車にまつわる映画じゃないけれど、ヒストリックな車がいっぱい出てくる映画でした。
「ニュー・シネマ・パラダイス」や「海の上のピアニスト」など名作映画を生みだした
ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品「シチリア!シチリア!(Baarìa)」を観たのは
10年ほど前でした。イタリア、シチリアの田舎町に暮らす牛飼いの少年と家族の
激動の戦前、戦後の時代の中でたくましく生きた人生と、それを取り巻く人々を
描いた愛と夢のドラマです。ジュゼッペ・トルナトーレ監督の故郷シチリアへ捧げる
オマージュでもあろう感動作でした。音楽はトルナトーレ作品には欠かせない
ベストタッグ、エンニオ・モリコーネです。
この映画は2009年の作品だが(封切は2010年)よくぞこれだけのヒストリックな
クルマを集めたのかです。多分イタリア車好きフィアット好きな人だったら感動
間違いなしの映画です。
(静止画でクリップしてみました。角川映画さん無断でごめんなさい)
一番古そうなドイツ車 ホルヒ,Horch と言っても判らない。お馴染みなところでは、
WW2ドイツ軍のヘスラー大佐とか将校が乗って出てくるHorch Kfz.15のメーカー

アウディの四つの輪の一つ
こちらはFiat Balilla パスタのバリラは”Barilla” フィアットのBalillaは少年兵の意

お馴染み初代 Fiat 500 チンクエチェント やはりオールドファンにとっては
オードリー・ヘップバーンですね。

Alfa 1900

Fiat Campagnola 自転車コンポーネンツのCampagnolo ではなくこちらは
カンパニョーラ,田舎娘の意
初代Fiat ムルティプラ どっちが前だか後だか、結構カワイイデザインです。
ウイリスMB もしくは Ford GPW も出てきます。

Fiat 850(1968)sport coupe

そして、Piaggio Ape ヴェスパの3輪車 アペは働き蜂の意 この3輪車の
イタリアの戦後復興における経済、流通に果たした役割は多大なものがあります。
封切り時 マイナーな映画だったので上映は一館のみ、30年ほど前「ニュー・シネマ・
パラダイス」を観た映画館、銀座の「シネスイッチ銀座」のロードショーでしたが、

その時これを頂いた。Barilla のパスタ・タイマーです。今も重宝しています。
Posted at 2020/05/16 16:05:57 | |
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