以前 《エイシスとガラティア》 HWV 49a と一緒に買ったCDです。

オラトリオ 《エステル》 HWV 50a
演奏は The Sixteen イギリスの宗教曲・古楽の合唱団です。指揮は創設者でも
あるハリー・クリストファーズ、 管弦楽は手兵The Symphony of Harmony and invention
オラトリオ 《エステル》は旧約聖書の「エステル記」に登場するペルシャ王クセルクセス1世
の王妃となる美女の名前。孤児だったエステルはユダヤ人の義兄モルデカイの養女となる。
王の妃が王命に逆らったことにより新しい妃を選ぶことになりエステルも妃候補にあがる。
妃に選ばれんがため香油や化粧やらで美しさに磨きを掛け晴れて妃になり、王の
威光を借りて政敵を倒しユダヤの民を救済するという話。まあ古今東西よくある話だが
韓国時代ドラマでもよくやっていますね。エステとかエステティック(Esthétique)という
語源はこの女性の名前に由来するそうです。
こちらのCDも同じ”CORO”レーベル、ザ・シックステーンの

ヘンデルの戴冠式アンセム集です。
曲目は;
シバの女王の入場
戴冠式アンセム《わが心はうるわしい言葉にあふれ》HWV261
オルガン協奏曲 ヘ長調 Op.4-4(原典版)
戴冠式アンセム《司祭ザドク》HWV258
戴冠式アンセム《王は歓呼する》HWV260
オラトリオ《イェフタ》より 序曲
戴冠式アンセム《汝の御手は強くあれ》HWV259 他
この「戴冠式アンセム集」は、英グラモフォン誌の2009年グラモフォン・アウォードで、
“バロック声楽部門賞”と“アーティスト・オヴ・ザ・イヤー”の2冠に輝いたザ・シックス
ティーン合唱、合奏の名演です。
Posted at 2020/07/31 13:56:05 | |
トラックバック(0) | 日記