しばらく県外への移動をを自粛していたが、アート鑑賞と買い物に山梨へドライブ。
埼玉から関越道-上信越道-中部横断道E52(無料区間)経由で清里まで、
昨年は訪問できなかった常宿の女将と再会する。妻は近況とか家族や孫のはなしで
盛り上がっていたようだ。
毎年夏こちらでフィールド・バレエを鑑賞する「萌木の村」の広場です。ROCKは
11時開店ですが、猫の店やカフェも営業していたのでひと休みです。
買い物その1 ROCKのタッチダウン・ビールです。ピルスナーやデュンケルを買い求め
る。「八ヶ岳ビール タッチダウン」名前の由来は、清泉寮が良く知られる清里開拓の父
ポール・ラッシュは日本にアメリカン・フットボールを最初に紹介したことでも知られて
います。これにちなんでのネーミングです。
”FIRST DOWN" これは初めて、一杯目専用生ビール だそうです。
さらに清里から141号線を南下、須玉ICから双葉SAスマートを出てこちらのレストラン
で昼食。
コンサートホールにはパイプオルガンがありコンサートも良く開催されますが、パイプ
オルガン・コンサートは今も感染防止のための自粛中のようです。ピアノはベーゼン
ドルファーの92鍵盤モデルがありました。木造ホールでの音色は素晴らしい響きです。
以前訪問した時のブログ
食事のあとはバラが僅かに咲いている庭園へ、
沈下式庭園のせいか春バラが満開のとき園内がバラの香りに満たされます。
バラつながりじゃないが、ミレーの美術館「山梨県立美術館」で開催中の
「シダネルとマルタン 二人展」を観て来た。
向かい側には県立文学館があり、富士山も望めます。
19世紀から20世紀初頭にかけて活動した印象派の色濃いフランスの画家です。
マルタンの明るい色調の風景や人物画と、身近な風景と日々の情景を描いた
シダネルの画風は、ほっとするような詩情豊かな作品ばかりです。
シダネルが移り住んだジェルブロワ(gerberoy)はフランスで一番美しい村として
知られるそうだが、シダネルが村をバラで埋め尽くそうと村民に提案し今日、薔薇の
村として知られるようになったそうです。作品にも庭や町の風景にバラが描かれたもの
が数多く観られます。
アンリ・ル・シダネル 初めてこの画家を知ったのは、大原美術館で「夕暮の小卓」を
初めて観てから、人物は描かれていないがテーブルに置かれたグラスとカップ、建物の
窓からこぼれる明かりなど人々の営みが垣間見れる。身近な題材に時代や文化を
超えて郷愁を感じさせる作品です。
10年前軽井沢のメルシャン醸造所に併設されたメルシャン軽井沢美術館でもこの
美術館が閉館になる最後の企画展がシダネル展であったことも記憶に残る。
今はどうなったでしょうか。蔦におおわれたこの建物、
美術館を後にして、再び中央道を勝沼ICまで、
買い物その2 原茂園で甲州ワインを買い求める。
ショップの2階ににあったカフェは今年10月をもって閉店になってしまいました。
大盛り野菜プレートや自慢のカレーが好物でしたが残念です。
逆ルートなので帰路は雁坂トンネル経由で埼玉までです。
野辺山高原から眺めた八ヶ岳です。
Posted at 2021/11/21 17:33:33 | |
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