YouTube でよく訪問するクラシック音楽のチャンネルの一つに
"Bachstiftung" が
あります。『J.S.バッハ財団』とでも訳されるのでしょうか。

バッハの教会カンタータ、声楽曲に興味ある方には必見のチャンネルです。ライブで収録
された教会カンタータを聴きながらのPCお仕事やリラックスしたひと時を過ごすには最適
です。ルーテル教会の礼拝の楽曲ですから、明るく穏やかな心地よいメロディが多く、
コラールでは会衆の合唱もあったりします。演奏に対する会衆のマナーも素晴らしく曲が
終わってもすぐに拍手や声をあげることなく、曲の余韻を楽しむことができます。
このチャンネルのカンタータに出演するソプラノ歌手、Nuria Rial(ヌリア・リアル)の動画
を検索していたら、ヌリア・リアルとマンドリンのアヴィ・アヴィタルのデュオコンサート発見
しました。
A ヴィヴァルディへのオマージュのようなコンサートです。 ヴィヴァルディ《四季》のマンドリン・
バージョンです。アヴィ・アヴィタルの超絶技巧の演奏が素晴らしい。
動画の part 1 に《四季》の”春”と”夏”があります。
ヌリア・リアルのアリアはヴィヴァルディのオペラ 《オリンピアデ》→古代オリンピックが舞台の
恋物語、人間模様。バロックオペラのアリアではお馴染みの曲です。ダカーポで曲後半は
始めの旋律を繰り返します。しかも技巧を加えたアジリタは官能的です。
ヌリア・リアル、アヴィタルの素晴らしいマンドリンオブリガートによる次の歌は、
ヴィヴァルディが活躍した18世紀ベネチアのカンツオーネです。マンドリンはパイジェッロの
オペラでも愛を歌う場面にも登場するが、ヌリア・リアルの歌もいいしアヴィ・アヴィタルの
ソロ・オブリガートも愛を奏でていますね。
先に Bachstiftung で聴いていたバッハのカンタータはこちらです。ソプラノ・アリアは
ヌリア・リアルです。
カンタータ BWV 49 《 われは行きて汝をこがれ求む 》
第1曲シンフォニアは、ホ長調のチェンバロ協奏曲第2番 BWV 1053 第3楽章の
パロディです。対話によるダイヤログ・カンタータ魂とイエスの対話です。特に第6曲
のアリア+コラールのデュエットはとても美しい。
カンタータ BWV 36 《 喜び勇みて羽ばたき昇れ 》
ルーテル教会暦「待降節」始まりの第1日曜日のカンタータ 第7曲アリアです。
ミュートしたヴァイオリンの音色と、かよわき声でも神をあがみます。と歌うソプラノに
癒される。降誕節を待ちこがれる願いを歌った美しいアリアです。
今年のアドヴェント(待降節)は、明日(28日)から12月24日まで、不細工だが
シュトーレンは焼いた。うめはらのフルーツミックスやナッツを入れて、
明日から食べるのが楽しみ。
Posted at 2021/11/27 21:42:09 | |
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