兄がマツダのアクセラハッチバックを買ったのでちょっと乗せてもらった。
エンジンは1.5Lのガソリン、ミッションは6ATのアクセラスポーツ2WDモデル
スカイアクティブディーゼルが主力となった今ガソリンモデルは1.5Lのみらしい。
CVTが主流の現在6ATと6MTラインアップにしているのにはちょっと驚き。
エンジンルームを開けようとしたら、 フードが滅多重い。
インプレッサでダンパー付きのフードに慣れてしまうと開ける時要注意です。
ちょいと乗せてもらったが、発進・加速時の力不足は1.5Lですからそれなり
ですが、車内の静寂性が良く、コーナリングの安定感は結構良い。アクセラの
ルーツであるファミリアに30年前乗っていたが、あのハンドリングが思い起こされ
ます。
今でこそフルタイム4WDは当たり前ですが、日本で最初にこのシステムを搭載
したのがファミリア(BFMR)です。ラリー競技のベース車両だったBFMRは、リア
ビスカスLSDと電磁式センターデフロックの威力はとても頼もしく、雪道やグラベルで
はほとんどデフロックで走っていた気がする。軽いボディで良く曲がる楽しい車でした。
当時のカタログが何となく取ってあります。
アクセラのリアバンパーに、 このクラスでは通常左右どちらかだけのトーイング用の
キャップが左右にあります。緊急時のトーイング用アイボルトを装着する箇所です。
左右にあるということは、バンパーを下から覗いてみた。
リインフォースメント・バーがしっかり付いてます。バンパービームとも呼ばれる
バンパー補強部材です。追突の衝撃を吸収するこれがあると無いとでは追突
された時のダメージが全く異なる。ちょっと羨ましい。現行のスバル車はどうなのか
知りたいところ。
我が愛車のラダメス丸(07年、インプレッサGH8)は、アイサイトが登場する
以前のモデルだが、当時の前面衝突試験に於いて高評価を得ている車です。
しかし車両後部はバンパーを外すとリインフォースメント・バーは省かれ、左側のみに
トーイングのブラケットが装着されるというかなりプアな仕様です。
当時の輸出モデルにはリインフォースメント・バーは標準仕様として装着され
ており、
輸入して装着することも考えたが、左のブラケットが右へも取り付けられたので、
同品を購入し取り付けました。
SUBARU-FASTⅡの画面 ブラケットはボディフロアパネルの構成部材の1パーツ
になっています。
パーツ名;ブリケット コンプリート,トラクチブ レフト 57803FG0009P
"レフト"の名称だがライトの部材はパーツとして存在しないようだ。
2010年9月 宇都宮市郊外の4号線バイパス交差点で信号待ち停車中に追突事故に
遭遇、玉突き事故でした。ぶつかった車は前方バンパーが大破、当方はバンパー
破損と左右のブラケットの変形のみと大事に至らずに済んだが、これが左側のみで
あったらボディパネルやマフラーもやってしまったかもしれない。
この事故後は左右のブラケットをチャンネル鋼で連結した自作のバンパービームを
取り付けています。
サッチャム(Thatcham),英国保険協会 のリアバンパー・インパクトテスト
の動画です。後ろからぶっつけられた時のダメージ評価と修理コストについて
テストしています。日本でも比較評価とか公開して欲しいですね。
Thatcham rear impact | YouTube 動画
Posted at 2017/06/22 22:47:19 | |
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