
NISMOロードカーは、2013年のF15ジュークを皮切りに、K13マーチ、E12ノート、Z34フェアレディZ 、R35GT-R、C27セレナ、とシリーズを拡大してきました。
そして今回、日産の誇る100%電気自動車、ZE1リーフにもラインナップしました。
2017年10月に二世代目となったリーフは、EVならではのシームレスでパワフルな加速、低重心を活かした軽快なハンドリング、プロパイロットやプロパイロット パーキングなどの自動運転技術、e-Pedalなどの革新技術を合わせ持った、「ニッサン インテリジェント モビリティ」を象徴する車です。
リーフにとってNISMOのラインナップを持つということは、リーフの魅力をさらに引き伸ばすこと、間違いなしだと思ってます。
他のNISMOロードカーシリーズ同様にCd悪化をおさえつつダウンフォースを向上させたエクステリアパーツは、リーフならではの低重心とあいまって、まさに路面をなめるような走りに寄与します。

レイヤードダブルウィング

リヤのサイド面を後方に伸ばしたデザインは、GT-Rにも通じるイメージですね。
インテリアにはおなじみのレッドセンターマークを備えた3本スポークステアリングや、レッドアクセントを随所にあしらい、走りへの気持ちを高揚させるスポーティな演出をしています。これによって速くなるわけじゃないけど、アドレナリン湧くと記録伸びたりしますからね(^-^)

トリムやシートには先進イメージのパリッとした素材を使い、赤とグレーの二重ステッチでスポーティさをアピール。

なお、OPTの寒冷地仕様をチョイスすると、ステアリングヒーターが標準装備になり同時にステアリング表皮はアルカンターラからフル本革に変更されるのでご承知おきください。
肝心の走りは、リーフシリーズ唯一となる18インチタイヤ&ホイールを軸に、ショックアブソーバーとコンピュータをチューニングすることでさらにスポーティなテイストにしています。

このホイール、空力特性も向上しつつ、さらに18インチでありながら標準車の17インチよりも軽いという素晴らしい設計なんです。
コンピュータチューニング・・・とさらりと書いていますが、その中身は今まで以上に凝ったもので、パワステ特性、VCMチューニング、インテリジェント トレースコントロール(コーナリング安定性向上システム)の専用設計化しており、もちろんABSやVDCも専用チューニング。

ECOモードでは基準車同様の穏やかな特性としながら、ノーマルモードの特に「B」では加速だけでなく減速のレスポンスも向上させ、積極的なアクセルコントロールで走る楽しさを味あわせてくれます。

専用定数化されたインテリジェントトレースコントロールシステムが積極的なヨーコントロールを行いますので、スッと切れてパッとおさまる気持ちいい車の動きを体感できますヨー。

さらには、ワンペダルでなく普通にブレーキを使った走りの時にも、よりリニアなブレーキフィールとするべく特性変更したり、と思入れ満載の車なんです。
リーフにとってNISMOのラインアップを持つ、ということは、当然のことながら今まで以上にリーフの楽しさの奥行きを見せることができる、という意味を持ちます。
その一方で、NISMOにとってもリーフを手掛けるということは、長年培ってきた伝統的なチューニングにとどまることなく新しいユニットのスポーツチューンをするのだ、というチャレンジを意味します。
内燃機をチューンナップし、ボディを補強し、バネショック、スタビ、ブッシュ・・・を変更し、という伝統的なチューニングは続けつつも、電動パワートレーン電子制御の可能性も追求する。
この先ますます環境性能を強く求められる時代が訪れても、車がつまらなくなるなんてことがないように♪
Posted at 2018/07/24 11:06:19 | |
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