コンサート・チケットは何時もオンラインで購入しているが、この日は桐生市の
市民文化会館まで群響のチケットを買い求めに出かけた。
桐生市民文化会館シルクホールは、織物の産地として栄えた桐生の町らしく
繭の形の屋根に外壁タイルはシルクの光沢をイメージしたという。すぐお隣に
織姫神社の社殿がある。名称から訪問する前はさぞ綺麗な社殿かと想像して
いたが、かなり物足りなさを感じる社殿でした。祀られているのは機織の神様で
ある白瀧姫命。織物産業の最盛期この地はその中心地だったそうです。

群響の東毛定期演奏会と、「炎のマエストロ」”コバケン”こと小林研一郎客演
指揮によるチャイコフスキー・プログラムのチケットを買い求める。今年も群響が
楽しみです。

シルクホールの北、市内を見下ろす水道山の中腹に大川美術館があります。
桐生市出身の実業家大川栄二氏が約40年にわたって収集した日本・海外の
作家の作品を中心に展示していますが、個人のコレクションとは思えないほど
素晴らしい作品の数々に何度も足を運んでしまうほどです。

この日は開催中のテーマ展示「花の饗宴」展を観たくてやってきました。
四季折々のすがたを表現した日本画にみる花々など、「花(華)」をモチーフに
した作品展です。
コレクションによるテーマ展示 「花の饗宴」 | 大川美術館
特別展示された上村松園の《初雪》は松園円熟期の作品、紅の着物と初雪の
コントラスト、精緻に描かれたかんざしや帯の文様、丹念に描かれた美人画に
思わず見とれてしまいます。
《初雪》を鑑賞した翌22日はこの冬初めての雪でした。
Posted at 2018/01/27 20:11:30 | |
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