飛ばせます。
あれー、タイミング悪く夕日が雲に・・・。
この日9月10日は中秋の名月の日だったので、僕の他には地元の家族連れさんがやって来ていました。
“大樹町”なめの太平洋方向です。 十勝平野は広い!
去年も走行した国道236号が“大樹町”へ向かって真っ直ぐに伸びています。
この頃からドローンの挙動が少し変!
たまに画像がフリーズしたり、機体が操作を受け付けなくなったり。
やはりココのアンテナが影響しているのでしょうか?
GPS信号を頼りにリターントウホームで帰還させました。
しかし驚いたのは、家族連れで来ていた少年(10歳位)の視力の良い事と言ったら!
はるか300m以上も離れて飛んでいるドローンを肉眼で認知していました。
「あ、上がった」「こっち向いた」と。
僕なんてまったく見えないのに・・・。 羨ましい限りです。
月が出るまで待てない僕はふもとに降りてすぐのここで食事と入浴です。
1日違いの去年の9月11日にもお世話になった“道の駅・忠類”の十勝ナウマン温泉です。
ここもとても人気な道の駅で、無料のキャンプ場や公園が有り駐車場はキャンピングカーで一杯でした。
お風呂は少し狭いけれど綺麗で種類も多く、眺めはそれ程良くない露天風呂も明かりの灯る雰囲気が最高でした。
¥600 評価5 キャンプ客多いけど、子供も含めてマナー良し。
そしてこれもまた去年とまったく同じメニューの夕食です。
十勝牛のガーリックヒレステーキ定食¥1600!!とざる蕎麦。
去年その味/柔らかさに驚いたこのステーキをまた味わえました。
大満足です。
食後は30分程走行して“道の駅・なかさつない”に到着。
珍しく“うめサワー”なんぞ飲んだものだから、午後10時は深い眠りに落ちた様です。
○立ち寄り道の駅
ピア21しほろ
十勝川温泉
忠類
なかさつない
○空撮
タウシュベツ川橋梁
丸山展望台
○お風呂
ナウマン温泉ホテルアルコ ¥600 評価5 南の方が上向きです。
○ハイタッチ 0回
※ 走行距離196.7Km 計2796.7Km
事前に手続きしていた空撮も予定通りに済ませることが出来、去年の味に吸い寄せられたこの日の記録です。
それにしても十勝平野は広い!
【^_^】