ヴェルディのオペラCDを購入した。

イタリア・オペラの作曲家、ジュセッペ・ヴェルディ(1813-1901)です。
全集ではないが、ヴェルディの主なオペラ16作品をCD35枚に収録、46ページの楽曲
演奏家紹介のブックレットつきボックス・セットです。
指揮者はリッカルド・ムーティの指揮による『ナブッコ』『椿姫』などが8作品、さらにジュリーニや
メータの『アイーダ』など、70年代から90年代の録音が主だが結構聴きごたえがあります。
そして半世紀前のモノラル録音の『リゴレット』は、セラフィン/ミラノスカラ座管、永遠の
歌姫マリア・カラスと20世紀イタリアオペラを代表するバリトン歌手ティト・ゴッビという
歴史的名盤、昨年スクリーンで観て聴いて涙したパリオペラ座のガラ・コンサートの映像
良かったが、これはすばらしい愛聴盤としての一枚になった。モノラル音源だがロンドン、
アビ―ロード・スタヂオのデヂタル・リマスタリングによりノイズが消去されてかなり聴きやすい。
この他にも、ロベルト・アラーニャやプラシド・ドミンゴなど現在も活躍中の歌手も収録されて
いて有名な曲はほぼ網羅、ネットで購入した価格はさんぜんよんひゃくえんだったので一枚
が百円にも満たないお買い得以上の、これは価格破壊です。
ヴェルディのオペラ曲というと、ちょっとね。縁遠いと思われるかもしれないが、サッカーの応援
では、《アイーダ》の凱旋行進曲が歌われたり、
結婚式の雰囲気が盛り上げるには打ってつけのアリアとして、《椿姫》の「乾杯の歌
(友よ、いざ飲みあかそうよ)」は、かなり知られ歌われています。
《ナブッコ》の合唱曲「行けわが想いよ黄金の翼に乗って」は、ヘブライ人たちが祖国へ
の想いを歌う合唱曲。イタリアでは第二の国歌として親しまれています。
《イル・トロヴァトーレ》のアリア「見よ、あの恐ろしい炎を」を初めて聴いた時はガーンと
歌の力でねじ伏せられたような感覚だった。このオペラのあらすじを私にはとても書け
ない。処刑、復讐、仇の子と間違えて我が子を火あぶりとか、当時よくこのオペラが
上演されたもんだと思うが、歌は素晴らしく聴きどころ満載の作品です。

工作などに金床として重宝しているこのカットレールは、旧国鉄の37㎏レールです。
これを大手民鉄に勤めていた伯父からの頂き物、打音検査ハンマーでたたきながら
この曲を歌うとサイコーです。
《イル・トロヴァトーレ》 第2幕 「アンヴィル・コーラス」
第3幕 「「兵士のラッパは高鳴り(兵士の合唱)」
Posted at 2017/11/20 22:56:57 | |
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